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令和7年度第1回社会教育委員会議会議録

  • ID:15127

開催日時

令和7年5月26日(月曜日)    午後2時30分から同4時30分まで

開催場所

バンビオ4階 学習室2


出席者

社会教育委員

島袋委員長、瀧川副委員長、浅田委員、中西委員、大島委員、佐藤委員、木邑委員、鵜野委員、高松委員


行政側

教育長、教育部長、生涯学習課長、生涯学習課主幹、社会教育指導員


会議公開の可否

公開

傍聴者

1名

会議次第

委嘱状交付(会議前)

自己紹介

開 会

あいさつ

案 件

 (1)役員・委員等の選出について

 (2)社会教育委員とは

 (3)令和7年度 社会教育委員関連事業の年間計画について

 (4)令和6年度 社会教育関係各課の事業報告

 (5)令和7年度 社会教育関係事業計画について

 (6)「社会教育を推進するために」について 

  (7)市民向け冊子「社会教育って?」について

 (8)今年度テーマについて  〜生涯学習団体交流室視察〜

閉 会

開会

委嘱状交付(会議前)

自己紹介

教育長あいさつ

・公私ご多用の中、ご出席を賜りありがとうございます。

・開会にあたり、一言ご挨拶を申し上げる。先ほど、新たに社会教育委員に就かれる皆様には委嘱状をお渡しした。継続の方、新任の方ともに、任期である2年間どうぞよろしくお願いする。

・さて、5月16日、文化審議会が1970年の大阪万博のシンボルである「太陽の塔」を重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申したことが、琵琶湖疎水の関連施設の国宝指定とともに大きく報道されていた。1889年のパリ万博で建設されたエッフェル塔はフランス・パリのシンボルとなり周辺のセーヌ川とともに世界遺産に登録されている。「太陽の塔」が世界遺産には届かないものの、日本の重要文化財に指定されるのはうれしいことである。

・万博といえば、世界の国々が各国の文化や科学技術などを広めるために開催されてきたが、万博をきっかけに広まったものは、たくさんある。

・例えば、1876年アメリカ・フィラデルフィア万博での電話機、1939年ニューヨーク万博でのテレビがある。 前回の大阪万博では、「ワイヤレステレホン」。それが携帯電話、スマートフォンへと進化し、今ではすっかり生活に溶け込んでいる。他にも「動く歩道」、「電気自動車」、「リニアモーターカー」、「モノレール」、「テレビ電話」など現代では当たり前のように接している技術が豊富に展示されていた。

・今回は、IPS細胞から作った「IPS心臓」、無人で走るEⅤバス、次世代の移動手段としての「空飛ぶクルマ」などの新しい技術が紹介されている。それから、開会式で司会を務めたのは、バーチャルヒューマン「imma(イマ)」。リアルとバーチャルの垣根を越えた、未来社会を感じる演出だった。

・今年は2025年。昭和で言うと昭和100年にあたる。この100年、我が国は、戦前・戦中・戦後の社会を経験し、政治や経済、外交面などはもとより、人々の日々の生活にも大きな変化があった。近年、社会変化は加速度を増し、未来に向けて大きく変化しようとしているが、大阪・関西万博は、そのことを深く実感する催しとなっている。

・昨年度の社会教育委員会議では、「若者世代の社会教育への関わり方」をテーマに協議交流を進めてきた。その中で委員の皆様からは、希薄化してきた地域の「横のつながり」、新たな地域づくりへの「きっかけづくり」という視点でのご意見をたくさん伺うことができた。

・最近は聞かなくなってきたように思うが、「向こう三軒両隣」という言葉がある。自分の家の向かい側3軒と、左右2軒の隣家を指し、親しくしているご近所さんを表す言葉として使われていた。 戸建てではそれが引越しの挨拶をする目安ともされていた。

・隣近所で親しくできていることから、「遠くの親戚より近くの他人」という言葉もある。遠くに住んでいる親類縁者より、近くに住んでいる人の方が、緊急を要するときには頼りになるというものである。日ごろから、隣人と良好な関係を築いていた生活スタイルから生まれてきた言葉だと思う。

・しかし、住んでいる地域から子供会がなくなったり、自治会から退会するご家庭が増えたりする中で、近所づきあいということも減ってきた。マンションだけでなく一軒家でも、隣にどなたが住んでいるかよくわからないということも少なくないようだ。

・内閣府の「社会意識に関する世論調査」によると、「地域の人と親しく付き合っている」という人の割合は、昭和50年には52.8%だったが、令和5年には8.6%、令和6年には9.3%と、約50年の間に、6分の1近くに低下していることがわかる。

・万博開会式の司会を務めたのはバーチャルヒューマン「imma(イマ)」だったが、私たちの生活の中では、ロボットや、インターネットやバーチャルリアリティー(VR)の空間内で見られる「アバター」なども存在も身近になってきた。

・このような社会の中で、今一度、人と人とのつながりを見つめ直したいものである。

・社会教育委員の皆様には、日頃より地域づくり・人づくりへの大きな役割を果たしていただいている。今後もお力添えを賜りたい。

・本日は、短い時間ではあるが忌憚のないご意見を賜るようお願いする。

会議の成立条件について

半数以上の出席により、本日の会議は成立

案件

案件1 役員・委員等の選出について

 ・委員の互選により、以下の役員等を選出した。

  


            長岡京市社会教育委員会議委員長:島袋委員

            同         副委員長:瀧川委員

            乙訓社会教育委員等連絡協議会副会長:島袋委員

            同           理 事:田中委員、鵜野委員

            同           監 事:浅田委員

            長岡京市図書館協議会委員:浅田委員

委員長あいさつ

・本日はご多用の中、ご出席くださいまして誠にありがとうございます。平素より本市の社会教育の推進にご尽力頂いている事に感謝申し上げる。

・本年度も引き続き、委員長を務めさせていただく。皆様方のご協力を得て、微力ながら役目をしっかり果たしていきたいと思っている。どうか、皆様方のご協力よろしくお願いする。 

・先ほどの役員・委員等の選出において、本年度の委員が決定した。ほぼ半数の方に新たに委員をお願いすることになった。

・本日は、「社会教育とは」「社会教育を推進するために」、さらに「社会教育って?」等の案件がある。私自身、社会教育委員の仕事をよく理解できないまま臨んだ最初の会議において、そのような資料や案件は、多いに参考になるものであった。新委員になられた方々には、多いにご参考になるものと思う。

・さて、今回の案件にある本年度の大きなテーマは、「人のつながりを生み出すための生涯学習・社会教育の仕組みづくり」となっている。今年度は、その大きなテーマに沿って皆様方の活発なご意見をいただき、意義ある会議を目指していきたい。

・「動かなければ 出会えない、語らなければ 広がらない、聴かなければ 深まらない」という児童文学者の山崎郁子氏の言葉がある。さりげない言葉の中に、社会教育に携わる私たちにも当てはまる言葉ではないかと思っている。

・「動かなければ 出会えない」、それは「行動しなければ始まらない」。「語らなければ 広がらない」、それは「多いに議論をして市民に還元できる有意義な会議でなければ市民に広がらない」。そして、「聴かなければ 深まらない」、それは「市民の声に耳を傾けなければ深まっていかない」と、社会教育委員の一員として、教えられているような気がする。

・長年、これまでの人生を歩んできた私たちは、ややもすれば、物事がほとんど、見えていると錯覚しがちな場合があるように思う。そこで一歩立ち止まり、まだ見えていなかった自分に気づき、長岡京市の社会教育に向かって新たに行動を起こしていく必要があるのではないかと思う。そのことがまた一つ、自分自身の人生を豊かに生きる術の一つになるのではないだろうか。

・今年度、社会教育委員としての大役を引き受けてくださった皆様方、お一人お一人の声をしっかりと会議の場で活かし、ともに長岡京市の社会教育のために、さらなるご尽力いただくことをお願いする。

案件

案件2 社会教育委員とは

 生涯学習課より説明

(委員)

・社会教育に関しての様々な活動がされているが、話を聞くだけでなく、社会教育委員として現地に出向き、自分の目で見て確かめたいと思う。また、世代によって、様々な考え方があると思うので、実際に自分で聞ける会議の機会があればよいと思う。

案件3 令和7年度社会教育関連事業の年間計画について

案件4 令和6年度社会教育関係各課の事業報告

案件5 令和7年度社会教育関係事業計画について

  生涯学習課より一括説明

(委員)

・今年は、現地に出向いて学ぶ機会があってもよいのではないか。

(生涯学習課)

・今年度の本会議のテーマとも関わるが、本日は、生涯学習団体交流室を視察いただき、次回は、中央公民館の視察をしたいと考えている。

案件6 「社会教育を推進するために」について

案件7 市民向け啓発冊子「社会教育って?」について

  生涯学習課より一括説明


案件8 本年度のテーマについて

  生涯学習課より説明

  「生涯学習団体交流室」の視察

以下、委員よりのご意見

(委員)

・会議室の中だけでなく、現地に行って実態も見たい。多世代が一緒になって議論する会合が良い。

・生涯学習団体交流室について、室まで出向いて行かないと情報が得られないが、もう少し、行かなくてもデジタルで情報が得られるようにする方が良い。マッチングについてアナログだけだと限界がある。

・高齢者について、スマホが使えない方もいらっしゃるので、まずそこから講習する必要がある。

・長岡京市はベッドタウンで、若いころ働いていた多くの男性にとって、本当は地域でいろいろ参加したい集まりたい人もいるのに、なかなか参加できない。

・生成AIは文章を入力すると、絵や曲を作ってくれる。高齢者で、生成AIを使って絵や曲を書くことを趣味とされている方もいる。引きこもりの若者のなかに、デジタルに詳しい方も多く、スマホや生成AIの講習をされたら、社会参加になる。同志が集まるのは古い方法。違う人が交わることが必要。

・見えていたつもりが、見えていないことがたくさんある。高齢者と若者の連携はお互いにとって良い。

・京都市でまちづくり大交流会を実施している区がある。NPOや企業のPR場所を提供するもので事例発表などが行われ、20団体ほど集まる。企業も社会貢献を強みにして地元で働きたい方に来てもらわないと競争できなくなっている。横のつながりの事例として良い。

・長岡京市に住んで良かったと思うのは、地域の人とのつながりや友だちづきあい。強みを具体的にPRした方が良い。

事務連絡等

・委員謝礼について


閉会

会議資料

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