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身近な地域で 市長と語る“対話のわ” 令和7年3月6日(木曜日)神足小学校

  • ID:15346

「身近な地域で 市長と語る 対話のわ」とは

長岡京市の未来を創る計画を考えるにあたり、市内の10小学校区を巡って、市民と市長の意見交換会「市長と語る 対話のわ」を開催しました。

日時

令和7年3月6日(木曜日) 午後7時から午後8時10分

場所

神足小学校

テーマ

はじめに市長より以下のことについて説明いたしました。

  • 「身近な地域で 市長と語る 対話のわ」の目的 (第3期基本計画策定に向けて)
  • データ、市民の意見から見る「まちづくりの現在地」
  • 長岡京市の「子育て・教育」

    参加者

    25名

    対話(質問・意見)

    Voice NAGAOKAKYOでも閲覧できます!

    「Voice NAGAOKAKYO」(ボイス ナガオカキョウ)に各小学校区での対話(質問・意見)の内容をまとめて掲載しています。
    質問・意見に対して「いいね」ボタンを押したり、コメントを書き込むこともできます。
    Voice NAGAOKAKYO(ボイス ナガオカキョウ)のバナー

    ※「Voice NAGAOKAKYO」(ボイス ナガオカキョウ)は、株式会社Liquitousが開発したオンラインプラットフォーム「Liqlid」を活用し、市民の皆様が時間や場所を問わず、気軽にテーマに対して市政への意見やアイデアを投稿できるウェブサイトです。

    対話(質問・意見)

    ●公園整備にあたり、公園を年齢別に区分けするべきではないか。
    〈参加者〉
    近年いろいろな公園が増えているが、公園整備にあたり、年齢別の区分けを考えたほうがいいと思う。小さい子どもを遊ばせるときに、大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんが走っていると危なくて気を使うという声を聞く。
    〈市長〉
    公園は自由使用の原則から、年齢で完全に分けるのは難しいが、例えば長岡公園では、広い公園であることを活用し、乳幼児の広場という年齢層が低い子ども向けのエリアと、遊びの広場という走り回れる子ども向けのエリアといった、年齢別に遊べるエリアを設けてすみ分けを行う予定。

    ●街中に休憩できるベンチを設置してほしい。
    〈参加者〉
    乳幼児を抱えたお母さんや高齢者が街に買い物や散歩に行く際に、少し休憩できるようなベンチの整備をお願いしたい。公園というほどのものではない。今後のまちづくりにおいて、ベンチを設置して休憩できる場所の確保を検討していただきたい。
    〈市長〉
    ベンチの設置については、よくご意見を頂く。通学路など歩道の整備は進めているが、そもそも車道や歩道が狭く、ベンチを置ける場所が限られてしまう。一方で、市民がくつろげる場所を街中に増やすため、広場整備にも取り組んでおり、例えばJR長岡京駅東口の再整備では、座って滞在できる場所を整備する予定。阪急長岡天神駅東口には、既に暫定の広場を整備し、ベンチが設置されており、夕方には子どもたちが、朝方には高齢者の方が利用されている光景をよく見る。引き続きベンチの整備は進めていきたいと考えている。

    ●子どもが活字を読んだり書いたりする機会を確保してほしい。
    〈参加者〉
    最近、子どもたちが文字を読まなくなっていると感じる。教育が関係しているのではないかと考えている。今後文字を読んだり書いたりする方策を検討していただきたい。
    〈市長〉
    子どもが本を読まなくなっているのは全国的な傾向ではあるが、長岡京市に関しては本を読まない子どもの数はそれほど減っておらず、むしろ増えているというデータもあった。教育現場の先生方の熱心な取組が功を奏しているのだと考えている。ただし、教育現場においてタブレットが導入されたこともあり、携帯やタブレット端末の文字を読む機会が増えていると思う。今後も読書活動の推進に取り組んでいきたい。読書活動の推進において図書館が重要になるが、図書館は老朽化がかなり進んでいるため、今後リニューアルして充実を図っていきたい。

    ●神足小から府道までの犬川の整備をお願いしたい。
    〈市長〉
    遊歩道も古くなってきており、課題を認識している。来年度、再整備に向けた基本計画を策定予定であり、地域の方の意見も聞きながら、何年かかけて整備をしていく方向で検討している。

    ●昨今、物価が高騰しているが、子育て支援として、例えばおむつやベビー用品を減税していけば、子育て世代の負担軽減につながるのではないか。
    〈市長〉
    経済的負担の軽減をどう図っていくかは大きな課題である。
    国の政策として、高校の無償化や3歳以上の幼稚園、保育園の無償化が実施されている。長岡京市でも京都府と協調して、子どもの医療費は中学卒業までは通院、入院ともに200円としており、引き続き子育て世代の経済的負担の軽減を進めていきたい。
    一方で、長岡京市だけ負担を減らすとなると、言い換えれば市の税金で負担するということになる。限られた財源を教育や保育の無償化に使っていくのか、公園や広場整備に使っていくのか、いろいろなやり方がある。市独自に給食費の無償化などを実施しても、結局は自治体間で子どもや子育て世代の取り合いになってしまう。社会全体として子どもの数を増やしていくためには、過度に自治体間で競争してしまうことは良くない。自治体間で競い合うよりも、やはり国レベルで子育てにお金がかからないような仕組みや、どこに住んだとしても経済的な負担を気にしないですむ仕組みにするべきだとも考えている。

    ●フリースクールや不登校に対する対応など、子どもたちへのサポートについて教えてほしい。
    〈参加者〉
    不登校率が上がっている。公園の整備なども大事だが、フリースクール化や学力向上に取り残されてしまった子たちのサポートはどういった形になっているのか少し不安に思う。
    〈市長〉
    これまではバンビオにある教育支援センターで学校にいけない子どもたち向けに授業をしていた。最近では、学校の別室登校の仕組みを導入している。クラスに行くにはしんどいが、学校の別室には行くことができる子ども向けの制度であり、いくつかの学校で試験的に行ってきた。その結果、ニーズがあることがわかったため、令和7年度から別室登校のための支援者の配置などを全校的に検討している。
    また、「心の健康観察アプリ」というものも導入している。学校で悩みを抱えている子どもが先生に直接相談しにいくことが難しい場合がある。このアプリでは、子どもたちが「今朝は気持ちがしんどい」など、今の心境をアプリ上のいくつかの選択肢から選び、その集計結果が先生方に届くことで、気になった子どもには話を聞いてみる、といったことができるような仕組みとなっている。今年試験的にやってみたところ、効果的だとわかったので、令和7年度から全校での実施を想定している。
    フリースクールは長岡京市でもいくつかあり、現在は学校と連携して認定されれば、学校を卒業したことに繋げられる仕組みもある。
    多様な選択肢を用意していけるよう取り組んでいきたい。

    ●子育てに最もお金がかかるのは大学生以降だと思う。
    〈参加者〉
    高校無償化の話もあるが、現在大学生以降の子を持つ親にとっては、義務教育までにかかったお金と、それ以降にかかるお金を比べれば、本当にお金がかかるのは大学生以降からではないかと思う。
    〈市長〉
    大学生以降の負担は非常に大きい。高校生くらいの世代までを子育て世代と言ってしまいがちだが、大学生の支援というのも非常に大事な視点だと思う。

    他にもたくさんのご意見をいただきました!

    ●地域の自治会で通学路の整備やパトロールをしているが、子どもが小学校や中学校に通っている方々の参加がないため、実際に通っている子どもの生の声が聞けない。次に委員を継いでいただける方もいない。子育て世代に対して疑問がある。

    ●子育てしやすい環境づくりのために、楽しめる商業施設の誘致を行ってほしい。
    〈参加者〉
    昔はたくさん遊ぶ場所があった。長岡京市内にもスケートリンクやプールがあった。その昔はボウリング場もあったと聞いている。商業施設が年々減少していて、子どもと親が一緒に遊べるところというと、公園はたくさんあるが、ボウリングやプールに行こうと思ってもない。三世代にわたってみんなが協力して子育てしていけるよう、市として民間施設、特に大きな商業施設などを誘致してほしい。まちづくりの中に楽しさを盛り込むことも、魅力のあるまちに繋がると思う。

    お問い合わせ

    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

    電話: 075-955-9500

    ファクス: 075-951-5410

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