身近な地域で 市長と語る“対話のわ”　令和7年3月15日（土曜日）長岡第六小学校

令和7年3月15日（土曜日） 午前10時から午前11時

はじめに市長より以下のことについて説明いたしました。

• 「身近な地域で 市長と語る 対話のわ」の目的 （第3期基本計画策定に向けて）
• データ、市民の意見から見る「まちづくりの現在地」
• 長岡京市の「市街地・交通」

「Voice NAGAOKAKYO」（ボイス　ナガオカキョウ）に各小学校区での対話（質問・意見）の内容をまとめて掲載しています。
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●定住促進のためにシティプロモーションの取組を進めてほしい。
〈参加者〉
長岡京市が民間の調査で「住みたいまち」として上位になっている。逆説的には職場、観光地には向いてないとも言える。そもそも観光施設がない。外需ではなく内需を高めていくべきだと思う。定住促進のためのシティプロモーションが重要ではないか。
〈市長〉
長岡京市の特色は、暮らしやすい、住むためのまちだと考えている。
一方で、観光施設がないわけではない。大事なことは、観光客に来てもらって、地域にお金を落としてもらい、経済の活性化につなげることであるが、なかなかお金を使ってもらえていない。宿泊施設がなかったことが一つの要因であったが、市内にビジネスホテルが整備される計画もあり、観光客の受け皿ができることで変わってくる部分もあると考えている。
企業誘致については、市内に用地が少ないため、大規模な誘致は難しいところもあるが、駅前の開発を通じてオフィスビルなどを誘致することが大事だと考えている。ビジネスホテルも企業誘致の枠組みの一環として取り組んできたものである。

●はっぴぃバスのルートに北開田を入れてほしい。
〈参加者〉
はっぴぃバスのルートに北開田を入れてほしい。はっぴぃバスは現在、北東コース、西コース、北西コースの3つの路線がある。北東コースはJR長岡京駅を起点に、北に走り、京都済生会病院からJR長岡京駅に戻るコースであるが、このコースに北開田を入れていただきたい。北開田は長岡京市の中心に近いところに位置しているが、75歳以上になると駅まで歩くのも大変である。そのため、北開田に住んでいる人の身近な交通手段はタクシーとなっている。一文橋を二度通るのではなく、北開田を通るルートに変更していただきたい。
〈市長〉
「はっぴぃバス」のルートについては、様々な要望を頂いている。セブン通り周辺の課題もお聞きしているが、ルートの見直しについては、所要時間とのバランスやコスト面なども考慮する必要がある。それらも含め全体として地域公共交通協議会で検討していく予定である。その他、公共交通の維持、利用促進に向けて、運転士の担い手の確保に向けた助成制度、若い世代の通学定期の補助金拡充などを検討していきたい。

●北陸新幹線の桂川ルートについてどのように考えているのか。
〈参加者〉
長岡京市は水がおいしいと思って育ってきた。北陸新幹線の桂川ルートの話があるが、水への影響はないのか。北陸新幹線について市長はどのように考えているのか。
〈市長〉
北陸新幹線のルートに対して、市として議論に参加しているわけではない。
個人的には、北陸新幹線の必要性は一定理解するものの、どのルートが適切か判断する材料は現時点では持っていない。小浜ルートは地下水の影響が最大の焦点となるが、明らかになっていない点もある。今後の動向を注視していきたい。

●セブン通りに渋滞が発生している。市としてどう考えているか。
〈市長〉
今後、阪急長岡天神駅東側に暫定ロータリーを整備する予定であり、セブン通りでの車の待合は減ると予想している。暫定ロータリーでは、30分間無料で駐車できる。整備をお待ちいただきたい。

●JR長岡京駅の観光案内所が2階にあるのはわかりづらい。1階であれば観光客に気付いてもらいやすい。

●市のホームページが使いづらい。意見の投稿フォームにファイルが添付できない。

●観光客が多い休日には、JR長岡京駅に臨時の特急電車が停車するよう働きかけてほしい。交通ルールの徹底を周知してほしい。

●開田周辺の交差点で車が一時停止せずに交差点に進入しているのをよく見かける。とても危険なため、交通ルールの徹底を周知していただきたい。

●市民が市長に直接意見を言える場をもっと多く設けてもらいたい。
〈参加者〉
「対話のわ」を初めて知った。はがき、メールなど、市長に意見を伝える手段はあるが、市民が市長に直接意見を言える場をもっと多く設けてもらいたい。