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教育委員会平成29年5月定例会会議録

[2017年8月24日]

ID:6880

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教育委員会会議録

 

1 日時

 平成29年5月17日(水曜日)  午後3時00分~午後4時23分

 

2 場所

 市役所 会議室7

 

3 出席者

教育長         山本和紀

委 員  竹下 賢

委 員         藤原有希子

委 員         安久井由紀子

委 員   福澤秀夫        

 

4 出席説明員

教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹

教育総務課長、教育部次長兼学校教育課長、総括指導主事、

生涯学習課長、中央公民館長、図書館長、

教育支援センター所長、北開田児童館長

教育総務課総括主査、同課主事

 

5 傍聴者

              なし

 

6 開会

(教育長) 

開会を宣言する。

7 前回の会議録の承認

承認・署名

 

8 教育長諸報告

(教育長)

 新学期も始まり1か月が過ぎた。学校では子どもたちが新たな気持ちで頑張っている。気がかりなことは、学校に慣れてきた頃に連休になり、休み明けに学校に行きたくなくなることだ。幸い、連休明けの不登校の報告はなかった。各校には、子どもたちが来て楽しい学校づくりに向けて更に努力してほしい。大人も休み明けは、同じような気持ちになると思うが、それぞれの目標・目的に向かって奮起してほしい。

4月21日、京都府都市教育長協議会。本市が当番市として開催した。年に3回の協議会を14市が輪番で開催するので、4年半ごとに当番市となる。今回は、私が教育長に就任してから2回目。協議事項を議論した後、視察研修では西代里山公園を訪ね、環境・公園の両面から本市施設の取組みをご覧いただいた。様々な課題について相互に意見交換して情報共有化を図るなど、有意義な時間であった。

4月27日~28日、近畿都市教育長協議会が守口市で開催された。これも近畿の府県・市で輪番し、本年度は大阪府であり、守口市が当番市。研究発表では、田辺・姫路・長浜の3市から其々の取り組みを事例報告され参考になった。

4月30日、新名神高速道路(城陽JCT.IC~八幡京田辺JCT.IC)開通。道路を造り続けることは如何なものかとも思うが、道路交通があるからこそ、人や物が動く時間が短縮され、流通や経済活動、救急救命などに一定の効果がある。社会資本整備のための投資は不可欠であり、利便性・経済性ともに意義あるものだと思う。京都府の道路建設は遅れていたが、ここ30年くらいの間に急ピッチで整備されている。昨年10月末には、京都縦貫自動車道の与謝天橋立ICから京丹後大宮ICが開通し、京都の背骨も出来た。

 一方、世界に目を向けると、連休明けにフランスの大統領選挙があり、39歳のマクロン氏がフランス史上最も若い大統領となった。選挙当初は混戦ながら決選投票は全く違うイメージの候補者が争い、マクロン氏が当選、今後どのような舵取りしていくのか注目したい。また同じ頃、隣国の韓国では文在寅(ムンジェイン)氏が大統領に就任。新大統領がどのように政治展開するのかこれも注目したい。

 5月14日頃には世界規模でのサイバー攻撃が発生。日本でも一部に攻撃が確認されたとのことであるが、見えないところで国民・企業がどのような被害に遭っているのか不明である。自然災害と人間の叡智との凌ぎあいと同じく、我々が作り出した科学において、推進する人間と妨害する人間とのイタチごっこである。何を目的としているのか明確でないが、便利で幸せな社会を目指している人々に否を唱える人がいる。何時、システムダウンするか分からないが、それにうろたえることのない、アナログ的な対応能力も大切だ。今の子どもたちは利便性の高い社会で暮らしているため、それらが機能しなくなった場合に生き抜く力に欠けるのではないか。サバイバルを乗り越えられる強くしなやかな心が大事だ。裕福な社会で生かされていることを感謝すると同時に、これが無くなったときの厳しさに冷静に立ち向かえるような体験も必要だ。

 世界では毎日、様々なことが起こっており、日常生活でも不測の事態が起こりうる。心と身体の置き場所をしっかりもった子どもたちの育成を目指し、今を生きる人たちに自己実現と社会貢献の大切さを十分に伝えていきたい。

 

 

9 行事・会議結果報告

      各課長諸報告

       (行事・会議報告資料に基づき説明)

 

(質問・意見等)

 

(委員)

 5月8日の乙訓教育委員会連合会の総会で、長岡京市で教えておられた西村先生のご講演があった。国の教育方針を、府ではどういう形で実行するのか、他分野にわたりお教えいただいた。重点項目としていじめや文化教育の話などがあったが、最後に、教員の勤務負担が非常に大きく、改善すべき重要な課題ではないかという話があった。いろんなことをやっていこうとしても、この問題がうまくいかないと、最終的には行き詰まってしまうのではないか。

 学校という職場がブラック企業になってしまったら後継者がいなくなってしまうので、改善していかねばならない。府としては、先生方のやっている作業に重複が多いように思うので改善していきたいと話があった。早急に解決すべき問題で、いろんな面から改善策を図っていくべきである。

長岡京市も昨年教員のアンケートを行い、問題点は指摘されたが、その改善策となると、具体的な案は出てこない。検討委員会を作られたと思うが、そこでも改善策までは出てきていない。

最近は国でも教員の業務負担に問題意識をもち、新聞記事が出ていたりする。京都府でも「教職員の働き方推進本部」を設置したとの記事が出ていた。個別にやるのは難しいが、長岡京市としても国の動向を見据え、府や京都市とも連携しながら労働環境の改善をはかることができないかと思う。改善策の方向性の工夫はないか。

 

 (事務局)

 重要かつ大変な課題と認識している。5月12日付で京都府教育委員会から「教職員の働き改革の推進について」という通知があった。超過勤務の状況を踏まえて適切に職場環境を充実するように、という内容であった。管理職は特に意識を高めている。

同じような内容のヒアリング要請に対し、特定の教員が同じ説明を複数回することのないように、同じような調査が形を変えてきたときには、発出元と調整するなど、細かなことは意識して動いている。大きな流れはあるが、文部科学省からも明確な方法が示されているわけではなく、今後の取り組みになるかと思う。中学校給食についても、会計について教員の負担が想定されるので、知恵を出し合っている状態である。

 

(委員)

業務負担を改善するために、校長会議に委員会を別途設けているというようなことはないのか?

 

(事務局)

今のところはない。4月に国からの調査で、どこからくる調査が多いのか、ICTの環境はどうか、といった細かい内容のアンケートがあった。これらを取りまとめて、今後方策が出ると思う。

 

(委員)

部活の指導に関してはどのような状況か。

 

(事務局)

中学校の部活は、子どもの健康状態、教員の健康状態などいろんな切り口があるが、週1回は部活を休止にする方向で検討が進んでいる。

 

(委員)

 長岡中学校が「100冊読書」の取組で文部科学大臣表彰を受賞した記事があった。 地域の図書ボランティアが活躍されているのを見たことがある。また、先ほどの報告で、図書館の読書ボランティア養成講座に50名弱の参加があったと聞き、かなりの方が興味を持たれていると感じた。いろんなところで講演されたりしているので、長岡京市内の小学校でもどんどん読み聞かせをして、子どもたちが図書に触れ合える機会を作ってほしい。

全国の図書館で、学校史などが切り取られたり破られたりするという事件があった。本市では、学校に関する本の閲覧はどうなっているのか。防犯対策はどうなっているのかを聞きたい。

また、5月になってもインフルエンザが流行している。手洗い、うがいは重要だが、中学校での指導はどうなっているのか。かつては手洗い石鹸を家庭から持参することもあったと思うが、市費で購入しているのか。

 

(事務局)

 学校史の問題は、報道を受け調査を行った。結論からいうと、破られている本はなかった。市立図書館で保存しているのは、市内小中学校から寄贈のあった周年記念誌である。名簿があるものや1冊しかないものは保存書庫で保管し、複本があるものは開架に並べている。防犯については、防犯カメラを設置しており、その旨を掲示して警告をしている。

 

(委員)

 学校に恨みがあるだけでなく、模倣犯もあるかもしれない。今後も学校史に限らず、雑誌なども破られるかもしれない。見る自由が奪われる気もするが、対応必要と思う。

 

(事務局)

石鹸については、学校の予算で購入している。インフルエンザが流行しているときには、その都度注意喚起し、指導をしている。

 

(委員)

今後中学校給食も始まるので、ぜひ指導してほしい。

 

(教育長)

O-157なども流行するので、現場での指導を徹底してほしい。

 

(委員)

長岡中学校の文部科学大臣表彰、本当に良かった。生徒の活動や、保護者の協力を得た取り組みが評価されたと思う。他の学校へのいい刺激になってほしい。読書を通じて自分で物事を考える素地を作ってほしいし、感性を磨いていってほしい。

 働き方対策の話が出ていたが、雇用のあり方や労働環境は人間が生きていくうえでの重要な課題であり、教員だけでなく、子どもの状況も気になるところである。

 義務教育を終えてすぐ職につく生徒は、どのくらいいるのか。そういう子どもたちに対しては、どのような指導がされているのか。

 

(事務局)

皆無に近い。数名はあるが、ハローワークでの求人はほぼないので縁故就職や知人の紹介となる。ほとんどの生徒は進学しているのが実態。ただ、保護者への進路説明会で就職に関する内容は必ず入れている。職場体験も行っているが、いずれ就職するという想定であり、卒業後すぐとは想定していない。

もちろん、就職する場合は個別に進路指導担当と担任を中心に丁寧に指導し、働くことへの覚悟を持たせるようにするが、昔に比べると減った印象がある。

 

(委員)

働き方のルールやマナー、法的な立場などを知らず、無垢の状態で社会に出ていくのは心配である。安心して社会への一歩を踏み出せるよう指導してほしい。

 

(教育長)

高校の中退者の追跡はしているのか。

 

(事務局)

高校1年生の間は高校から連絡があることも多いが、中学校側から追跡することはしていない。保護者から卒業した中学校へ相談があった場合は、別の高校への進学や卒業資格の取得の仕方など、相談にのっている。

 

(委員)

 教員の方々の働き過ぎの問題について。教員の定時というのは、何時から何時になっているのか。また、休憩時間はどうなっているのか。定時があるならば、時間外労働はどうなっているのか。残業代が支給されないと聞いたことがあるが、支給されないとしても、管理職は教職員が時間外労働をどれくらいしているか、データを持っているのか。

 企業だと、ラインとそれを支えるスタッフがいる。日本は平成27年度のデータで、教員が82%、教員以外のスタッフが18%。アメリカは2014年(平成26年)で教員が56%、スタッフが44%、イギリスは2013年(平成25年)で教員51%、スタッフ49%。日本は教員の数に比べ、スタッフの数が少ない。

 今後、中学校給食が始まるとその会計事務も生じるし、余計に教育にかかるウエイトが低くなってしまうのではないか。

 

(事務局)

 若いころに、2か月間オーストラリアの学校に研修派遣された経験がある。その時も、働き方の違いには愕然とした。日本の校長は教員出身がほとんどだが、外国ではマネジメントの訓練を受けた人がなっているケースが多いことが、違いにつながると思う。

 定時は、8時30分から5時。その間に45分間休憩があるが、一斉付与の原則は適用されていない。教員には時間外手当は支給されないが、教員調整手当が4%支給される。4%の根拠としては、昭和41年の勤務実態調査を踏まえて算定されたと聞いているが、現在の実態とは乖離している。タイムカードはないため、正確な勤務時間の記録はないが、管理職が把握する範囲の勤務実態と、かつて教員にアンケート形式で回答を得た時の資料は持ち合わせている。

 働き方改革の流れの中、京都府教育委員会ではパソコンを起動して終了するまでの時間を集計しようという動きもあり、本市での何かできることがないか、検討が必要と考えている。日本の教育は献身的な教員像にゆだねられているところがあると思うが、限界がきていると思うので、働き方改革に向けての動きは注視していきたい。

 

(委員)

 企業では長く残業をするというのは働き方が悪い、と言われることもあるが、報道等を見ていると教員の場合はやはり限界にきていると感じる。日本として取り組み、教育に時間を割いていただく必要がある。

 

(委員)

 加配について、スタッフ部門の増員という話があったと思うが、現状はどうか。

 

(事務局)

チーム学校的な考え方で、文部科学省で事務職員や図書館司書、部活動指導員など、教員以外のスタッフをいれようという方向性は検討され始めているが、実際に何名配置かは実験段階である。本市には入っていないが、小学校の事務職員や中学校の部活動指導員をテスト的に配置しているところもある。働き方改革の中で、業務削減に向け、検討チームを府教委内で立ち上げて検討していくということは聞いているが、まだ具体的なところは見えていない。今の話でいうスタッフとは少し違うと思う。

 

(委員)

教員の有給休暇の取得状況はどうか。

 

(事務局)

正確な数字はわからないが、取得率は高くはない。

 

(教育長)

今年は本格的に動こうとしている。昨年の電通社員の自殺問題もあり、国も本当に改革をするという方向。子どもたちに対する時間をしっかりとれるように見直してほしい。

 

 

10.議案

 ・第5号議案 長岡京市社会教育委員の委嘱について

 

提案理由

 (事務局)

  任期満了に伴い、その後任を委嘱する必要があるため提案する。任期は平成31年3月31日まで。

 

 (教育長)

 賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

  全員賛成。第5号議案は原案通り可決された。

 

 ・第6号議案 長岡京市教育支援委員会委員の委嘱について

 

提案理由

 (事務局)

  任期満了に伴い、その後任を委嘱する必要があるため提案する。任期は平成30年3月31日まで。

 

 (教育長)

 賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

  全員賛成。第6号議案は原案通り可決された。

 

 ・第7号議案 教育支援センター研究部門研究員の委嘱について

 

提案理由

 (事務局)

  任期満了に伴い、その後任を委嘱する必要があるため提案する。任期は平成30年3月31日まで。

 

 (教育長)

 賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

  全員賛成。第7号議案は原案通り可決された。

 

11.協議事項

 ・長岡第九小学校トイレ・外壁等改修工事請負契約について

(事務局)

  詳細は次回の定例会で報告。7か所のトイレ改修と、給食室の空調設備を新設するもの。

 

 ・平成29年度教育費(6月)補正予算について

 (事務局)

OASIS校事業について、第九小学校が研究指定校とされたため、教員の研修旅費等に充てるもの。

 (事務局)

不登校児童生徒への支援事業のモデル事業として実施するもの。昨年度と内容的には同じである。

 

12.報告事項

 ・アーリントン訪問団滞在報告について

 (事務局)

中学生16名、高校生10名の計26名が全スケジュールを無事に消化した。

現地は例年よりもかなり暖かかった。激しいホームシックになる子もおらず、日に日にチームワーク良く過ごせていた。ホウェールウォッチングは波もなく、例年にないほどたくさん見ることができた。さよならパーティでは、感謝の気持ちを伝えようと、即興で「旅立ちの日に」を二部合唱で歌った。どこの学校でも歌っていた強みである。

気になった点としては、ほぼ全員がスマホを持ってきていたことである。コミュニケーションをとるのも、かつては必至に英語で話そうとしていたのが、スマホで自撮りをすることからコミュニケーションが始まり、SNSに投稿してソーシャルボタンを押してもらう。これが今の時代のコミュニケーションの取り方か、と引率者も複雑な思いで見ていた。本人たちの顔写真はたくさんあったが、景色や風景をおさめていないのが少し寂しく思うが、今の子どもたちの気質ともいえる。高校生が中学生をリードしており、現地でも高い評価を得て成功裡に終わったと思う。

 

(委員)

 同行された先生には感謝したい。英語力アップを継続してほしい。これを機会に、アメリカだけでなく海外を好きになり関心をもってもらえたらと思う。日本のことも勉強し、日本の良さや海外との違いに関する意識を高めてほしい。

 

(事務局)

報告会の場面でも、子ども達がそうしたことを話していた。現地の子ども達は政治や自分のまちの良さについて語れるが、自分たちは語れない。そうしたことを今後高めていきたいという意見が出ていた。

 

(委員)

アーリントンタイムズは現地で引率の先生が作成されたとのことで、手に取るように近況がわかり、子どもたちの笑顔もいっぱいで、とてもよいと思う。保護者としても状況がわかると安心できる。スマホに関しては、帰国後も交流できるという点では悪くないと思う。

 

(委員)

 学生同士が密接な交流ができていて良いと思う。

ただ、以前はタウンミーティングについて、もっと幅広い報告があった。これを理解することは非常に難しいと思うが、アメリカでもいろいろなやり方をされており、民主主義の本流であり、日本との違いがわかると思う。今回はそういう報告が少なかった。

 

(事務局)

 事前説明で、タウンミーティングとは何か、という説明は受けている。

 

(委員)

 行く前は、日本の文化を伝えたい、地域の歴史を伝えたいという意識を持っていたと思うが、実際にはギャップがあったのか。

 

(事務局)

 自分が思っているよりも現地の子ども達のレベルが高かったり、言葉が身についてなかったり、ということがあったと思う。ホストファミリーに、「トランプ大統領は好きか?」と直接的に聞かれるようなこともあり、そのクオリティについていけなかったようである。

 

(教育長)

 アメリカでは小さいころから「なぜか」ということを説明する訓練がされている。日本では、相手に合わせる風潮があるが、今回学んできたことで、自分の話したいという気持ちを大事にしてほしい。言葉を発するにはよく勉強して理由を言える必要がある。外国だけでなくいろんなことを知っておく必要がある。失敗を恐れず、積極的にとりくむ姿勢を指導してほしい。

 

 

13 行事予定

(事務局)

行事会議予定について(5月18日~6月21日)資料に基づき説明。

      

14 その他

    なし

 

15 閉会

(教育長)

4時23分に閉会を宣言する。

 

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