第1回コミュニティバス部会議事録
- ID:828

日時
平成24年3月27日(火曜日)午前10時45分~午後0時15分

場所
長岡京市立総合交流センター(バンビオ1番館内)6階創作室1

出席者
辻部会長、野津委員(代理)、山本委員、平田委員、山田委員、米谷委員、太田委員、小山委員、和田委員、西川委員

事務局
佐々谷建設部長、山口建設部次長兼都市計画課長、大西都市計画課主幹、島津主査、大石土木課長、井上土木課長補佐兼交通対策係長、浜川総括主査、秋山主事、塩見(総合調査設計株式会社)、上田(総合調査設計株式会社)

傍聴者
無し

議事

1.開会
- 開会、会議の成立及び傍聴者の報告(以上、事務局から)
- 部会長挨拶

2.部会長代理の選出
- 部会長代理の選出にあたっては、辻部会長が太田委員を指名し、異議なく決定した。

3.議事(概要)

(1)本会議の報告
- 事務局から本会議の内容、コミュニティバス部会の位置付けについて報告を行った後、各委員より以下の発言があった。
委員
コミュニティバス部会と路線バス部会を合同で進めた方が良い。
委員
路線バス部会を設置する意味はなにか。
委員
採算性が悪くなれば民間企業である阪急バスは撤退する可能性がある。市民の足としての公共交通がなくなれば非常に不便になる。撤退とならないように一緒に考えていきたい。
委員
コミュニティバス運行の目的は福祉目的であるが、公共性を重視すると市内全域を走らせることが必要ではないかと思う。

(2)資料説明
- 事務局からコミュニティバスの運行経緯、利用状況、長岡京市のバスに関する課題、コミュニティバス・乗合タクシーの取組事例について説明を行った。

(3)今後のコミュニティバスについて
- 阪急新駅・第二外環状道路が完成することで長岡京市の交通の状況が大きく変わることを踏まえ、今後、コミュニティバスはどのような目的で運行するかについて議論を行った。以下に内容を示す。
委員
高齢者や小学生にターゲットを絞り、利用しやすくすることが必要。
委員
市域の東側に住んでいる人の移動を何かの方法(デマンドタクシーなど)で補ってほしい。
夏休みの期間中、子供は無料ではっぴぃバスを利用できることを学校側からしっかりと周知してほしい。
部会長
子供の頃から公共交通に慣れ親しむことが重要。
委員
「行きは利用できるが帰りは利用できない」では利便性が悪い。
はっぴぃバスと阪急バスが連携していないため不便である(バス停の位置やダイヤに関する情報)。利便性が向上すれば、利用回数は増加する。
はっぴぃバスは市民の足として気軽に利用できるようにすべきだと思う。
委員
障がい者はバスの利用料金が半額になることをもっと周知してほしい。
タクシーチケットは等級が高い人しかもらえない。
市域の東側に住んでいる人への配慮をしてほしい。
委員
路線バス部会とコミュニティバス部会を合同で実施した方が、議論が早く進むと思う。
委員
コミュニティバスの目的をはっきりさせてほしい。
委員
市民がコミュニティバスを支えるという考え方が必要。
市域の東側では京都市バス、阪急バスが運行しているが、国道のため停留所間隔が広く利用しにくく、利用者も少ない。また、市域の東側に企業が多いが、それぞれ単独で送迎バス等を走らせている。利用者の少ない阪急バスと一緒に考えることで効率化できないか。
市の職員や教員はもっと公共交通を利用すべきだと思う。
ノーマイカーデー等を試験的に実施し、市民の方に公共交通に親しみをもってもらうことで車から公共交通への転換を図るなど、阪急バスの利用促進について、市も一緒に考えていくべきだと思う。
部会長
モビリティマネジメント(※1)部会も必要かもしれない。ちなみに私は、昨年自動車免許を更新しなかった。
委員
コミュニティバスは福祉目的で運行開始したという背景はあるが、市民のみなさんが利用しやすいバスにすることが一番良い。
今の路線が一番良い形なのかは検討する必要がある。
利便性が向上することで、車からの転換も見込める。

その他
部会長
本日の会議録を各委員へ郵送し、第2回コミュニティバス部会の日程調整をする。
委員
神戸市の事例の詳細について調べておいてほしい。
注釈
※1:モビリティマネジメントとは、当該地域や都市を「過度に自動車に頼る状態」から、「公共交通や徒歩などを含めた多様な交通手段を適度に利用する状態」へと少しずつ変えていく一連の取り組みを意味するもの。