教育委員会令和元年9月定例会会議録
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1.日時
令和元年9月25日(水) 午後3時00分から午後3時38分
2. 場所
市役所 大会議室B
3.出席者
教育長 山本和紀
委員 藤原有希子
委員 福澤秀夫
委員 京樂真帆子
欠席委員 大下和徹
4.出席説明員
教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹
参事兼教育総務課長、教育総務課主幹、参事兼学校教育課長、総括指導主事
学校教育課主幹、同課主幹、生涯学習課主幹
中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長
事務局職員 教育総務課課長補佐
5.傍聴者
なし
6.開会
(教育長)
開会を宣言する。
7.前回の会議録の承認
承認・署名
8.教育長諸報告
(教育長)
夏の暑さもようやく落ち着いてきた。今夏も35度以上の日が続いたが、暑さ寒さも彼岸までと言うが、太陽の高さで季節を感じるようになってきた。暑さの初め頃は身体に負担感があったが、人間の身体はうまくできており次第に慣れてくる。そして暑さに疲れてきた頃に季節の変わり目を迎え体調が崩れやすい。皆さんも十分ご注意を。
9月24日、市議会閉会。9月は決算議会。決算承認や条例改正、補正予算など全議案が可決された。次年度の予算編成に向け、今議会の議論を参考にしながら、次のステップに向けて進めていきたい。委員からも予算等に関しご意見があればお願いしたい。
9月1日、京都府総合防災訓練。今年度は本市が当番。村田機械株式会社グラウンドと第九小学校の2会場で実施。その1週間後、台風15号が首都圏を直撃、千葉県では停電が長い期間続き、生活に電気が不可欠なことを改めて認識した。電力会社の電力供給が不十分な時代には停電も多くあった。各家庭でヒューズがとんだことも懐かしい。現代は殆どのモノが電力で動く。コンビニエンスストアも電気がなければ何もできないのではないか。緊急事態に対応する警察や消防でも、施設・設備・無線・装備などは停電により活動に制限を受ける。マンション等では、貯水槽に水を汲上げるポンプが動かず断水となりトイレも流せないことにもなる。千葉では浄水場が停電でポンプが停止、水道水が供給できなくなった。一刻も早い復旧を願う。防災訓練により、普段から災害発生時の状況を意識付けしておくことが大切。避難時に持ち出す非常用セットの準備は欠かせない。日ごろから、非常用セットとして3日分くらいの食糧や水、薬、最低限の生活必需品などを確保しておくことは大事なことだ。
9月12日、中学校体育大会。中学生の元気な姿は、小学生より当然に力強く頼もしい。
9月21日、神足小・長法寺小の2校で運動会。前日や当日の朝に雨が降ったが、グラウンドはぬかるみにならず何とか実施できた。子どもたちが元気に走る姿や歓声からエネルギーをもらえる。スポーツを通じた、子どもたちの将来に向けての体作りはとても大切。あと8小学校の子どもたちが運動会で元気な声が響き渡ることを待ちたい。
9.行事・会議結果報告
(各課長諸報告)
(行事・会議報告資料に基づき説明)
(質問・意見等)
(委員)
今月は、「名月の宴」、中学校体育大会、小学校運動会に出席した。毎年同じ時期に同じ行事が当たり前のように実施されているが、多くの方々の準備があってこそ、その行事が実施できるということをこの職に就いて痛感する。「名月の宴」は昨年中止になったこともあり、まさに名月の日にやっと実施できた、というスタッフの皆さんの気持ちを感じた。
運動会について。麻袋に入って跳ぶ障害物競走では靴が脱げるハプニングがあるなど、笑いもあり、楽しいものであった。ただ、運動会の用具は綱引きなどその時期にだけ使用するものも多いと思うが、特に直接肌に触れるものはアレルギーや皮膚が敏感な子もいるので、メンテナンスや点検をお願いしたい。
(事務局)
使用前に安全点検は実施しているが、そういう声掛けもしていきたい。
(委員)
運動会について。中学校の方は前日まで天気が不安定で、当日朝早くからの準備が大変だったと思う。携わった方々に感謝申し上げる。中学校では途中から晴れてきたが、生徒用テントはなかったことが気になった。近年は9月中旬でも暑い日が多いので、子どもたちにもテントがあればと思った。
働き方改革について。学校だよりに、教員の勤務時間が8時半から午後5時までという記載があった。一般の方々は、学校の先生は遅くまで働いていて当たり前、という認識の方もおられると思うので、このようにPRできるとよいと思う。留守番電話など、電話対応時間の導入の状況はどうか。また、水曜はノー残業デーという学校があるが、他行でも実施している学校はあるのか。あるなら、それも広報紙等も利用しながらPRしてはどうか。
(事務局)
運動会のテントは、中学校については全員が入れる分のテントがないということと、スペースの問題により設置していない。かつて全員分を設置した中学校があったが、いろんなところから借り集める必要があり、運搬も負担だったため、継続することは難しかった。実施時期についても、文化祭、テスト、入試などもあり変更できない。中学生は比較的体力があるので、給水や帽子着用などにより対応している。
働き方改革について、もっとPRすべきというのはその通りである。電話対応については、昨日PTA連絡協議会に応答メッセージ対応の試行実施について説明し、了解を得た。小・中学校それぞれ電話対応可能時間を設定し、その時間帯以外は応答メッセージとなる。11月から14校一斉に試行予定。この対応については全員が賛成というわけではないので、広報紙等によるPRは慎重な対応が必要だと思う。総論賛成各論反対の議論が起こるので、丁寧な説明と浸透させるに十分な期間が必要だと思っている。
(委員)
たしかに、慎重さが必要だと思う。部活動についても、打ち込んでいる生徒はもっと練習したいという意見もある。しかし、こういう社会の流れがある時期に進めていかねば、教師になりたいと思う若者が出てこないのではないか。
(委員)
中学校体育大会を参観した。早朝からの準備で大変だったと思うが、水はけよく、雨の影響を感じることはなかった。準備された方々に感謝する。
新聞報道で、ふるさと資料館が新庁舎で検討されていることについての記事があったが、内容はすでに公表済みのものであった。その後新しい情報はあるのか。また、記事掲載により何か反響はあったか。
(事務局)
大きな進展はないが、議会開会中だったので市議会でも話題になった。展示については、他館から資料を借用して展示できるグレードのものに、という意見をもらっている。まちなか資料館構想の中核施設にふさわしい、文化財に触れられる展示をしていきたい。
記事掲載による反応はいまのところ届いていない。今後中身が具体的になれば、文化財保護審議会などでも議論しながら、いいものにしていきたい。
(委員)
ぜひ市民に関心を持ってほしい。どんな資料館ができるのか、上手に情報提供していってほしい。
10.次回定例会までの行事・会議予定
(事務局)
行事会議予定について(9月26日から10月16日)資料に基づき説明。
11.その他
なし
12.閉会
(教育長)
午後3時38分に閉会を宣言する。