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西山森林整備の取り組みについて(平成24年度)

[2013年6月6日]

ID:3167

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平成24年度の取り組みを紹介します

森林整備事業

水源涵養や二酸化炭素の吸収など、森林が本来持っている豊かな機能を取り戻すためには、森林整備を行う必要があります。

平成24年度は、人工林、天然林、竹林の整備を行いました。西山の森林総面積約800ヘクタールのうち、平成24年3月末で、約221.23ヘクタールを整備しました。

また、森林整備をした面積に対し、どれだけの二酸化炭素が吸収されるかの算定を、公益社団法人京都モデルフォレスト協会に依頼しています。平成18年度~24年度の7年間で実施した森林整備により、約1259トンの二酸化炭素の吸収が認められました。

また、カシノナガキクイムシによる被害を受け、枯れてしまった木を、景観や安全面を考慮してハイキング道沿いなどを中心に42.6立方メートル(材積)伐採するとともに、病害虫被害の拡大を防ぐために、被害を受けた木150本にカシナガホイホイという粘着シートを巻き、虫の脱出を防ぐ取り組みを試みました。
人工林の整備後の写真

整備後の人工林

天然林の整備後の写真

整備後の天然林

カシナガホイホイ設置風景の写真

カシナガホイホイを巻く作業風景

林道・作業道等の整備

森林整備をした後の間伐材を利活用するためには、まず伐採した木を山から運び出さなければなりません。そのための林道や作業道、施業路を整備することも、森林を保全するために必要なことの一つです。

平成24年度は、奥海印寺地区の立石林道609メートルの改修工事を行いました。また、浄土谷地区にて405メートルの施業路を開設しました。さらに、大雨により法面の一部が崩れた鉢伏作業道(立石橋~西山キャンプ場)の修繕工事を行いました。

施業路の写真(人工林エリア)

人工林エリアに開設した施業路

木竹資源の利活用

森林整備後の木や竹をその場に放置しておくと、地球温暖化の原因のひとつであるメタンガスが発生してしまいます。また、平成22年11月に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、全国的に地域産木材の利用が求められています。

本市では、平成23年11月に「公共建築物等における長岡京市産材の利用促進に関する基本方針」を策定し、森林整備により搬出した伐採木等の地産地消を積極的に進めています。

平成24年度は、人工林については市立深田保育所の遊戯室の腰板や、市役所受付カウンターの腰板、長岡京市議会の議場表札等への利用を進めました。広葉樹は、薪やチップにして販売するなど、収益を得る事業を進めています。竹材は、獣害対策の防護柵として利用したり、チッパー処理をして土壌改良材にしました。

その他に、広葉樹を薪として利用していくための取り組みとして、市民対象の「薪割り大会」や「薪ストーブ見学会」を開催しました。

深田保育所の遊戯室の写真

西山ヒノキを深田保育所の遊戯室に使用

薪ストーブ見学会の写真

薪ストーブ見学会

自然環境調査・植生調査

    • 平成23年度に実施した西山全域の航空レーザー計測の結果を元に、コドラート調査(現地プロット調査)を実施し、西山全域の現存植生図を作成しました。
    • 日本自然保護協会のモニタリング1000里地調査を実施しました(第1期調査期間:平成20年度~平成24年度末まで) 。
    • 森林整備箇所の整備前環境調査を、ボランティアの皆さんの協力を得ながら実施。希少な動植物などの生育が報告された場合は、それらに配慮した整備を行っています。

学術研究機関との共同研究

平成21年度から、独立行政法人森林総合研究所と共同で「現代版里山維持システム構築のためのモデル事業」を進めています。これは、人の手が入らなくなった里山を維持していくために、今の時代に合った方法を確立するための研究です。

平成24年度の取り組みは以下のとおりです。

    • 平成23年度に実施した3箇所目の皆伐地(実験地3=0.06ヘクタール)から出た薪の搬出作業や、シカ食害対策のためのネット張り、萌芽更新調査を森林ボランティアの皆さんの協力を得ながら実施しました。
    • 皆伐地から搬出した薪を、神足小学校や西山グリーンハウスの薪ストーブに利用するとともに、平成23年度に引き続き「西山産の薪(1束500円)」として販売しました。その結果、約500束が売れ、売り上げは次の森林整備に活かしていく予定です。
    • 長岡京市立神足小学校の子ども達が、学校で育てたどんぐりの苗木を、皆伐地の中で植生が貧弱なエリアに植え戻す取り組みを行いました。
薪の搬出作業の写真

皆伐地から薪を搬出

どんぐり苗木の植え戻し作業の写真

小学生によるどんぐり苗木の植え戻し作業

啓発事業

第5回 西山ファミリー環境探検隊

西山でのいろいろな体験を通して、西山の自然のすばらしさを五感で感じていただく親子対象の環境教育事業「西山ファミリー環境探検隊」を3回開催しました。参加者数は延べ67名。西山をフィールドに活動されているボランティアの皆さんにご協力を得ながら、西山での楽しみ方を教えてもらいました。

西山ファミリー環境探検隊の写真
西山ファミリー環境探検隊の写真

森林ボランティア行事

第8回西山森林ボランティア行事を、10月27日(土曜日)に西山キャンプ場周辺にて開催しました。晴天に恵まれ、115名が広葉樹の伐採作業を行い、気持ちよい汗を流しました。

ボランティア行事の写真

ボランティア行事の作業風景

ボランティア行事の写真

作業後にみんなで記念撮影

天王山周辺森林整備推進協議会との連携事業

西山と隣接する天王山において森林保全活動を進めている「天王山周辺森林整備推進協議会」と合同で、毎年様々なイベントを開催しています。平成24年度は、両協議会のボランティア団体が市民の皆さんに活動をPRする「天王山・西山合同フォーラム」を9月15日(土曜日)に中央公民館にて開催しました。

また、12月11日(火曜日)には、既存ボランティアの皆さんを対象とした森林ボランティアリーダー安全講習会を実施しました。

合同フォーラムの写真

天王山・西山合同フォーラム

各イベントでの活動PR

西山を市民の皆さんに身近に感じてもらうため、ボランティアの皆さんに力を借りて、長岡京市農業祭や環境フェアのブースに出展しました。ヒノキの丸太切りや間伐材を使ったバッジ作りなどの体験コーナーや、工夫を凝らした展示により、西山の魅力や西山森林整備推進協議会の活動をPRしました。

工作をしている子どもの写真

西山の素材でバッジ作り(農業祭)

環境フェアの写真

西山を紹介した展示(環境フェア)

環境教育事業

市教育委員会主催の環境教育事業で、市内全小学校が西山及びその周辺での環境教育を企画・実施しました。実施にあたっては、本協議会に参画するボランティアが、自然観察や工作のお手伝いをしました。

その他

    • 西山森林整備推進協議会が国土交通大臣表彰「水資源功績者表彰」を受賞
    • 西山森林整備推進協議会が京都モデルフォレスト表彰(京都府知事賞・京都モデルフォレスト協会理事長賞)を受賞
    • 神足小学校の環境の取り組みが、低炭素杯2013にて「最優秀地域エコ活動賞」を受賞

組織内ジャンル

環境経済部農林振興課西山森林整備係

お問い合せ

長岡京市環境経済部農林振興課西山森林整備係

電話: 075-955-9687

ファクス: 075-951-5410

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