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市長と語る“対話のわ” 平成30年7月10日(火曜日)

  • ID:8064

平成30年7月10日 長岡第五小学校

日時

平成30年7月10日(火曜日)午後7時から

場所

長岡第五小学校 クラブハウス2階会議室

テーマ

これからの長岡京市について

参加者

30名

対話録(要旨)

<長岡第五小学校区地域コミュニティ協議会会長>

 みなさんこんばんは。2,3日前に西日本大豪雨があり、五小、四中の避難所回りをさせていただいたが、多くの方が避難されていて、その中でもやはり不安なので避難されている方がたくさんおられた。その中でも五小は満員となり、校長先生のご配慮でランチルームなどたくさんの部屋を開けていただき、感無量であった。多目的ホールが満員となり、雨が降っている中、外に出るのは大変で、廊下も開放して頂いた。避難者は、自分の家がどうなるかなど不安だが、情報を得るものが無かったという意見を多数聞いた。これから市長に話をしていただくが、最後まで宜しくお願いします。

<市長>

 今日は平日夜分にお集まりいただき、ありがとうございます。長五小での対話のわは3年ぶりとなる。市長就任からも4年目を迎え、当初様々な事を申し上げていた中で、市が進めてきた事業の進捗、到達点について再度、皆さんにお伝えしたいということから、昨日の神足小学校から始まり、進めさせていただいている。

 人口が減っていくのは、皆さんにご案内のとおりで、これから先8万人規模がどこまで維持できるのかが長岡京市の大きな課題となる。しかし、直近でみると昨年度暮れに81,000人を超え、もう少し増えるトレンドは続くかと思われる。しかし、いずれどこかで減り始めていく。今の総合計画の目標としては15年後にも8万人規模の長岡京市を維持していくことを大きな目標としている。その為にも1つ目は定住促進、今の人口を維持していく。また、同じ人口がいても高齢者の割合は高くなり、子どもは少なくなっていくはずである。その中で長岡京市の地域を元気にしていこうと思うと、地域外との交流、雇用の面や観光の面など様々な交流をしていかなくてはならない。これが2つ目の目標。

 そして、3つ目は昨年、市政45周年を迎え、もうすぐ50年となる。50年となると街の新陳代謝を計っていかなくてはならない。この3つを戦略目標と掲げながらそれぞれの個別場合にこの間取り組んできた。

 1つ目の定住促進という意味では、30代、40代の子育て世代で転入超過があり、長岡京市の人口を維持している。このことから考えると若い方に選んでいただける長岡京市で無ければならない。その中で子育て支援は大きな要素になると思う。私の選挙の公約の1つであった中学校給食の実現については、おおよそ目途がついて、今年の2学期からは長二中で、3学期から長四中で、来年春からは長三中、順次長岡中学校で中学校給食の見通しが立っている。一方で待機児童の問題がある。長岡京市では今年4月1日で72名の待機児童が出ている。市は決して手をこまねいているわけではなく、定数を増やしてきている。今年の春は230人定員を増やしたが、増やせば増やすほど、ニーズが高まり、なかなか追いついていないのが現状。

 もう1つが高齢者の皆さんの安心、安全を構築していく必要があるという課題がある。75歳以上の人口は、すごい勢いで増えている。2025年ほどでは団塊の世代の方たちが75歳を超えていく。ここがだいたいピークになり、その先は高齢者の方たちも数が減っていく。そういう時代に入っていく。介護にどうしても陥ってしまいやすい傾向の1つは退職である。仕事をやめて社会との接点が無くなり、人と話すことが無くなり外に出なくなる状況が多く、特に男性が多い。そのことを考えると、地域コミュニティの活動や、様々な文化やスポーツやボランティア活動を含めて活動の交流の場をしっかりと増やしていき、元気に歳を重ねてもらうことが大切。しかし必要な分は、医療や介護の基盤を整えていく。

 昨年、市の健康長寿プランをつくり、まさにこの2025年に備えている。高齢化をしてくると介護は必要になる。もう1つは医療も働く世代が多かった時代とは求められるものが変わってきている。こうした高齢化時代に備えて、様々な機能を長岡京市内の医療機関に備えていく。長岡京市は公立の医療機関が無いので、民間の特に中核病院となる済生会病院には様々な機能の付加を求めたいという提言をさせていただいている。その話の流れにあるのが済生会の今の老朽化した病院の建替えで、これは単純に古くなったものを新しくするだけではなく、これから必要とされるような医療ニーズに転換していくということでも非常に大きな安心、安全になりうる事業だと思う。

 もう1つの安心、安全という話でいうと、まさに武内会長から話があったように、防災がある。今年は6月18日に地震が起き、そしてこの先週からほぼ4日間にわたり非常に多くの雨が降った。今回トータルすると山側で、四中、五小、長法寺、西山体育館の4ヶ所が土砂災害の対応で避難所を開設し、桂川の氾濫危険水位を一時超えたので、八小、九小が川側の対応ということで避難所を開設した。最大時で250人を超える方が一時避難をされた。色んな課題が見えてきたというのが実感。この間の雨の時に私も避難所を回った。やはり1番ストレスとなるのは、情報が無いこと。情報が無いというのは、今どのような状況になっているのかがわからず、大きなストレスとなっていく。私自身、今期待しているのは、この乙訓地域でコミュニティFM(地域のFM)を立ち上げようという動きである。今年中の開局を目指して進められている。普段は色々な情報番組やより地域に密着した情報を流されるようなラジオだが、1番機能を発揮するのはおそらく災害時。NHKのニュースを見ていても多くの情報が出てきて、範囲も広く市単位の情報となっている。しかし、このFMは地域のFMなので、もう少し実感に近いような細かい情報を出せるのではないかと思う。今、FMを立ち上げられるFMおとくにと防災時に行政からの割り込みで放送が出来るような仕組みも作るということで進めさせていただいている。

 防災だけでなく防犯。特に子供たちの安心・安全という意味では全国でも様々な事件が起こっている。色んな議論を自治会長会などでしてきたが今回、地域の中に防犯カメラを特に通学路を中心に長岡京市に200台導入しようということで決定し、議会の理解を得ることもできた。今回、防犯カメラだけではなくて、ビーコンもついている。お子さんが持っておられるミマモルメや認知症の方にblue toothを配布する事業をしていて、コミュニティでも徘徊者を探す訓練もしていただいているが、そういうビーコンを全部受信できるので、長岡京市内であれば、相当な確度で所在地の把握をしていけるだろうと考えている。長岡京市内で200ヶ所といえば相当な密度で設置することができる。今、長岡京市の犯罪の発生は低下傾向ではきているが、やはりこの防犯カメラで1番大きいのは抑止効果だと思う。今回、来年からの稼働に向けて進めさせていただいている。

 障がい者の基本条例も4月1日から施行した。障がいをお持ちの皆様への理解の促進もこれから進めなければならない。障がいをお持ちの皆さんのニーズも広がってきていて、このニ―ズに対応するために、今検討中であるが向日が丘支援学校の建替えも京都府にお願いしている。建替えと合わせて、ライフステージに応じたニーズを満たせるような施設を複合的に作っていけないか協議をしている。様々な安心・安全の基盤、あるいは子育ての支援、そういうものを作りながら長岡京市を暮らしやすい街ですよというメッセージを出させていただいている。

 2つめの柱の交流の拡大では、やはり市内の経済は非常に縮小傾向にある。そういう中で、大事なことは長岡京市では大きな企業がたくさんあることだ。企業へ昼間外から人が多く来て頂いている。この雇用によって交流を維持していくことも大事だし、観光で人に来てもらいながら地域の中でお金を使ってもらう。そういう様々な仕組みを作っていかなければいけない。待機児童の問題や防災の問題というのは非常に切実で、目の前にある課題となっている。しかし、例えば、暮らしやすい街であったり魅力的な街というのは色々な経済、商業の関係もあって初めて暮らしやすい街になる。ただ、こうしたものは徐々に徐々に弱くなっている。気付いた時には店も全然ないという状態にならないために、今から考えておかなければならない。長岡京市のJR駅前は非常に良い再開発が完了した。西山天王山という新たな駅もできた。残るのは阪急の長岡天神駅。一番中心にあるエリアのまちづくりというのが大きな課題となっている。地元の地権者の方たちを中心にこの2年間まちづくり協議会を作って頂き、議論し、基本構想をこの3月にとりまとめていただいた。今度は市としてまちづくりをどうするのかというのを並行して行ってきていて、今年度中に市としての考え方を一定まとめていきたいと考えている。最新の状況は7月15日にバンビオでシンポジウムをさせていただき、その後意見交換会もさせていただければと思っている。

 最後に公共施設再編。古くなった公共施設が非常に多い。その中で庁舎の建替えの現状をお伝えさせて頂こうと思う。まず今京信が建っている所と駐車場の一部を使い、1期目の建物を建てる。その後に今の庁舎の一部を取り壊し、2期目の庁舎を建てる。そして間に挟まれた場所を市民広場として色々なイベントが出来たりするような場所として活用する予定。この方法だと、仮設庁舎を作らずに建て替えができることが1番のメリットかと思う。1期目の庁舎では、まず1,2階の低層の階に手続きや窓口、相談の機能を集約する。その上に議会棟を作り、残りを私たちの仕事スペースとして使わせていただく。2期目の庁舎では、今回の大きな柱として、産業文化会館と保健センターを庁舎の中にいれていこうと考えており、2期目の庁舎の低層階に入れていこうと考えている。そこが今回の肝となる。産業文化会館や保健センターは様々な人が利用になられる。今回の正ににぎわいのある庁舎というのは、庁舎は単に私たちが仕事をする場では無くて、色々な人が出入りをしていただく、そういう機能を集約することで中心市街地に人が集まる仕組みを作ることが、近隣の商業の環境などにも良い影響を及ぼすのではないかということで、このような建て替えをしていきたいと思う。仮設を作らなくていい分どうしても2期に分かれているので、期間がかかる。1期目が32年度に着工、34年度完成。その後に2期目となるので37年くらいまでかかるが、着実にこの事業を進めていきたいと思う。

 駆け足で色々な話をしたが、是非、今の話のこと、それ以外のこと含めてここからは皆さんのご質問や、ご意見を承りたいと思う。


【質疑応答・意見交換】


<参加者>

 防犯カメラの件だが、五小校区もコミュニティ中心に設置場所を聞いて頂いたが、いつから本工事はかかるのか。


<市長>

 業者の選定が終わった。今、議論をしている所だが、30年度から来年の2か年かけて100台ずつ入れようとしていたが、1度でいけるかもしれない。1度でいければ、稼働は来年6月くらいになると思う。


<参加者>

 設置場所に関して何回か意見を言わせていただき、検討するということで帰られたが、実際の決定場所が会長に通知が無い。設置場所が決まれば会長には連絡がほしい。


< 市 >

 皆さんにご意見いただいたものについては、一定、その付近に設置するという方向で進めている。ただし、ふさわしい電柱が無かった場合など若干の調整はこれから出てくる可能性がある。最終的に許可を得たものに関してこの場所で決定ということになれば、住民の皆さんに連絡させていただきたいので、防災・安全推進室に連絡する。


<市長>

 防犯カメラもプライバシーに対する心配の声は出ていたが、基本的には防犯カメラに映った映像は職員も見ることはできない。あくまで警察機関から捜査の協力依頼があって初めてその映像をみることができ、市役所で監視をしているわけではない。しかし、防犯カメラに期待されているものの中で、ゴミだしのマナーが悪いので、誰が出しているのか教えてほしいなどには活用できない。


<参加者>

 庁舎の建設で今の分庁舎を含めて、一括でされるのか。


<市長>

 その通りである。今の分庁舎3を含めて新たな庁舎の中に含める。ただし、分庁舎2の一部はそのまま残る。


<参加者>

 この間の豪雨の時に避難所に行ったが、最初はクラブハウスの1階を避難所として開けていただいたが、ピータイルの床にブルーシートではということで、多目的ホールに切り替えていただいたので良かった。しかし、最初のとき、校長先生が不在で避難人数が増えてきて、体育館に行こうかと一瞬頭をよぎったが、体育館に行くには、正門から100mほど西へ行かなければならなく、真っ暗なので車のライトでもつけないと通れない。また、正門のところに避難所開設という大きな看板を立てて明るく、わかりやすくしてほしいというのが1点。そして、乾パンの非常食を出していただいたが、賞味期限が切れていたと聞いた。そのあたりがどのようになっているのかが疑問点。


<市長>

 基本的には賞味期限切れが混ざることはないはずだが、なぜ混ざったのか検証を行う。


<参加者>

 避難所開設の時、役所の人が来てくれて対応してくれた。高齢者が避難してきたときに、住所と名前を記載して水を頂いたということだったが、市長も言われたように情報が全然ない。聞いたらスマホを見ればわかるだろうということだと、高齢者の情報源が無い。不安だから避難所に来ているのに、余計に不安になるという話を聞いた。


<市長>

 なかなか安心してくださいという情報は難しいが、高齢者の方で家に一人でいるのは不安だという方も来られていて、どのような情報が欲しいのかわからないと情報を出すのが難しいこともある。しかし、一般的に警報や雨がどのような状況なのかをどのように伝えていくのかは課題となる。先ほど話をさせていただいたコミュニティFMが機能してくるとピンポイントで、長岡京の雨の状況や小畑川の水位などの情報を出せるようになるのではないかと思う。


<参加者>

 五小の避難所開設当初来たが、案内も暗くて、門も半開であり、受付に行くまでの間が暗く、また車の停めるところがわからない。そして、誘導員がいないという問題を非常に感じた。来た人が不安に感じると思う。


<市長>

 現地に来たとき、体育館側の奥まで行く道は真っ暗だった。


<参加者>

 校門から入って、入り口がわかりにくかった。


<市長>

 今の明るさの問題や看板や受付場所のわかりにくさに関しては、五小だけでなく、他も含めて整理をし直しているところである。ご指摘の課題で足りない部分は、投光器で誘導するように出来ればと思う。しかし、玄関に誘導員を置いて、丁寧に誘導するようなやり方は今回の人員体制でも難しい。さらに避難所の数が増えてきたときには、市の職員だけでは手におえないのも事実。だからこそ、今各校区で防災訓練をしましょう、地域で防災力を高めましょうというのは、職員が来たくても来ることができないケースに対応するためでもある。震災などが起こっている所で避難所に市の職員がいないところも多くあるのが現実。そのあたりも含めて、出来るときはもちろん市の職員も丁寧に行うが、できないこともあることを理解いただきたい。しかし、入り口の誘導などはしっかりと行っていかなくてはいけないと思う。


<参加者>

 今の件で、色々な課題がある。避難所にも一度このような災害が起これば想定していたことも、していなかったことも起こるので、防災担当と打ち合わせのようなのもしたい。要望したら来てもらえるか。


<市長>

 要望を頂ければもちろん寄せて頂きたいと思う。また、この間の震災の対応と今回の大雨の対応と、色々反省点があり、洗い出し作業をしている。現場を見て頂いている皆さんが1番課題を気付いておられると思うのでこちらからもお聞かせいただきたいと思う。その形が、市役所が出向くのか、各避難所に来られた方に集まって頂いて共有するのかは相談するが、是非やっていかなくてはならないと思う。


<参加者>

 1点だけ、おかしいなと感じたことがある。ベッドでしか寝れない人がいたので、コミュニティの方で対応できる施設を直接探して、受け入れが出来るという返事をもらったが、最終的には市役所に確認してくださいということで、市役所に返したら、福祉避難所は今の災害の状況では開設できないと言われ、最終的には他の施設ならいいということで、4,5時間かかった。


<市長>

 今回のことはマニュアルでいうと、一旦、四中か五小の避難所に来て、そこに福祉避難コーナーがあり、その方が福祉的な対応が必要かどうか判断をし、必要であれば、福祉避難所として協力して頂いている所があるので、そちらに行って頂くというのが手順。これは時間もかかるが、想定としては地震が起こり相当数の方が福祉的な対応が必要となった時に、優先順位を考えないといけないのでこのようなマニュアルになっている。そこで今回のような対応になったと思う。しかし、ここは反省点で、今回のようなケースでは臨機応変な対応も必要だと思う。


<参加者>

 決まりは大災害の場合を想定して決められたことで、限定された場合のこと。避難されてきて、福祉避難所が開設されていないと現場職員の人も対応が出来ないと思うので災害対策本部にて臨機応変にして頂きたい。


<参加者>

 自治会長をして4年となる。市役所の人事異動の件だが、自治会と関係の深い自治振興室で、この4年で室長が3回も変わっている。市役所も人事異動が激しすぎる。せっかく言いたいことが言える関係になったと思ったら、人が変わってしまう。専門性も保てないのでは。また、自治会長としてやりにくい。


<市長>

 28年度の大幅な組織変更をした兼ね合いもあると思う。しかし、人事異動はある。


<参加者>

 今回、土砂災害がでて、五小校区では避難場所が四中と五小となった。今回は避難される方が多くて四中では入りきれないという状況になったが、例えば決められた学校しか、避難できないのか。もう少し例えば四小のように広い範囲で、避難場所を設置することはできないか。そのあたりは、行政の職員の人数の関係などもあると思うが、土砂災害で被害にあっていない地域で避難場所を設置することはできないか。また、この地域は四中にしても五小にしてもアップダウンが多く、道路の照明などと合わせて考えてほしい。また、河陽が丘の人が四中、五小がいっぱいなので校区外の長法寺に行くことは認められるのか。


<市長>

 長法寺に行って、住所で校区外なので避難所で受け付けないということはない。今回であれば西山体育館含め、4ヶ所どこに行っていただいてもよい。


<参加者>

 コミュニティの防災訓練で避難場所は四中あるいは五小と私たちも言ってしまっているので、今後また防災訓練をする折には長法寺小、西山体育館も避難できると周知していかないといけないと思う。


<市長>

 その校区によって妨げるものはない。しかし、先ほどおっしゃっていた、例えばキャパの面には課題がある。学校側との調整不足もあったが、四中の学校施設を使えばよかった。その確認がうまくいかず五小に行ってもらったが、本来他の避難所に行ってもらうのは良くない。雨の時にいらない移動をしてもらうのは、防災の基本からはありえない話だと思うので、よその避難所を開設する前にまずは今の学校施設の中でどれだけ受け入れられるか考えていかなくてはならないと思う。今回の場合は、木曜日の夜からで、金曜日もたぶん休校になるだろう。そして、その後は土日で学校は使わないという、たまたまの曜日のめぐりあわせであった。学校は学校を通常通りしないといけないところと、災害で避難所として使わせて頂かないところとがあり、難しいところはある。


<参加者>

 高校は開かれないのか。


<市長>

 高校は協定を結んでいるので、震災などで市の施設がいっぱいであふれるときは使えるが、府立なので機動性はない。


<参加者>

 国会で、働き方改革の法律が通ったという話があるが、教員は土日働いてはいけないのか。


<市長>

 働いてはいけないことはない。


<参加者>

 働いてはいけないというとおかしいかもしれないが五小でも地域の皆さんと8月に除草作業を毎年しているが、今年は水曜日であった。土曜日であれば人も集まって頂いて、またテントを張るのも手伝ってもらっているのだが、どうなのか。


<市 長>

 今、流れとして土日を出来るだけ平日振り替えてくださいというのは、特に学校の先生の中では大きな論点になっている。確かに労働時間では学校の先生は非常に多いので、それを減らさないと子どもに向き合う時間が取れない。本来の仕事に集中が出来ないというのが、ひとつのきっかけとなっている。そこは皆さん賛成だが、なぜ土日の行事に学校の先生が参加しないのかという話が出てくる。どっちが正しいのかは言えない。学校の先生も学校行事に地域の方が協力して頂いているので、土日の事業に顔を出さないといけないというのもわかるけれど、全体的な論議として、土日は出来るだけ振り替えるという話が出てきている。それが地域の中でおかしいという話が出てくるのは、全国的にだと思う。


<参加者>

 土曜活用をされているが、その参観日や学級懇談会があり、土曜日は半日で終わる。その分、月曜日や火曜日に先生は短縮で帰る。という土曜活用の話になっていたが、それも大事で必要だと思うが、地域との連携や地域のお父さんが学校へ足を運ぶ機会はどうしても土曜日や日曜日になってくると思う。親に色々学校のことを知ってもらう必要があるし、協力してもらう必要もある。また、学校から子どもがお世話になっている親へ意見が言えるという関係も必要だと思うので、連携として土曜活用を機能させてうまく使えないかなと思う。そこを働き方改革で整理してしまうのはさみしい。


<市長>

 1つ1つ地域と学校で話を積み上げていって、どっちが正しいかではなく、1つの回答を出していくしかないと思う。


<参加者>

 最近、暑くなってきたので日傘を差しながらや、雨の日に傘を差しながら自転車で走っているのが目立つ。また、西山天王山駅の陸橋を自転車が走っている。鋼板もあるがあまり注意されていない。非常に危ないので、もう少し注意をしてほしい。


<市長>

 自転車のマナーは全国で悪くなっている。しっかり注意するようにする。


<参加者>

 金ヶ原や奥海印寺は生鮮品を買う場所が1つもない。今後、歳をとってきて、車が乗れなくなったらどうなるのかと考える。非常に人口の減っている所は、バスなどで定期的に回っているところもあるが、長岡京市も考えていかなければいけないのかなと思うくらい商業施設が無くなった。その辺りも市としてどのような対策があるのか、考えて頂きたいのが1点。もう1点は、公共のバス、はっぴぃバスが通っているが、夜が遅くなると、女の人は乗りにくく、タクシーに乗ろうとなったりする。人口の維持や定住促進を考えていけば、日々の生活がどうなのかということも考えていかなければいけないのではと思う。


<市長>

 前者の買い物するところが無いという件に関しては、この4月からリバティが移動販売で東地域と西地域でされている。バスに関してはこれからの課題となっている。しかし、バスの利用者は少なくなってきている。阪急バスでも平成12年から27年まで半減近くまでに減ってきている。利用数が少ないので本数が減り、不便となってさらに利用者が少なくなるという悪循環となる。現在は乗る人が少なくなり、乗る人の料金だけでは維持していけなく、税金で維持していくことになる。私もバスは充実させていきたいが、東部社会実験バスでも1台3,500万円かかり回収率が20%ほどで、残りは税金となる。通勤、通学で利用されればいいが、雨の日や、病院に行く時だけ利用したいという保険的な使い方をされることが多いと思う。ではそのバスの費用を税金で負担するのかというと難しく、誰がどのように負担していくのか検討している。まだこの件に関しては、これから議論していきたいと思う。

ご意見・ご質問への回答

 「対話のわ」でいただいたご意見のうち、当日市長がお答えしているものは、議事録に掲載していますが、当日お答えできなかったものや後日調査したものについて、調査の結果や進捗状況をお知らせします。

ご意見・ご質問への回答
意見・質問 回答 
 豪雨の時に避難所で出してもらった乾パンの賞味期限が切れていた。 調査したところ、7月5日の大雨で開設した避難所(長岡第五小学校)で配布した缶詰パンの賞味期限が切れていたことが判明しました。配布した可能性のある方には、個別に訪問し、お詫びと健康被害の確認を行いました。心よりお詫び申し上げるとともに、今後このようなことが起きないよう備蓄物資の管理と配布時のチェックを徹底します。

お問い合わせ

長岡京市対話推進部秘書課秘書係

電話: 075-955-9500

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