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令和元年度第3回社会教育委員会議会議録

[2020年3月11日]

ID:9597

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開催日時

令和2年2月6日(木曜日) 午後2時から同3時30分まで

開催場所

長岡京市立図書館3階 大会議室

出席者

社会教育委員

加藤委員長、田中副委員長、藤山委員、神谷委員、湯川委員、髙田委員、岡本委員

行政側

教育長、教育部長、文化・スポーツ振興室長、教育総務課長、学校教育課長、青少年育成担当主幹、北開田児童館長、中央公民館長(代理)、図書館長、生涯学習課長、生涯学習課主幹、社会教育指導員、事務局

会議公開の可否

公開

傍聴者

なし

会議次第

開会

あいさつ

協議案件

  • 令和2年度 社会教育の重点について

報告

  • 中央生涯学習センターの取り組みについて

その他

  • 連絡事項

閉会

開会

委員長あいさつ

  • 委員への謝辞

  • 毎年初詣は長岡天満宮と決めている。参拝し、おみくじを引き、長岡京市の成人式に参列するのを10年来の楽しみとしている。今年は、802名の新成人が集まった。

  • 教育長のあいさつに感動した。『新成人への2つのお願い。1つ目は、スマートフォンを使わず、時には顔を上げてみてほしい。そうすれば人の顔がわかり、気持ちがわかってくる。風景が見えてくる。2つ目は、本を読んでほしい。出版は文化のバロメーターというが、文章を読むことで論理が身についてくる。成人を機に2点を心掛けてほしい。』その通りだと思い、冬休み明け早々に、学生にそのように伝えた。

  • 市長のあいさつも素晴らしかった。『1999年生まれ、3歳の時にアイフォンができ、6歳の時にフェイスブックが登場した、デジタルネイティブの世代。AIやネットワークを介した知識を駆使した問題解決ができる世代であり、それが要求される成人である。』このことも、学生にそのまま、メッセージとして伝えた。

  • 輝かしい令和の時代の幕開け、オリンピック・パラリンピックの開催に象徴されるように、華々しい2020年のスタートになると思った。しかし、今ニュースはコロナウイルスの話題で持ちきりである。横浜港に係留されている豪華客船での乗客の様子や、感染経路についての話ばかりである。また、中国での地域の死亡率の差についても話題となっている。

  • どうやってコロナウイルスの脅威に立ち向かうのかという課題は、極めて重要である。発症地では、医療機関に人が一時期に殺到したと思われる。そのことにより、必要な人が必要な医療を受けられなかったのではないかと言われている。本来であれば、トリアージという、重症患者には緊急の処置、軽症患者には点滴をして自宅に帰すなどの対処が必要であったのに、それができていなかったようである。

  • このような時こそ、流言飛語に惑わされない、判断力と正確な情報が必要である。成人式での教育長の「論理的に判断する能力」、市長の「情報を駆使して問題解決にあたる能力」が、必要になってくるのではないか。そして、長岡京市では『かしこ暮らしっく』と謳っているが、人と人とのつながりを醸成していく社会教育の中に、それがあることに疑いはない。

  • 本日は社会教育の重点についての協議、中央生涯学習センターの取り組みについて報告がある。よろしくお願いする。

教育長あいさつ

  • 委員への謝辞

  • 今日は寒さの底のようだが、今年は“全然”暖かい日が続いている。この“全然…している”という表現が気になる。いつも「日本語はきちんと使いましょう」と言っているが、つい引っ張られてしまう。漱石の作品中にもそのような表現があり、福沢諭吉も使っているらしい。

  • 言葉で語って、自分の頭で考える、そして人に伝えるということには、発した人の心の機微が含まれている。だから、顔を上げてしっかり話をしましょう。色々な状況で、色々な心の内を示すには、沢山の単語を知っているほうがよい。そのためには読書が欠かせない。自分の子どもや周りの人たちにも訴えていることである。

  • 最近の若者言葉で「大丈夫です。」という言葉がある。日本人独特の、相手を気遣ってやんわり断る言い方だが、悩ましい表現である。「強いお酒ですが一杯いかがですか?」に対して「大丈夫です。」では、「飲んでも大丈夫です。」なのか、「いや結構です。」なのか、どちらかわからない。また、このような場で「ご意見はありませんか。」と問うと、「大丈夫です。」と答える。これは、「ありません。」という意味だとは思うが、戸惑ってしまう。言葉を発する人は、言葉の裏に隠された背景や場面を大切にしなければならない。

  • 「しづらい」という言葉がある。「しづらい」「しにくい」「しがたい」、みな同じである。何かをする行為に難儀があるという意味である。我々は「読みづらい」「飲みにくい薬」「許しがたい人」など、使い分けている。

  • 言葉というのは、背景や時代・文化の流れの中で変わっていく。「さざんか」は山茶花と書く。昔は「さんざか」と発音していたものが、言いにくさから、いつの頃からか「さざんか」と言うようになったという説がある。そのように、「どうですか。」「大丈夫です。」についても、主流の言い方になってくると、その文化になってしまう。「雰囲気」は「ふんいき」と言うべきであるが、言いにくいので、若者は「ふいんき」と言う。50年100年後には「ふいんき」と言うようになるのかもしれない。

  • 言葉の変化というのは難しい。日本語だけでなく英語でも同様で、本来の単語の意味にないような使い方を楽しんだりもする。

  • また、この頃「3ぷん前」でなく「3ふん前」という言い方を聞く。一般的になってきているようである。水は「1ぱい」「2はい」「3ばい」と言い、濁音、半濁音を使い分けて表現する。言葉によって相手に伝えるイメージは変わってくる。若い人たちには、自分の意思を伝えていくために、「こういう場面で、こういう表現を使ってきた」ということを大事にして発信していってほしい。

  • 過去からの歴史や文化を守りながら、人との関係の中で、自分自身をいかに見つめていくかが学習の基本であり、社会教育・生涯学習の基本でもあると考える。本日は、来年度の社会教育の重点について協議いただきたい。

  • 社会教育委員の皆さまは、市民・国民が、これから生きていく上で一生学び続け、自己確立し、自分自身を見つめられるよう先導していただく使命を担っておられる。どうぞよろしくお願いする。

会議の成立条件について

半数以上の出席により本会議は成立

協議案件

令和2年度 社会教育の重点について

社会教育指導員より概要説明

以下、質疑応答の概要


(委員)

SDGsについて、一般的にはまだ耳馴染みのない言葉だが、重点に記載することで決定してよいか。まず記載の意図を伺う。

(生涯学習課長)

SDGsは国連が国際的な取組として提唱し、我が国でも取組をスタートさせている。現時点での掲載に事務局としても悩んだが、まずはその視点を取り入れる目的で、重点のはじめに記載させていただいた。

本市では現在、総合計画・教育振興基本計画の見直しをしており、令和3年度からは新しい計画がスタートする。その計画の中で、市の各取組がSDGsの17の目標のどこに位置づけられるのかを謳っていくことになろうかと思う。委員の皆さまのご判断によりたい。

(委員)

「社会教育の重点」の受け手がわかるのであれば、載せた方がよいのではないか。

(生涯学習課長)

現在は関係機関等に配布しており、広く市民の手元に届くものではないが、SDGsについてもう少し詳しい説明を入れるべきか、検討したい。

(委員)

新しい教育振興基本計画ができるのであれば、その計画に則り、令和3年度から載せる方がよいのではないか。

(委員)

令和2年度から記載していただきたいと思う。令和2年度から実施される新指導要領は、SDGsの内容を織り込んだ要領となっている。また、ジェンダーや環境をはじめ、本市では様々な取組が既にこの視点でなされてきている。教育振興基本計画に先駆けて記載してもよいと考える。

(委員)

昨年より、民間の団体でも学習会が進められている。また、ボランティアの方々も、SDGsの目標に沿った活動を行い、活躍されている。全体的に浸透しているとは思わないが、記載していくことで、SDGsを知らない方にも広めることができると考える。

(委員)

私自身は知らなかったが、国際的に取り組んでいくことならば、必要だと感じる。17の目標には、大事なことが全部含まれている。少しずつでも進められるようにしていくのがよい。記載した方がよい。

(委員)

国連で指針として採択されたということは、当然本市においても17の目標を意識して展開されると思う。今後、社会教育の重点という資料だけでなく、長岡京市全体の中で広く多くの方に浸透し、取り組んでいただくという意味からも、載せてよいと思う。


(委員)

《家庭・地域社会の教育力の向上と子どもへの支援の充実》の主な取組の「青少年・子育て教育」と「子育てサロン、ぴよぴよクラブ、…」等との関係は。

(生涯学習課主幹)

「青少年・子育て教育」は中央公民館の取組の大きな括りの名前で、その中に「ぴよぴよクラブ、…」等の細かい事業がある。具体的な事業名としての「子育てサロン、ぴよぴよクラブ、…」のみ記載するよう修正したい。

(委員)

以前作成された啓発チラシ『家庭教育のルール』は、地域や学校で現在も活用されているのか。この配布が「青少年・子育て教育」事業にあたるものではないのか。

(生涯学習課主幹)

『家庭教育のルール』は、過去に社会教育委員会議で作成いただいたもので、現在はPTA等に配布することはせず、ホームページへの掲載で広報している。「青少年・子育て教育」事業にはあたらない。

(委員)

では「青少年・子育て教育」は削除することでお願いする。


(委員)

主な取組に読書に関する事業が記載されているが、数が多い。参加したい方のために、その違いについて少し説明がほしい。

(図書館長)

それぞれ対象者と内容が少しずつ異なっているため、列挙している。

「読書ボランティア養成講座」は、ボランティア希望者と既にボランティアとして活動されている方を対象にした講習。「登録者実技講座」は、養成講座の続き講座で、読み聞かせに長けた方に実際に教わるもの。「子どもの広場」は、未就学児と小学生低学年頃を対象に、工作と読み聞かせを実施。「子どもの本を読む会」は、大人が児童書を読み、その感想を交換する事業。「読書講演会」は、作者等、本に関する講師を招いて、本が書かれた背景等をお話しいただく事業。「えほんのひろば」は、1歳から3歳までの子どもを対象に、絵本の読み聞かせ・童歌・手遊びを実施。「子ども読書の日のおはなし会」は年1回、4月の子ども読書の日にあわせて、小学生低学年頃までを対象に、おはなし・工作等を行っている。「バンビオえほんとあそぼ」は、バンビオ1階に職員が出向き、3歳頃までの子どもを対象に、読み聞かせを行っている。「ボランティアによる絵本の読み聞かせ」は、ボランティアグループが、11時前後に図書館に来ている子どもを対象に、読み聞かせ。「おはなしとブックトークの会」は、小学生向けに本の紹介をしている事業。

(生涯学習課主幹)

令和2年度の重点については、各課の取組が、重点のどこに結び付くのかという社会教育委員会議での質問に応える形で、主な取組を列挙した。

具体的な個々の事業の実施については、その都度広報等でご案内させていただく。

(委員)

それぞれの目標がどのように具現化されているのかが、よくわかる形になったと思う。

報告

中央生涯学習センターの取り組みについて

生涯学習課主幹、中央生涯学習センター長より報告

以下、質疑応答の概要

 

(委員)

長岡京市の特色は、どのようなものか。

(中央生涯学習センター長)

非常に市民のレベルが高いという特徴がある。展示会の作品も立派であり、また出展への意欲のある方が多い。開館から14年が経ち、市民の中に利用方法や利便性が広まったことにより、段々と利用率が上がってきたところだと思う。

(委員)

市には他にも生涯学習施設があるが、市民へのアピールの仕方に工夫はあるか。

(中央生涯学習センター長)

バンビオで色々体験しよう(bambio experience)、という願いを込めて名付けた情報誌「be→!」を年2回全戸配布している。インターネットでは最新情報を載せ、チラシを配布している。ただ一番大事なのは、市民の口コミと考えている。よい評判が広まれば、増々の利用に繋がると思い、実行している最中である。今回の優良公民館表彰もPRしていきたい。

(委員)

食工房やメインホールの利用率が低いようだが。

(中央生涯学習センター長)

食工房で講座をしようと考えられる方が少ない。自主事業として、未婚男女の出会いの機会として料理教室を行ったこともあるが、機会を設けるのがなかなか難しい。

メインホールは容量が大きいので、必要とされる方がそれほど多くない。これまでは社交ダンスの利用が多かったが、高齢化が進んだことにより減ってきたようである。そのため、音楽練習室としての利用を企画し、現在はピアノを弾くことも考えている。市民が利用しやすいよう工夫をしているところである。

(委員)

丹波篠山市には800名入ることのできる田園交響ホールがあり、スタインウェイピアノを時間貸しで供している。新しい利用方法があれば良いと思う。

その他

連絡事項等

  • 委員謝礼について
  • 今年度の社会教育委員会議と任期について

閉会

副委員長あいさつ

  • 長時間にわたっての論議への謝辞
  • 今年はオリンピックイヤーであり、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」も始まった。
  • 昨年の成人式代表で決意を述べられた方に会うことがあった。夢を実現されようとしていらっしゃり、嬉しく思った。18歳成人という話があるが、今でも18歳で社会人になっておられる方もいる。成人式でそのような方の話も聞いてみたい。また、成人式を18歳で行うか20歳で行うか、今後近い内に決めなければならないと思う。
  • 本日社会教育の重点について話し合ったが、本来は、本年度のまとめをし、その反省をもとに、次年度の目標が決まっていくはず。逆さまな感じもするが、残された期間、それぞれの団体で有効に使い、実践等のまとめをして、次年度の重点につなげていってほしい。
  • 中央生涯学習センターの受賞は、中央公民館に続き、長岡京市で2つ目の受賞。とても嬉しく思う。関係の方々の努力等があるのだと思うが、幸せに暮らせる市民が少しでも増えるように願っている。
  • 「伝える」と「伝わる」は違うと思う。「伝える」が「伝わる」になるような工夫ができればよいと思う。

 


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