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(仮称)長岡京市ふるさと資料館基本構想(案)意見公募結果公表

  • ID:3549

(仮称)長岡京市ふるさと資料館基本構想(案)意見公募結果公表

「(仮称)長岡京市ふるさと資料館基本構想(案)」についてパブリックコメントを行ったところ、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

お寄せいただいたご意見、ならびにこれに対する市の考え方について公表します。

意見公募期間

平成25年7月16日(水曜日)から平成25年8月15日(木曜日)まで

意見提出数

3名(18件、17項目)

意見公表日

平成25年11月7日(木曜日)

意見の内容(概要)とそれに対する市の考え方

個々の意見の概要およびそれに対する市の考え方をお示しします。

意見の内容(概要)とそれに対する市の考え方

番号

該当頁

意見(概要)

件数

市の考え方

1

p2

都城の遺跡として長岡京の記載しかないが、当地には弟国宮が存在した史実もあるため、2人の天皇が都を置いたことの重要性を入れるべき。

1

弟国宮の所在については諸説あり、遺構も見つかっていません。現時点では乙訓郡内のどこかは特定できないため、原案どおりの表現とします。

2

p6

地域の歴史的な文芸文化・芸術文化を掘り起こし、住民の財産として活用するという活動が乏しい。

1

本市では、文芸・芸術に関する資料の収集を、古文書調査の一環として長年にわたり実施していますが、その数は僅少です。そのため、文芸・芸術については、古文書のなかの一つのジャンルとして位置付けており、独立した項目としては掲げておりません。

3

p6

歴史公文書という言葉やその役割が一般的に理解されていないので、活用よりも利用されることのほうが先である。そのため「歴史公文書の保存・活用」は、「歴史公文書の保存・利用・活用」とすべき。

1

歴史公文書に対する市の責任を述べた文脈ですので、保存および「効果的な利用」ができる体制をととのえるという意味で原案どおりとします。

4

p6

資料館も魅力を競争する時代になっているので、発信できる人材の育成が大事である。そのため、「情報の発信」の項目に、「情報の発信による継続的な人材の育成、発信のツールの整備も大きな課題です。」と追加すべき。

1

この項目は、ホームページの整備などを意識したものですので、人材育成については別項目で述べています。後半については、ご指摘の通り、「また、情報発信のツールを整備することも大きな課題です。」と追加します。

5

p6

この構想には自然環境も入ってくるので、観光振興・地域活性化に結び付けておくことが必要である。そのため、「新しい歴史文化ゾーンの創出」の項目に、「このためには自然環境を含め観光振興、地域活性化をはかっていくエコツーリズムの考え方もいれるなどより大きな視点も必要になります。」を追加すべき。

1

この項目は、ネットワークのうち中核施設について触れたものです。そのため、自然環境も重要ですが、それよりも交通の便を優先する必要があります。「そこには、観光の振興や地域の活性化といった視点も欠かせません。」と追加します。

6

p6

連携対象としての府の役割は大きいので、「向日市や大山崎町をはじめ京都市など」は「向日市や大山崎町をはじめ京都府、京都市など」とすべき。

1

連携対象には、公的機関だけでなく民間団体も視野に入れています。よって、ここでの市町名は、自治体としてではなく、あくまでも地域名として列挙したものです。誤解を招かないためにも、該当箇所は「長岡京市内だけでなく」と修正します。

7

p8

ボランティア団体が協力しやすい運営をお願いしたい。また、NPO団体や各種グループの協働運営の仕組みづくりを期待する。

2

「職員」の項目の「市民と協働するなかで」を「市民と協働する仕組みをつくり」と変更します。

8

p8

「調査・研究」の項目に「この資料館に持たせる目標、独自の研究テーマ、独自の役割などをよく議論しておくことも課題の一つです。」を追加。

1

「展示・学習に反映できるような独自の研究テーマを定めることも課題の一つです。」と追加します。

9

p8

公文書館を大きく表現するのならば、今日的意味や役割などを注記しなければ理解が得られない。また、各地域との魅力の競争に勝つため、情報発信の役割は大きい。そのため、イメージ図の「公文書館」をもっと小さくし、情報発信を他の3つと同じくらい大きく表現する。

1

公文書館の今日的役割は明らかに大きくなりつつあるので、原案のとおりとします。また、長岡京市独自のものではなく、一般論の範疇に含まれることについては、構想の性格上、必要以上のことは触れていません。「情報発信」については、ご指摘のとおり大きく表現します。

10

p9

「学校・図書館・公民館などとも連携を図りながら」を「学校・図書館・公民館・バンビオ一番館(中央生涯学習センター)などとも連携を図りながら」とする。

1

ご指摘を踏まえ、「学校・図書館・公民館・中央生涯学習センターなどとも連携を図りながら」と変更します。

11

p9

「ネットワークを動かすプログラム」の項目は、具体性がなくイメージがわかないので、「移動手段(徒歩、自転車、公共バスなど)の方策、自然環境を含めた観光振興、地域活性化をはかるエコツーリズムの考え方を取り入れることなどがこのプログラムの検討課題となります。」と追加する。

1

既存の小規模展示施設をつなぐのが、ネットワークの主眼です。そのため、自然環境やエコツーリズムの視点は構想の範疇外となります。ご指摘を踏まえ、「西山天王山新駅も含めた移動手段や観光ルートなども、視野に入れておく必要があります。」と追加します。

12

p9

少子化で生じるであろう空き教室を利用して、「まちなか博物館各分室」をつくり、住民主体の運営を目指すなど、中長期プランを見据えてほしい。

1

p12にも記しているように、すでに空き教室を利用して民具を保管しています。個々の教室が独立した状態では、情報が共有できず十分に活用できないため、保管資料の情報を中核施設で把握し、それぞれへ案内できるようにネットワークで結ぶことを目標と掲げています。

13

p10

図の西部に「西山・小泉川・竹林・タケノコ栽培・まんぽ」、中部に「小畑川・今井用水」、東部に「丸また・長岡京駅・171号線沿い企業群」を入れる。

1

この図は、指定文化財と市の公共施設という基準で項目をあげています。

14

p11

用地買収のことが触れられているが、1.恵解山古墳の一角、2.バンビオ1号館の貸室、3.開田保育所に移転が検討されている市役所、4.乙訓寺の北側空地が案として考えられるのではないか。

1

用地の検討については今後の課題ですが、展示・保存をするうえで十分なスペースが恒常的に確保でき、かつ交通弱者への配慮も踏まえる必要があると考えています。

15

p11

1.長岡京市には国宝がなく目玉になる文化財がない。2.そのため資料館という入れ物より、長岡京研究のメッカにするとか、長岡京に関係する人物など、取り上げるテーマをもっと明確にすべき。3.資料館は魅力の競争の時代なので、向日市や大山崎町、京都府、京都市と役割分担や共同研究をするなどの内容も入れる。4.2市1町の一部事務組合の可能性も検討すべき。5.財政負担を小さく出発することが現実的である。

1

1.国宝はありませんが、国の重要文化財を始め、多くの文化財があります。原案にも記しているとおり、目玉がないのではなく、それを展示するなど、活用できる施設がないことを課題と捉えてます。2.取り上げるテーマについては、p9などにも示していますが、現段階では幅広い視野を持っておき、この先の検討で絞っていきたいと考えています。3.p8の「職員」の項目で、「また、文化財の保全・活用を進めるため、近隣の資料館との連携も進めます。」と追加します。4.向日市文化資料館や大山崎町歴史資料館など、既存の施設があるので、2市一町で一つの組織をつくることより、p6に記しているように連携のほうが求められていると考えます。5.まちなか博物館ネットワークには、既存の施設を活用することで財政負担を少なくしようとする目的もあります。

16

p16

1.発掘物の展示に偏らないものとしてほしい。2.小中学生が郷土に誇りを持てる知見が得られるものにしてほしい。3.市民が楽しく見学・参加できる場所にしてほしい。4.地域文化の発信基地的な機能をもってほしい。5.年間数回のイベントが行われ、市民参加型の企画を絶えず行う施設であってほしい。

1

ご指摘の点は、原案のp8からp9にかけて次のとおり触れています。1.市史編さん事業の成果や歴史公文書の活用を視野に入れる。2.学校と連携する。3.わかりやすい展示を心掛ける。4.情報発信に力を入れる。5.市民との協働や生涯学習活動を推進する。

17

p16

将来の乙訓二市一町の合併も想定すると、当市に限らず、乙訓地域全体の中核的な資料館を考えることも必要と思われる。

1

向日市文化資料館や大山崎町歴史資料館など、既存の施設があるので、合併の有無に関わらず、むしろ連携のほうが求められていると考えます。

お問い合わせ

長岡京市教育部文化財保存活用課(図書館内)文化財保存活用担当

電話: 075-954-3557

ファクス: 075-954-8500

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