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令和元年度第1回社会教育委員会議会議録

  • ID:8886

開催日時

令和元年5月24日(金曜日)午後2時30分から4時00分まで

開催場所

長岡京市立図書館3階 大会議室

出席者

社会教育委員

尾瀬委員、瀧川委員、藤山委員、神谷委員、村上委員、湯川委員、加藤委員、髙田委員、田中委員、小林委員、岡本委員

行政側

教育長、教育部長、教育部参事兼総務課長、教育部参事兼学校教育課長、文化・スポーツ振興室長、青少年育成担当主幹、中央公民館長、図書館長、北開田児童館長、生涯学習課長、生涯学習課主幹、社会教育指導員、事務局

会議公開の可否

公開

傍聴者

なし

会議次第

感謝状贈呈

委嘱状交付

自己紹介

開会

あいさつ

1 役員・委員等の選出について

2 令和元年度社会教育委員関連事業の年間計画について

3 平成30年度社会教育関係各課の事業報告

4 令和元年度社会教育関係各課の事業計画について

   ⑴ 社会教育の重点

   ⑵ 社会教育関係各課の事業計画について

5 その他

閉 会

開会

教育長あいさつ

  • 委員への謝辞
  • 学校教育部門、社会教育部門の両輪で進めている。
  • 先日、本市では0-157により、大津市では車の事故により、幼い子どもたちが亡くなられるという大変悲しい出来事があった。ご冥福を祈る。
  • 身の周りに、「今そこにある危機」がある。交通事故も運不運ということがある。横断歩道のわたり方に加え、渡っている途中や信号を待っている間も油断をしないようにすることが大切。スマホを見ながら歩いたりせず、周りの人にも注意を払ってほしい。周りを気遣うとともに、自分の命を守ってほしい。
  • これまで信頼で成り立ってきた我が国の社会。共にこの社会に生きる人間として、相手のことを思いあえる社会になるにはどうしたら良いのか、常に自問自答しながら進めていきたい。その牽引役になるのは我々教育行政を司る者だと考えている。今後も皆様の意見を参考に教育を進め、よりよい社会を構築していきたい。

委員会の運営方法について

生涯学習課主幹より説明

会議の成立条件について

半数以上の出席により本会議は成立

協議案件

1.役員・委員等の選出について

  • 長岡京市社会教育委員会議

委員長:加藤委員  副委員長:田中委員

  • 乙訓社会教育委員等連絡協議会

副会長:田中委員 理事:加藤委員、神谷委員 監事:小林委員

  • 長岡京市図書館協議会委員

藤山委員

委員長あいさつ

  • 委員長を拝命した。私は仏教美術というきわめて狭い領域が専門分野だが、みなさまの期待に応えられるようにしたい。
  • 平成17年京都西山短期大学に着任、平成18年には保育幼児教育コース立ち上げに参加。実習をお願いする過程で、地元保育園・幼稚園にお世話になり、乙訓地域、長岡京市との関わりを深めてきた。平成21年から社会教育委員を拝命し、どんなふうに地域とかかわるべきか、地域に愛され地域のニーズに応えられる大学とは何かということを模索しながら活動を続けてきた。今振り返ると、私自身が地域のおかげで生き甲斐を得て、明るく元気に過ごさせていただいたと思う。
  • 5月1日から令和がスタート。10月23日に行われるパレードのコースが発表された。新しく即位される天皇、ご即位の日は59歳と8ヶ月。還暦を目前にした天皇が、国事行為や祭祀にあたられることに頭がさがる。乙訓には、60歳から輝いてこられた方がたくさんおられる。令和の時代の社会教育は、「あんな人になりたい!」と大人たちを目標にして、子どもたちが育っていく長岡京を目指したい。
  • 社会教育委員とは、地域のあり方に合わせ自らを創造していく存在。そのために、社会教育委員会という場が自由な議論の場であることを願っている。この輪の中から『かしこ暮らしっく』を実現していきたい。本日はよろしくお願いする。

2.令和元年度社会教育委員関連事業の年間計画について

事務局より概要説明

質問なし


3.平成30年度の社会教育関係各課の事業報告について

事前の紙上報告


以下、質疑応答の概要

(委員)

「梅林さんと歩く長岡天満宮周辺ツアー」が報告に載っていないが、その事業は含まれていないのか。

(生涯学習課長)

広報発信課が主催したものであったので載せていない。この後、引き続き生涯学習課で同様の催しを行う予定である。

(委員)

中央公民館の現代的課題講座について、今後の見通しはどうか。

(中央公民館長)

参加人数は延べ18名。1回の参加は平均3名。年によって変わるが、ベトナム・フィリピン・ネパールなど、東南アジアの方が多い。年間7回の開催のため、日常会話ができるまでとはいかないが、日本に慣れる導入となるよう開催している。就労関係で来日された方が参加されているため、今後おそらく増えていくだろう。

4.令和元年度の社会教育関係各課の事業計画について

1.社会教育の重点

生涯学習課主幹より説明

2.社会教育関係各課の事業計画について

各担当課より重点的に取り組む事業を中心に概要説明


以下、質疑応答の概要

(委員)

「すくすく教室」が子どもたちの豊かな学びの場となっていることに感謝。子どもたちは楽しみにしており、保護者はその意義を感じている。地域の方が講師を務めてくださり、地域の方とのかかわりの場となっている。

(青少年育成担当主幹)

地域の方にいろいろお世話になり、頭の下がる思いである。本市は全国的に見てもかなり活発に活動している。文部科学大臣表彰も3校で受賞。今後も重点的に展開していきたい。

 (委員)

「すくすく教室」はわが子も楽しみにしている。保護者の立場としても感謝している。例えばコマ回しにおいては達成感が得られるような指導がなされ、家庭でも話題となっている。

(青少年育成担当主幹)

12月にコマ回し大会を実施する予定。是非、参加いただきたい。

 (委員)

大河ドラマ記念シンポジウムを楽しみにしている。機運の高まりを肌で感じている。山崎の合戦について興味のある方も多い。記念事業が3回予定されており、予定は300名ということであるが、毎回100名ということか。

(生涯学習課長)

毎回300名の想定をしている。著名な講師を招いて、長岡京市の魅力を発信していきたいと考えている。6月のシンポジウムでは、「山崎・勝龍寺の戦い」という新たな説を打ち立てていただく形になっている。

 (委員)

「社会教育の重点」の中に社会教育の努力点があり、☆印で強化する項目が挙げられている。今年度特に重点的に取り組む事業との関係が見えにくいのだが、事業は全て具体化されているのか。

(生涯学習課主幹)

社会教育の重点は単年度で作成してはいるが、2、3年で力を入れていく項目として☆印をつけている。単年度の重点的に取り組む事業としては挙げていないところもある。長期的な視点で☆印をつけているものとご理解いただきたい。

 (委員)

「特別企画展」について、昨年度は勝竜寺城をテーマに444名の参加があった。弥生時代も興味のあるところだが、大河ドラマとの関連で、もう一度、勝龍寺城をテーマにすることはないのか。

(生涯学習課長)

済生会病院の移転に伴う発掘調査を進めているので、速報的な意味も込めて、本年度は戦国時代以外をテーマにした特別企画展を行う。次年度は大河ドラマの年であり、もう一度勝龍寺城をテーマとしたいと考えている。

 (委員)

「市民企画講座」のテーマについて、昨年度は漢字表記であったが、今年度はひらがな表記である。その点についてうかがいたい。

(中央公民館長)

「長岡京市第4次総合計画」に沿ってテーマを設定をしているが、昨年度は、総合計画そのままではわかりにくいかと、あえて表現を少し変えて設定した。今年度は再考し、「総合計画」通りの表記とした。今年度の実感としては、ひらがな表記でもスムーズに進んでいる。

 (委員)

「市民大学」というのは「市民企画講座」のことか。

(中央公民館長)

市民企画講座41講座のうち、1つが「市民大学」である。「市民大学」は1回のみの講座ではなく、年10回程度の講座である。

 (委員)

社会教育の努力点に、「☆人権を守り、差別や虐待、いじめなどを許さない学習活動の推進」とある。本市では以前に虐待死もあった。どういうところで啓発しているのか。

(生涯学習課長)

具体的には「社会教育関係団体指導者研修会」「人権問題研究市民集会」の開催を行っている。後者では、人権啓発にかかる作品募集や表彰を行っている。

(委員)

みな理屈では分かっていると思うが、十分心にまでは落とし込めていないと思っている。もうひと捻り、なにか必要ではないか。

(生涯学習課長)

我々も課題を認識している。これまでは、学校教育の中で子どもたちに作品を応募してもらっており、それが多数を占めていた。昨年はバンビオのイルミネーション会場に出向き、直接募集を行い、また、気軽に参加いただけるよう写真部門を新しく設けた。一般の方にも広く参加いただき、人権意識の向上を図ることができるよう少しずつ進めている。長岡京市人権啓発推進協議会と協議しながら進めているところである。

 (委員)

「すくすく教室」に指導者として参加している。子どもたちは目を輝かせて取り組んでいる。学校内だけでなく、年配の方ともふれあい、コミュニケーションが広がると思う。今後も続けていてほしい。

(委員)

8万人程の市の中で、これだけ多くの参加者が得られる魅力ある事業を継続的に実施できているのは、各団体が尽力されているのだと思う。これからも続けていってほしい。

(委員)

「人権啓発推進協議会」では、いろいろなテーマで市民講座を行っている。また、人権啓発映画の鑑賞や障がい者児のひろばも実施している。是非参加してほしい。

 (委員)

乙訓古墳群の今後の活用や方向性についてうかがいたい。

(生涯学習課長)

すぐに整備がかなうということではないが、古墳の保存・整備をして活用していくように取り組んでいる。古墳だけに特化するのではなく、市の啓発事業とともに、プランを策定して、歴史・文化財の保護・保存・活用を検討していきたい。

 (委員)

男女共同参画講座の内容について、具体的にどのようなものかうかがいたい。

(中央公民館長)

市民企画講座の中にも、男女にかかわるもの、女性的な視点、男性的な視点というものが出てきている。そのため今年度は、公民館が主体として銘打って行うものは市民企画講座へ移行していこうと考え、「未定」としている。

(委員)

「男性のスキルアップを目指す」という文言に、少しひっかかりを覚える。

(中央公民館長)

中央公民館では、2年前まで「男性のための料理教室」と銘打った教室を開催していた。今は、活動サークルにも男の料理教室などがあり、あえて表現する必要がなくなった。今後も表現に気を配り、充実した内容となるよう考えていきたい。

 (委員)

「長岡京芸術劇場」のポスターは、今も1枚で1年間の案内になっているのか。屋外の掲示板に貼り出すと秋くらいには見えなくなる。前半・後半の2枚にするなどできないか。

(文化・スポーツ振興室長)

長岡京芸術劇場実行委員会へ提案していく。

5.その他について

なし

閉会

副委員長あいさつ

  • 長時間の論議に感謝。
  • 今回社会教育委員メンバーも随分変わった。社会教育がより広がったり、新たなつながりが築けたりするかと思うので良い。
  • 社会教育は全市民を対象として、事業内容も多様である。個人の要求や社会からの要請や課題に対して、事業をバランスよく進めようとしていることに敬意を表する。
  • 生涯学習時代は、激変する社会に対応して、人間らしく生きていくために、『かしこ暮らしっく』として、社会教育が担う中身が非常に多いと感じる。
  • 個人のやりたいことが用意されている段階から、学んだことを生かしてボランティアなどで働く、そして課題に沿って計画していくというように進んでいくのがすごいと思う。学ぶだけでなく、アウトプットしたいという方もいるので、応援している。
  • 「社会教育の重点」を具現化するたくさんの事業がある。同じ人が参加するだけでなく、無関心の人、関心はあるけど参加しない人、参加したいけれどできない人のことを考えておく必要がある。
  • この会議は行政からもたくさんの方が参加しているが、どの市町でもできることではない。本市では関係各課から出席される。いろんな社会教育に対する思いを聞くことができて、良い会議ができると思っている。
  • 本年も、本市の社会教育の発展を願う。