教育委員会令和3年5月定例会会議録
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令和3年度5月教育委員会会議録(書面表決)
1.日時
令和3年5月19日(水曜日) 午後5時(書面表決)
2.場所
市役所 教育長室
3.開催方法
開催日時点で京都府下に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されていることを受け、感染症拡大防止のため、書面表決をもって教育委員会の決議に代える。
4.書面表決者
教育長 西村文則
委員 福澤秀夫
委員 京樂真帆子
委員 大下和徹
委員 盛永俊弘
5.前回会議録の承認
表決の結果、全員承認
6.教育長諸報告
(教育長)
新型コロナウィルス感染症について。3月に16人であった本市の感染者数が4月には73人に急増する状況の中、4月11日(日曜日)からのまん延防止等重点措置に引き続き、4月25日(日曜日)には緊急事態宣言が発令された。国、府の対応を踏まえて、本市においても様々な対応が行われ、教育委員会所管の公民館、図書館等でも機能の制限を行うなどの対応を行った。学校教育に関しても、府教育委員会の対応を踏まえ、校外活動の禁止、部活動の制限等を行った。
こうした中、長岡中学校でクラスターが発生した。濃厚接触者としてPCR検査を受けた生徒の感染が確認されたため、順次、陽性者の濃厚接触者等に対してPCR検査を実施し、最終的には生徒24名、教職員1名の計25名の感染が判明した。生徒間の接触を抑制するため、4月24日(土曜日)から部活動を休止し、26日(月曜日)からは臨時休校としていたが、感染可能期間である最大10日を経過し、かつ、潜伏期間の最大14日も経過していること、順次行われたPCR検査の結果から、これ以上の感染拡大は見られないとの保健所の見解を得て、5月10日(月曜日)に学校を再開した。
また、長岡第七小学校で、教職員1名の感染が判明し、5月13日(木曜日)、14日(金曜日)の両日を臨時休校とし、保健所が当該学級の児童等にPCR検査を実施した結果、全員の陰性が確認されたので、5月17日(月曜日)に学校を再開した。
児童生徒、教職員、放課後児童クラブ指導員など、学校関係者の感染状況とその対応については、その都度、市のHPで公表しているが、4月以降に40名近くの感染者が出ている状況である。学校や放課後児童クラブにおける感染防止に向けた取組を引き続き徹底していきたい。
ところで、今回のケースで、タブレット端末の持ち帰りは、学習面だけでなく、連絡や健康観察にも有効であることを改めて認識した。各校において、タブレット端末の持ち帰りに向けた準備を急ぐよう指示しているところである。
次に、行事等についてであるが、新型コロナウィルス感染症感染防止のため、多くのイベント、会議が中止または延期になっている。
4月22日(木曜日)、乙訓管内の教育長会議が行われ、今年度の府教育委員会及び乙訓教育局の教育施策等について確認した。
また、臨時校長会を行い、学校における新型コロナウィルス感染症感染防止対策について意見交換を行った。
4月23日(金曜日)、本年度第1回の教頭会議を行い、本年度予算や事業等について説明を行った。
4月30日(月曜日)、府内(市町)教育委員会教育長会議がオンラインで行われ、今年度の府教育委員会の施策等について共通理解が図られた。
5月7日(金曜日)、校長会議を行い、新型コロナウィルス感染症感染防止対策等について意見交換を行った。
5月13日(木曜日)、市議会の新型コロナウィルス感染症対策特別委員会が開催されワクチン接種(予約)や学校における感染防止対策等について質問が出された。
5月18日(火曜日)、教頭会議を行い、新型コロナウィルス感染症感染防止対策や今年度の事業等に係る実務等の説明を行った。
7.行事・会議結果報告
(事前の質問・意見等はなし)
8.議案
第10号議案 長岡京市社会教育委員の委嘱について
第11号議案 長岡京市図書館協議会委員の任命について
第12号議案 長岡京市教育支援委員会委員の委嘱について
第13号議案 教育支援センター教育相談研究部門研究員の委嘱について
第14号議案 教育支援センターICT活用実践研究部門研究員の委嘱について
(事前の質問・意見等はなし)
表決の結果、全議案、全員の賛成をもって、原案通り可決された。
9.次回定例会までの行事・会議予定
(事前の質問・意見等はなし)