ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

現在位置

第26回地域公共交通会議議事録

  • ID:13047

日時

令和4年10月6日(木曜日)午後3時30分から午後4時30分

場所

長岡京市役所 大会議室A

出席委員

計16名:小林会長、土井副会長、末永副会長、田中委員、依田委員(代理)、筒井委員、中井委員、村上委員、忠津委員、畑委員、木原委員、井口委員、日高委員、落田委員、澤田委員

欠席委員

計2名:中田委員、日田委員

幹事

計7名:澤田統括官、河北対話推進部長、滝川総合政策部長、木村環境経済部長、能㔟健康福祉部長、舟岡教育部長、八木建設交通部長

事務局

柳沢課長、坂出主幹、田中主事

傍聴

2名

議事

1.開会

2.市長挨拶

3.委員の紹介

4.会長、副会長及び部会長選出

5.会長挨拶

6.報告

(1) 路線バス及びはっぴぃバスの再編後の状況について

(2) 利便性向上・利用促進策の状況について

<事務局より一括して説明>
【委員】
・資料の15ページ或いは16ページ17ページについて、路線バスの再編後の状況ということで、今回の再編にあたっては、ルートやダイヤの再編をしており、路線別ルート別、あるいはバス停単位で見ると、再編したことによる具体的な効果なども出ているのではと思う。そのあたり、もう少し何か詳細なデータで、バスの再編の状況をとらえてもいいのではと思うが、どうか。
【委員】
・エリアごとの分析については、また次回以降で整理してお示しさせてもらえたらより分析ができるかと思う。現状を見ていると今回大きく再編したところ、例えば、金ヶ原のエリアで、回り方をこれまでのお客様のニーズであるような、朝の時間帯については時計回り、阪急長岡天神によってJR長岡京へ行くと、通勤通学にもご利用しやすいような回り方を中心にダイヤ設定したが、そういったエリアについては結果として阪急長岡天神やJR長岡京に行かれる方に、全体的にシフトしている傾向があり、求められているダイヤ設定ができるところもあると感じている。他のエリアについてもそういったような分析はかけ合わせていきたい。
【委員】
・この再編のねらいがうまくいっているかどうかはぜひご確認いただければと思う。特に便利になっているエリアもあれば、おそらく少し我慢してもらっているようなエリアもあろうかと思う。そのあたりの確認もあわせてしていただけると、今後の利用促進等にも活かせるのではないか。
【副会長】
・コロナで利用がすごく減っているというのが16ページの図で、2018年に比べて2021年、22年は、目分量で見ると3分の1ぐらい減っている。地域公共交通会議というのはすごい実力を持っている会議で、この会議で協議運賃という運賃を決めることができる。通常はバスの運賃を決める時は国に認可をいただくなどややこしい手続きが必要となる。一方で、これだけお客さんが減っていると阪急バスも経営が非常に苦しいということで、協議運賃という制度を使って運賃改定を230円に少し上げることを、ここで決めた経過がある。
・その結果17ページのように、対前年比で、例えば、8月は68%が80%ぐらいですかね、少し復活をすることができた。こういうことによってお客さんの数はまだまだちょっと増えて欲しいところあるが、続けていくだけの収入を得ることができたというのが一つ。運賃を上げることによってお客さんの数が減ることを心配していたが、資料を見ると特にそういうことはない様子。一つは230円という水準が京都市バス等とあまり変わらないという水準になったっていうこともあるのかもしれないが、必要とされる方がご乗車されているというのがこれから見てとれる。
この地域公共交通会議で協議運賃を決めたのは、上手くいったと評価できると思う。

7.議案

<事務局より説明>
【委員】
・先ほどの公共交通乗継事業について、全国的にこのような事例は見たことがなく、とても画期的な取組みだというふうに思う。PRが足りてないということで、我々事業者としてはしっかり市民の皆さんに周知して、便利に使っていただきたい。もしかすると、一番日本で成功するのではと期待しており、事業者としてしっかり推進していきたい。
・東部バスのルート変更について、これまでからルートを変更する度にいつもこの会議でいろいろと意見しているところである。シャルマンコーポも含めこの地域は従前からタクシーの呼び出しは結構あるため、タクシー事業への影響はもしかしたらあるかもしれないとは思うが、公共交通事業者はコロナでこの2年3年、大変大きな影響を受けてきている。公共交通の維持ということが大変難しい状況になっているのは事実であり、もう一つ一つのルートでどうこうというより、まちが活性化してくれることしか、公共交通の回復はないだろうと考えている。そのため、少し今までの姿勢を変えて、まちの活性化に協力できることがあれば、いろいろと積極的に推進をしていければと思っている。例えば、この近くに我々のタクシー会社があるが、極端な話、そのタクシー会社の前にバス停があっても良いのではないかなと。バスが来ない間に、急いでいるからタクシーに乗るという選択もあるかもしれないし、いろいろとチャレンジしていかないと、なかなか活性化はできないと思うので、この乗継事業についてはタクシー事業者を代表してお礼を言いたい。これから新たなチャレンジについては地域の事業者として、ともに取組んでいきたい。
【副会長】
・済生会病院の利用も増えているが、これは済生会病院が自分たちで送迎バスを出すより、はっぴぃバスをうまく使う方が、病院としてもハッピー、ということで運賃負担をされている。行きははっぴぃバスで、帰りはタクシーという需要もある。これは前のアンケート調査で、自家用車から公共交通、路線バスやはっぴぃバス・タクシーに移動手段を変える方が多いことがわかったので、自信を持ってこのような政策を打たれていると思う。まさに先ほどあったように、お互いに公共交通利用者のパイを広げていく、外出機会を広げていくということが、市民の皆さんの生活の質を上げていくことに繋がる。そして使いやすい公共交通があることで、友人と会う、あるいは買い物に行くなど外出することになる。
・この乗継事業は本当に珍しい取り組みだと思うので、もっといろんなところにアピールしていったら良いと思う。ただ、1点言わせていただくと、グランドパスの購入のやり方が結構難しいということ。配布資料を見たところ、まず市の交通政策課に申請するということで、市役所に来ないといけない。最初はこれでいいと思うが、できるだけ皆さんが買いやすいような仕組みをこれからつくり出していただきたい。それには交通事業者の協力も必要になってくる。できるだけ身近に買えて使える仕組みができるというのが、外出を支える上でとても大事になってくるので、その点もこれからいろんな方策を見つけていきたいと思う。今日ご参加の皆さんのご協力いただければこういう制度がさらに力をつけていくと思う。
【委員】
・乗継事業のことで、都タクシーと、西都交通と阪急タクシーだけが対象ということかと思う。JR長岡京駅の東口では西都交通をたまに見かけるぐらいで、あとはすべて個人タクシーである。はっぴぃバスで長岡京駅に着き、駅を越えて東口に行ってタクシーに乗ろうとしても対象のタクシーに乗れないので、これはあまり使えない。西都交通は電話すればすぐに来てはくれるが、呼ばない限り全然回ってこないということが、一つ使いにくい点かと思う。
・私の場合、90番の淀・長岡京線、5番6番48番という形で、落合橋というところを利用する。230円均一運賃は納得しているが、ダイヤ改正について、通勤ラッシュ以外で1時間に約2本あるが、1時間で30分毎ではなく、ひどいときは50分近く間隔が開くこともあり、不便に感じている。1時間に2本であれば、せめて25分から35分ぐらいの待ち時間を何とか保ってもらえると大変ありがたい。
今すぐに変えるようにとは言わないが、京阪淀駅や新山崎橋を出発する時間さえ同じにしていただけたら、混乱がない。事前に調べれば良いことではあるが、午後の1時と3時からとでは、ぐるっと逆転して時間が変わるということに、まだ慣れていない。このあたりにもう少し配慮が欲しかったと感じる。
【委員】
・事業者としては、どこのエリアに対しても均等に運行したいということを第一に考えて行うが、路線というのは、あるエリアを走ってその後違うエリアを走るため、どうしても最後がいびつになってしまう。その中で、優先度としては利用が多いところの均等を取ってしまうところがある。当然、今後ダイヤ改正する時には使っていただきやすいように均等なダイヤ設定を考えていきたいと思っているので、先ほどあったように、今のところは乗りづらいところの時間帯もあるかもしれないが、時刻を調べていただくようお願いしたい。
【委員】
・東部バスのルート変更案については、その利便性を高めるポテンシャルを高めるという意味合いであると思っている。実際に利用者の増加につなげていくためには、やはり新しいマンションやこれまでのマンションに住まれている方、その周辺の方々にも利用していただかないと意味がないと思う。そういう意味では、実際にご利用の可能性のある方々に、きっちりと周知をすることはぜひお願いをしたい。それこそ高齢者の世帯もあれば、子育て世帯もあるということで、ご利用の仕方も違う方々が、このエリアに住んでいると思うので、このバスのルート変更を通じて、どのようにご利用いただけるかの周知と、実際乗っていただくための取組み策が、もうひと工夫要るのではないかと思うので、その辺りまた検討していただきたい。
【会長】
・いろいろなご意見ありがとうございました。いろいろ検討し、実際にやってみて、後で修正することも出てくるかもしれない。そういう情報を集めるための会議でもある。
・東部バスのルート変更案について、原案どおり進めていくということで、ご異議ございませんか。
【委員一同】
・異議なし
【会長】
・異議なしと認めます。よって本議案は承認されました。

8.その他

<事務局より説明>
【委員】
・質問ですが、バス停の移設先の調整はこれからか。また、これ恒久的に動かすということか。
【事務局】
・現在は仮移設という形ですでに動かしている。移設先は市有地で、その地先に仮で動かしているものである。
【委員】
・そこに恒久的に動かしたいということで、時期はまだ未定か。
【事務局】
・時期はこれからの調整となる。
【委員】
・ありがとうございます。あと、現行の交通ということで、国の方がいろいろお願いをしていたが、結構な金額を長岡京市から交通事業者様に支援いただいたということで、私の方からもお礼を申し上げます。どうもありがとうございます。
【事務局】
・次回、第27回地域公共交通会議は、令和5年1月25日(水曜日)の10時より、大会議室Aで開催する。

9.閉会

お問い合わせ

長岡京市建設交通部交通政策課交通政策担当

電話: 075-955-3160

ファクス: 075-951-5410

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム