令和4年度第2回高齢福祉部会 会議録
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概要
令和4年度 第2回長岡京市地域健康福祉推進委員会高齢福祉部会 会議録
日 時:令和5年3月13日(月曜日)午後2時00分~午後4時00分
場 所:長岡京市役所 会議室8
出席委員:島田委員、稲塚委員、中原委員、澤田委員、中田委員、上岸委員、西小路委員、
橋詰委員、鵜野委員
欠席委員:菅田委員
傍聴者:0名
事務局:川村健康福祉部参事、板垣高齢介護課長、黒河主幹、菅原係長、黒岡係長、小川主査、
社会福祉課 中村主査
長岡京市社会福祉協議会 中林、今村
1.開会あいさつ
・委員11名中、10名の出席を確認。
・資料の確認。
・健康福祉部 川村参事 開会挨拶
・委員退任、新任の紹介
・委員、事務局自己紹介
2.議事
(1)高齢者部会・会長の選任について
会長の選任 島田委員 職務代理者 澤田委員
会長
案件2「第9次高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画の進捗状況」について、事務局からの説明をお願いしたい。
事務局
資料1 「第9次高齢者福祉計画の進捗状況について」説明
(施策領域ごとの評価の内容と進捗について報告)
資料2 「第8期介護保険事業計画の進捗状況について」説明
(数値報告と分析の報告)
・長岡京市社会福祉協議会(中川職員、今村職員)
活動報告「地域組織等多様な主体への協力依頼等のはたらきかけ」及び、関係者のネットワーク化などの報告
会長
ありがとうございます。 事務局より資料1の第9次高齢者福祉計画の進捗説明及び社会福祉協議会より活動報告をしていただきました。全般にわたってでも結構ですから、ご意見等があればご発言をお願いしたい。いかがでしょうか。
委員
今の報告において、生活支援コーディネータは頑張っていると思う。しかし、自治会はもういらないのではないかという話を聞くが、こういう状況になってくると自治会と介護サービス利用の関係がどんどん薄くなっていくのではないだろうか。
事務局(社協)
自治体のある地域、ない地域、どちらからも相談は受け付けている。自治会のある地域では、自治会館でサロン活動を行っている。一方、自治会のない地域は、活動する拠点や活動資金がないなどの相談がある。地域には共同募金の活用を検討したり、活動拠点については介護サービス施設などのスペースを借りてサロン等を開催したりすることもあった。新型コロナの影響で現在は受け入れてもらえない状況である。
委員
具体的な数字(資料)としていただいたほうが、我々にもわかりやすいとおもうが。
事務局(社協)
高齢者の方々が通っている場の実態調査における数値はあるので、提供する機会があれば提供する。
委員
認知症サポーター養成講座内容について、状況は10年前からは変わってきていることから、そろそろ今の時代にあったものに変えたほうがいいのではないかと考えている。なぜそう思うかというと、先週の広報の中に、各市民団体の方々の講座などの活動は、認知症予防の体操や認知症予防のダーツなど、『認知症予防』と名前をつけると以前から多く人が来る傾向にある。ところが、認知症の予防は科学的にできるかというと根拠はないということだから、そういう文言は入れないようと聞いている。ところが市民からそういう話が出てくるということは正しい情報が伝わってないのではないかと思うので、その辺を検討していただきたい。
事務局
サポーター養成講座を開くにあたって、受講される方の職種や年齢によっては講座ごとに別々のところにあったり(開催)しますので、その方々に別々にお伝えしたほうがいいと思う、ニーズに合ったところで認知症とは何かを知るだけではないというので、対応の仕方やその中身の部分を伝えていけるといいな、と思います。
委員
興味のある方は勉強されてサポーターになるといって府の講座もあるのですが、疑問を感じる人もいる。前から言っているが自己責任という言葉があるが、認知症になっても自己責任だ、となってくると普段からなにも(予防)をやってないから認知症になるのだという誤った認識になる。健康維持のため介護予防のため、運動をやるという(おどかすような)ことになる。言葉の使い方はもう少し考えないといけない。特に責任のある立場の人は注意をしてほしい。
委員
資料6ページの取組状況のところで、「年を重ねることがイメージできない世代への啓発ができれば・・」のところはどういう啓発されているのか、そういう世代にはどのような対応をされているのか。
事務局
今後検討するべき事項とし何らかの方法で高齢者の方が実体験を話すとか、実体験に近い講座等を開けたらと考えています。
委員
生まれてくる赤ちゃんを「ふれあい事業」として小学5年生を対象にありますが、同じように「高齢者ふれあい」(認知症の方)として、小学生、中学生とのふれあいの機会が必要ではないか。
委員
徘徊などの見守りシステムとして、スマホの(GPS)システムをもっと増やすと効果的ではないか。
認知症もいろいろなパターンがあるので、パターン対応もしてもらいたい。
委員
70代前半から始まる認知症、「こういう方にはこういう風に接したらよい、」などの(手引き)があればよいのではないか。
会長
(病院では)病室は認知症だらけ状態にある、こういう時代に合わせた接し方の内容(手引き)をつくっていくなど、事務局、社協もステップアップしていくことが大切と思います。
委員
高齢者が45%を占める和束町でいうと、サポーター養成所には、認知症になることが嫌という住民が受講に来る。普段から地域にかかわりを持つことで予防になっている。介護のプロとして自分らしく生きること、施設に入ってもいきいきと自分らしく過ごしている人を増やすこと、私もそうなりたい(元気な老人)・・と思える高齢者を地域の人に知ってもらえる活動がよいと思います。
委員
社協が進めている活動を広く(関心を広げて)進めてほしい。
社協
地域の活動を見える形で広報を行っていきたい。
委員
給付費は医療系が高い、一方で施設のほうは条件(コロナ禍)があって減っているが、どういう風に見るのが良いのか、認知症サポートはこれからの高齢者が(75歳以上)が増えるが、一方で担い手は増えない。(課題解決の)地域づくりビジョンが必要だ。
委員
地域では結構お年寄りは積極的ですが、でも自治会活動はしんどい。「自分のために」という思いでみんな活動している。
事務局
(現行の)事業計画策定時の令和2年はコロナ(感染者)が増えて、その前にショートスティがやや減少していたが、利用増加を見込んでいたが、実際は減少していた。状況の見極めができていなかった。(次期計画では)給付見込みを改めていきたい。
会長
次期計画のビジョンとして、事務局は何か考えていること(施策)がありますか。
事務局
活動者(介護サポーター)のリストを養成講座(参加)だけでなく担い手(登録者)の確保・育成など、プラスイメージで進めていきたい。
委員
私は去年のガラシャ祭で美味しいコーヒーの淹れ方を習った(?)1月からは第2月曜日、火曜日にインスタントコーヒーですが、コーヒー(とおつまみ)を飲んでもらっています。
委員
(今後は)要介護者は増えるが、介護者は増えないので、(システムとして)もう持たない状況になる。また、介護職は気持ちがないとやっていけない。介護者を支援すること、(養成だけでなく)活動する場所の提供が必要だ。
委員
(資料7ページ)緊急・相談通報システムについて、高齢者の利用実例(事例)があれば知りたい。
事務局
緊急時にはボタン一つで看護師につなぐことができます。その際はていねいに対応している事例がある。
会長
ほかに、ご意見がないようですので、次に次第その他について、事務局からお願いします。
事務局
令和5年度の策定委員会予定について
・令和5年8月の1回
・令和5年12月に1回
・その後パブリックコメント
・令和6年2月に1回 の3回開催予定
会長
本日は貴重なご意見をありがとうございました。
閉会