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令和5年度第1回地域包括支援センター運営協議会議事録

  • ID:14718

令和5年度第1回地域包括支援センター運営協議会議事録

開催日時:令和5年8月25日(金曜日)午後1時30分~午後3時

開催場所:長岡京市立産業文化会館3階  第1・第2会議室

出席委員:岡田委員、中山委員、内藤委員、四方委員、島田委員、福増委員、丸山委員、北村委員、岡島委員

欠席委員:西野委員

事務局:板垣高齢介護課長、黒河高齢介護課主幹、黒岡高齢福祉係長、細見高齢福祉係主査

地域包括:

東地域包括支援センター(基幹型・強化担当)長山氏

東地域包括支援センター(地区包括)海老原氏、尾形氏、石田氏

北地域包括支援センター 田村氏、大江氏、早水氏、三浦氏

南地域包括支援センター 野稲氏、加藤氏、佐治氏、初野氏

西地域包括支援センター 丸本氏、衣川氏、小林氏

傍聴者:なし

議事

開会

1  板垣高齢介護課長より挨拶。

本会議の趣旨等説明と委員変更のお知らせ。


2.黒岡高齢福祉係長より

事前配布資料の事業報告について

・今回から「Ⅳ その他」に介護予防プランの委託先事業所及び委託率を記載している。

・北地域包括支援センターの担当地域内における高齢者人口が約6,300名であるが、条例により6千名超過かつ超過人数が1千名未満の場合、地域包括支援センターの人員を1~2名増員することとなっており、現在1名加配して運営していることを報告する。


3.案件①令和4年度地域包括支援センターの事業報告及び令和5年度地域包括支援センター事業計画・報告

各地域包括支援センターより

令和4年度の実績を踏まえ、令和5年度におけるアクションプランに沿い、実施内容とその評価・改善点等の報告がある。


(委員)

   高齢者への支援が大半を占める中で、長岡中学校の3年生への包括の啓発(東包括)、長岡第五小学校の4年生を対象にした出張講座(西包括)等小・中学生への働きかけについては新鮮。依頼がないと中々難しいとは思うが、今後視覚障がい者への援助に関するものを希望する。

東地域包括支援センターへの質問

・七ツ池下のワイワイ広場について、参加してほしい方の参加が少ないと報告があったが、具体的にはどういった方なのか。

・出張講座や整形相談会を実施しているとの報告があったが、具体的に教えていただきたい。


(東地域包括支援センター)

    孤独死等の問題から地域での見守りを重要視し、令和3年度にできたのがワイワイ広場。参加者は毎回同じメンバー。「困りごと等あれば相談下さい」との声掛けはするが、特に相談はない。参加者は皆元気で、地域活動にも参加している。健康への意識が高く、社会参加もできている方々であることが分かった。包括としてはできるだけ早くつながり、総合相談につなぐことが目標であるため、まず地域包括支援センターを知ってもらうことが大事。地域としても自治会活動に参加してほしい方に参加してもらえていないという課題がある。参加してほしいのは社会参加の少ない方。集団の場への参加が難しいのであれば個別相談の方が良いのか生活支援コーディネーターと相談している。健康に関わるイベントを企画すれば来てもらえるのかもしれない。整形相談もその一つとして活用できるのでは。


(委員)

    整形相談会は健康づくり推進課が実施している。乙訓医師会から整形外科の医師を招いてのミニ講座や、市の理学療法士・作業療法士による体操の指導等を行っている。数年前まで保健センターのみで実施していたが、決まった会場では出づらい方が多いとの声があった。地域で場所を借りられるのであれば、そこへ事業を持っていくオファーをかける。各地域包括支援センターの協力で場所を提供していただいていることもある。


(委員)

南地域包括支援センターへの質問

    なかの邸カフェについて。コンサート等実施されていると聞くが、高齢者に特化していないのか。神足ふれあい町屋のような使い方なのか、利用対象が知りたい。

(南地域包括支援センター)

     南包括エリアの方にチラシ配布後、口コミで広がってきた。認知症の初期の方の居場所を意識し、オレンジルーム(認知症対策推進室)と動いている。西包括のエリアの方も気兼ねなく参加していただいており、人数は増えている。


(委員)

北地域包括支援センターへの質問

    現在の地域お助けサポーターの活動状況について教えていただきたい。


(北地域包括支援センター)

    ゴミ出しの必要なケースについて生活支援コーディネーターに依頼し、その方の自宅付近にサポーターがいればマッチングする。


(黒河高齢介護課主幹)

     地域お助けサポーターは社会福祉協議会が指定管理者として運営する総合生活支援センターに業務をお願いしている事業。

     高齢者のちょっとした困りごとに対して支援を行う。講座を開催し、受講した方が登録した後、支援を希望された高齢者とマッチングをした上で、定期的な活動を行う。支援者にとっても介護予防につながる。

    現在多くの人に喜ばれていることがゴミ出し。要望が多く、マッチングが追いつかないほど。サポーターが住んでいる地域に偏りがありマッチングが進まないケースがあることも把握している。養成講座を随時開き、各地域に色々な活動ができる支援者を増やすことが課題。


(委員)

他地域では認知症サポーター養成講座受講後、活躍されていないケースが多いと聞くが、どうか。


(東地域包括支援センター)

    数年前に認知症サポーターの活動の場となるウォークラリーを企画していたが、コロナで中止。今年はフォローアップを目的にサポーターに集まっていただき、若年性認知症の方を含み、認知症本人の気持ち・やりたいことを引き出すための場を設けられたらと考えている。


(委員)

     令和5年度目標は前年度と同じであり、話し言葉での目標設定はすごく良いと思うが、抽象的であるため、どういう課題状況があるのかがプランから見えてこない。膨大な業務量をこなしていることは明らかなため、その点については敬意を表したい。しかし、評価で「開催した」「実施した」だけではなく、目標に照らし合わせた結果としてどうだったかを記載する方が良い。

     例えば、課題に対して何を行い、どのような変化があったのか。今回はこういった事情でうまくいかなかった。目標設定が良くなかった等。研修に参加したのであれば、何が変わったか。住民にどういう良い影響があったのか。会議を開催し、情報が共有できた、課題が明らかになったとすれば、それが実際のサービス提供にどうつながったのか。地域の状況が良い方向に変わった等実際の具体的な事実を記載してもらえると良い。効果が推測できる部分はあるが、現状だと結果として何が変わったのかが見えてきづらい。どこまでできていて、どこができていないかを踏まえると、次年度の目標として新しいものが見えてくると思う。


(委員)

     介護予防プランを圏域外の事業所に委託しているケースが多いが、遠方のケアマネジャーとの連携で工夫していること、取り組んでいること等はあるか。


(西地域包括支援センター)

     他の包括と比べて委託率が25%と高いことに驚いている。

     原則として、市内か向日市に委託しているが、例外として住民票を長岡京市に残したまま転居された方について、圏域外に委託しているケースはある。一番大事にしていることは、包括がケアマネジャーとの関係を良好に保つこと。大変な中ケースを引き受けてもらう代わりに、ケアマネジャーに対するフォローも行うという姿勢で仕事をさせてもらっている。その中でケアカフェは有効であると考える。相談しやすい関係づくりを心掛けている。


(南地域包括支援センター)

    介護予防プランの委託率について、全包括で考えたら約17%。一昨年に全国の包括で調査した結果、全国平均は47.2%、京都府平均が29.4%、長岡京市はさらに下回っている状況であることが分かる。東京、神奈川、千葉や大阪等の都市部は70%~80%。

    原因までは特定できていないが、都市部にはケアマネジャーの数が多く、集中している傾向があると考えられる。また、プラン作成料について、予防分が低価格であることが人材確保を困難にしている。


(東地域包括支援センター)

     今年度新規の委託先契約はなく、西包括からもあったように転居された場合に市外の事業所にお願いしているケースが多いと思う。

     ケアマネジャーとの連携で工夫している点については、ケアマネジャー不足を解消することはすぐにできないので、ケアマネジャーをバックアップすることに重点を置いている。ケアマネジャーだけでは対応が難しいケースについては、包括職員がケースの概要を把握して訪問する等一緒に対応している。


(北地域包括支援センター)

    基本的には乙訓地域への委託だが、西京区や伏見区など市外でも比較的近い地域への委託は少しずつ増加している。

    ケアマネジャーとの関係で工夫していることは、他の包括と同じくバックアップすること。昨年度地域ケア個別会議を11回開催しているが、ケアマネジャーの支援の中で、多職種や地域住民を交えた場での話し合いに引き上げる形でのバックアップも行っている。


(委員)

     東地域包括支援センターへの質問

     虐待対応ケース会議等を踏まえ、改善した例等あれば教えていただきたい。


(東地域包括支援センター)

     生活困窮者のケースが多かったが、ケアマネジャーがついているケースが大半であった。ケアマネジャーとの連携を図りながら、サービス導入につなげる。つながらない方については包括が直接訪問する。


(黒岡高齢介護課係長)

    長岡京市の通報受理以降の流れ等について説明。


案件② その他

事務局からも委員からも案件なし

閉会

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