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市長と語る“対話のわ” 令和6年11月21日(木曜日)学童保護者連合会

  • ID:14877

日時

令和6年11月21日(木曜日) 午後7時00分から午後8時45分

場所

バンビオ1番館 中央生涯学習センター 学習室1

テーマ

はじめに市長より「これからの長岡京市」をテーマに以下のことについて説明いたしました。

  • 放課後児童クラブの状況
  • 子育て環境の充実
  • 教育環境の充実
  • 共生型交流エリア
  • 西山公園、長岡公園、防災スポーツ施設

    参加者

    18名

    対話(質問・意見)

    〈参加者〉
    学童は子供のためにあるか、親のためにあるのか。
    多分正解はないと思いますが、市長のご意見もお聞きした上で、話のタネになって広がったらいいなと思いましたので質問させていただきました。

    〈市長〉
    利用条件の建てつけからも、行政施策としての位置付けでは、働く親御さんのための事業だと思います。
    ただ、そこで提供されるサービスについては、やはり子供の目線、子供の意見をどう取り入れていくかということが要請をされる部分が多くあると思います。

    〈参加者〉
    単純に興味で聞きますが、学童の法律上の建てつけが保育園と違うというのは何となくわかっていますが、国の方でシームレスに保育園から学童まで繋ごうといった動きはあるのでしょうか。

    〈市長〉
    国では、今こども家庭庁が出来て、役所の縦割りのようなものを無くそうと言っておりますが、制度上でいうと、動きはまだ微妙なのかなという感じはします。

    〈参加者〉
    学童保育は基本的には教育が担うのですか。運営を学校と共同でやっていらっしゃいますよね。

    〈市長〉
    運営は学校とは異なります。

    〈参加者〉
    施設は使いながらも学校とは別という…。
    ねじれ的なことがいろいろあるのかなというのは、日頃から感じていまして、将来的に解消されるのかが疑問です。

    〈市長〉
    長岡京市の今の放課後児童クラブ運営の特徴の1つに学校敷地内に放課後児童クラブがあるということがあります。実はそれが当たり前ではなく、学校外の児童館等の施設に放課後児童クラブがある地域もあります。過去からの様々な経過から、我々としては学校施設内に放課後児童クラブがあるということは、しっかり堅持をしていきたいなと思っています。
    利用者数がかなり増えてきている中で、今のところ4年生までということにはなりますが、待機を出さずに全員受け入れるという方針です。
    そうなると、どうしても施設のキャパシティがあるため、“学校敷地内”を維持していこうと思えば、やはり学校施設をどれだけうまく一緒に使っていけるかということになります。
    制度上は学童と学校は別ということになりますが、その辺りの連携は市レベルではしっかり進めないといけないと思いますし、今進みつつもあるとも思っています。

    〈司会〉
    長岡京市の小学校出身の方はどれくらいおられますか。
    学童の状況は昔から何か変わりましたか。

    〈参加者〉
    昔は人数が少なくて、今のように校舎と別の建物ではなく、学校の一番端の教室だけを借りていました。合宿や運動会などのイベントもあり、結構しっかりやってくれていたのかなと思います。

    〈司会〉
    向日市はどうでしょう。(向日市に幼少期住んでいた人を指名)

    〈参加者〉
    向日市は学童が学校の横にあります。

    〈市長〉
    乙訓はほとんど学校内にありますね。

    〈参加者〉
    私は10年ぐらい大阪に住んでいましたが、大阪は近所のところまで歩いて行って、という形でしたね。

    〈市長〉
    しっかりと調べたわけではないですが、京都市内は児童館など別に施設があるところが結構多いのではと思います。

    〈司会〉
    そのあたり知見のある方はいらっしゃいますか。

    〈参加者〉
    大阪の守口では学校敷地内でした。
    それが当たり前なのかなと思っていました。

    〈市長〉
    私も長岡京市生まれ・育ちなので、放課後児童クラブというものは学校の中にあるものだと思っていましたが、他の地域の話を聞くと、「いや、そんなことないよ」と言われて結構びっくりしました。
    そういうことは意外とあって、例えば、この地域では幼稚園は私立しかないですが、公立で幼稚園を持っている地域も結構あります。
    何がスタンダードかは地域で大分違うと思いますね。

    〈参加者〉
    昨年の長四小の民営化は始まる前に不安の声がありましたが、今非常によくやっていただいています。今の指導員の先生は、少なくとも保護者の信頼は勝ち取っているのではないかと個人的には思っています。

    〈市長〉
    いろいろ変わるところがあるので、そこに対する不安というのはあると思います。
    出来る限り引き継いでしっかりやっていこうということで時間をかけながらやりましたが、それでもパーフェクトだったかといえば課題はあるのかもしれません。

    〈司会〉
    民営化に対して不安がある方はいますか。

    〈参加者〉
    民営化を進めている中で、何か課題は見えてきていますか。
    それに対して考えている対応はありますか。

    〈市長〉
    正式には「民間委託」と言いますが、民間委託を進める中で、そこに何か問題があるという認識はありません。
    民間でも、委託でも、直営でも、課題となる個々の事象がおそらくあるとは思いますが、民間委託をしたから何か問題が生じるとは思っていないところです。

    〈参加者〉
    民営化して、市はどういう形で連携し、運営に対して責任をとるのでしょうか。
    現場では人不足に陥ったりすることがあると思います。

    〈市長〉
    直営のクラブであろうが、民間のクラブであろうが、状況に応じて同じようにやっていると思います。
    民間の方が人の配置や確保の部分は長けているなと感じています。

    〈参加者〉
    ここは難しいところであります。
    市役所で人を確保しようと思っても、指導員の先生の待遇があまりよくなく、申込みがほぼない状況にあります。これが現実です。長四小の話ですが、これまでは先生が少なくて遠足で班毎の付添いの先生がいませんでした。そのため、付添いは親がやらないといけませんでした。それが民営化して班に1人付き添ってくれるようになりました。全員で10人ぐらい来てくれます。市長がおっしゃったように、民間はフレキシブルな人材配置ができるという利点があります。人材に関しては、市が直接募集するというのは難しい時代なので、もうやむを得ないなと感じています。

    〈参加者〉
    民間になって、確かに先生の人数が増えました。あと、以前は年配の方が多く、パワーのある子どもを見ることはすごく大変だったと思います。その面でやはり若い人材を入れてくれて、子どもと遊んでもらっている状況を見ると、すごく良くなっているのではないかと思います。

    〈参加者〉
    民営化後、退職などで急遽来られなくなった指導員の方もいましたが、スムーズに他の方で補完されているので、私は問題ないと思っています。

    〈参加者〉
    率直な感想で言うと、民営化して非常によくなったと個人的には思っています。
    市長もおっしゃっていましたが、やはり人員配置ですね。

    〈参加者〉
    一方で、人が定着しないという心配も出てきますが、長四小では保護者との信頼関係が崩れないか慎重にやっていただいている感じはします。長四小では、民営化するときに長年すごくよくやっていただいた先生がいらっしゃったので、「あの先生を入れ替えて突然知らない人が来るのか」みたいな感じになりましたが、いつか変わるタイミングは来るので、次の人材を育てないと仕方がないという話でもあると思います。保護者の方が上手くアジャストしていくしかないというのが自分の意見です。

    〈参加者〉
    長六小はまだ民間委託にはなっていませんが、いずれは民間委託になるのではと思っています。長岡京市ではこれまで公設でやってきましたが、民間委託に切り替える方向に舵を切ったのは何か課題があったからでしょうか。
    また、直営でやることの良さ、意義はどのように捉えていましたか。
    長期間、直営でやってきたものを変えたターニングポイントを知りたいと思います。

    〈市長〉
    私が市長に就任したときには既に民間委託化が進んでいた部分はありますが、当時からも人員確保の点でやはり民間の方が柔軟に対応できるだろうということはありました。
    直営となると公務員として雇うわけですが、硬直性がある部分がどうしてもありました。様々なニーズに対して、公共サービスを提供していかなければなりませんが、それをすべて公務員という身分の人たちが提供できるかというと決してもうそんなことはありません。公的な責任は我々にある中で、民間の力を使っていくということは、放課後児童クラブの世界だけではなくて、どの分野でも求められていることだと思います。これは公務員だけでなくて、労働力をどう確保していくのかという点は社会全体の課題として考えなければなりません。1つのきっかけは、いかに人を確保して柔軟に配置していけるか、という点が大きいと思います。

    〈司会〉
    次は未来志向で、考えていきたいと思います。
    これからの学童はどういう形で形であるべきか。どのような学童が長岡京市にとって理想なのか。
    いかがでしょうか。

    〈参加者〉
    学童云々でなく、子どもにとっていろいろな選択肢がある放課後であって欲しいと思います。
    うちの子どもは今4年生ですが、早く学童を出たいと言い続けています。
    いろんな意見があります。
    5年生、6年生まで学童を続けて欲しいっていう親もいれば、うちは子どもがもうやめたいと言っています。学童を出た後の放課後の選択肢が長岡京市にどれだけあるのか。
    先ほど市長が公園整備について説明されていましたが、長岡京市は子育てがしやすいまちとしてプロモーションしているので、そこにはどんな選択肢があるのかは気になりますし、将来的に充実している街であって欲しいなと思います。

    〈参加者〉
    子供を成長させて欲しいですね。
    うちの子も学童が嫌だと言っていて、学童の指導員のことをものすごく上から見ています。
    学童に求めて良いものなのかわかりませんが、ゆくゆくは敬語の使い方や人の話の聞き方といった指導をしていただきたいと思います。

    〈市長〉
    ちなみにその「学童が嫌だ」という理由はどういうところにあるのでしょうか。
    例えば、家帰ってゲームしたいとか、学童とは違う友達と遊びたいとか。

    〈参加者〉
    学童に行ってない子は一度家に帰ってから、もう1回学校に来て一緒に野球などをしています。
    グラウンドには学童に行っている子と行っていない子が混在していますが、学童の子は決められた時間に学童に戻らないといけません。学童ではない子は戻らなくてよくて自由です。学童に戻ることが嫌なので「早く学童を出たい」に繋がっています。

    〈市長〉
    例えば、昔見に行った東京の品川では、放課後になったら学校が開放されていて、学童の子も学童でない子も一緒に遊んでおり、指導員は学童の利用料を払っている子だけは責任を持って見るという仕組みでした。その切り分けだけで運営されていて、それはそれですごく楽しそうだなと思うところもありました。

    〈参加者〉
    少し話は変わりますが、学校を中心に地域全体で子育てをするというようなマインドがあればなと思います。

    〈参加者〉
    やはり親としては、親が働き続けるために、子どもを安心して預けられる場所に小学校1年生から6年生まで任せられることが希望です。5年生から急に1人にさせることを不安に思う親もいます。将来子どもの数が減っていった場合に、対象を6年生まで拡げる考えがあるかをお聞きしたいです。
    子どもは夏休みがありますが、親はずっと仕事をしていますので、夏休みの間一日安心して預けられる場所として学童は必要です。開始時間は、朝8時からが一番早い時間だと思いますが、8時から預けるのは親としてハードルが高く、遠くに出勤している場合は厳しいです。

    〈市長〉
    出来ることなら対象を6年生まで拡げられればいいなとは思います。
    ただ、全否定をする気持ちはないですが、現在の学童、学校施設内のキャパシティから言うと、5年生・6年生まで拡げることは現実的ではないので、今は踏み込んでいけないということが正直なところです。現状、待機を出さずに受け入れるためには、やはり4年生までということになるかなと思います。
    開所時間については、出来る限り前にも後ろにも伸ばしたいという思いはあります。やはりその辺りも民間の方がフレキシブルに対応できるのではないかと思います。既に民間委託しているところから、終了時間が延びたということもあります。サービス面としての充実が図れるところはあると思います。
    開所時間の話はいろいろなところでお聞きをしますので、今すぐにやりますとは言えませんが、しっかり受けとめたいと思います。

    〈参加者〉
    子どもを預けて、まずは怪我せずに帰ってきて欲しいな、と思っています。その点で指導員の数が少ないことは問題ですが、人を増やすには結局はお金だと思います。うちの場合、放課後児童クラブは月7,000円の利用料金で通わせてもらっています。去年給食費増額の話がありましたが、「子どもが食べているのだから仕方ないな」と自分は思いました。無償化で子育てがしやすいまちになることは、すごく嬉しいし、ありがたい話ではありますが、少ないお金でサービスだけを求めることは難しいと思います。我々がお金をたくさん出せば、その分人員も確保できるのか、待遇も改善できるのかをお聞きしたいです。

    〈市長〉
    もちろん給与面は大きな1つの要素ではありますが、実感だけで言うと、やはり今本当に人の確保が難しい労働需給がタイトな状況にあると思います。
    協力金の水準は、特別安いわけでも、特別高いわけでもありません。京都府下では平均的な水準かなと思います。国の考え方でいけば、ランニング費用の半分は保護者から徴収、残り半分は公費、すなわち国、府、市で負担というのが基本的な考え方ではありますが、長岡京市の場合はもう少し市が負担しており、現在の7,000円の水準となっています。
    協力金を上げた分に見合うだけ人員を確保できるかは何とも言いかねる部分があります。

    〈参加者〉
    子どもにとって安全で過ごしやすい場となるよう、市が舵取りを上手くやっていただきたいなと思います。

    〈参加者〉
    子どもが遊べる場所を作っていただくことはありがたいことだと思いますが、そこに行くまでの道が危ないことが問題だと思っています。長八小の近くで不審者情報があったり、冬だと暗い場所もあったりして、通学路には無数の危険があります。その辺りの整備はどのように進めていこうと思っておられるのか、ビジョンがあればお伺いしたいと思います。

    〈市長〉
    通学路については、一時期、全国で相次いで発生した子どもの交通事故を受けて、通学路の点検プログラムを実施しました。このときに出てきた課題の解消はかなり進んできています。ただ、残っている部分はあって、例えば長法寺小学校前の交差点です。本当に危ないのですが、改善しようと思うと用地を確保しなければなりません。やはり残ってきているのは、用地を確保しなければ道路を広げられないとか、歩道部分を取れないといったところです。道路をカラー舗装するなど工夫はしていますが、どうしてもそういうところが残っています。我々も何とかしたいなと思ってはいます。

    〈参加者〉
    防犯カメラの状況はいかがでしょうか。

    〈市長〉
    市では212台の防犯カメラを市内全域に設置しています。実は全国の自治体の中でもかなり早くに導入して、現在5年目になります。導入時には監視社会への抵抗感のようなものがありましたが、今では犯罪の検挙にかなり繋がっています。
    5年経過したので、警察とも相談して増設や設置場所の変更を考えていきたいと思っています。

    〈参加者〉
    民営化されているところは保護者の負担が軽くなっているのでしょうか。
    イベントの企画やお手伝いが結構負担になっています。

    〈参加者〉
    それは民営化とはあまり関係がなく、保護者会の方針によるのではないでしょうか。保護者が「イベントは全部やめます」と言えば、何もなくなると思います。長四小では夏のイベントが縮小傾向です。自分の場合は保護者会がそこまで力を入れてやるべきかどうかを念頭に運営しています。やはり保護者会の考え方によります。民間になってからの指導員の先生方は、どちらの選択にせよやれることはお手伝いしますというスタンスなので、主導権は保護者会にある感じでやらせていただいています。ただ、どの民間でも同じかはわかりません。民営化の話し合いの際には、イベントはこれまで通りちゃんとやってください、という保護者会側の圧がありましたが、実際蓋を開けてみると、やはりやれるもの・やれないものがあるし、そもそも保護者会が一枚岩じゃないということもあります。民営化後に新しく来た方の中には、保護者が主導権を持ってイベントをやること自体に抵抗のある方もいらっしゃいます。

    〈参加者〉
    現在、自分は保護者会の会長ですが、イベントは軽減する方針で運営させていただきました。

    〈参加者〉
    長八小では学童の裏に「長八の森」というところがあって、秘密基地を作ったりする子どもの遊び場になっています。この夏ぐらいから木の枝が落ちてくるということで、9月に担当課の方に対応をお願いしました。その時には10月中旬には業者が入って剪定が始まると報告を受けていたのですが、まだ対応されていないようです。

    〈市担当課〉
    その予定でしたが、雨の関係で日程がずれ込みました。11月14日から16日にかけて剪定を実施したところです。学童の施設にかかっていた大きな木もすべて切っています。

    〈市長〉
    夏場が暑いので、公園などでも日除けとなる植栽を求める声がある一方で、老木や根の張り出しが危ないといった課題もあります。状況を見ながらしっかり対応させていただいております。

    〈参加者〉
    公園整備に力を入れていることは素晴らしいのですが、どこの新しい公園も屋根がないなと思っていて、屋根がないと1年のうちの4分の1(7月から9月まで)はほぼ利用できないので、何か考えていただけないでしょうか。例えば、西代里山公園です。

    〈市長〉
    そうですね、あそこは植えた木がもっと育つ予定だったのですが、なかなか育たなくて…。確かに夏場の日除けというのは必須になってきていると思います。今までの公園整備ではあまり意識されていなかった部分でもあります。議会でもご指摘をいただいております。しっかりやっていきたいと思います。

    〈参加者〉
    少年スポーツクラブに入っているのですが、来年からグラウンド借りるのにお金がかかるという話を聞きました。

    〈市長〉
    体育館を休日や夜間に開放していますが、使用料が必要となります。一方でグラウンドは今まで無料でした。課題の1つとして、無料だと押さえるだけ押さえて、結局使われないといったことがありました。使いたい団体が使えなくなっている状況もあったので、僅かでも使用料を設定した方がよいということで、次の12月議会で条例改正を行う予定です。ただし、長岡京市のスポーツ少年団等に加盟しておられるようなところについては引き続き無料とする方向でいます。

    〈参加者〉
    5・6年生の受け入れについてです。現状では難しいとお話を伺い、理解はしています。1年間で5・6年生となるとさすがに人数も多くなると思うのですが、長期休みの間だけの利用も難しいでしょうか。5・6年生になったら1人でも留守番ができる年齢になっていると思うのですが、長期休みで丸一日子どもを置いて仕事に行くことはまだ不安も大きいです。例えば、朝から8時から18時までとは言わず、8時から15時までといった、5・6年生短縮バージョンのようなフレキシブルなことを考えていただけたらありがたいなと思います。

    〈市長〉
    1つのご意見として、検討はさせていただきます。
    ありがとうございます。

    〈司会〉
    市長から我々に聞きたいことはありますか。

    〈市長〉
    長岡京市の生まれ・育ちではない方は、なぜ長岡京市を選んでいただいたのでしょうか。

    〈参加者〉
    向日市に住んでいましたが、妻が長岡京市出身で、子どもが小学校に入るタイミングで長法寺に来ました。落ち着いた環境で保育・教育してもらえるかなという思いがありました。

    〈市長〉
    逆にここは惜しいなと思うことはありますか。

    〈参加者〉
    通学路の危険性の話題がありましたが、セブン通りや長六小横の団地のたこ焼き屋のある通りなど、車がスピードを飛ばさないような構造にしていただいたら、本当にいいまちだなと思いますね。

    〈市長〉
    交通安全面ですね。今後5年間のまちづくりの計画を作っていくにあたり、市民アンケートを取らせていただきました。子育てなどに関しては比較的満足度が高いのですが、道路・交通に関する部分は満足度があまり高くありません。おそらく今おっしゃったようなことだと思います。頑張りたいなと思っています。

    〈参加者〉
    自分の子どもには有機食材を使っていて、やはり給食とか保育園で出すものに関しては、長岡京市特産のものやあまり農薬を使っていないもの、国産のものを積極的に取り入れていただきたいです。そういう取組みをしている市であれば、親目線では魅力的に映ります。

    〈市長〉
    基本的に地産地消で、出来る限り長岡京産のものを使用するということで進めてはいます。オーガニックとなるとなかなか難しく、長岡京市内で有機栽培をやっておられる方はいますが、どうしても給食に供給できるほどの量が取れないというところがあります。あと、この間、給食代を上げさせていただいたところですが、有機食材は値段が高めになりますので、その辺りの課題もあります。それほど農業が盛んでないまちで、オーガニックにすることは、今は現実的ではないかなと思います。ただ、そのようなお声はよく頂戴します。出来る限り良い食材を使っていくということは大事だと思っています。

    〈参加者〉
    当時、職場が京都市内、妻の実家が大阪だったので、ちょうど中間あたりの長岡京市に引っ越してきました。長岡京市に実際住んでみると、6月ぐらいに蛍が見えたり、夏カブトムシ採りに行けたりと、すごい自然豊かで個人的には気に入っています。惜しいなというところは、そういう自然を生かした何かまちづくり的なものができればと思います。自然の中で子供たちが遊べるものがあれば嬉しいです。

    〈市長〉
    交通の利便性が良いところは、長岡京市の特性で、長岡京市を選ばれる大きな理由です。暮らしてみると、少し田舎の部分もあって、緑が身近にあるという意見も多いです。その自然を活かすことは大事だと思っていますが、今、農地の宅地化が進んでいます。先ほどの人口が一定増加傾向にあるという話は、そういう宅地開発があって、新たな方が流入しているということでもあります。完全な自然ではないかもしれませんが、街中に公共空間として緑や広場を整備していくことも非常に大きなテーマだと思っています。

    〈参加者〉
    長法寺小の放課後児童クラブは大分老朽化していてかなり狭いです。
    建て直す場所の問題があるようですが、学校敷地外であったとしても建て直して欲しいです。

    〈市長〉
    学校敷地内でどういうやり方で出来るかを今まさに検討しています。学校の敷地内というところは何とか死守したいと思いますので、もう少しお待ちください。今詳細をお伝えできる状況にはありませんが、しっかり認識しております。

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    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

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