市長と語る“対話のわ”　令和7年2月17日(月曜日）やすらぎクラブ

令和7年2月17日（月曜日）　午後2時50分から午後4時00分

長岡京市役所

はじめに市長より「これからの長岡京市」をテーマに以下のことについて説明いたしました。

• 子育て・教育環境の充実
• 安全安心のまちづくり
• 人と人がつながるにぎわいと交流、共生の基盤づくり
• デジタル化の推進による市民の利便性向上と業務効率化    
  

37名

〈参加者〉
柴の里区域において、公共交通の便数が少ないため買い物に不便を感じている。改善することはできないでしょうか。

〈市長〉
他の地域においても、皆さんの移動をどう担保していくのかが、切実な課題となっています。路線バスの利用者数は平成7年より半分以下になっています。今あるバス路線やタクシー供給の維持をしようにも、運転手の人員不足や運賃だけでは運営できない様々な要因があることから、もっと便利に、ということは困難な状況です。出来る限りのことはしたいですが、今の水準を維持することが大切です。バス利用を促す特典、バスだけでなくタクシーの運転手確保に対する奨励金を検討しています。財源としてバンビオなどの駐車場で生じた利益でバス路線などの公共交通の供給維持に充てたいと考えています。皆様も出来るだけ公共交通の利用を意識していただければと思います。

〈参加者〉
御陵山崎線の第3工区である神足小学校付近から片泓交差点付近までの道路整備の進捗状況はいかがでしょうか。

〈市長〉
JR長岡京駅周辺の府道については、現在第3工区として片泓交差点付近までの整備を進めているところです。残念ながら片泓のJR線ガード下は拡張されませんが、道が府道と直角になるよう片泓交差点が整備されます。無電柱化も同時に進めていることから完成までもう少し時間がかかることをご理解いただきたいと思います。
京都府では第4工区として犬川付近までの整備を既に事業決定して進めていただいています。第4工区の次はまだ決まっていません。乙訓高校付近までの区間より、歩道がかなり狭い一里塚の交差点から北の府道の整備を進める方が優先順位が高いのではないかということで、京都府と協議しているところであり、都市計画道路の見直しも含めて検討が必要です。

〈参加者〉
健幸すぽっと（のびのび苑）のアクセスについて、送迎車両である“おでかけいけるん号”を運行してもらっていますが、乗車定員が9名と少ないです。今後、台数を増やすなどの検討をしてもらいたいです。巡回便の停留場所について、井ノ内地区にも停留所を設けてもらえないでしょうか。

〈市長〉
健幸すぽっと（のびのび苑）が供用開始してから約3か月が経ち、利用者数は増加傾向にあります。送迎車両の利用についても認知が拡がっているのか、多くの方に利用してもらっています。公共交通機関との兼ね合いもあることや、送迎車両の停留所には他の地域の調整も必要であることから、今後健幸すぽっとの協議会などで意見を出し合って、より良いものにしていければと考えています。

〈参加者〉
京都縦貫道の高架下にある西条公園について、スポーツの準備等で車両で乗り入れることもあるため、観光バス停車場やその他空き地についても、一般車両も駐車可能にするなどの工夫が出来ないでしょうか。

〈市長〉
高速道路高架下の活用については、本市は先進的に有効活用している方で、公園についても、子育て世代より雨の日でも遊べるなど好評いただいているところです。駐車場については、整備する際、地域の皆様と協議を経て光明寺などへの観光バスが待機する場所として整備を行うことになりました。今後も地域の声を聞きながら対応していきたいと思います。

〈参加者〉
以前より、多世代交流ふれあいセンターにある、やすらぎクラブ事務局を低地にと要望しています。先日の新聞において、保健センター跡地活用で多世代交流ふれあいセンターの機能を移転、とありましたが、詳細を教えていただきたいです。

〈市長〉
市内公共施設の再編整備をしているところです。保健センターは新庁舎（第二期）に移転する予定です。保健センターが移転した後、その跡地に多世代交流ふれあいセンターの機能を移転できないかと考えています。しかし、計画段階であり、現在機能している施設の移転であることから、現時点で時期などの詳細をお伝えすることが難しいことをご理解いただきたいと思います。

〈参加者〉
土・日のバスのダイヤがとても少ないです。予約制である公共ライドシェアタクシーなどを活用してはどうでしょうか。

〈市長〉
以前、はっぴぃバスを土・日に運行したこともありましたが、乗車率が低かったことから、現在は運休しています。ご提案いただいた制度についても詳細を確認し、市内の交通が便利になるよう検討していきたいと思います。