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令和8年8月 教育委員会 定例会 会議録

  • ID:16148
教育委員会会議録


1.日時

令和8年8月26日(水曜日) 午後3時~午後4時30分



2.場所

市役所 会議室801


3.出席者

教育長 西村文則

委員 京樂真帆子

委員 大下和徹

委員 盛永俊弘

委員 生嶌匠



4.出席説明員

教育部長、教育総務課長、教育総務課担当主幹、教育施設課長、教育施設課主幹、学校教育課総括指導主事、学校教育課長、生涯学習課長、生涯学習課主幹、文化・スポ-ツ振興課長、文化財保存活用課長、図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長

事務局職員 教育総務課総務係長、教育総務課総務係主事


欠席説明員

文化・スポーツ振興課主幹



5.傍聴者

なし



6.開会

(教育長)

 開会を宣言する。



7.前回会議録の承認

承認・署名



8.教育長諸報告

(教育長)

 最初に、7月28日(火曜日)に発生した熊本地震、8月13日(木曜日)の千葉豪雨災害で亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、1日も早い復興をお祈り申し上げる。

 熊本地震については、本市の職員も第1陣のメンバーとして現地での支援活動を行ったところだが、来週には、京都府災害時学校支援チーム(D-EST京都)の第2陣のメンバーとして、長五小の鈴木教諭が宇土市の学校支援に向かわれる。D-EST京都は、被災地の学校における教育活動の早期再開及び児童生徒や教職員の心のケアの支援を行うため、昨年度に京都府教育委員会が設置したもので、研修を終えた教職員がそのメンバーとなっている。恐怖や不安を感じている児童生徒や教職員の心のケアや学校支援が進むことを期待する。

 次に教育委員会関係。今年度2回目となる市町村教育委員会研究協議会が7月31日(金曜日)に神戸で開催され、「教育委員会の機能強化・活性化」や、「不登校対策・いじめ対策」、「学校における働き方改革」、「部活動の地域展開」等のテーマで研究分科会が行われた。委員の皆様にはご参加いただき感謝申し上げる。8月5日(水曜日)には乙訓管内教育長会議及び府教育委員会との懇談が行われ、今後の重点課題について共有した。

 次に学校教育関係。体育館空調については6年度に中学校4校、7年度に災害時の避難所となる小学校4校、8年度に残りの小学校4校と、3年かけて順に整備をしてきた。この夏に神足小、長六小、長七小、長十小の工事が終了し本日の2学期始業式を迎えることができた。なお、体育館を建て替えた長四小は6年度に完成し、今後建て替える長三小は数年後に完成予定。

 夏季休業中に行われた大会・コンクールでは、各校の生徒それぞれが日ごろの成果を発揮できるよう頑張ったことと思う。中体連の競技大会で、団体戦では長岡中学校女子バドミントン部が府大会で準優勝し近畿大会ではベスト8に入った。個人戦ではバドミントンで長岡中学校の女子1名、長岡第二中学校の男子1名が全国大会に出場した。他にも、長岡中学校の男子1名が水泳で、同校の男子1名が相撲で、長岡第三中学校生徒2名が陸上で全国大会に出場した。また、京都府吹奏楽コンクールにおいて、市内4校すべてがそれぞれの部門で金賞をとり、15年連続で金賞をとってきた長岡第三中学校が初めて府代表に選ばれ関西吹奏楽コンクールに出場する。なお、市内にある立命館中学校と立命館高校も府代表として出場する。本市の吹奏楽のレベルの高さを感じているところ。

 8月21日(金曜日)には教育支援センター主催で英語暗唱大会が開催され募集に応じた中学生2年生11名、3年生4名の計15名それぞれが素晴らしい発音で、文脈に応じてテンポや強弱も変えつつ感情を込めながら発表した。

 8月3日(月曜日)には校長会議、20日(木曜日)には教頭会議を開催し2学期に向けて課題を共有している。

 次に、生涯学習・スポーツ関係である。7月30日(木曜日)から全4日間の日程で行われた第42回若葉カップ全国小学生バドミントン大会は全国から男女合わせて96チームが参加し、男子は福岡県の岡垣ジュニア、女子は東京都のワイズワンが優勝、それぞれ2連覇となった。長岡京市バドミントンスポーツ少年団は男女とも決勝トーナメント進出はかなわなかったが大変頑張った。今年も多くの方々に運営に携わっていただき、無事に終了することができた。改めてお礼申し上げる。

 また、7月18日(土曜日)には平和フォーラム、23日(木曜日)には図書館協議会、24日(金曜日)には、公民館運営審議会、スポーツ推進審議会を開催した。7月26日(日曜日)及び8月1日(土曜日)には文化ゾーンリノベーションキックオフイベントを開催している。



9.議案

・第17号議案「令和9年度小・中学校において使用する教科用図書(学校教育法附則第9条に規定する教科用図書)の採択について」


(教育長)

 まず、「第17号議案 令和9年度小・中学校において使用する教科用図書(学校教育法附則第9条に規定する教科用図書)の採択について」説明を求める。


(事務局)

 ・第17号議案「令和9年度小・中学校において使用する教科用図書(学校教育法附則第9条に規定する教科用図書)の採択について」

 小中学校の教科用図書については、学校教育法第34条第1項(中学校においては同法第49条により準用)の規定に基づき文部科学大臣の検定を経た教科用図書を使用しなければならないこととなっているが、特別支援学級においては学校教育法附則第9条の規定により一般図書を教科用図書として使用することができることとなっている。

 京都府教育委員会から示された採択基準及びその基準に対する基本観点に基づき、当該学年や下の学年用の文部科学省検定教科書の使用も考慮したうえで、令和9年度用一般図書一覧を参考に選定している。一般図書一覧については資料のとおり。


(委員)

 一覧の中に点字教科書があったが、点字が必要な児童生徒がいるのか。


(事務局)

 現在のところいない。今後必要となった場合に備えて採択している。


(委員)

 今回の採択は、特別支援学級の児童生徒のための教科書であり、教科用図書の採択とは別のものか。


(事務局)

 特別支援学級の児童生徒はいわゆる検定を通った教科用図書に加えて、教育委員会の議決を経た一般図書を使用することができることから、4年に1度の教科書採択とは別に、毎年議決を経て採択している。


(教育長)

 「第17号議案 令和9年度小・中学校において使用する教科用図書(学校教育法附則第9条に規定する教科用図書)の採択について」、承認いただける委員の挙手を求める。


(全員賛成)


(教育長)

 全員賛成。よって、第17号議案は可決された。


・第18号議案「長岡京市歴史資料展示室の設置について」


(教育長)

 まず、「第18号議案 長岡京市歴史資料展示室の設置について」説明を求める。


(事務局)

・第18号議案「長岡京市歴史資料展示室の設置について」

 新たに、長岡京市歴史資料展示室を設置することに伴い、条例を制定する必要があるため提案するもの。

 条例の主な内容について。

 第1条では、市民等がより身近に市の歴史文化に触れていただくことのできる施設を目指して、「歴史資料等の保存及び活用を通じて、歴史文化に関する市民の理解の向上及び地域の活性化に資すること」を目的として規定している。

 第3条では、第1条の目的を達成するため、1.資料の収集及び保管、2.資料の展示及び活用、4.資料に関する専門的及び技術的な調査研究の「博物館機能」としての事業、3.歴史文化を通じた市の魅力発信の「ビジターセンター機能」としての事業をそれぞれ規定している。

 第5条では、休館日及び開館時間として、年末年始を休館日に設定し、それらを除く平日及び休日の午前9時から午後5時までを開館時間として規定している。その他の事項として、入館の制限や指定管理者に管理などを規定している。

 なお、本条例は、別途規則で定める日から施行することとしている。

 最後に6月19日から7月21日までパブリックコメントを実施していたが、意見はなかった。


(委員)

 小学校教育で活用する予定はあるか。


(事務局)

 校長会や教頭会を通じて周知し、校長・教頭にはすでに施設見学してもらっている。来年度からぜひ小学校4年生6年生に来てほしいと打診はしている。


(委員)

 児童が見学する場合、どのくらいの人数に対応できるか。


(事務局)

 30名程度までなら対応可能。複数クラスの場合は、座学を組み合わせる提案をしている。


(委員)

 休館日は年末年始となっているが、展示替え等の際は、条例第5条第3項の規定によって休館できるという認識か。一般的な博物館、資料館のように月曜日は休館日ということはないのか。


(事務局)

 お見込みのとおり。常設展示は常に開けている。


(教育長)

 「第18号議案 長岡京市歴史資料展示室の設置について」、承認いただける委員の挙手を求める。


(全員賛成)


(教育長)

 全員賛成。よって、第18号議案は可決された。



10. 協議事項

・令和8年度9月教育費補正について


(教育長)

 本案件は、本市情報公開条例第6条第5号の規定する意思形成過程にある情報で、市と協議中であり、公開することにより公正かつ適正な意思形成に著しい支障があると思慮される。

 従って、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項、及び本市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、本案件を非公開とするよう発議する。また、同法第14条第8項及び同規則第15条第2項の規定により、この発議に対する討論を行わないで直ちに採決することとなっている。本案件を非公開とすることに同意する委員の挙手を求める。


(全員挙手)


(教育長)

 全員賛成。よって本案件については非公開とする。


(非公開協議)


(教育長)

 以上で非公開協議を終了する。



11. 行事・会議結果報告

(各所属長)

 行事・会議結果(7月16日~8月26日)について報告。


(委員)

 クビアカツヤカミキリは誰が発見したのか。クビアカツヤカミキリを捕まえて持っていけば、市町村で買い取っているというニュースをみた。


(事務局)

 今回、成虫は確認されていない。

 樹木医の調査の中で被害にあった樹木を確認し、被害状況からおそらく幼虫だということで探したが確認されず。樹木に薬液を注入し対策した。



12.次回定例会までの行事・会議予定

(事務局)

 行事・会議予定(8月27日~9月30日)について説明。



13.意見交換

(委員)

 私からは3点申し上げる。

 まず1点目は、7月の熊本地震、8月の千葉県の豪雨で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げる。改めて、本市においても学校や文化財の防災対策について確認いただきたい。

 京都新聞にて、長法寺小学校で救助袋を使用した降下訓練を行われたとの報道を見た。救助袋に限らず、防災対策をこれからも続けていただきたい。


(事務局)

 消防設備点検の中で救助袋の点検をする際に、いくつかの学校で救助袋を使った降下訓練を教員に向けて開催した。


(委員)

 2点目は、文化財について。8月5日のイベントがNHKのニュースでは1分44秒報道され、子どもたちが喜んでいる様子が映っていた。イベントの内容について、詳しく説明をいただきたい。


(事務局)

 8月5日にれきしる長岡京オープン前イベントを開催。子どもたちに自分の宝物を持ってきてもらい、まだ文化財が収納されていない展示ケースに収納するという体験イベント。学芸員になりきって説明カードを作成し、宝物を展示してもらった。細川藤孝の書状の展示を模範に、展示を行ってもらったところ、子どもたちは大変真剣に取り組んでくれた。

 午前のミュージアム体験には12名、午後の見学には28名、合計40名が参加。

 子どもたちの記憶に残るイベントになったとともに、報道機関を通じて、れきしる長岡京のPRにもつながったと考えている。


(委員)

 学芸員について、熱く語る子どもが印象に残っている。オープン前の1回のみの取り組みではなく、展示替えのタイミングなどで、継続を検討していただきたい。

 3点目は市町村教育委員会研究協議会について、報告する。私は「不登校対策について」と「部活動の地域展開について」の分科会に参加した。

 不登校対策については、グループ協議で一緒になった市町村は、同じようなことに悩んでおり、解決策は得られなかった。

 部活動の地域展開については、箕面市が画期的な取り組みをされていたので、紹介する。箕面市では、令和9年度中に市立中学校の部活動を終了するため、箕面地域クラブ活動を本年度から実施している。実施にあたり地域クラブを募集し、現在71団体が認定されており、今後90団体になる見込みになるとのこと。実施しているクラブについては、インターネット上にカタログという形で紹介されており、生徒が自ら参加したいクラブを探して参加する形。現在では生徒の2割が学校の部活動、8割が地域クラブに参加しており、来年度の移行もスムーズにできるのではないかと考える。本市でどこまで参考にできるかわからないが、箕面市の動きは注目していきたい。

 地域展開への課題である、中体連との兼ね合いについては、全体会でも議論となった。こちらも動きに注目していきたい。


(委員)

 今日が始業式だと思うが、長期休業明けは子どもたちが不安定になるイメージがある。長期休業明けが不登校の始まりになっていたり、欠席者が多いというようなデータはあるか。


(事務局)

 毎月の不登校者数の増減データは把握している。長期休業明けに顕著に増加しているとは言い切れないが、長期休業明けは学校でも特に意識して声かけ等していただいている。


(事務局)

 アゼリアひろばの利用者は、2学期から確実に増える。感覚的なものになるが、夏休み明け、体育大会等の行事のときに不登校が増える印象がある。

 長期休業明けのタイミングで支援センターのチラシ配布し、学校に行きづらい子がセンターにつながるよう工夫している。


(委員)

 冬季の長期休業明けにも起こることだと思うので、意識をしていただきたい。


(事務局)

 文科省からの自殺予防動画を配信していることも、加えてお伝えさせていただく。


(委員)

 今日は2学期始業式、子どもたちと教職員が楽しく充実した学期になることを願っている。

 最初に文部科学省主催の市町村教育委員会研究協議会の簡単な報告。私は、その協議会で「不登校対策」と「GIGAスクール構想の推進」の分科会に参加した。

 不登校対策では、参加者から、文科省のCOCOLOプランを指針にした具体策や校内教育支援センターなどの運用例が報告された。しかし、参加者の関心は、依然として高止まり傾向が改善されないことの理由、また、原因不明の増加傾向を安易に「令和型不登校」と決めつけることへの懸念などが議論された。さらに、次期学習指導要領のメインテーマの1つである「多様性の包摂」を念頭に、学校のあり方の構造的で根本的な改革の必要性が話し合われた。

 また、GIGAスクール構想では、ハード面の整備は進んできたが、この施策の目的である「多様な子供たちを誰一人取り残さずに個別最適化された学びを実現する」については、試行錯誤中であることが交流された。

 次に質問が2つある。

 1点目は、本市の「部活動の地域展開」について。4月に一度お聞きしたが、その後、何か進展があるか。お伺いする理由は、最近、スポーツ庁・文化庁の調査結果が公表され、「公立中学校で進められている部活動の地域展開について、2027年度までに休日の活動の地域展開を予定している市区町村は76.6%に上る」と報道されたからである。


(事務局)

 今年度より着任した部活動地域展開コーディネーターが学校現場の課題やニーズ等を聞き取っている。

 昨年度より4種目で試行的取組を行っている。加えて、5月に市バドミントン協会と連携し、指導者派遣してもらっている。10月にはサッカーの合同練習会を開催予定。

 検討委員会を7月に開催。特に、部活動地域展開を進めるためにはマネジメントする「運営主体」が大切であるという認識等を共有した。

 今後、認定ガイドラインの策定にあたり、条件を満たした団体へのメリットなどを整理して作成していきたい。

 また、学校現場、保護者、生徒への情報発信を、遅くとも次年度には行えればと考えている。


(委員)

 2点目は、被災地・熊本への京都府災害時学校支援チーム(D-EST 京都)に、本市の小学校教員も派遣されることについて。実は、目的や意義、活動内容などをお尋ねしたいと思っていたのだが、教育長が「諸報告」で詳しく報告されたので、理解が深まった。そこで、あとお聞きしたいのは、派遣教員の学びや現地での支援経験をどのように共有するのか、例えば、報告会は開催されるかを知りたい。また、実施される場合は、ぜひ教育委員も参加させてほしい。


(事務局)

 現時点で決定している報告会の予定はないが、開催する際には案内させていただく。


(委員)

 先月から今月の間に、若葉カップ・市町村教育委員会研究協議会・英語暗唱大会・乙訓校長会に参加した。

 若葉カップについては、念願叶って、昨年から参加している。負けた後の指導者から子どもたちへのやり取りをみて、胸が熱くなった。運営については、毎年良くなっていると思う。今年は選手宣誓が素晴らしかった。

 昨年は入口の左手にトーナメント表があり、試合の状況が分かったが、今年はなかったように思う。見に来られる方たちに状況がわかるように表はあったほうが良いのではないかと思う。

 小学生のバトミントンの全国大会は3つあるとのことだが、若葉カップはどのような位置づけか。


(事務局)

 若葉カップは、唯一のクラブチーム対抗戦の大会である。クラブチームとして力がなければ出場できないという意味で価値がある大会と考える。


(委員)

 市町村教育委員会研究協議会では、「いじめ対策」と「GIGAスクール構想の推進について」のテーマに参加した。

 いじめ対策のテーマでは、子ども同士のいじめだけではなく、保護者同士のトラブルが学校に持ち込まれ、子どもの関係に悪影響を及ぼしているという自治体や、学校がどこまで関わるのか、警察との境界線について苦慮している自治体、外国人の児童生徒が増え、語学の問題がある自治体の話を聞いた。

 GIGAスクール構想については、他の参加者の話や、文部科学省の担当職員からAIの活用についての話を伺い、視野が広がった。

 英語暗唱大会について2つ伺いたい。最後の講話の中で、参加者は減ってきているが、一方でレベルは上がっているとの話があった。昨年は参加していない中学校があったが、今年は全部の中学校が参加していた。また、昨年は男子生徒がいたが、今年は女子生徒のみであった。1つ目は、英語暗唱大会に参加している生徒に傾向はあるか。2つ目は、参加した生徒は帰国子女や、アーリントンへ訪問に行った生徒であるのか。参加した生徒のバックグラウンドは。


(事務局)

 ここ数年は参加者減少傾向。

 どのような生徒が参加しているかわからない部分はあるが、帰国子女やアーリントン訪問団に参加した生徒もいるが、それ以外の生徒も多い。現在は、英語のクラブ活動はない。


(委員)

 乙訓の校長会では、人と組織の活性化について話をさせていただいた。民間企業と学校での組織作りは違うと感じた。校長先生の話を聞く中で、先生たちの仕事の中身がわかってくるところがあったので、またこのような機会があれば参加させていただきたい。



14.閉会

(教育長)

 午後4時30分に閉会を宣言する。

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