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長岡京市総合計画審議会(第4回)議事録

[2012年12月10日]

ID:1517

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日時

平成22年9月24日(金曜日)午前9時30分~11時40分

会場

長岡京市役所北棟4階 大会議室A

出席委員

石垣委員、小幡委員、山下敏夫委員、水島委員、多貝委員、小山委員、吉岡委員、秦委員、三好委員、山下昌行委員、堤委員、多田委員、大谷委員、小林委員、戸田委員、水野委員、土居委員、梅染委員、山村委員

欠席委員

飯田委員、西小路委員

事務局

丹羽企画部長、林企画部参事、森企画部次長兼政策推進課長、庄主事、山本総務部長、喜多総務課長、佐々谷建設部長、末永まちづくり推進室主幹

議事

1.開会

2.副会長あいさつ

3.議事
長岡京市総合計画審議会条例第7条第2項に基づき、半数以上の委員の出席を確認し、会議の成立が認められた。

(1)第3期基本計画策定を取り巻く状況 1.自治会支援
(事務局)
 資料1を説明。

  • 資料1「自治会の姿」要旨
    自治会の加入率低下が注目されているが、危惧されていることに加え、世帯分離により分母である世帯数が増加している状況も大きな原因であると考えている。
    自治会未組織地域に関して、結成はあくまでも住民の自主性によるものであるが、市からも自治会の必要性を訴えるチラシの配布等の支援を行っているところである。
    市(行政)にとって自治会は最大の協働パートナーであると考えており、一層の加入促進のため、転入者に対する市民課窓口での声かけ運動や広報での加入啓発などを考えている。

【質疑応答】
(委員)
 自治会未組織地域に住んでいる。先日の審議会で未組織地域への働きかけをお願いしたところ、早速市に対応してもらった。結成の気運が盛り上がってきており、なるべく早く自治会を立ち上げたいと思っている。
緑のサポーターなど地域の取り組みも始まっており、やはり地域に住みつづけたいと思うようになるのは自治会があってこそではないかと思う。
(委員)
 迅速な市の対応を心強く思っている。また、世帯分離によって加入率が低下しているという状況は私たちも把握しているが、本日、改めてデータとしてこの状況を教えてもらったので、これを活用したいと思う。
阪神大震災の時は被災地で自治会を核に復興された。当時は長岡京市でも自治会加入を訴えるにあたり、震災時の助け合いの話を持ち出して加入してもらったが、最近は役員をするのが嫌だと言う人も出ている。
自治会と同じく、老人クラブなどについても加入率が伸びていない状況がある。
(委員)
 自治会未組織地域でも老人クラブに加入しているかと思うが、どのぐらいの人数がいるか。
(事務局)
 正確な数字について、担当課に確認し、お伝えしたい。
(委員)
 昭和50年頃からは、自治会への加入が老人クラブ加入の前提にはなっておらず、10名以上のグループが市から認定を受ければよいということになっているため、自治会に入らなくてもよいと考える人もいるようである。自治会への加入を老人クラブへの加入の要件にすれば自治会加入率アップに効果があるだろうが、公平性の観点から市としては難しいかもしれない。
(委員)
 長岡第七小学校区では、10月13日(水曜日)に地域コミュニティ協議会の設立総会を開催する予定である。自治会不参加の人も入れる協議会にすることになっているが、そうすると、防犯・防災の点で安心できるうえ、役も回ってこないと考える人も出るため、自治会側からすると良くない印象もある。自治会が基本的な単位として存在することで地域コミュニティが発展すると思うので、市でも自治会加入をもっと奨励していただきたい。

2.にそと・新駅周辺整備
(事務局)
 資料2を説明。

  • 資料2「にそと・新駅周辺整備関連資料」要旨
    にそと・新駅は平成24年度に完成予定である。周辺地域もこれに合わせた整備を目指している。新駅周辺はまちづくり協議会での意見を聞きながらまとめており、5つのゾーンを設けることを考えている。どのような施設が必要かについても議論いただいており、今年度は地権者も含めて議論することを考えている。最終的には都市計画上の規制も必要になるだろう。
    にそと・新駅周辺は、都市計画マスタープランにおいて市の核のひとつとして位置づけているが、基本的には長岡天神駅周辺を中心核として、にそと・新駅周辺は副核と考えている。

【質疑応答】
(委員)
 阪急長岡天神駅付近の混雑解消が阪急新駅周辺整備の目的の一つとなっているようだが、長岡天神駅の高架化とJRの地下に道路を通すことで整備を進めるほうが交通や市の発展にとって効果的なのではないか。これについて、これまでの検討と将来的な見通しを教えていただきたい。
(事務局)
 東西をつなぐ道路の整備はJR長岡京駅周辺の再開発の際にも議論されたが、国道171号から直接中心市街地に車両を誘導することになってしまうので、直接中心市街地に入らないよう判断した経過がある。
長岡天神駅の高架化については、長岡天神駅周辺整備構想検討委員会で検討され、提言いただいており、今後の市街地整備の重要なポイントであると考えているが、事業費も多額であるため、長期的な課題として、実現の可否を含めて検討したい。
(委員)
 高速道路の側道ができることになるが、この沿道は従来の農地のままでよいのか、用途地域の見直しが必要ではないか。また、第一種低層住居専用地域の間を走っているが、その辺りの規制はどうしていくのか。
土地利用ゾーンについては、住宅ゾーンが東へ移り、工業ゾーンのほうに進出してきているという感がある。区分けも明確にしないと、工場が市外へ押し出されてしまう可能性もある。この地域はインターチェンジができてから工業にメリットのある土地になっており、工業用地の確保をお願いしたい。
(事務局)
 にそとのインターチェンジの側道やアクセス道路は、重要な幹線として整備される。道路が整備されると、沿道の土地利用でも交通利便性を活かすことが求められ、それに対応して用途地域の見直しが必要になることもあるだろう。ただし、公園面積が小さい市内において、市街化調整区域の農地が緑を担っている部分があるため、景観の観点も含めて、宅地化していくことがよいのかどうか、慎重な検討が必要である。
宅地化が東へ進んでいる点については、平成8年の用途地域の見直しの際に、工業専用地域を設け、工場の維持に配慮している。工業の土地利用が進むような形で工業の誘致ができれば、積極的に用途を変更して土地利用の誘導を図るという方向性もあるが、宅地化が進んでいるところでは、状況を見ながら判断しなければならない。
(委員)
 京都縦貫道路の無料化の社会実験で把握された通行量により、にそとの通行量も予想できるかと思うが、京都縦貫道路の通行量は把握しているか。また、完全無料化されたら、にそとも無料になるのか。
(事務局)
 にそとの交通量予測は、有料の場合で、都市計画決定では2万6千台~3万台程度である。無料化社会実験によると、無料化した際の交通量は現在の交通量の1.6倍から1.7倍となっていることが報道されている。無料化されるかどうか情報がないが、無料化されると交通量がかなり増加することが予想されるため、情報収集に努めている。

(2)第3期基本計画意見公募用素案
(事務局)
 資料3を説明。

  • 資料3「長岡京市第3次総合計画第3期基本計画意見公募用素案」要旨
    前回の審議会の意見を受けて、各論部分を修正した。また、市民参画から得られた情報をもとに庁内横断型の「サマーレビュー」を実施し、計画全体を貫く重点テーマ、重点方針の案を作成した。本日いただく意見と庁内での精査結果を反映したうえで、意見公募(パブリックコメント)用素案として公表する予定。

【質疑応答】
(委員)
 重点方針の「効率的な行財政運営の推進」の主な取り組みに、「事務事業・補助金の継続的な点検」の記載がある。今年度予算では団体への運営補助金が一律カットされたが、今後もこれが続くと、活動が衰退しかねない。活動が活発な団体については、一律カットにならないよう、考慮していただきたい。
(事務局)
 持続可能な財政運営のためには、財源確保と歳出の見直しが重要であり、現在の社会・経済の状況下では、継続的な事務事業・補助金の見直しが必要である。事務事業・補助金チェックシートにより見直しを続けているが、補助金等のカットや重点配分については最も苦慮する点である。今後も客観的で適正な補助となるよう努力し、市民の理解を求めていく。
(委員)
 補助金チェックシートでは評価基準である設問に基づき点数が算出されるが、この設問は活動に合致しないものが多いように思う。この点数をもとに査定されても困る。評価基準の見直しをお願いしたい。
(事務局)
 行財政改革の担当課として、政策推進課で検討させていただく。
(委員)
 重点テーマで西山や水がクローズアップされている。
西山での活動には多くの団体が参画しているため、せっかく計画で大きく扱うのであれば、西山全体を包括するようなネーミングを行い、大々的に訴えてはどうか。
また、水については、様々な人に地下水を提供できるような施設をつくってはどうか。他自治体には、水をアピールポイントにすることで、人々が遠方から水を汲みに来るようになり、地域の活性化が図られているところがある。長岡京市でも目玉の一つになるのではないか。
(事務局)
 本市の面積の40%を占める西山は本市の財産であり、森林環境保全、育成のために様々な人が活躍されている。西山全体を大きく打ち出すような構想について担当課にも伝え、検討したい。
水については、地下水を無償で飲んでもらえる施設として勝竜寺城公園に「ガラシャおもかげの水」がある。また、長岡京市では雨水浸透ますなどにより豪雨対策や地下水涵養を図る「水循環再生プラン」の策定を進めている。さらに、全国に先駆けて財団法人長岡京水資源対策基金を設立するなど、水の先進地であることから、水には今後も重点を置くことになるかと思う。
(委員)
 西山に関連する施策が産業分野と生活環境分野に分かれているが、この違いを明確にするため、産業分野では具体的な産業としての森林を打ち出すべきではないか。生活環境分野では、メモリアルの森づくりなど、西山の森林整備に市が積極的に関わっていることなどを大きく出してはどうか。
(事務局)
 位置づけが明確になるよう、検討させていただく。
(委員)
 西山にはボランティアで活動している人が多い。企業からも100人単位で応援に来て、積極的に関わってもらっているが、PRが足りない。一般市民にPRすることが必要である。
農業としては、70歳代から80歳代の人が竹藪を管理している。重労働であり、生活の安定という点からも、次の世代の担い手が少ない。また、個人で竹林を管理しており、補助があるわけでもない。さらに、最近はイノシシなどによる鳥獣被害が出ており、何かと苦労が多い。
西山の重要性をPRすることで、これらに対応していくことも必要である。農政課とも相談しながら、本日の意見をどう反映するか検討していただきたい。
(事務局)
 西山には地権者が多く、西山森林整備推進協議会が地権者の許可を得て、多くの市民とともに活動しているが、その中でもPR、ネーミングも含めて、市民の人に知ってもらう取り組みが重要である。また、鳥獣被害は広域的な対策が必要であり、この視点も含めて検討したい。
(委員)
 里山保全は一過性のものに終わらないよう、子どもにも教育を通じて重要性を伝えていくなど、鮮明に訴えてもらいたい。また、西山はほとんどが私有地であり、活用方法は制限があるだろうが、竹チップなど、竹の活用も含めて検討することも必要ではないか。また、里山保全は西山そのものだけではなく、そこに行くまでの林道、遊歩道なども含めたものであるため、その点も重視していただきたい。
(事務局)
 西山のほとんどは私有地であるが、担い手が高齢化しているなかで、協議会で西山の再生に向けた活動を行っている。市民全体の財産としての位置づけが必要であるため、計画の中でも強調するように検討したい。
竹の活用については、京都府立大学との包括協定のなかで、アドバイスをいただいているため、この枠組みのなかでも成果を上げていきたいと考えている。
(委員)
 条件は異なるが、綾部市の「水源の里」のように条例化する取り組みなども参考になる。
(委員)
 最近集中豪雨が増え、急激に小泉川の水流が多くなるため、氾濫までは心配していないが、川幅と水量を見ると不安になる。工事中の新駅の西側直近に住宅が多く建ち始めており、小泉川と同じ高さにも住宅が建ちそうだが、市で把握しているか。
(事務局)
 サマーレビューでも浸水対策が重要とされた。河川の整備は京都府の管轄として施策が実施されてきたが、ゲリラ豪雨での急激な水位上昇は想定外であり、府の発表を待つのではなく自主的に取り組まなければならないと考えている。今回の素案でも重点テーマの「安心・安全」の中で大きく取り上げている。緊急度が高いため、今後の課題として総務部の防災担当とも協議していきたい。
(委員)
 私は河川防災が専門だが、ゲリラ豪雨はいつでもどこでも起こり得ると考えた方がよい。国の基準では50ミリの雨を想定した整備が行われてきたが、最近は100ミリを超える雨が降るため、自主的に避難する、川に近づかないようにするなど、安全教育を実施することが必要である。命を守ることが大事であり、行政としてできること以上の事態が発生していると認識していただくことが重要であると思う。
(委員)
 これまでの審議会での意見が重点テーマや重点方針に盛り込まれて立体的な計画となってきた。第3次総合計画の期間中、様々な主体が力を注ぎ、課題を切り開いてきた。最終の5年の第3期基本計画を迎え、課題もはっきりしてきた。
西山は、10年以上前はクローズアップされることが少なかったが、現在では府内でも、環境の一つのメッカといってもよい。新駅についても、高速道路と鉄道の結節点として大きな可能性を切り開いた。これらを踏まえ、第3次総合計画の次を見据えて、どのような展望を持つかが重要である。
来年度の京都府の国民文化祭では、「文化発心」がテーマとなっている。これをヒントに「発心」として、まず気付くことが重要である。そのために先ほどの西山の話にあったように、これまで取り組んできたことを市内外に強く「発信」しなければならない。これにより、市民の「発心」を促し、次の段階へ向けて「発進」していくことが必要である。この情報の発信力の強化を基本計画の中にいかに盛り込むかが重要である。
(委員)
 西山という環境は、最大の観光資源であるという発想も必要ではないか。市民のために緑豊かな環境をつくることも大事だが、観光としての目玉になる可能性もある。10年前は環境や水が観光の売りになるとは誰も考えていなかった。これらを有機的に位置づけたほうがよいのではないか。
(委員)
 男女共同参画について、男女が共に社会をつくっていこうという視点から、男性に関する記載も必要である。この施策の各事業の目標も男女共同参画の進捗を表すものを考えていただきたい。
(事務局)
 男女共同参画は女性のみが対象ではなく、男性も女性も輝く社会をつくるというものであり、先日制定された男女共同参画推進条例でもこの点に配慮している。
目標は各事業の成果を表すものとして設定するため、施策全体を表す目標とすることは難しいと思うが、検討したい。
(委員)
 今後はますます情報発信が重要となってくる。重点方針では、部局横断的な取り組みや経営手法に関する項目もあるため、ここに情報発信を入れてはどうか。
施策体系と6つの重点テーマとは相互に関連していると思うが、現在の素案では十分これが打ち出せていない。施策体系と重点テーマの関係を整理すれば、有機的なつながりもわかるので、検討していただきたい。
また、長岡京市は環境モデル都市に応募して惜しくも落選したが、その際に提出した「西山百年の森計画」のような案も基本計画に記載してはどうか。
(委員)
 施策体系にはスポーツ振興が記載されているが、重点テーマの「文化力の向上」にはスポーツが出てこない。スポーツも文化であり、市民運動会は今年で48回目、若葉カップ全国小学生バトミントン大会も21年間続いていており、市民のスポーツに対する情熱は強いため、重点テーマの文化力にはスポーツも入れていただきたい。
(事務局)
 スポーツの位置づけについて検討させていただく。
(委員)
 現在の施策体系は、各部局から積み上がってきたものをまとめられているので、総合的な観点が欠けている部分がある。施策体系と重点テーマの関係を整理した形で示していただきたい。
(委員)
 冒頭に自治会の未組織地域の問題があったが、自治会があれば、一人暮らしの高齢者でも、回覧板を持っていくだけで安全確認できる。ささいなことだが、地域の絆の原点がそこにある。また、地域の子どもが通学している時や広場で遊んでいる時などにも、顔見知りであれば、安心安全につながる。未組織の地域に、自治会の利点をPRしていただきたい。その際には私も力になりたい。
(委員)
 総人口に関する記載の中で「人口構成の面からは、各世代のバランスのとれた人口構成を保っていく必要があります。」とあるが、社会で高齢化が進んでいく中で、この表現は誤解を招くおそれがあるため、再考いただきたい。
(事務局)
 若者世代にもたくさん住んでいただくという意味を込め、基本構想に記載された表現であり、これを踏襲したものだが、確かに誤解を与える表現でもある。修正を検討させていただく。

(3)今後の予定
(事務局)
 資料4を説明。

  • 資料4「第3期基本計画策定に係る今後の予定」要旨
    10月8日(金曜日)~11月8日(月曜日)に意見公募を実施する。11月28日(日曜日)に総合計画・基本計画について周知するため、シンポジウムを開催する。12月に第5回審議会を開催し、1月に審議会から市への答申を行う予定。2月頃に計画を完成し議会に報告、3月に冊子の印刷製本を行う予定。

(4)その他(長岡京市若者会議意見書)
(事務局)
 資料5を説明。

  • 資料5「長岡京市若者会議意見書」要旨
    任意の団体である「長岡京市若者会議」より意見書の提出があった。若い世代の市民や職員が第3期基本計画の策定や今後の市政に関して検討し、特に市民祭り、子育て支援、歩きたくなる道づくりなどについて掘り下げたものである。意見として受け取り、関連する所管に伝えたことを報告させていただく。

4.その他連絡事項
(事務局)
 次回の審議会は12月の予定。後日、日程を調整したい。意見公募用素案は本日いただいた意見と庁内の精査を経て完成させ、委員の皆様にも送付させていただく。

5.閉会