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第4次総合計画の第一歩を踏み出す-中小路市長の所信表明(平成28年第1回市議会定例会)

[2019年9月4日]

ID:5671

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中小路健吾市長が、平成28年2月24日に開かれた長岡京市議会第1回定例会で所信を表明しました。

 

前年度補正予算と一体的に編成

市長に就任させて頂き1年が経ちました。この間、平成28年度からスタートする新たな総合計画の策定を進める中で、あらゆる場面で、私の掲げる『対話』に努めてまいりました。議会との対話、職員との対話を重ね、市民の皆さまとの「対話の“わ”」も、数えてみますと、20回近く行ってきました。

その中で頂いた貴重なご意見や私が公約で掲げた思いを総合計画の実施計画に、そして、この予算に反映できたものと考えており、「第4次総合計画」の第一歩を大きく踏み出すにふさわしい予算ができあがったと思うところであります。

平成28年度は、地方創生をはじめとした国の新たな重点政策の動向に、十分留意する必要があります。予算の編成作業においては、国の動向等を注視しつつ、諸制度の変更等について機敏に情報を掴み、迅速、的確かつ柔軟な対応に努める中、予算としては、平成27年度の国の補正予算を受け、地方創生加速化交付金等の活用により前倒しすることとした事業や臨時福祉給付金等給付事業など、3月補正予算で予算化した事業と一体のものとして、調製いたしました。

予算総額は、前年度と比べ少し減少しておりますが、新規事業もできる限り予算に盛り込むことで、ほぼ前年度並の事業量も確保したところです。

執行にあたっては、成果を重視し、スピード感を持ち、徹底した対話のもと、きめ細やかな施策展開を図っていきたいと考えております。

 

事業費にメリハリを

いかなる状況下であっても、暮らしに直結する社会保障費を確保し、直面する課題に的確に対応し、8万市民の安定した市民生活を維持していかなければならないと考えております。

そのためには、より一層の行財政運営の効率化を図り、効果的な行政サービスの提供に向け、更なる行財政改革の推進が求められております。

平成28年度は、第4次総合計画のスタートの年であります。着実な一歩を踏み出すことを念頭に、本市の目指すべき将来都市像「住みたい 住みつづけたい 悠久の都 長岡京」の実現のため、第1期基本計画に掲げる施策、実施計画事業の趣旨に沿って、事業費にメリハリをつけた予算といたしました。

 

3つの戦略目標…定住・交流・新陳代謝

とりわけ、私は、この計画のスタートにあたり、15年間のまちづくりを見据えると、特に、3つの戦略目標が重要だと考えます。

 

1.定住促進

子育て支援を充実し、くらしの安心・安全を確保することにより、長岡京市に住んでいただける人を増やしたいとの思いであります。

 

2.交流の拡大

産業・観光の振興、中心市街地の整備により、長岡京市で活動する人を増やし、稼げるまちにしなければなりません。

 

3.まちの新陳代謝の促進

公共施設の老朽化対策や空き家対策により、まちの新陳代謝、活性化を図り、未来に対する責任を果たしたいと考えています。

 

6つの柱で総合計画の実現に

平成28年度一般会計の総額は261億7,730万円であります。前年度当初予算額と比較して、8億90万円、率にして3.0%減の予算規模となっております。

歳出予算の概要について、第4次総合計画の体系順に主な事業を御説明申し上げます。

1.こども

「産み育てる環境」の分野では、産前産後・乳幼児期の安心の確保のために、妊娠期から子育て期に至るまでの、連続したケア体制の整備として、「長岡京子育てコンシェルジュ事業」、「産後ケア事業」を開始いたします。また、発達障がい児(者)支援事業に320万円を計上し、関係機関が一丸となって早期から切れ目なく支援するための体制整備を図ってまいります。

子育てにかかる経済的負担の軽減のために、第3子以降の保育料等の無償化を継続するとともに、待機児童対策として、認可外保育施設利用の助成制度の拡充も図ってまいります。

就学前教育・保育の分野では、就学前教育・保育基盤の充実のために、保育所施設の整備として、1億3,652万円を計上し、神足保育所の増築及び新田保育所の移転整備を進め、待機児童の解消を目指します。

学校教育の分野では、中学校給食導入に向け、中学校への配膳室整備のための実施設計費1,490万円を計上するとともに、小学校給食室の拡張整備に向け債務負担行為を設定いたしております。

学びをはぐくむ土台づくりの支援として、学力向上サポーターや特別支援教育支援員等にかかる経費1,145万円を計上するとともに、小中一貫教育の研究も進めてまいります。

地域子育ての支援の分野におきましては、子どもの居場所・交流の充実のために、長五小放課後児童クラブの施設建設工事費6,605万円、長十小放課後児童クラブの施設整備にかかる実施設計に538万円を計上し、放課後児童クラブ施設の拡張を図り、児童の受入体制を整えます。

2.くらし

「保健・医療」の分野では、医療体制の確保のために、「長岡京市版地域医療ビジョン」の策定に着手し、市域の医療資源の有効活用、効果的な医療提供体制の充実を図ります。

地域福祉・生活の安定の分野では、総合生活支援センターに専任の職員を配置し、きずなと安心の地域づくり応援事業を開始いたします。

社会保障の分野においては、セーフティ・ネットの堅持とともに、就労準備支援のメニューを拡充した生活困窮者自立支援事業に488万円を計上いたしました。また、国民健康保険料の負担軽減のため、8,000万円を繰り出します。

 

3.かがやき

地域活動・市民活動の分野では、自治会未組織地域への働きかけを強めるとともに、自治会活動への支援、市民活動の活発化と協働の促進を図ります。また、冬の風物詩として定着してきましたイルミネーション事業等を支援するため、バンビオ賑わい創出事業補助金を拡充、賑わい創出と交流促進を図ります。

生涯学習・文化・スポーツの分野では、文化・芸術の振興のために、長岡京芸術劇場への支援を拡充し、中央公民館の空調設備更新経費として、5,196万円を計上し、設備環境の向上を図ります。

スポーツ振興の分野におきましても、西山公園体育館の改修工事に4億2,310万円を計上し、屋根等の改修をはじめ、大体育室の空調設備の更新、さらに、これまで空調施設が未設置であった小体育室等にも空調設備を整備し、施設環境の充実を図ります。 

 

4.まち

市街地の分野では、本市の中心市街地にあります、市庁舎の更新整備に向けて1,756万円を計上しました。資金調達手法の検討も含め、基本構想の策定に取り組んでまいります。また、JR長岡京駅エスカレーターの更新に、1億8,481万円を計上いたしました。

引き続き、阪急長岡天神駅周辺整備計画検討経費、728万円を計上し、設立された「まちづくり協議会」とともに、駅周辺整備に向けての協議・検討を進めていきたいと考えております。また、長岡京駅前線の西進整備を進めるとともに、新たに、空き家の利活用も目指した空き家対策事業にも着手してまいります。

道路・交通の分野では、交通ネットワークの充実のために、長岡京はっぴぃバスの祝日運行の実施やバス停を設置するため、1,799万円を計上し、利便性の向上を図るとともに、交通安全施設整備等道路整備事業費、1億2,774万円を計上いたしております。

産業の分野では、商工業の振興のために、新たに、創業支援事業を開始し、インキュベーションセンターの設置により創業希望者への支援体制を整備してまいります。

さらに、大型バス駐車場の整備など観光誘客のための環境整備をおこない、観光振興にスピード感を持って取り組んでまいります。

営農の支援としましては、特産物の育成を目的として、新たに農業体験交流事業を実施することといたしました。

防災・安全の分野でありますが、都市の防災機能の向上のために、(仮称)南部地域防災センターの整備費として、2億2,600万円を計上し、本市における災害対策の拠点づくりに努めてまいります。

また、デジタル防災行政無線の導入や、各小中学校及び公立保育所に緊急地震速報受信装置を配備するなど、防災情報伝達手段の整備を図り、更なる安全・安心の確保に努めてまいります。

いざという時の「災害時に活きるネットワークづくり」のために、災害ボランティアセンターに、新たに専任職員を配置し、センター機能の充実と災害に強いネットワーク体制の構築を図ります。

5.みどり

環境共生の分野では、市民・企業等との協働のもと、西山の整備を進め、西山の森林機能の維持回復に引き続き努めてまいります。

循環型社会の分野では、低炭素社会への転換に向けて、住宅エコリフォーム制度を開始し、省エネ・省CO2対策を進めます。

また、ごみ対策としては、ごみの減量と適正処理の促進を図るために、ごみ減量アプリを利用したお知らせサービスを開始し、一般廃棄物等の適正処理と減量化を啓発してまいります。

さらに、都市景観の分野では、良好な景観の保全を目的に、西国街道の整備に着手することとし、その経費として、4,600万円を計上し、歴史建造物等と調和する石畳風の舗装を進めてまいります。

 

6.けいえい

魅力の発信の分野では、シティプロモーションの推進のために、ガイドラインの策定と情報発信の強化に努めてまいります。また、ふるさと納税を活用した市の魅力発信にも取り組んでまいります。

このほかにも、市民の暮らしを守る良質な水の安定供給事業など、足元の課題をしっかり見つめ、諸施策にも目を配り、財源を配分いたしました。

 

冒頭、申し上げましたとおり、平成28年度は、第4次総合計画の第一歩を踏み出す年であることから、実施計画に掲げる事務事業を着実に実施することに主眼を置き、総合計画に基づいた、予算編成に努めました。

私たちをとりまく環境が大きく変わろうとしている今、私たち行政も、柔軟な対応が求められます。そのためには、これまで以上に、知恵と工夫を凝らし、徹底した対話の下、スピード感を持って、着実な施策展開をおこなっていき、子どもたちの未来につなげる着実な第一歩を踏み出したいと考える次第であります。

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