その他
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ヤカン、ポット、水回りの白い付着物について

原因
水道水中に含まれるミネラル分(硬度成分)が析出したものが原因です。水道水にはミネラル分が含まれており、適度に含まれることによって水の味を良くしています。このミネラル分は水が蒸発してもあとに残ります。このため、水を使った時に飛び散った水分の蒸発後に白いはん点ができ、これが繰り返されて幾分厚みのある白い付着物になります。また、ヤカンで長時間加熱を続けたり、湯沸しポットに水のつぎ足しを繰り返していると、水中のミネラル分濃度が高くなり、器具の内側に白い付着物が見られることがあります。

対策
白い付着物はミネラル分ですので、安全性に問題はありません。
水まわりのシンクや食器等に付着した水を布などでふき取ることで、ミネラル分の付着を防ぐことができます。ヤカン等での長時間の加熱や空だきにもご注意ください。また、湯沸しポットなどは、水を入れ替えて使用してください。


水道水の保存について
水道水は病原菌で汚染されないように塩素で消毒しています。
水道水を保存する場合、残留塩素は減少しやすいため、保存方法に気を付ける必要があります。
保存する容器は大きいほどよく、密閉できるものを選び、十分洗浄してから水を貯め、容器内に空気が入らないように密閉し、冷暗所であれば約3日間、飲料用として保存できます。

冬場の水道管凍結について

原因
寒さが強まり、気温が著しく下がると、防寒が十分にできていない水道管は、中の水が凍結し水が出なくなったり、管が破損することがあります。
凍結しやすい水道管
・家の外にあり、露出(むき出し)している水道管
・北側にあり、陽当たりの悪い場所にある水道管
・風当りの強い場所にある水道管
対策
水道管を厚手の布や保温チューブなどで包み、その上からビニールを巻くなどして、管に冷気が直接触れないようにします。また、水道メーターのボックスの中には、使い古しの毛布や布きれ、発泡スチロール等を入れて保温します。
※ 保温チューブのご購入は、お近くのホームセンターまたは長岡京市指定給水装置工事事業者にお問い合わせください。

水道管が凍結した場合
蛇口や水道管が凍結してしまったときは、自然に溶けるのを待つか、凍った部分にタオルなどをかぶせ、ぬるま湯をかけて、ゆっくりと溶かしてください。
※ 蛇口や水道管に、熱いお湯をかけないでください。蛇口や管が破裂したり、ひび割れたりすることがあります。

水道管が破裂した場合
水道管が破裂してしまったときは、止水栓を閉め、破裂した箇所を布かテープでふさいだ後、長岡京市指定給水装置工事事業者へ連絡し、修理を依頼してください。
※ 水道メーターから宅内側で水道管の凍結や破裂した場合、修理費用や漏水した水道料金はお客様のご負担となります。