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市長と語る”対話のわ” 平成27年6月24日(水曜日)

  • ID:5062

市長と語ろう!

日時

平成27年6月24日(水)午後7時~

場所

中央公民館 2階 講座室

テーマ

「活かしていきたい!長岡京市のいいところ」

参加者

28名

議事(要旨)

○市長あいさつ

1月に市長に就任させていただき早いもので5か月が経ち、ぜひこういう場をもちたいと思いまして、本日開催させていただくことができました。前任の小田市長の思いを引き続かせていただきながら、どういうやり方ができるかは手探りで試行錯誤しながら、これからこんな風にやって欲しいという意見を出していただきたいと思います。また、一方通行でなく、皆さんの思い、お声を聞かせていただけたらなと思っています。

私はどちらかというと政治家としていろんな思い・考えは持っていますが、やはりいろんな市民の皆さん方のいろんな考え方、価値観、思いや、何かをやろうとするとそれに対して賛成反対含めていろんな意見にわかれてくる。そのことを前提にしていかなければならないと思っています。市のトップとして、そうした多様な意見等を調整しながら、皆さんが納得していただけるような導き出しをしていく、そういうプロセスを是非丁寧にやっていきたいと思っています。また、日々の行政運営の中で市民の皆さんとの対話を大切にしていきたいと思っています。対話の重視ということですが、対話とは先ほど申し上げたとおり価値観、立場、違いがあるということを前提にしながら違いを乗り越えて一つの結論に至るプロセス、これが、私は対話だと思っています。是非、そういう場に、今日もしていけたら、ありがたいなと思っております。そして「ともに考え創り上げる」解決型の市政としては、二つのメッセージがありまして、これからのまちづくりにはたった一つの正解が決してあるわけではないと思います。正解かどうかというのはまさに市民の皆さんが判断されることでありますから、何が正解かということから含めて、皆さんと共に考えていかなければ、なかなか納得できる市政というのは運営をしていけない、と同時に共に創り上げるということは、行政だけでは、問題は解決できないと思います。いろんなことを市民の皆さんと協働していく、そういうメッセージも込めさせていただいたところでございます。

今日はテーマとして「活かしていきたい!長岡京市のいいところ」ですが最初の機会でもありますので、是非皆さんにお聞きをしたいのです。聞きたいことがあれば、どんどんテーマに限らず、お聞きしていただければお答えできる範囲の中できっちりお答えさせてもらいますし、思いのある方は是非おっしゃっていただければと思います。

ここからはフリーのディスカッションでございますので、ご質問・ご意見をどんどん皆さま方から出していただければと思います。

 

○対話・参加者から出た主な意見

参加者

開田1丁目三菱製紙の前の府道あたりに住んでいるのですが、交通量も多く見通しも悪いです。また、現在、空き家が問題になっていると聞きますが、草がはえたり管理のむつかしさもあると思いますが、道路の拡幅計画を進めていただく節にお願いしたい。

市長

これは努力しますということしか申しあげられないです。府道ですので、府が整備していく、市としても協力していきます。おっしゃっている場所も計画道路に入っていますので、もう少し先になりますけれども課題として十分認識しておきます。もう一つ空き家の問題ですが、これから非常に大きなテーマになってくると思います。放置してある空き家は私有財産ですから、行政としては手がつけられないのです。空き家にならないようにどうしていくのか、市でもどういうことが出来るのか検討しています。

参加者

市民や行政・職員と良い関係をつくりたい。対話の場をもっとつくってほしい。

市 長

そうですね。それぞれの施策の場面、テーマについて議論する際には、もちろん職員も私と一緒に聞く場をつくりたいですね。

参加者

中学校給食の導入では親の負担や意見等で、負担軽減や様々な事を考慮をすることだけでなく、本来の家庭教育のあるべき姿、子育てに必要なこと等を考える機会にしてほしい。

市 長

中学校給食ですが、これは私は是非、やるべきだと思っています。その背景にはいろいろありますが、働く世代や働く女性にとって、社会環境を整えていくことがポイントだと思いますし、また、サービスだけ提供すれば良いということだけはないとも思いますから、しっかり議論してなんらかの方法論を出したいと思っています。

参加者

65歳以上や一般の人がボランティアで市民活動をやっていけるような場を提供してほしいが、市民団体同士の横の連携ができていない。結びあっていけば、もっと良いまちづくりが行える。

参加者

一般的に市長の意向が全部、職員に伝わるとは限らないので、対話する会に若い職員や議員も参加してほしい。

市 長

行政は組織ですから、市長がやりなさいと言えば、すぐやれると思いますが、その関係だけで、行政と市民との本当のパートナーシップは生まれない。そこの背景にある思いとか、考え、価値観を共有して関係性を作り上げていくことが近道だと思っています。 職員のことですが、今、徐々に職員と話をしていますが若い職員とはなかなか機会がなくて・・どうしても普段は部長級や幹部職員と接する場が多いので、別に部長級がいやということじゃないのですけれども(笑)。徐々に職員の意識を変えていきたいなとは思っています。

参加者

まちの由緒あるところを散策路にして高齢者や家族のコミュニケーションの場の設置の提案をします。

市 長

ありがとうございます。検討します。

参加者

阪急長岡天神周辺を高架化に。ラッシュ時は渋滞していて、非常に危険である。

参加者

長岡天神駅周辺を整備しても、維持費がかかる。便利にすればよいということではない。むしろ古くて良いまちなみを大事にすればどうか。

市 長

昔からの大きなテーマです。今いよいよ動き出すところにきました。単に踏切解消のための高架なのか、事業としてどうとらえるか、まちづくり協議会も設立されてきましたし、見通しをつけられるように一歩ずつ歩みを重ねていきたいと思っています。

参加者

人と人がふれあえる居場所が必要であり、場所があればそういう市民活動をやりたいという市民は多い。市が空き家を仲介して居場所をつくってはどうか。

市 長

空き家に関しては、最近特別措置法ができ、自治体として手を入れられる仕組みにはなってきました。一方で空き家にならないようにどうしていくのか行政として考えていく。その中での居場所づくりも大事だと思います。

参加者

児童の数が減ってきて、小学校のスペースが空いている。そこで中学校の給食を作ったり、運んだりするのに高齢者パワーを使ってはどうか。

市 長

中学校給食はやり方がいろいろとあり、費用もそれぞれ違うので、皆さんと話し合って進めていきたいと思っています。

参加者

性的少数者を大切にすることが入っている男女共同参画推進条例はとても良い。もっとアピールして進めてほしい。

市 長

いろんな価値観がありますが、この条例を全会一致で可決されたことに対して意識の高さは十分あると思います。そういう価値観を大切にするという思いを私も大事にしていきたいです。

参加者

プレミアム商品券の使い勝手が悪い。高齢者や一人暮らしの人では1000円分を1回では使い切れない。

市 長

そうですね。検討したいですね。

参加者

長岡京市のどこに長岡京があったのかわからない。発掘調査はしているのに、その情報のフィードバックが少ないと思う。

市 長

昔の長岡京の碁盤の目の地図の表示板がありますが、統一したコンセプトをもって、使い方、情報発信もしていきたいと思います。

参加者

今後の機会では市民も課題の解決策を考え、持ち寄るようにすればどうか。

市 長

今日は初めての機会でもありましたので、どうしても議論が幅広くなってしまいましたが、ご意見をいただいたことはありがたく受け止めております。次回はどういうやり方になるかどうかわかりませんが、懲りずにまた参加していただければと思っております。今日は本当にどうもありがとうございました。

お問い合わせ

長岡京市対話推進部秘書課秘書係

電話: 075-955-9500

ファクス: 075-951-5410

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