市の取組内容
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市の取組内容
長岡京市では戦争の悲惨さと平和の大切さを伝えるため、様々な取組を行っています。
長岡京市平和ビジョン懇談会の設置(平成元年)
将来にわたる平和を願い、平和施策について意見を求める機関として「長岡京市平和ビジョン懇談会」を設置しました。
委員は学識経験者や各種団体、公募委員により構成されています。
「平和の日」制定(平成元年)
長岡京市平和ビジョン懇談会の提言により、平和を希求する原点として、乙訓唯一の空襲である神足空襲のあった7月19日を、長岡京市の「平和の日」と定めました。
平和祈念碑の建立(平成元年)
戦争の悲惨さを後世に伝えていくために、神足空襲の弾痕が残る煙突を復元した「平和祈念碑」を建立しました。
平成2年以降は、毎年7月に開催する「平和を考える市民フォーラム」で献花を行っています。
〝平和へのビジョン”長岡京の策定(平成2年) ※現版は平成21年
長岡京市平和ビジョン懇談会の意見を基に、長岡京市の平和への取り組み、方向について記した冊子となっています。
平和を考える市民フォーラム(平成2年から)
「平和の日」をきっかけに、平和と命の尊さを伝えるため、平和を考える市民フォーラムを毎年7月に開催しています。
平和祈念碑と戦没者追悼之碑への献花を行うとともに、戦時食「すいとん」の試食や昔のくらし体験、教育機関の協力による取り組み、映画や講演などを行っています。
その他にも折り鶴や平和メッセージなどの展示コーナーも設けています。
戦没者追悼之碑(平成8年)
戦争によって亡くなられた方々を追悼するための碑「戦没者追之碑」を建立しました。
いのち輝く長岡京市平和都市宣言(平成12年)
長岡京市平和ビジョン懇談会から平和都市宣言の実現を盛り込んだ「平和施策推進に関する意見書」が提出されたことを受け、12月に、いのち、環境そして平和への理念を盛り込んだ21世紀へのメッセージとして、市議会全会一致の賛成で「いのち輝く長岡京市平和都市宣言」を行いました。
いのち輝く長岡京市平和都市宣言
こども平和宣言(平成14年)
平和を考える市民フォーラム式典において、小学生が平和への思いを託した「こども平和宣言」を行いました。
こども平和宣言
平和のシンボルマークの制定(平成20年)
市民から公募した平和祈念碑のイラストを元に「平和のシンボルマーク」を制定しました。
平和市長会議(現在は平和首長会議)に加盟(平成21年)
核兵器廃絶と平和のため、国際的に活動している団体である平和首長会議に加盟しています。
市で実施している具体的な取組
平和を祈る折り鶴
毎年6月から7月にかけて、平和を考える市民フォーラムの献花式で平和祈念碑に献納する折り鶴を募集しています。
集まった折り鶴は市役所で飾った後、献花式で献納、「平和を考える市民フォーラム」で展示し、広島の平和記念公園にある「原爆の子の像」に献納しています。
平和メッセージ
多くの人に平和について考えてもらえるよう、平和に関連したメッセージを募集しました。
集まったメッセージは「平和を考える市民フォーラム」で展示しました。
平和に関する展示
平和を考える市民フォーラムでは、神足空襲についてや戦時中の暮らしなど戦争・平和に関連する展示を例年行っています。
また、図書館では、平和に関する図書の案内や読み聞かせを例年行っています。
核実験に対する抗議
核実験を行った国に対し抗議文の送付や抗議声明を出しています。