友好姉妹都市　平成28年度活動報告

・寧波市との交流

・伊豆の国市との交流

・アーリントンとの交流

長岡京市では、昭和58（1983）年4月21日に中国寧波市と友好都市盟約を締結し、これまで両市の代表団や市民団の交流をはじめ、文化・スポーツ団や青少年の交流、産業・経済視察団の往来、さらには寧波市からの技術研修生の受け入れ事業など、両市・両市民の理解と協力のもと、草の根交流、都市間交流を推し進め、友好交流と親善活動に取り組んできました。

今年度は、文化・スポーツなど多岐にわたる交流が行われたほか、寧波市からの研修生を受け入れるなど積極的な交流を行い、多くの方に友好都市を知っていただくよいきっかけを作ることができました。

5月20日～23日まで、長岡京市テニス協会の選手10人で構成された訪中団が2016寧波市国際アマチュアテニス交流大会に参加するため、寧波市を訪問しました。韓国・マカオなどの各国からチームが出場する中好成績を収め、また歓迎会ではあたたかいおもてなしをいただき、交流を深めることができました。

10月9日～12月8日までの約2ヶ月間、本市職員1名を研修生として派遣し、寧波市での本市特産品の販路拡大に向け、PRを行いました。

寧波市政府や、本市の特産品を展示している「丸美空間」にも協力いただきながら竹工芸品や消臭剤など3社の商品を寧波や上海でプロモーションを行った結果、1件の取引が成立し、その他にも中国企業とマッチングにより、取引に向けた商談に発展しています。

数年内に寧波阪急百貨店もオープン予定であるなど、ますます発展を続けています。

12月26日～28日、奈良市で開催される東アジア文化都市クロージングイベントに出席するため、寧波市政府宣伝部長の万亜偉氏を団長とする代表団計6名が来日され、本市を訪問されました。また、京都新聞本社を訪問し、日本のメディアの発展について意見交換を行いました。

長岡京市と静岡県旧伊豆長岡町は、昭和59年11月2日に、同じ「長岡」をもつ自治体という故を持って，観光行政や商工行政をはじめ行政各般に渡る交流が進展し、姉妹都市盟約の締結を行い、文化およびスポーツを通じて交流を行ってきました。
平成17年4月1日、伊豆長岡町・大仁町・韮山町の3町合併により、伊豆の国市が誕生しました。合併後も、長岡京ガラシャ祭や鵺ばらい祭への相互訪問、少年サッカーによるスポーツ交流等、市民レベルの交流を深めてきたことから、平成18年11月11日、伊豆の国市と災害時の相互支援を盛り込んだ姉妹都市盟約の締結を行いました。

今年度は姉妹都市盟約締結10周年を迎え、両市長が相互に訪問し、今後のさらなる友好の発展に向け、交流活動を行いました。

11月5、6日、長岡京市・伊豆の国市姉妹都市盟約締結10周年記念式典と伊豆の国時代祭に参加するため、中小路市長、小原友好交流協会会長および市民団が伊豆の国市を訪問しました。式典や時代祭への参加を通じて、姉妹都市への理解を深めることができました。

11月12日～13日まで、小野伊豆の国市長や伊豆の国市都市交流協会の皆様を団員とする訪問団が来訪されました。交流会では、それぞれが古くからの友人との再会を楽しんだり、新たな友人を作ったりし交流を楽しみました。また、中小路市長と小野市長が、これまで交流が続いたことに対する感謝の念を述べ今後も友好関係が末永く続くことを祈りました。

歓迎会の翌日にはガラシャ祭に参加し、伊豆の国音頭を披露し、市の魅力をアピールされました。

ボストンと京都市が姉妹都市であり、ボストンの郊外にあるアーリントンが京都市の郊外の自治体との姉妹都市を希望していました。1975年（昭和50年）にアーリントンからの初めての代表団が本市を訪問しました。
1976年（昭和51年）年には「長岡京市・アーリントン友好の会」が発足し、以後毎年のようにアーリントンからの青年代表団と交流を深めていくことになり、1984年（昭和59年）に姉妹都市盟約を締結しました。

今年度は更なる友好交流の飛躍に向け交流を行いました。

4月23日から5月4日までの12日間、米国短期交換留学事業として、中学生や高校生、引率者の計31名がアーリントンを訪問しました。
　

生徒たちは、ホームステイを経験し言葉の壁を乗り越えたり、現地の学生たちとの交流をしたりして、語学学習や国際理解の機会を得るだけでなく、困難に立ち向かうことにより大きく成長し帰国しました。

※詳しくはこちらをご覧ください　姉妹都市アーリントン中学生国際交流について（教育委員会学校教育課）3

アーリントンから青少年団が長岡京市に来訪されました。毎年、長岡京市とアーリントンの青少年がホームステイを利用した相互訪問を行っており、一行は市内の学校で日本の授業を体験するなど、児童・生徒との交流を図るとともに、市内の見学や、京都市内や大阪観光を通じ日本への理解を深めました。