市長と語る“対話のわ” 令和3年4月8日(木曜日)
- ID:11568

令和3年4月8日(木曜日)長岡京市民生児童委員協議会 神足地区

日時
令和3年4月8日(木曜日)午後1時45分から

場所
きりしま苑

テーマ
新型コロナウイルスワクチン接種について

参加者
21名

対話録(要旨)
長岡京市民生児童委員協議会との対話市内6回開催分は、共通テーマで市長から情報提供

対話(質問・意見)
※下記のお答えは、対話のわ開催日時点の情報となります。
<参加者>
アストラゼネカ社製とファイザー社製のワクチンがあると思うが、アストラゼネカ社製のワクチンは血栓ができる可能性もあるとの報告がある。ワクチン接種の段階でファイザー社製のワクチンを選択することができるのか。
<市長>
現在日本で認可されているのはファイザー社製のみです。アストラゼネカ社製のワクチンは国が認可に向けて調整しているところです。そのため今回の集団接種に使用するワクチン接種の枠組みはファイザー社製のワクチンが前提となっており、高齢者施設でのワクチン接種についてもファイザー社製を使用する予定です。
<参加者>
ワクチン接種後は集団接種の会場にて待機が必要になると思うが、待機場所等はどのようになっているのか。
<市長>
待機をしていただくスペースを用意していますが、夏場は気温が高くなるため、体育館のほかに空調設備が整った学校施設の併用を検討しているところです。副作用として、アナフィラキシーとは別にワクチン接種後に発熱するケースがあり、特に2回目の接種で発熱が多いため、ワクチン接種後の会場での待機は必要となります。
<参加者>
65歳未満の方がワクチン接種できるのはいつ頃になりそうか。
<市長>
65歳以上の方が一通りワクチン接種を終えるのが8月末頃になる予定です。65歳以上の方への接種が完全に終了してから、それ以外の年齢の方への接種を始めるのか、また65歳以上の方への接種完了のめどがある程度ついた段階で65歳未満の方へ接種を開始するのかは接種が始まってみないと判断できません。高齢者の方への接種の進捗具合を見ながらの判断になると考えています。また、ワクチン接種は市町村単位で進め、人口規模により他市町村とのワクチン接種のタイミングが異なる可能性があり、結果として近隣市町より、65歳未満の方への接種が遅くなる可能性もあります。
<参加者>
ワクチン接種の効果はどのくらい持続するのか。毎年ワクチンを接種しないといけないものなのか。
<市長>
現在示されている国の事業として無料でワクチンを接種できるのは来年2月までです。来年2月までに65歳未満の方も含め、社会全体として集団免疫を作ることができれば、今よりも自由に活動ができるようになると考えています。来年2月以降については、一定感染拡大が抑制されていれば、インフルエンザのように個人で自由にワクチンを接種することになる可能性もありますし、感染拡大が抑制されていなければ今年と同じような形でワクチン接種をすることになる可能性もありますが、今後の感染状況次第ですので今のところは何とも言えない状況です。
<参加者>
小さい子どもへのワクチン接種について、どのように考えているか。
<市長>
新型コロナウイルスは子どもへの感染が少ないため、治験数が少ないのが現状です。ただ、子どもへの変異株の感染事例も確認されており、今後の感染拡大も懸念しているところです。
<参加者>
ワクチン接種後にご自宅へ帰られた後、体への不調を感じた一人暮らしの方への対応についてどのように考えているのか。
<市長>
ワクチン接種後の待機中に副反応が確認された場合の緊急の対応は最善を尽くします。待機を終え、帰られた後については、何かあった場合の問い合わせ先を事前に周知するとともに、地域で一人暮らしの方を見守る体制のご協力をいただきたいと思います。その他、予約の仕方等様々な質問が出ることが想定されますが、可能な範囲でご協力いただきたいと思っています。また、質問やご意見等あれば、市の担当者にお伝えいただき、意見を共有していきたいと思います。