令和4年度第1回 地域創生推進会議 概要
- ID:12323

日時
令和4年7月26日(火曜日) 午後6時00分から午後7時15分まで

場所
市役所会議室2

出席委員等

会場出席
石垣会長、藤井委員、水腰委員、南出委員、干場委員、上山委員、松本委員

オンライン出席
金子委員、嶋﨑委員

出席者(事業所管部署)
《商工観光課》山田課長、上田主幹

事務局
滝川総合政策部長、《総合計画推進課》鍋島課長、藤井総括主査

案件
(1)長岡京市 まち・ひと・しごと 創生戦略 令和3年度推進状況について
・8つの戦略目標について最新数値の状況を報告
(2)地方創生関係交付金事業 令和3年度推進状況について
・次の3事業について状況と実績を報告
- 放課後児童クラブと共生する地域開放センター整備事業
- 大河ドラマ「麒麟がくる」を契機にした「城下町」レガシープロジェクト事業
- 京都西山・乙訓地域ブランディング事業
・いずれも、評価や方向性について問題がないことが確認された

主な意見
- 八幡のさくらであい館の方からサイクリングの方々を長岡京市に引き込んでくるというお話があったが、さくらであい館周辺はサイクリングに適した平坦な道である。一方で、長岡京市は道路のハード的な問題があり、インターチェンジのところまできたら走ることが厳しいところもあるため、それでも来たいと思わせるような仕掛けが必要ではないか。
- 長岡京市は有名な観光地もあるが、京都市内と比べると中々動線としてつながらない。京都市内に泊まる外国人は多いが、日本人が旅行をするとなると、大阪や東京となり、発信の仕方も日本人なのか外国人なのかで考えていかないといけない。どういう発信をするかで変わるし、それを色付けできるのはSNSでもある。発信の仕方を工夫すれば立ち寄ってもらうことは可能だし、ネーミングの工夫だけでも人が来る可能性がある。そういったところに力を入れていかないと変わらない。
- 長岡京市商工会も新たにSNSの発信に取り組んでいる。どこかがイニシアティブをとるとかではなく、多様な主体の発信が相乗的な効果を生み出せるように取り組んでいく必要がある。
- コロナ禍で滞っているが、京都市ではオーバーツーリズムにならないように、ロードマップづくりを進めている。結局は分散が必要で、地域への分散や時間の分散ということになってくる。京都市と観光客を取り合うのではなく、上手く分散するのにいいエリアだと思う。
- コンテンツ的なものは一つひとつが弱く、現状で出来ることを見つけるのでは抜本的に難しいのではないかと思う。京都市ではMICEの振興として、イベントや会議で集客することをしている。予算がなく、今のコンテンツだけで勝負するだけでは、地方創生の動きは難しくなってくるのではないか。
- 若葉カップなどでは、個で動いているイメージがある。市を挙げてウェルカムな雰囲気をつくることができれば市民も変わるのではないか。現状は、それぞれで頑張っていて、足並みが揃っていないような印象を受ける。
- インバウンド対策として、京都・大阪に近い立地条件を活かして、滞在型のホテルがあれば需要に対応できるのではないか。
- 京都はパンを食べる人が多く、長岡京市ではパン屋も多い。パン街道など、パン屋をめぐるツールがあれば集客できるのではないか。
- 今あるものだけで集客しようとしたら中々難しい。昔、長岡京市内にもプールがあって、たくさんの子どもが遊びに来ていた。そうした確実に集客ができる核となる施設があればいいのではないか。