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市長と語る“対話のわ” 令和4年5月29日(日曜日)八条が丘自治会

  • ID:12643

日時

令和4年5月29日(日曜日)午前10時から午前11時

場所

中央公民館 市民ホール

テーマ

はじめに市長より「継承と発展」をテーマに以下のことについて説明いたしました。

    • 長岡京市の現状について
    • 新庁舎等建設について
    • デジタル化の推進について
    • 中心市街地・阪急長岡天神駅周辺のまちづくりについて

    参加者

    30名

    対話(質問・意見)

    <参加者>

    分別ごみ回収にまだ使えそうなものがたくさん出ています。どこか一定の場所で、市民が不要になった物品を集め、リサイクルできるようなシステムは作れないでしょうか。


    <市長>

    ごみに関しましては、昨年の2月に指定袋制への切り換えを行い、市民の皆さまに多大なるご協力をいただきました。おかげさまで、この1年間で約11~12%の可燃ごみが減少し、大きな成果となりました。

    一方で、集団回収を行っている新聞・古紙などの量が増えてきております。中央公民館に回収場所を常設し、また、それぞれの地域では子供会や自治会にご協力いただきながら回収を行っております。今後、回収場所を増やしていけるよう検討してまいります。

    ご質問いただきましたリサイクルのシステムについてですが、アルミ等の資源ごみについてはすでに有効活用しております。また、それ以外のごみについても、リユース・リサイクルしていくことは非常に重要だと感じております。ごみの減量はこれからの大きな課題でもありますので、さらに事業を進めていきたいと思っております。ご提案ありがとうございました。



    <参加者>

    当団地のように、高度経済成長期に建てられたマンションは数多くあると思います。長岡京市以外の近郊都市で、まちの新陳代謝の例はありますか。


    <市長>

    高度経済成長期に、団地等が整備された場所は、多々あります。その多くで老朽化の対応が課題になってきております。他市の事例ですと、入居率が下がり、高齢化が進んだため、建替えやリフォーム等の手法により、団地を再生し若い世代層の獲得に成功した事例もあります。しかし、一方で新たな市民が増えたため、待機児童の課題が出ているそうです。

    同じ老朽化への対応でも、過疎地での対応はさらに難しい部分がありますが、長岡京市は、若い世代層に定住していただくための、立地の利便性や資産・土地としての価値は十分にあるかと思います。自治会の皆さまにも団地の将来のまちづくりについて、議論をしていただかなくてはならないと思います。

    本市には「まちづくり協議会」という制度がありますので、市民の皆様等で組織していただくことによって、他市の事例を視察に行く等、行政として様々な点でサポートできるため、ぜひ、ご活用いただき将来のビジョンを作り上げていただけたらと思います。



    <参加者>

    ゼロカーボンシティへの取り組みはどのようなことをされていますか。


    <市長>

    次の50年というのは、地球環境問題に対する配慮が間違いなく求められる時代となります。長岡京市では、第三期環境基本計画という9年間にわたる計画を策定し、2050年にゼロカーボンを目指すことを明記した上で、4月1日より各種取り組みを始めております。

    ゼロカーボンシティの取り組みの一つとして、燃えるごみの収集でゼロカーボンを目指しましょうという取り組みをスタートしました。ごみ収集車が走行することにより排出される二酸化炭素を、排出量取引を活用して相殺し、理屈上、二酸化炭素の排出量をプラスマイナス0にしようというのが今回の取り組みです。

    この取り組みについての詳しい説明は、こちらをご覧ください。

    さらに、新たな取り組みとして、村田製作所様にご協力をいただきまして、JR長岡京駅の東側の駐輪場に載せる太陽光パネルと蓄電池をご寄贈いただきました。太陽光パネルにより発電した電力を、JR長岡京駅周辺の夜間照明や必要な周辺施設の電力に使用することで、ゼロカーボンを目指していきます。



    <参加者>

    少子高齢化への対応をお教えください。


    <市長>

    長岡京市の人口については、明らかに高齢化が進んできている状況ですが、生産年齢人口と呼ばれる15歳から64歳の世代の中でも特に25歳から40歳あたりの人口が転入超過で増えてきております。新たにこの世代の転入があるということは、子育て世帯、つまり5歳から15歳あたりの人口も増えていく構図となります。少子化への一つの対策として、暮らしやすい・子育てがしやすい環境を整えていくことで、長岡京市を住むまちとして選んでいただけるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

    高齢化への対応といたしましては、介護や医療の資源をしっかりと確保し、セーフティネットを地域で作ることが重要となります。今回の京都済生会病院の移転を機に、けがや病気を治す機能のほかに、リハビリ機能が拡充され、高齢化が進むうえで必要となる回復期の支援が充実しました。

    また、介護が必要とならないように、社会との接点を保ち続けていただきながら、健康づくりをしていただくことが重要になります。高齢期を元気に楽しく過ごしていただくために、自治会の活動等に協力することで、様々な活動に参加しやすい機会を作っていく取り組みを進めております。

    八条が丘自治会様では、ふれあいのまちづくり事業を通じて、世代を超えたつながりづくり「コロナ禍のジチカツ多世代交流への挑戦」など熱心な取り組みを進めておられるとお伺いしていますが、このような人とのつながりが、新型コロナウイルスにより減少しており、感染状況が落ち着いているいま、このような活動の機会を取り戻していくために、市といたしましても尽力してまいります。


    時間の都合上、当日ご回答できていなかった質問にお答えします。

    <参加者>

    市民プールや1日過ごせる大きな公園を作る計画はありますか。


    <市長>

    市民プールに関しては残念ながら現在、整備計画はございません。これからのまちづくりの参考にさせていただきます。

    現在、西山公園拡張に向けて新たに公園整備を進めております。障がいの有無に関わらず誰もが楽しめる公園、インクルーシブ公園についてワークショップを行い、市民の方々と考えながら計画を進めております。令和7年度に完成を予定しております。

     


    <参加者>

    産官学の連携をしていただきたいです。
    学については、西山短大などと連携してはどうでしょうか。


    <市長>

    長岡京市では、西山の豊かな自然環境を守るために、企業や行政、大学、市民、森林所有者等が連携し、「西山森林整備推進協議会」を設立し取組を進めています。また、西山短期大学とも本市教育委員会と生涯学習・地域学習に関する連携協力協定を締結するなど、大学と連携した取組を行っています。
    ご意見のとおり、今後も引き続き、多様化する行政ニーズに対応するための手法として、産官学を含めた多様な主体と連携していきたいと考えています。



    <参加者>

    マイナンバーカードはデジタル化の柱の一つですが、取得率を教えてください。
    また、取得率を促進する方策はありますか。


    <市長>

    長岡京市におけるマイナンバーカードの取得率(交付済みのもの)は、令和4年5月末現在で45.2%です。
    マイナンバーカード取得促進として、市役所に無料写真撮影や申請書の書き方をサポートするマイナンバーサポート窓口を平日9時から17時に開設しています。
    また、月1回程度、イズミヤや中央公民館などで同様の出張申請サポートを実施しています。



    <参加者>

    府と協調しての各種「Go To」施策の計画はありますか。


    <市長>

    「GoTo」キャンペーンについては、市内の事業者への情報提供を行い事業者登録の呼びかけや、旅行事業者へのツアー商品造成の働きかけなどを行っています。

    京都府との協調については、府や向日市・大山崎町、京都市と連携した竹の里・乙訓として「青もみじとあじさいの御朱印めぐり」などの周遊キャンペーンやPRなどを行っています。詳しくは、「竹の里・乙訓HP」をご覧ください。



    <参加者>

    桜のライトアップがとてもいいと思います。沢山の市民が楽しんでいます。
    気になる事は、八条が池周辺の歩道がでこぼこで夜は危ないことです。整備はできますか。


    <市長>

    経年劣化によって歩道の段差が生じている箇所があり、ご不便をおかけして申し訳ありません。部分的な補修で対応していますが、全面的な改修も含めて検討していきます。



    <参加者>

    市役所前の交番横にある駐車場は今後どうなりますか。


    <市長>

    市役所前駐車場は、令和8年新庁舎全体完成までは公用車駐車場として暫定利用し、新庁舎完成後の具体的な活用方法は今後検討していきます。

    また、交番の位置は変更ありません。



    <参加者>

    事業推進にあたって資金(財政)とのバランスが必要かと思いますが、いかがでしょうか。


    <市長>

    事業を遂行する予算については、市の規模やニーズに見合った適正な事業計画を検討する中で、国・府の補助など活用できる財源を適切に見込み、将来の財政見通しも考えながら、過剰な負担が生じないよう努めています。





    お問い合わせ

    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

    電話: 075-955-9500

    ファクス: 075-951-5410

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