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市長と語る“対話のわ” 令和4年10月18日(火曜日)やすらぎクラブ長岡京

  • ID:13067

日時

令和4年10月18日(火曜日) 午後3時から午後4時15分

場所

中央公民館 市民ホール

テーマ

はじめに市長より「市制施行50周年を迎えた長岡京市」をテーマに以下のことについて説明いたしました。

・新庁舎等建設について

・デジタル化の推進について

・中心市街地、阪急長岡天神駅周辺のまちづくりについて

・公共交通の利便性向上について

    参加者

    50名

    対話(質問・意見)

    <参加者>

    今年度やすらぎクラブ長岡京の活動の根幹と位置付けている「会員優待制度」の取り組みについて、市の広報紙への紹介記事を掲載してもらうことも考えています。この活動に対して市長はどのようにお考えですか。

    <市長>

    素晴らしい取り組みだと思います。新たな魅力によりクラブに入っていただくきっかけになるのではないかと思いますので、広報紙についても良いタイミングで掲載させてもらえたらと思います。

    また、9月議会で『中小企業振興基本条例』を策定しました。中小企業の数は、平成6年ごろから減少傾向にあります(福祉事業所を除く)。今回の条例では、同じ買い物をするなら、できれば市内の店を利用してもらい、店側の経営が成り立つことが主旨になっています。高齢社会においては、近くで買い物ができる環境づくりが大切だと考えていますので、今回の会員優待制度の啓発に力を入れ、今後さらに連携していきたいと思います。

     


    <参加者>

    老人福祉センター竹寿苑が建て替えられると聞いていますが、基本設計では駐車スペースが2台となっています。立地場所や利用者のアクセス等を考え、駐車スペースの更なる増設をお願いしたいと思います。また、利用者の利便性の向上を図る為の循環送迎バスの充実についても検討をお願いします。

    <市長>

    建て替えられる竹寿苑の南側の一部に公園整備の計画があり、そこに駐車スペースを設ける予定にしています。そのため、竹寿苑利用者の方にも活用いただける駐車スペースを確保できると想定しています。

    送迎バスについては、今後も竹寿苑専用のバスとして運用するのか、もしくは共生型の様々な施設も入っていく中で、はっぴぃバスの活用などをするべきか現在検討しているところです。市街地から少し離れているので、何らかの足の確保は非常に重要なテーマであると考えています。

     


    <参加者>

    現行の竹寿苑の設備仕様と比較して建て替えられる竹寿苑には、浴室が計画されていません。高齢者の楽しみのひとつである浴室の設置を是非検討をお願いしたいと思います。

    <市長>

    現在、高齢者が増加していく中で、市民の皆様を支えていかなければならないことを考えると、税金を使い公的に浴室を設置することは難しいです。現竹寿苑のサークル活動等の機能を出来るだけそのまま維持できるように努めますが、時代の変化に応じた介護予防拠点として施設整備していきたいと考えています。

     


    <参加者>

    自治会の加入率が全体で50%強と極めて深刻であり、老人クラブの加入率も10%強と低調です。また各地域での子供会への加入率についても低下しています。そうした状況の中、地域での横の繋がりがだんだん希薄になりつつあり、地域コミュニティの衰退が懸念されています。そうした現状について、市長はどのようにお考えですか。

    <市長>

    自治会の加入率の低下要因として、新たに転居してきた世帯が加入しないことや、そもそも自治会未組織の地域があることが挙げられます。また、高齢を理由に自治会を脱退する世帯があることが大きな要因となっています。防災や地域の中での見守りを考えた時に、地域のつながりを作っておくことが非常に重要になります。しかし、行政側の施策だけでは難しいのが現状です。『(仮称)助け合いとつながりのまちづくり条例』を作っていく中で、若い世代の方々の意見も尊重しながら、今後の担い手をどう育てていくかの取り組みを強化していこうと考えています。



    <参加者>

    多世代交流ふれあいセンター「こらさ」の今後の活用や管理運営について、産業文化会館も新庁舎に統合され、ますます市民が利用する貸室が少なくなる中、再度こらさの活用や将来的な管理運営についてお聞きしたいです。例えば、指定管理の導入等で民間や団体での管理運営の方向性等について、市長はどのようにお考えですか。 

    <市長> 

    今のところ指定管理の導入等の検討は進んでいません。医師会退去後の部屋の活用については現在検討中です。また、新型コロナウイルスの影響でリモートワークや給付事業などの事務量が増加しており、市役所の会議室が不足しています。そのため、こらさの部屋を危機対応のための部屋として確保しています。今後の活用方法については、まずは庁内でしっかり議論を行い、できれば特色を持った目的のある空間として活用をしたいと思います。

     

     

    <参加者>

    長岡京市の歳入増に向けた施策についてです。今後、2025年問題等高齢社会が進展し、医療費等で支出は益々増大する一方で、働き世代の比率が減少し市税の減収が予測されます。歳入が増えないと、積極的な政策が打てないと思いますが、歳入を増加させる政策等はあるのでしょうか。

    <市長>

    本市の財政は健全に維持している状況で、税収は横ばい傾向にあります。歳出は、高齢化により扶助費が相当上がっています。歳入は、個人市民税と固定資産税が大半を占めており、今は子育て世代層が転入してきてくれていることと、地価が顕著に高く推移しています。今後も税収を維持するためには、人口8万人規模を維持していくことが必要だと考えています。また、今後は地域の企業の協力を得ながら、ふるさと納税にもさらに力を入れていきたいと考えています。

     

     

    <参加者>

    『健幸長寿プラン2025』の内容とアピールが不足しているのではないでしょうか。

    <市長>

    PR不足についてはご指摘の通りです。高齢者が活躍する場面は多様であることから、健康福祉部門が啓発していくだけでなく、様々な部門が協力し啓発していくことが今後必要になると思います。今後も、健康寿命の延伸や元気な高齢者の割合が増加するよう様々な施策を講じますので、ご協力をお願いいたします。

     

     

    <参加者>

    ウィズコロナについて長岡京市はどのように対応されるのでしょうか。

    <市長>

    最近は、ワクチンの接種率が伸び悩んでいます。ワクチンを接種することが重症化を防ぐ方法の一つであることは統計上明らかになっています。

    また、感染防止のみを重視し、社会活動を止め続けることはリスクが高いため、感染症対策をきちんと取った上で、行事などの開催をできる限り進めていきたいと思います。


    当日いただいた質問状に対してお答えします

    <参加者>

    1期庁舎工事も完成間近になり、すべて完成しますと、市民へのサービス事業、その他、色々と公共事業等が入ると思います。その中に観光事業もあると思いますが、どのような計画を予定されているのでしょうか。

    参考としまして、大阪市にある「大阪歴史博物館」は、NHK大阪放送局との複合施設であり、会議室や交流センター、図書ルームなどと同じ建物の中に、「博物館」のコーナーを設け、運営されていました。入場しますと、階ごとに、年代ごとに、大阪の歴史や文化が分かりやすく展示してあり、立地、アクセスの良さ等も含め、感動して帰りました。そこで我々の長岡京市も、規模や財源などにより同じようにとはいかないと思いますが、庁舎建替工事を機に都市計画の検討余地がありましたら、ご検討いただければ幸いです。

    <市長>

    現在工事を進めております市役所新庁舎は、「にぎわい溢れ、安心に包まれる、未来の長岡京を創造する庁舎」を基本理念に、従来の市役所機能だけでなく、産業文化会館や保健センターなどの複合施設、さらに、(仮称)長岡京市ふるさと資料館の拠点機能や観光情報発信スペースの整備なども予定しています。また本市への観光客の多くは歴史文化や西山の緑を目的に訪れていただいていることから、市役所新庁舎では歴史文化を中心に展示・情報発信機能も充実させながら、市内に点在する文化財等への周遊も誘えるよう、にぎわいあるまちづくりの拠点となる庁舎を目指し、整備を進めているところです。

    お問い合わせ

    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

    電話: 075-955-9500

    ファクス: 075-951-5410

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