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身近な地域で 市長と語る“対話のわ” 令和7年2月19日(水曜日)長岡第七小学校

  • ID:15344

「身近な地域で 市長と語る 対話のわ」とは

長岡京市の未来を創る計画を考えるにあたり、市内の10小学校区を巡って、市民と市長の意見交換会「市長と語る 対話のわ」を開催しました。

日時

令和7年2月19日(水曜日) 午後7時30分から午後8時30分

場所

長岡第七小学校

テーマ

はじめに市長より以下のことについて説明いたしました。

  • 「身近な地域で 市長と語る 対話のわ」の目的 (第3期基本計画策定に向けて)
  • データ、市民の意見から見る「まちづくりの現在地」
  • 長岡京市の「福祉・保健・医療」

    参加者

    21名

    対話(質問・意見)

    Voice NAGAOKAKYOでも閲覧できます!

    「Voice NAGAOKAKYO」(ボイス ナガオカキョウ)に各小学校区での対話(質問・意見)の内容をまとめて掲載しています。
    質問・意見に対して「いいね」ボタンを押したり、コメントを書き込むこともできます。
    Voice NAGAOKAKYO(ボイス ナガオカキョウ)のバナー

    ※「Voice NAGAOKAKYO」(ボイス ナガオカキョウ)は、株式会社Liquitousが開発したオンラインプラットフォーム「Liqlid」を活用し、市民の皆様が時間や場所を問わず、気軽にテーマに対して市政への意見やアイデアを投稿できるウェブサイトです。

    対話(質問・意見)

    ●市主催でハザードマップを使った避難計画講座を開催してほしい。
    〈参加者〉
    市が主催している講座について、ハザードマップを使った避難計画を講座としてやっていただけないか。なぜかというと、ハザードマップや避難計画を作るという実践的な防災の知識を学ぶ場所が極めて少ない。災害ボランティアセンターももちろんあると思うが、私としては2ヶ月から3ヶ月に1回ぐらいの間隔で、気軽に防災に向き合える場所があるとよい。小学校でやるような防災訓練とは違う、家族で体験するようなアミューズメントとも違う、実践に即した講座をお願いしたい。
    〈市長〉
    市の方でも、防災士をさらに増やしていこうという取組もしており、要配慮者の方々の対策にも取り組んでいる。特に水害を中心とした被害地域の方から順番に抽出し、地域の中でもいざというときに避難していただける体制を作るなど、いろいろな取組を進めている。

    ●公共交通機関を充実させてほしい。
    〈参加者〉
    以前は一文橋の近くにスーパーがあったため良かったが、高齢者が増えてきたことで最寄りのスーパーに行くにも、交通手段が少ないと感じる。自転車に乗れる方はまだ買い物に行けるが、歩いてしか行けない方にはすごく不便な場所もある。スーパーを誘致していただくか、公共交通の充実を図っていただきたい。
    〈市長〉
    スーパーを誘致するのは、民間の事業者の判断となるため行政としては難しい。行政としては交通、移動できる足をどう確保するかが重要。長岡京市は車移動を前提にお住まいの方も多いと思うが、バスやタクシーなどの移動の足をどう確保するかが問題になる。ただ、バスについては、全体的に利用者が減ってきている。この20年でバス利用者は半減した。バスは民間事業者が採算ベースで走らせているという前提だったが、それでは保たないということで、市としてコミュニティバスを走らせたり、あるいは阪急バスに委託をして、東側の地域にてバスを走らせるという努力はさせていただいている。本数が少なく不便だという声をいただくが、路線バスの利用状況も年間365万件だったのが、今や150万件ぐらいになった。できる限り、路線をきめ細かくやっていくという努力はしていきたいが、一番のネックは運転手の確保である。どの業界でも人手不足だが、バスの運転手が集まらない。働き方改革もあるので、このあたりをどうクリアしていくかが今後の課題。一方で、バンビオの市営駐車場では、整備をしたときの借金返済が今年で終わるため、今後、マイカーを使われる方に支払っていただいた駐車場料金の余剰金を公共交通の維持に活用していきたい。このお金を原資に、コミュニティバスを買ったり、あるいは運転手確保のためのバス事業者、タクシー事業者への補助に使っていくなど、来年度から取組を進めていきたい。

    ●不燃ごみを業者が回収することについて、市は認めているのか。
    〈参加者〉
    ゴミの分別収集について、不燃物の日に大体20分間から30分間隔で、軽トラックであったり、乗用車だったりが回ってくる。先に出ている金目のものを漁る状況を見ると、あまり気分の良いものではない。このような行為は市として認めているのか。
    〈市長〉
    市としては認めていない。金属類は高く売れるので回収していると理解しているが、ルール上は認めていない。それを取り締まるかというと、そこまでやっていないのが現状である。

    ●バスケットゴールを公園に整備してほしい。
    〈参加者〉
    子どものいるお母さんから、家の前でバスケットボールを使うとすごく音が響くため、練習場所を探そうと思ったが、長岡第七小学校区にはゴールがないとのことだった。バスケットのゴールを公園のどこかにつけていただければありがたいとよく聞く。向日市の体育館のグラウンドにはあるが、人が多いため、行ってもなかなか練習はできないとのことだった。公園整備のタイミングで中学生のこれからの部活のことも考え、バスケットゴールの設置をお願いしたい。
    〈市長〉
    アンケートをとると、遊べる場所が欲しいという意見は多く、子育て世代の方々にとっては子どもを思いっきり遊ばせられる環境というのがなくなってきているのだと思う。遊びの環境整備として公園整備には力を入れたい。ご意見をいただいたバスケットゴールについては参考にさせていただく。

    ●長岡京市のきれいな水を大切にしてほしい。
    〈参加者〉
    里山再生をやっているが、きれいな水がウイスキーやビールの元になっている。最近のニュースでは、水道水中のPFASが問題になっている。長岡京市は綺麗な地下水があり、これが万が一、汚染されてしまえば、お酒の製造もできなくなる。市としてはきれいな水を第一に考えていることを率先して示してほしい。
    〈市長〉
    最近ではPFASという言葉がよく聞かれる。これはフッ素化合物で、人体に対して有害だと言われている。いわゆる防水スプレーの類のものに使われてきた物質で、工場での製造において使われてきているのは事実である。長岡京市も地下水から一部PFASが検出されている。今までは規制の対象にはなっていないが、これ以下であれば人体に対する影響がないという基準は示されている。長岡京市では地下水と桂川の表流水である府営水をブレンドしているため、皆さんの口に入る前の検査ではほとんど検出されないくらいの濃度になっている。ゼロかと聞かれると、今の水道水には一部入っているが、人体に悪影響を及ぼすものではないので、安心していただきたい。
    きれいな水を守っていくことをしっかり伝えていかなければならないのはご指摘のとおりである。

    ●段ボールベッドを使用すると避難所に入れる人数が限られる。
    〈参加者〉
    体育館に冷暖房設備を設置していただけるのか。
    先日、体育館に避難したときに居住場所を見せてもらったが、段ボールベッドを並べ区切りをつけると100人ぐらいしか入れない。長七小学校区の人で避難してきた人が入りきらないこともあるということか。また、体育館は冷房暖房設備を設置してもらえるのか。
    〈市長〉
    体育館については、令和6年度から3年間かけて全小・中学校に冷暖房空調を導入する計画で動いている。今年は既に4中学校すべての整備が終わった。小学校は順次、来年再来年にかけて設置していくので、お待ちいただきたい。
    段ボールベッドを使用すると、避難所に避難できる人数は、おっしゃる通り、圧倒的に少なくなる。あくまで体育館という想定をしているが、いざというときは学校の施設も使わせていただかなければならないケースもある。各地域の公民館にも避難をしていただかなければならないこともある。しかし、学校の施設を使ったときに、無計画に受け入れてしまうと、学校再開時に出て行ってくださいと言えるのか。そこでかなりのトラブルがあるという事例も聞いている。いざという時、どこまで地域に開放して、どこから学校教育継続のために空けておかなければならないかは事前に考えておかなければならない。

    ●市長、副市長の退職金を引き下げるべきではないか。
    〈参加者〉
    交通手段や公園整備、その他の施設整備等もだが、財源は限られている。市長や副市長の退職金は必要なのか。市長や副市長の退職金を減らせば、小学校の体育館への冷暖房設備の整備にお金を回すことができ、整備も早く進むのではないか。
    〈市長〉
    昨年、長岡京市議員報酬等審議会にて、学識経験者の方や地域の団体の参画のもと、適正かどうかの評価をいただき、今年度から引き下げをしており、客観的に判断していただいたものと考えている。ご指摘はご意見として受け止めさせていただきたい。

    お問い合わせ

    長岡京市対話推進部秘書課秘書係

    電話: 075-955-9500

    ファクス: 075-951-5410

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