令和8年4月 教育委員会 定例会 会議録
- ID:15912
1.日時
令和8年4月22日(水曜日) 午後3時00~午後4時1分
2.場所
長岡京市役所 会議室802
3.出席者
教育長 西村文則
委員 京樂真帆子
委員 大下和徹
委員 盛永俊弘
委員 生嶌匠
4.出席説明員
教育部長、教育総務課長、教育総務課担当主幹、教育施設課長、教育施設課主幹、学校教育課総括指導主事、学校教育課長、生涯学習課長、生涯学習課主幹、文化・スポ-ツ振興課長、文化・スポーツ振興課主幹、文化財保存活用課長、図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長
事務局職員 教育総務課総務係長、教育総務課総務係主事
5.傍聴者
なし
6.開会
(教育長)
開会を宣言する。
承認・署名
8.教育長諸報告
(教育長)
まず、教育部の組織改編について。3月31日(火曜日)には離任式・退所式、4月1日(水曜日)には着任式・入所式が開催され、新たな体制で令和8年度がスタートした。教育部では、教育総務課に含まれていた施設整備担当が教育施設課として新たに設置された。文化ゾーンのリノベーション、学校改修・整備、放課後児童クラブの建て替えなど多くの課題に対応するためである。その代わりに教育総務課には生涯学習課から放課後児童クラブ担当が移るとともに、学校教育課のICTや教員人事にかかる事務が移管した。また、生涯学習・社会教育にかかる事業を一体化するため、生涯学習課が中央公民館に移り、課長が館長を兼務するとともに、生涯活躍係が設置された。
次に、米国短期交換留学事業について。令和8年度アーリントン訪問団については選考された16名を対象に11月から学習会を実施してきた。そして20日(月曜日)には市長激励会が実施され、中小路市長から激励の言葉をいただくとともに、団員それぞれが訪問で楽しみたいこと、学びたいこと・経験したいことなどを述べた。生徒達は積極的に手を挙げて質問し市長にアドバイスをしていただいた。訪問を通して更に成長してくれることを期待している。
次に、学校関係。4月8日(水曜日)に令和8年度始業式が行われ、翌9日(木曜日)には小学校、10日(金曜日)には中学校の入学式が開催された。ご参列いただいた教育委員の皆様に感謝申し上げる。また、4月6日(月曜日)には令和8年度第1回校長会議を、13日(月曜日)には第2回校長会議を開催し、今年度の取り組みの方向性等を確認した。第2回会議の冒頭には、中小路市長及び教育委員の皆様にご出席いただきお話をいただいた。
次に、生涯学習の関係。3月27日(金曜日)には、地域学校協働本部会議を開催し、今年度の「すくすく教室推進事業」及び「中学校教育支援事業」にかかる実施報告とそれぞれの会議内容報告など成果と課題等を共有した。4月16日(木曜日)には公民館サークル連絡協議会の総会が開催された。
最後に、文化財関係。10月の答申を受けて1月に重要文化財に指定された光明寺の建造物8棟にかかる重要文化財指定書が文化庁から届いたので、3月30日(月曜日)に伝達式を開催し、中小路市長から光明寺の沢田法主に対して指定書が手渡された。
9.報告事項
・令和8年度アーリントン訪問団日程(予定)について
(事務局)
今月28日から5月9日の12日間の日程で16名の中学生がアーリントンを訪問。ホームステイのほか学校訪問などで現地との交流を深める。
(委員)
集合時間が早いが、集合場所はどこか。
(事務局)
JR長岡京駅付近の場所である。
(委員)
長岡京市内ならば、徒歩や保護者の送迎で来られる場所ということで承知した。
(委員)
毎年行っている事業だが、アーリントン訪問の意義は変わっているのか。
(事務局)
大きくは変わっていない。
(委員)
令和元年までは高校生の参加があったようだが、令和2年度のコロナ禍以降中学生のみの参加となっている。意義や目的が変わったのか、予算の関係か。
(教育長)
参加していた高校生は西乙訓高校の生徒だが、最近はアメリカに限らず様々な国との連携や訪問が増えている関係で希望者が減少した。毎年西乙訓高校にも声はかけているが、参加希望者がいないため中学生のみの参加となっている。
(委員)
市内には他にも学校があり、高校は府教委の管轄だが、市教委の取り組みとの線引きはあるのか。西乙訓高校以外の学校への募集はあるのか。
(教育長)
はっきりとしたルールはない。
西乙訓高校は、国際交流に力を入れていたため市教委から声をかけた。乙訓高校には希望者がなく、立命館は国際交流について独自のプログラムを持っておられる。
(教育長)
了解いただき、次に進める。
10. 行事・会議結果報告
(各所属長)
行事・会議結果(3月26日~4月22日)について報告。
11. 次回定例会までの主な行事・会議予定
(事務局)
行事・会議予定(4月23日~5月20日)について説明。
12.意見交換
(委員)
2点質問したい。1点目は学校教育について学校教育課へ。
今年度の新入生の人数の増減について教えていただきたい。クラス数の増減、教員の数は足りているか。
(事務局)
小学校は昨年度から20数名の減。中学校は20数名の増。小中とも700人弱となっている。
クラス数については、正確には5月1日調査を待たなければならないが、大きくは変わっていない。
中学校は、今年度の1年生から35名学級となり、三中では1年生が7クラス。学級数としては増えている。
年度初めは、教員の数は足りている状態でスタートできた。
(委員)
2点目は文化財について。
「長岡京市まちなかミュージアムれきしる長岡京」の準備が進んでいると思うが、来場者に何を持ち帰ってもらうのか。
知識、思い出はもちろんだが、それを形にすることはできないか。工夫があれば教えていただきたい。
(事務局)
12月19日グランドオープン予定。イベントも併設し、庁舎全体で盛り上げていく。
市内や庁舎をめぐっていただき、ノベルティ進呈ができないか検討している。
企画展の中で、合わせて図録をつくっていきたい。オープンに合わせて資料集成と図録を販売する方針である。企画展のアーカイブ的な意味合いもある。
(委員)
販売場所はどこか。
(事務局)
文化財保存活用課、1階会計課に加えて、指定管理者が管理する産業文化ホールでも販売できるよう調整中。
また、「めぐるカード」を製作中である。展示室内で見た遺物を、実際に街中で見ていただくという現地に行っていただく仕掛けである。
(委員)
校長会で、夏の熱中症対策をお願いした。
そこで、1点目の質問である。
夏に向けて、体育館空調整備及びプールの授業の在り方について最新の状況を教えていただきたい。
(事務局)
体育館空調は残り4校であり、神足、六小、七小、十小に夏休みに設置工事予定。
中学校は全校設置済みである。
(事務局)
五小は児童数が多いためプールサイドで待っている時間が長くなる状態である。
今年度、試験的にプールサイドにテントを立て日陰をつくれないか検討中。
(委員)
あと2点。
仙台でクマが市街地に出たというニュースが報じられた。小中学校は門扉が閉まっていて勝手には入れないと思われるが、リスクはあるか。
(事務局)
校門は、下校時間以降は正門が開放されている状態。
(委員)
熊が出るような地域に対策を聞いておく必要があると感じた。
(事務局)
先日、国からもクマ出没に対する登下校の安全確保についての通知があり、各校へ伝達したところ。
万一目撃情報があった場合には、庁内の担当部署と連携し、判断することになる。
今のところ本市ではそこまで危機的な状況はないが、サルなどは時々出没するため学校でも一般的な安全指導はしている。
(委員)
もう一点、ナフサ不足の影響はあるか。
学校教育への支障や対策があれば教えていただきたい。
(事務局)
学校健診の際に医師が使用する手袋の発注をしたところ、従来よりも納期に時間がかかり、金額も上がっている。
秋ごろの就学時検診にも使用するため多めに備えておく。
(委員)
ナフサ製品は使い捨てになるため、繰り返し使うということも意識していただき、環境教育につなげてもらえればと思う。
(委員)
私からも小学校入学式の感想と質問を2つ。
私は長五小の入学式に参列したが、新6年生全員による歌と踊りの歓迎パフォーマンスに感激した。
入学式で初めて見る光景で、それを見る新1年生のキラキラと輝く目も素敵で、とっても良い入学式であった。
続けて、質問を2つ。
1つ目は、南丹市で小学生が犠牲となった痛ましい事件に関して。この事件は、教育現場だけでなく社会全体に大きな衝撃を与えた。亡くなられたお子様のご冥福をお祈りする。
さて、この事件の報道では、当初、登校の有無、欠席確認の空白時間が話題となった。
電話による欠席連絡は、保護者にとっても教職員にとっても大きな負担で、タイムラグの主因になりやすく、今回は、まさに命に関わる空白の時間となった。しかし、こうした空白は、本市では「ミマモルメ」や「スクリレ」などを導入することで、予防・回避していると理解してよろしいか。併せて、こうしたシステムの利用率はどの程度か。
(事務局)
小中学校共通でスクリレで欠席連絡を行っている。電話連絡はかなり少なくなっている。欠席連絡がない家庭もある。
小学校では朝学活で連絡のない児童がいないか確認し、管理職と連携しすぐに保護者に連絡している。中学校では、学年単位で教員がいるため、朝の段階で各クラスの欠席状況とスクリレとの整合性をとり、副担任から家庭に連絡している。空白はほぼ0で運用している。
加入率について。各校数人の非加入者はいるが、フォローしている。
ミマモルメは任意。登校した際の通知が確認できるのは家庭側のみである。
(委員)
学校現場が多忙を極める中で、本市の子どもたちの命を守るためのインフラとして、こうしたシステムを上手く活用していることは有り難い。引き続き、子どもたち、さらには教職員を守るためにも、こうした環境整備を一層推進してほしい。
2つ目は、中学校の部活動のこと。昨年12月にスポーツ庁により新たなガイドラインが策定され、この4月からは、部活動の休日地域展開に向けた「改革実行期間」(6年間)がスタートした。
そこで、新年度の始まりにあたり、改めてこの「改革実行期間」の本市のスケジュール感、また、本市の生徒や教職員の受け止め方と課題をお聞きしたい。
子ども、教職員を守るためにも引き続きよろしくお願いいたします。
(事務局)
本市の見通し、スケジュール感からお答えする。
昨年度より、試行的取組みとして4種目(男子バレー、剣道、卓球、吹奏楽)を対象に体験会や合同練習を実施し、地域の方に技術指導をはじめとする協力をしていただいている。
また、検討委員会を立ち上げ、課題の共有や本市の地域展開のあり方について、関係者や有識者より意見をいただいているところ。
今年度の取組みとしては、試行的な取組みの種目を増やしていくとともに、検討委員会にて、認定地域クラブとしてどういった条件が必要になるかという「認定ガイドライン」の策定を目指している。
今後のスケジュールとしては、令和12年度中に休日については、学校部活動をすべて地域展開することを目指している。平日については、従来の学校部活動と認定地域クラブが共存している状態を想定している。
各中学校現場の受け止め方と課題について。生徒や保護者、また教員を対象にアンケートを令和5年度に続き昨年度も実施した。
生徒や保護者のアンケート結果からは、現状の学校部活動の活動時間や大会等の参加頻度について、「ちょうどよい」という回答が6割近くと最も多かったこと、また、友だちができた、楽しいといった回答がいずれも7割程度あり、満足度が高いことが分かった。
また地域展開に対して「期待」と「不安」がいずれも4割程度あり、“子ども中心の計画にしてほしい”、“顧問が指導できる仕組み作りをしてほしい”、“早めの情報提供をしてほしい”、といったご意見をいただいている。
一方、先生方からは、地域展開に期待することとして、「負担の軽減」が8割近くと最も多く、懸念することとして、「生徒間トラブル」、「顧問と地域の連携」がいずれも8割近く挙げられていた。
また、各校の校長には、活動場所の提供等、地域展開について協力をいただいているが、先週、地域展開コーディネーターとともに各校を訪ね、校長よりご意見をお伺いした。
いただいたご意見としては、現状の部活動においても、技術的な指導が難しいなどの課題があるため、早く地域展開してもらいたい、など、現場の教員は必ずしも否定的ではないとの意見がある一方、地域展開後も兼職兼業で地域クラブに関わりたい教員も一定数いており、ガイドライン策定の際に検討してもらいたい、といったご意見や、さらには、ぜひ地域の力をお借りして生徒がやりたい種目を増やし、現状の部活動以外にも選択肢が増えることを望む、といった声もいただいている。
また、一連の改革を進めるにあたっては、生徒の学年を意識した周知をお願いしたい、との意見もあった。
こういったご意見を今後も各方面から伺い、期待されていることはできるだけ形にし、また懸念されていることは可能な限り払拭していくことが今後の取組みの課題と認識している。
(委員)
今の詳細で丁寧な説明により、本市が着実に、そして、確実に歩を進めていることが大変よく理解できた。
引き続きアンケート結果などを活用しながら、中学生にとってより良い部活動展開になることを願っている。
(委員)
出身校である神足小学校の入学式に出席。卒業生として、感慨深いものがあった。
入学式の日程はさまざまであると知った。
登校日数は自治体の裁量で決めることができるのか。
(事務局)
登校日数は全国一律ではない。
学習指導要領では授業時間数は基準を下回らないように決められているが、日数は決まっていない。
(委員)
校長会議に出席した。校長先生が抱える課題や、どのような学校運営をしようとされているのか聞く機会があればよいと思った。
南丹市の件に関連して。
南丹市ではGPS機器の学校への持ち込みを禁止していたが、今回の件を受けて解禁したと報道されていた。
本来はこのような指定は教育委員会ではなく学校が決めていると聞いた。
そこで、学校と教育委員会の職務の線引きについて教えていただきたい。学校、教育委員会それぞれの職務分掌や決裁権限を決めた規程はあるか。
(事務局)
学校長に委任している項目を挙げた規則や読み替え規定がある。
(委員)
スクールロイヤーについて。実際の相談件数はどれくらいか。
(事務局)
数年前から設置していたが、あまり活用されていなかった。
今年度から学校に知見の深い新しいスクールロイヤーになった。
市の顧問弁護士への相談は年間で10件以上あり、それらの相談がスクールロイヤーへうつることになると思われる。
今のところ相談内容、項目の分類はしていない。
(委員)
スクールロイヤーに相談する内容は精査しておいた方がよいかもしれない。
(事務局)
スクールロイヤーへ相談する際には、市教委にも共有してもらうようにしており、相談内容の積み上げ、共有化を図りたい。
13.閉会
(教育長)
午後4時1分に閉会を宣言する。