令和8年5月 教育委員会 定例会 会議録
- ID:15920
1.日時
令和8年5月20日(水曜日) 午後3時~午後4時11分
2.場所
長岡京市役所 会議室802
3.出席者
教育長 西村文則
委員 京樂真帆子
委員 大下和徹
委員 盛永俊弘
委員 生嶌匠
4.出席説明員
教育部長、教育総務課長、教育総務課担当主幹、教育施設課長、教育施設課主幹、学校教育課総括指導主事、学校教育課長、生涯学習課長、生涯学習課主幹、文化・スポ-ツ振興課長、文化・スポーツ振興課主幹、文化財保存活用課長、図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長
事務局職員 教育総務課総務係長、教育総務課総務係主事
5.傍聴者
なし
6.開会
(教育長)
開会を宣言する。
承認・署名
8.教育長諸報告
(教育長)
まず、前回の定例会で日程を報告した、令和8年度日米交換留学事業アーリントン訪問団の現地での活動について報告する。生徒16名、引率者3名からなる訪問団は、4月28日(火曜日)の早朝に出国し、5月9日(土曜日)に帰国した。現地では、ホームファミリーのお世話になりながら、交流活動として、ダリン小学校、ギブス・スクール、オトソン中学校、ミニットマン専門高校、アーリントン高校を訪問し、どの学校でも温かなもてなしを受けた。訪問団の中学生は授業にも参加し、ダリン小学校では、2年生の児童に「けん玉」や「習字」、「折り紙」のいずれかを英語で教える取り組みを行った。
例年通り、タウンミーティングへの参加、ハーバード大学の見学、大リーグの観戦などを行ったが、今回初めて在ボストン日本総領事館を訪問し高橋総領事から交流プログラムの意義等についてお話を伺った。
訪問団の生徒たちは、自身の体調管理もしっかり行いながら、積極的な姿勢でホームファミリーをはじめ訪問先の人々との交流や体験を行い、プログラムを楽しんだ。
4月23日(木曜日)・24日(金曜日)には、近畿都市教育長協議会定期総会が芦屋市を会場に開催された。今年のテーマ『学校へ行く目的を再考する~魅力ある学校づくりを考える~』に沿って講演や実践発表が行われ、それに基づく協議が行われた。25日(土曜日)には「ふるさとガイドの会」、28日(火曜日)には「長岡京市女性の会」の総会が、5月9日(土曜日)には長岡京市少年少女発明クラブ開講式が行われ、それぞれで令和8年度の取組がスタートした。また、11日(月曜日)には校長会議、15日(金曜日)には文化財保護審議会、16日(土曜日)・17日(日曜日)には公サ連まつりが開催された。
9.臨時代理議決の報告
・第10号議案「長岡京市教育支援委員会委員の委嘱」の臨時代理議決の報告について
(事務局)
「第10号議案 長岡京市教育支援委員会委員の委嘱について」、臨時代理議決を行ったことを報告する。
教育支援委員会の委員委嘱に係る議案については、関係機関等との調整に時間を要したため、4月定例会に提出できなかった。
しかしながら、5月上旬に第1回会議を開催する必要があったため、「長岡京市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則」第4条の規定に基づいて、教育長が臨時代理議決を令和8年4月30日に行ったものである。
「長岡京市教育支援委員会規則」第4条の規程により、長岡京市教育支援委員会の委員は、①長岡京市立小中学校長、②特別支援学級担任、③医師、④児童福祉施設の職員、⑤その他教育委員会が必要と認める者、の中から教育委員会が委嘱することとなっており、今年度は計55名の方を委嘱した。なお、委嘱期間は令和8年5月1日~令和9年4月30日まで。
(教育長)
質問、意見等はないか。
(意見なし)
(教育長)
了解いただき、次に進める。
10. 議案
・第11号議案 長岡京市社会教育委員の委嘱について
(教育長)
まず、「第11号議案 長岡京市社会教育委員の委嘱について」説明を求める。
(事務局)
長岡京市社会教育委員のうち団体から選出される委員の人事異動に伴い、その後任を任命する必要があるため提案するもの。2名の方を新たに任命する。任期は前任者の残任期間となり、令和9年5月20日まで。
(教育長)
質問、意見等はないか。
(意見なし)
(教育長)
「第11号議案 長岡京市社会教育委員の委嘱について」、承認いただける委員の挙手を求める。
(全員賛成)
(教育長)
全員賛成。よって、第11号議案は可決された。
・第12号議案 長岡京市公民館運営審議会委員の委嘱について
(教育長)
まず、「第12号議案 長岡京市公民館運営審議会委員の委嘱について」説明を求める。
(事務局)
本審議会委員の任期が、令和8年5月31日をもって満了することに伴い、その後任の委員を委嘱する必要があるため、長岡京市中央公民館設置条例第20条第4項の規定により、教育委員会の議決をお願いするもの。新たに7名の委員を委嘱予定。なお、任期は、令和8年6月1日から令和10年5月31日。
(教育長)
質問、意見等はないか。
(意見なし)
(教育長)
「第12号議案 長岡京市公民館運営審議会委員の委嘱について」、承認いただける委員の挙手を求める。
(全員賛成)
(教育長)
全員賛成。よって、第12号議案は可決された。
・第13号議案 教育支援センター不登校研究部門研究員の委嘱について
(教育長)
まず、「第13号議案 教育支援センター不登校研究部門研究員の委嘱について」説明を求める。
(事務局)
本市における不登校の課題に対応するため、令和5年度に新設した不登校研究部門の研究員について、任期満了に伴い新たな委員を委嘱する必要があるため提案するもの。なお、任期は令和9年3月31日まで。
(教育長)
質問、意見等はないか。
(委員)
教育委員会に議決を委任される案件というのは、「長岡京市の教育」に記載されていると思っていたが、これは記載されていない。これは単なる記載もれなのか。あるいは教育長に対する事務委任等に関する規則ではなく別の規則によって委任されているからここに載ってないのか、或いは別の理由だったのか。
(事務局)
「長岡京市の教育」に掲載しているのは、あくまで教育委員会議決事項に該当する審議会等であるため、この「教育支援センター不登校研究部門研究員の委嘱について」は「長岡京市の教育」には掲載されていない。
(教育長)
「第13号議案 教育支援センター不登校研究部門研究員の委嘱について」、承認いただける委員の挙手を求める。
(全員賛成)
(教育長)
全員賛成。よって、第13号議案は可決された。
11.行事・会議結果報告
(各所属長)
行事・会議結果(4月23日~5月20日)について報告。
(委員)
ハンドボールの表敬訪問があったということだが、ハンドボールは中学校の部活動ではないと認識している。今後部活動の地域展開の話がある中で、この方が、他の市の今行っているところが部活動の地域展開の対象になるのかどうかわからないが、そういう形で入るということもあり得るのか。
もともと中学に部活動がないから、あくまでもこの人たちは個人で入られているという、そういう位置付けになるのか。
(事務局)
大きな流れとしては今の学校での活動をいかに土日で地域展開するかということに注力している。最終的には、地域クラブチーム等の既存の民間の方々の活動に、新規参入も含め、種目限らずいろんな形ができたらと考えているが、まだ直近でやろうというところは特にない。それまでの間は、例えばハンドボールやドッジボールなどの活動をしたい方は、クラブチームに所属していただくということで、しばらくは整理していく。
(委員)
学校に部活動がないものについては地域展開の対象外となるのか。
(事務局)
自由に参画することを拒むほどではないが、こちらから積極的には行っていない。
(委員)
参加したところが、その地域のいわゆる認定クラブとなった場合はどうなるか。
(事務局)
それは同じような活動であるが、認定地域クラブの条件を満たせば、今部活動していなかったとしても、認定されればそのクラブは認定クラブとして活動できる。
(委員)
長岡京市の人は、いわゆる長岡京市での地域展開とは関係なく、個人として入っているクラブチームがその地域で認定クラブになった場合、どうなるのか。
(事務局)
クラブチームがある市での認定の条件がそろえば、その市の認定地域クラブとして活動することのメンバーに長岡京市民がいるということもある。
(委員)
もともと長岡京市の学校の部活動ではないので、補助の対象にはならないということか。
(事務局)
あくまで長岡京市として認定したクラブに対して補助するということで、個人にという形ではない。
12. 次回定例会までの主な行事・会議予定
(事務局)
行事・会議予定(5月21日~6月17日)について説明。
13.意見交換
(委員)
学校教育について2つ、文化財について1つお聞きしたい。
1つ目は大きく報道されている部活動の安全について。福島県の磐越道での部活動の遠征に出かけるためにマイクロバスに乗っていた男子高校生1人が亡くなる交通事故が起きた。クラブ活動での借り上げバスについて、本市の状況を教えていただきたい。
高校生なので、県境を越えて行くことがあるのかもしれないが、小中学校の部活動、或いは学校の校外活動で、借り上げバスを使うことがあるのかどうかをまず教えていただきたい。借り上げバスを使わないとすればどういうふうに移動するのか。公共交通機関を使うこともあると思うが、教育委員会として、安全面についてどのように考えているのか。
(事務局)
修学旅行や林間学習、一部の部活動で遠方へ行く場合など借り上げバスを使っている。安全面についてはバス会社に条件を確認している。
この事故を受け、文科省から部活動の遠征等における安全確保について通知があった。部活動において移動を含めて安全を確保すること、契約についての適法性、免許の確認など細かな規定とともに、そもそも部活動で遠方に行く必要性の判断をすべきという内容。さらに、顧問まかせにせず、教育委員会も含めて学校の組織として対応していくといった通知。移動を伴う教育活動において、引き続き安全確保に努めていきたい。
(委員)
子どもたちの安全第一でお願いしたい。
2つ目、学校健診の話。5月13日づけインターネット上で学校健診の記事が載っていた。着衣でも心音の確認は可能だが側弯症については目視が必要。見落としが無いようにするために目視が必要とかかれていた。子どもの気持ちに寄り添いながら健診をしていく必要はあるが早期発見の機会を失わないようにしていただきたい。
今年度の実施状況をお聞きしたい。
(事務局)
本市では全体の半数近くが内科検診を終えている。6月末に終える見込み。個別対応という形もとりながら、必要な範囲で視触診をしている。着衣で検診を希望する生徒は個別で相談をするよう事前に保護者に通知をしている。現状、例年並みの個別対応件数となっている。早期発見・早期治療につながる大切な機会なので引き続き適切に実施していきたい。
(委員)
健診してくださる医師とも密に意見交換をしていただきたい。
5月19日の新聞に大阪府の池上曽根遺跡の一部が破壊された記事があった。
事件は2年前の2024年の事。文化財保護法違反の疑いで動き始めた。弥生時代の大規模な環濠集落。破壊された根本に情報共有ができてなかったのではないかと記事にはあった。誰が見ても貴重な遺跡が埋まっていると分かるようにすることが大切である。
本市においても遺跡地図等で開発者に対して注意を促していると思う。
貴重な文化遺産を共有し啓発活動に努めてほしい。本市は事件などないか。
(事務局)
恵解山古墳でレプリカの埴輪など年間数件の破損はある。注視しながら注意喚起する、古墳が貴重なものだという事を近隣の学校にはチラシを配っている。
その他に破壊の事例はない。
(委員)
竹藪の一部が古墳であることなど是非周知活動をお願いしたい。
(委員)
健康診断のことで確認したい。事前に健康診断の意味、早期発見のために行っているといことは知ってほしい。基本的には脱衣だが着衣でできることも事前に説明しているという理解で良いか。
(事務局)
脱衣着衣という言葉は定義があいまいで、誤解を招く可能性がある。そのため、文科省通知の方針に従い、健診時にはこんな服装で実施するということをあらかじめ具体的に周知している。着衣を希望する場合は、保護者とも相談したうえで申し出ていただくという形で行っている。
(委員)
フッ化物洗口について。1、2年前からスタートしたと思うが、効果についてのデータはあるか。
(事務局)
効果についてのデータはないが、市全体でのう歯り患率等は把握している。
(委員)
中学校は実施していないのか。
(事務局)
小学校のみの実施。小学校では8割程度の実施。実施を希望されない家庭や、途中でやめるケースもある。
(委員)
実施することの意味を伝えることと、選択肢を与えるというのは基本だと考える。他の検診についてもよろしくお願いしたい。
(委員)
私からは3点質問する。1つ目は熱中症対策、2つ目は京都府の公立高校の新しい入試制度、3つ目はそれに関連して、不登校生徒の学習評価について。
最初に熱中症対策。総務省消防庁のデータでは、昨年2025年夏は記録的な猛暑が長期間続いたため、5月〜9月の全国における熱中症による救急搬送人員は、調査を開始した2008年以降初めて10万人を超え過去最多を記録した。小中高校生の年代では、学校の管理下だけで発生したとは限らないが、およそ8,500人弱が救急搬送されている。そこで、今年も暑い夏が予想される中、あらためて学校の対策を確認したい。
(事務局)
長岡京市熱中症ガイドラインに基づいて各校において対策をしながら、教育活動を実施している。具体的には暑さ指数が31を超えた場合は、教育活動を行わないことを原則にしている。ただ、一概に数字だけでは見られない部分もあるため、子供たちの様子や事前に水分補給等の対策も各校で考えながらやっている。
また、中学校の部活動においては、クールダウンのために空調を効かせた部屋を事前に用意し、暑さ指数が31に行かなくても、例えば28を超えたらその部屋で休んでから帰すように運用していた学校があるという話も聞いている。
(委員)
命に関わることでもあるので、引き続き、各学校で工夫しながら最善を尽くしてほしい。
2つ目の質問。京都の公立高校で、新しい高校入試制度がスタートするが、その新制度に関しての中学校現場の受け止め方を教えてほしい。特に、現時点での中学3年生や進路指導を担う学年教員に不安な点はないか。また、その不安な点に対して、どのような対応をしようとしているのかを伺いたい。
(事務局)
昨年度から進路説明会等を開いて、保護者の方には周知している。府からの情報を伝達するというようなかたち。
現時点では保護者や生徒から、制度が変わったことに対する不安の声というのは大きくは聞かれていない。
ただ、不安がないというよりは、これから制度そのものを知っていく段階かと考えている。学校によっては、保護者や生徒からの声というのは、そもそも入試そのものに対する不安だということも聞いている。
3年生を初めて担当する教員等も不安があるため、進路説明会や進路学習、生徒に開く場合も、1回目は制度そのものを進路担当から全体に話して、そこで教員も一緒に聞いてもらい制度を知ってもらうような試みをしている学校もあると聞いている。
これから制度理解が深まるにつれて、不安の声が出てくる可能性もあるので、その時は各方面と連携取りながら、最新の情報を踏まえて、考えていけたらと思う。
(委員)
現時点での様子がよくわかった。今後、中学生が新制度にうまく対応しながら進路を切り拓いていくことを願っている。
3つ目の質問は、今の質問に関連しているのだが、新しい入試制度で、不登校生徒の学習評価に何か改善点があるのかを聞きたい。
その前に質問の意図を説明する。
現行制度では、不登校生徒の多くの学習評価は、不登校期間にもよるが、「1」や「斜線(評価不能)」になりがちである。そんな中、4/30の中教審教育課程部会の「不登校児童生徒に係る特別の教育課程ワーキンググループ(WG)」で、不登校の児童生徒を対象とした学習評価の在り方について、数値による評定のみに捉われず、児童生徒の状況に応じた「目標設定の5パターン」や、それに対応する「3つの評価手法」という注目すべき内容が提示された。論点整理の段階ではあるが国の不登校生徒に対する学習評価の見直しが進むこと、国は改革の先取りや伴走型の改革を推奨していること、今年からの京都の入試制度の改革が始まること、の3つの方向性を重ねると、不登校生徒の進路保障・進路実現のために、この京都でも何か先進的な取り組みができないか、ということを考えるからである。
(事務局)
不登校の生徒の実態としては、学校に全く行っていないが、毎日アゼリア広場でテストやさまざまな活動をしている子がいる。そういう生徒に対して、評価できるものはできるだけ評価していこうという学校も増えてきていると感じている。
(事務局)
中学校が評価できるものはできるだけ評価していこうという動きがあるだけに、高校入試で不利になるようなことは極力解消していきたいというのは同じ意見である。
現状、京都府の中でも特別選抜というのがあるが、人数や学校も限られているという状況。他府県にはもうちょっと柔軟に色々なタイプがあると聞いている。進路実現で不利にならないような環境が整備されるよう、こちらとしても期待しているところ。
(委員)
高校と連携を図りながら、例えば、不登校生徒の調査書(内申書)を補完する資料(ポートフォリオやレポート等)の提出やICTを活用した自宅学習等による成果などが反映された運用が可能になり、子どもたちの進路選択が広がることを期待したい。
各学校が調査書(内申書)に反映されるように努力されている様子がわかった。
ぜひ、入試改革元年の機会に、不登校生徒の進路実現につながる改善が進むことを願っている。
(委員)
長岡京市埋蔵文化財センター年報について、質問させていただく。
まず、年報の表紙には令和6年度の年報とあるが、その下にある2026の数字は通し番号なのか、或いは今年の数字だけ書かれているのか。
(事務局)
2025年をまとめたものを2026年当初に出しているという形で、発行した年を2026という表現をしている。
(委員)
埋蔵文化財センターと、文化財保存活用課の中にある埋蔵文化財調査センターは仕事の区分は明確になっているのか。
(事務局)
文化財保存活用課の職員が埋蔵文化財調査センター事務も兼任した中で取り扱っている。埋蔵文化財調査センターの建物の中で、公益財団法人埋蔵文化財センターが業務をしている。施設の管理は文化財保存活用課の仕事だが、一部を公益財団法人埋蔵文化財センターに管理委託している。
(委員)
例言の最後のところ、本書の編集は調査係員技術補佐員整理の協力のもとに、ある職員の方が行ったとあるが、その方は職員名簿には載ってなかった。ただ、市の名簿には載っておられる。そうであれば、発行は埋蔵文化財センターだが、編集が市の文化財保存活用課あるいは埋蔵文化財調査センターで、発行がこの公益財団というふうにすべきでないかと思うが。所属していないのに作ったような形に見える。
(事務局)
その職員は昨年度に埋蔵文化財センターに派遣している。
(委員)
編集を埋蔵文化財センターの方でされるのであれば、発行と編集を分けたほうがよいのではないか。
(事務局)
埋蔵文化財センターが民間と契約した中で発掘し、その成果を年報というかたちで公益財団法人としてまとめられている。
市とはその内容は全部共有しているが、公益財団法人がそれらをすべてまとめられている。それを公益財団法人から市の方に受け取っているというかたち。
(委員)
調査一覧表には長岡京跡の調査次数で順番につけられていて、その横に重複遺跡というのがある。出土したものはどの地層から出てきたかで、年代が決まると思っている。
長岡京市の、調査発掘というのは、その土地で再開発などが行われるときに、その前に調査発掘をするということかと。その時は長岡京の遺跡の調査発掘をするということで、その地層のところの調査をするということか。
(事務局)
長岡京地域の中で、文化財の包蔵地というエリアが決まっている。長岡京市の場合は地域のほとんどが長岡京跡ということで、住宅市街地というのは、ほぼ全部網羅する。その他にも縄文時代の遺跡など、今確認がとれている遺跡が各所にある。その遺跡の場所を落としている地図があり、そこに該当する場所で土地の開発などをされる場合、一定の基準のもと埋蔵文化財の調査対象となる。包蔵地から外れているところは文化財調査はいらない。
埋蔵文化財調査をそのエリアの中ですると、同じ地層の高さのところに違う時代のものが入っているということも起こりうる。地山といって、いわゆる生活の実態が積み重なった人間が生きてきた層の、その前の層に至るまでを基本的には全部発掘をし、その中で成果をそれぞれの時代ごとでどういうものが出たかをまとめているというのが発掘の全容。
(委員)
重複遺跡というのは、長岡京の遺跡と同じ場所で違う遺跡があるということか。
(事務局)
包蔵地がそもそも重複しているということ。
(委員)
調査次数は調査した順番につけられている。ただ、地図で見ると、一つの遺跡のところに違う番号がある。遺跡ごとに連番と何年度の調査かとういうような、番号の付け方をすれば、後でその遺跡ごとのデータを引くときには探しやすいのでは。
また、長岡京の遺跡の調査は長岡京市だけでなく、向日市や京都府がされている。もっと広域で調査をまとめる形にしたほうが、成果の把握を、分散せずに見ていけるのではないか。
(事務局)
調査次数に関しては、これまでの調査すべての連番である。
他市町の関係性で言うと、調査次数というのは、もちろん長岡京市の通番ではなく、長岡京跡での通番なので、大山崎、向日市、京都市含めて、すべての通番になっている。長岡京右京域は長岡京市が一番発掘の件数が多いため、大体長岡京市が数字を取っている。
13.閉会
(教育長)
午後4時11分に閉会を宣言する。