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教育振興基本計画検討会議 第2回会議録

[2016年6月23日]

ID:1375

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日時

平成21年10月16日(金) 午後1時30分~3時55分

場所

長岡第四小学校 会議室

出席者

  • 委員
     横田委員、小田委員、黒崎委員、北澤委員、岩城委員、川浪委員、青木委員、大槻委員、西岡委員、岡委員、松宮委員、角田委員
  • 事務局
     芦田教育長、滝川教育次長補佐兼学校教育課長、本島学校教育課総括指導主事、山田教育総務課長、松岡政策主幹、迫田教育総務課長補佐

欠席委員

丹羽委員

議事

開会

座長
 皆さん、こんにちは。今日は大変お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。第2回の検討会議は、学校、教育現場から児童の実態を知ろうということで、長岡第四小学校で場所を提供していただきました。校長先生始め教職員の方々に厚くお礼を申し上げます。いろいろお世話を掛けますが、よろしくお願いいたします。
もう15分経ちますと授業が始まります。それまでに事前の協議を終わらせたいと思います。本日、教育長がお見えですので、一言お願いします。

教育長
 皆さん、こんにちは。今も座長さんからお話がありましたように、2回目の会議ということで、大変お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。10月半ばを過ぎまして秋本番ということになりますが、昨日、今日と暑い日が続いています。また、今学校では新型インフルエンザが流行っていまして、特に中学校では多くの生徒が感染して休んでいます。小学校ではそれほどでもないのですが、少しずつ広がっている現状です。子どもの罹患率が高いようですが、大人も注意が必要で、どうぞ御自愛のほどお願いいたします。
今、御案内がございましたように、今日は学校現場、教育現場を見ていただいて、何が課題なのか、どういう方向で進めるべきか、そういうあたりを学校の現場の先生方と子どもの実態を見ていただく中で検討していただければありがたく、また、校長先生には、機会を設けていただいたこと厚くお礼申しあげます。1回目の会議では熱心に御協議いただき、大変ありがたく思っています。本日、よろしくお願い申し上げます。

座長
 どうもありがとうございました。それでは、これから案件に入りますけれども、事務局、傍聴者はありますか。

事務局
 はい。傍聴の申込みがありませんでしたので、本日、傍聴者はおられません。

座長
 今の事務局からの報告のとおりでございます。皆さん、よろしくお願いいたします。
次に、前回は教育総務課の職員が事務局として出席していましたが、新たな出席者がありますか。

事務局
 はい。今回、学校教育課職員に来ていただいています。

学校教育課長、総括指導主事自己紹介。

座長
 ありがとうございました。よろしくお願いします。なお、丹羽委員ですが、今日は所用のため欠席との連絡を受けていますので、報告させていただきます。

案件

(1)授業参観

ア 長岡第四小学校概要説明

座長
 では案件に入ります。本日は、主に学校教育について討議をしたいと思いますが、まず授業参観を行います。授業の資料は、皆さんの机に配布されています。それでは、長岡第四小学校の概要について、委員さん、校長先生の立場ということになりますが、御説明をよろしくお願いします。

委員
 本日は、本校の授業を観ていただくということで、よろしくお願いいたします。日頃、子ども達は元気で、今は少なくなりましたが虫捕りが大好きで、校庭の裏側辺りで虫を捕っています。また、この会議の委員さんがすくすく教室のコーディネーターもされていまして川で獲ってきた魚を中庭の池に入れて、子ども達は、魚釣りではなく魚と戯れているような感じがしています。今、お掃除の時間でちょっとバタバタしていますが、これも日常ということで皆様方に見ていただいた方が良いかなと思っています。
本校の子ども達は、真面目にする、友達と元気に遊べる、言われたことはきちっとやりきる面があるのですが、逆に、言われなかったら進んでできなかったり、自分からこんな課題を追求したらどうだろうとかがなかなか見つけにくい面があります。今年度「プレゼンテーション能力の育成」ということを府教委から指定を受けまして、そういった面を開発していくことを中心に研究しています。まだまだ始まったところで十分とは言えないですし、一昨日、乙訓の小学校教育研究会で、これの授業を3年生でしたのですが、普段だったら「はい。」「はい。」と手が挙がるところが、大勢の大人が見ているので緊張してしまって普段の声が全然出なかったり、いつも手を挙げる子の手が挙がらなかったりして、「緊張していたね。」という話をしていたのですが、もしかすると本日もそういうことがあるかなと先に言い訳めいたことを言っておきますが、そういうことがあるかもしれません。今日は授業参観も兼ねていますので、保護者も来ています。御承知おきください。
資料の中に学校要覧を入れています。その中に写真が二つありまして、大きい写真は子ども達の授業の様子です。そしてその下の写真にヤギがいるのですが、このような大きな動物を飼っているところはほかにこの辺りではないと思います。ヤギの「シロ」です。先代の校長が子ども達に、何か大きい動物を飼いたいと言われてヤギを飼うことになったのですが、飼い始めは2、3か月で小さかったので外へ連れ出すのも子ども達がしていましたが、最近は非常に大きくなってきて、子どもだけではうまくいかないので、出し入れは教師がして、後の小屋の掃除などは子どもがしています。ほかに、ニワトリ、ウサギの小動物の世話は子どもがしています。そういう生き物を通じた「心の教育」もしています。
学校要覧については、読んでいただいたら良いところは後でお読みいただくとしまして、ほかに特色として、外部講師にいろいろとお世話になっています。実は、本日も2年生が、本校の保護者でもある方にお世話になって豆腐作りをしていました。大豆は子ども達が育てましたが、足りない分は少し足しました。大豆の生まれから調べたり、育てたり、そして豆腐を作って味やにおいなどを確認しました。ミキサーにかけたときと豆腐になっていくときの香りが違うのですが「あっ違う。」という言葉が出て、感性が見て取れました。ほかに環境未来会議など外部講師にお世話になりながら、子ども達を育てています。
それから地域との連携ですが、1年生がサツマイモの収穫をフォー遊クラブ、生涯学習委員さんのお世話で体験させていただいています。また、体育大会には地域種目というものがありまして、ほかの学校はPTA種目というのが多いのですが、そこに教師も地域の方も保護者も参加しています。生涯学習という観点からいきますと、フォー遊クラブさんが、子ども達も大人もいろんな取組に参加できるようにしてくださっています。先ほども言いましたが、すくすく教室で子ども達の放課後の学習や遊びの支援をしていただいています。
特色についてお話をさせていただきました。45分から授業ですので、これで終わります。失礼いたしました。

座長
 ありがとうございました。今、長岡第四小学校の概要について校長先生から説明がありました。それについての質問等もあると思いますが、授業参観した後の協議の中でお出しいただいたらありがたいと思います。
それでは、授業が始まりますのでよろしくお願いいたします。各委員さん自由に参観していただいたら結構だと思います。

委員
 場所だけ説明させていただいてよろしいですか。

座長
 はい。

教室の位置説明。

座長
 ありがとうございます。授業が1時45分から2時30分までとなっています。終了後10分間ほど休憩を取りまして、2時40分から再開したいと思いますのでこの会議室にお戻りください。

委員
 質問ですが、一つのクラスに入ったら最後までいないといけないのか、いろいろなクラスを回って良いのか、どうでしょうか。

委員
 学校としては委員さんの御自由で結構です。

座長
 保護者もおられ途中の出入りもありますので、気にされずにどうぞ御自由に。それではよろしくお願いします。

イ 授業参観

公開授業

研究主題「まとめ、伝え、高め合う児童の育成」-プレゼンテーション能力の育成を通して-

(休憩)

(2)議事

ア 第1回検討会議会議録について

座長
 それでは、少し早いですがお集まりいただいていますので、ただいまから再開させていただきます。それではこれから議事に入りますが、皆さんいかがだったでしょうか。子ども達の様子を御覧になって、また、学校も見ていただいて。私も何か若返ったような気がします。皆さんからお一人ずつ御感想をと思うのですが、時間も十分ありませんので、討議の中で御発言いただくことにいたします。なお、検討会議の全体の時間について、第1回と同じように2時間程度と事務局から聞いておりますので、午後3時30分までとなりますが、これではあまり時間がありませんので、15分程度延長するようなことがあるかもわかりませんが、御了承いただけますでしょうか。

座長
 はい。よろしくお願いいたします。そうしましたら、3時30分から45分を目途に進めたいと思います。まず、一つ目、第1回検討会議会議録について事務局から説明をお願いします。

事務局
 はい。説明させていただきます。7月21日の第1回検討会議の会議録を各委員さんに送付させていただきまして、御確認をお願いしましたところ、どなたからも記載誤り等の御連絡はございませんでした。第1回の会議で申し上げましたとおり、確定しましたら市のホームページで公開する予定にしています。この場で御了承いただきたいと思います。また、委員さんの名簿も一緒にホームページに登載させていただきたいと考えています。名簿の所属等につきましては、第1回の会議の資料で名簿を付けていますが、そのまま出そうと思っています。よろしくお願いいたします。

座長
 はい。会議録については、すでに全委員にお届けしています。今、説明がありましたように特に修正等の連絡はなかったとのことなので、決めたいと思います。会議録と委員名簿をホームページに載せて公開するがいかがでしょうかとのことなんですけれども、特に御意見がなければそのように進めたいと思いますが、御意見ありますか。

座長
 はい。特にないようですので、事務局はその事務を進めていただきますようにお願いします。

イ 学校教育の現状と課題について

座長
 それでは、次に学校教育の現状と課題についてです。事務局から説明をお願いしますが、各担当が分担して説明されると思います。質疑は全員の説明をお聴きしてからにしますので、よろしくお願いいたします。事務局、どうぞ。

事務局
 それでは私から説明させていただきます。事前に配布しました資料についてです。事前配布の際、簡単ですが説明文書を添付させていただいています。それと重ならないように補足説明させていただきます。まず、資料1は前回の会議で法令改正の内容が出てきましたので、それを比較できるように作成したものです。次に資料2から資料5までにつきましては、学校規模についての資料です。本日は主に学校教育の話になりますが、ソフト面が中心になろうかと思います。しかし、そのソフトを生かしたり、実行していくためには、やはりある程度のハードの基準が前提になるかと思いますので、これらの資料を用意させていただきました。ソフト面の討議の中で、あるいは最後にでも市の適正な学校規模についての御意見を賜りたいと考えています。資料6は、本日討議していただくための参考として作成しております。
次に、今、机に置かせていただきました資料の中に、「長岡京市第3次総合計画、第2期基本計画」と書いた分厚いものがあります。これは教育関連の部分を抜粋して綴じたものでございます。第2期基本計画は22年度が最終年度で、これから第3期基本計画を作る予定になっています。この市の基本計画と現在、御検討いただいています教育振興基本計画との整合性も当然図る必要が出てまいります。第2期の段階のものですが参考として用意しましたので御覧ください。
次に、委員が校長先生であります、長岡第四中学校の研究発表会の案内を置いています。私からは以上です。

座長
 どうもありがとうございました。続けてお願いします。

事務局
 次に私から長岡京市の学校教育の現状につきまして、簡単に説明をさせていただきます。御存知のように長岡京市は、昭和30年代後半から急速な宅地開発が進み人口が急増したことによりまして、学校建設に追われた時期がございました。昭和55年の長岡第十小学校の開校、また、60年の長岡第四中学校開校で、小学校10校、中学校4校の体制が整いました。今年、21年5月1日現在の児童生徒数は、6,480名です。
今、教育をめぐる現状といたしまして、少子高齢化の問題、環境の問題、情報化社会のいわゆるグローバル化の問題、また、このような急速な社会変化の中で、いじめ、不登校、家庭の教育力の低下も言われていますし、社会的な倫理観の低下といった問題点も大きく言われています。平成23年度からの学習指導要領の全面改訂も踏まえて、現在、それに向かって取り組んでいるところです。
課題といたしましては、第1回会議で資料としてお配りしました、学校教育課の課題で少し挙げましたが、長岡京市としましては、まず、学校規模の平準化がございます。小学校10校・中学校4校体制の中で、通学区域の大きな変更はありませんので、現在、学校間の児童生徒数の格差が広がっている現状がございます。これについてどういった対策をしていくかが一つの課題と考えています。
それからもう一つ、「小中一貫教育」を小中連携でいろいろ進めてまいりましたが、そこから一歩前進しまして、今年度から小中一貫教育の具体的な実践を開始しています。これが二つ目の大きいものと考えています。
三つ目といたしましては、私の方も学校にいろいろと支援をする中で「教職員が子どもと向き合う時間」、これの確保を真剣に考えていきたいと思っています。教職員への支援が子ども達に繋がっていくと、信念を持って進めていきたいと考えています。
大きくはこういったところで、今、学校教育といたしましては、これからの長岡京市の学校の在り方を考えていきたいと思っています。その他の課題については後ほど詳しく御説明いたします。

座長
 どうもありがとうございました。続けてお願いします。

事務局
 私からは、子ども達の状況、課題について、焦点化してお話をさせていただきます。資料を2枚準備させていただきました。それから「小中一貫教育の手引」を第1回会議で配布されていると思いますが、そちらも見ていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
1点目は、「学力の向上・充実」につきまして子ども達の状況はどうなのかということを、「全国学力・学習状況調査」に関わりましてお話をしたいと思います。それから2点目は、「不登校」、これも長岡京市の重要な課題ということで、ずっと取り組んできていますが、そのことについてお話させていただきます。3点目に「小中一貫教育」について、先ほど言いましたパンフレットを使いながらお話をさせていただこうと思っています。
資料のはじめにというところで、年度当初に長岡京市教育委員会として今年度の学校教育の課題として、私の方で提示をさせていただいたのが、三つあります。一つ目は、「学習指導要領」が告示され、小学校につきましては新しい指導要領が平成23年度から、それから中学校につきましては平成24年度からスタートという形になっております。現在は、それに向けての移行措置の期間になっていまして、今年度特に学校では新しい教育課程への対応、その移行をどうしていくのかを含めまして、これが一つの大きな課題であろうと考えております。それから二つ目ですが、先ほど校長先生からお話がありましたが特に長岡京市の学校教育の中では「地域」と言いますか、「地域社会」と言いますか、子ども達を育てていくのは、やはり「地域総がかり」でやっていかなければならないのではないかと考えておりまして、外部の方の力もお借りしながら、具体的に言いますと、社会人講師、あるいは大学での学生の力とかそういうような人の力もお借りしながら学校教育を進めていきたい、「地域総がかり」でその学校をつくっていくという視点でやっていきたいということで取組を進めているところです。三つ目としましては、小中一貫教育への対応ということで、これにつきましては「小中一貫教育の手引」というパンフレットを教育委員会で作成しまして、これに基づきまして取組を進めていくということであり、この三つが今年度当初に考えたものであります。
これを最初にお話しさせていただいて、具体的にまず一点目です。課題の一つとしまして、「学力の状況」ということですが、表をもう1枚の資料につけています。小学校、中学校の平均正答率の教育局別状況を載せさせていただいていますが、京都府といっても南から北まで非常に広い範囲の中で教育局というものが五つあります。乙訓、これが長岡京市、それから大山崎町、向日市と、この2市1町を管轄している教育局になります。それから南部の方は山城教育局になります。それから亀岡辺りが南丹教育局、中丹教育局が舞鶴、福知山、綾部のところになり、京丹後市の辺りが丹後教育局となり、この五つの教育局がありまして、この教育局別に平均正答率を府教委が発表しました。これも新聞に載り公表されていますので、ここに挙げさせていただいています。長岡京市につきましては、この全国学力・学習状況調査について、特に市の平均正答率や各学校の平均正答率を公表することは考えておりません。というのは、やはりこの全国学力・学習状況調査は、子ども達の実態をしっかり学校がつかんで指導方法を工夫していく材料にしたい、あるいは改善の材料にしたい、それに役立てていくのが目的ですので、発表することによって、また過度に何か学校間の序列化とか、それから競争に繋がらないように十分配慮していく必要があるということから公表をしておりません。しかし、イメージを持っていただくためにこの表を付けさせていただきました。乙訓というところを見ていただきますと、ちょうどこの上に全国というのがあります。それからほかの教育局を見ていただきますと、乙訓教育局管内の小中学校の平均正答率は、京都府下の教育局では最高点になっているという状況です。ですので、向日市、長岡京市、大山崎町の平均されたものがこの点数になるということです。長岡京市の点数は言いませんけれども、長岡京市は乙訓の平均を上回っているという状況ですので、だいたいどういう状況かはわかっていただけるのではないかなと、もちろん全国を見ていただきますと非常に高く、新聞を見ますと中学校が昨年度全国24位だった、今年度は39位だったと書いてあり、京都府はえらく落ちたなという風でありました。長岡京市の中学校につきましては、そういうことはありません。逆に乙訓の平均を全部上回っている状況になっておりますので、当然全国よりも上回っている状況でありますので、これを見ていただいたら、子ども達の平均ということになるのですけれども、状況はだいたいわかっていただけるのではないかなと思っています。ただ、先ほども言いましたように単に平均だけの問題ではないと市教委は考えております。やはり各学校で自分達の学校の子ども達の実態をしっかり捉えていただいて、課題は何なのか、今日は長岡第四小学校の発表を見ていただきました、それから今度は長岡第四中学校の発表もあるのですけれども、それぞれ課題を克服するようにそれぞれの学校で研究テーマを持ってもらって取り組んでいただいているという状況であります。これが一番目です。
それから二番目、「不登校児童生徒の状況」についてであります。これも表やグラフにしたらわかりやすいかと思って、載せさせていただいています。平成17年度をピークに減少傾向になっています。人数を挙げていますが、この不登校児童生徒というのは、年間30日以上欠席の子どもです。何か不登校児童生徒というともうほとんど1年間休んでいるようなイメージを持たれると思うのですが、年間30日と言いますとだいたい年35週ぐらいですので、週1日、だから5日の内1日休んでいる子というようなことになります。ですので、不登校児童生徒というのはほとんど家に引きこもっていて学校にも来ないというようなイメージを持たれると思うのですが、そうではなくて、こういう子ども達が不登校児童生徒ということになっています。これも非常に減少してきていまして、取組は何か、どうしてこうなってきているのかなんですが、一番大きいのは、市教委として考えていますのは、やはり学校の先生方にお願いをしている、未然防止の取組を重要視してほしいということです。つまり不登校になりかかったときにどう対応するか、もっと具体的に言いますと三日間休んだら電話連絡、あるいは家庭訪問をしてその子どもの状況、そしてどうしていったら良いか考えてほしいということで、先生方が、一人一人の子ども達の欠席ということについて非常に敏感に行動していただいています。不登校になってしまった子ども達についても、例えば週に1回家庭訪問をするなり、電話連絡するなりという形で、先生方も非常に苦労していただいているというのは市教委もよくわかっておりまして、その結果がここに表れていると思います。それから全体としましては、教育支援センターというのが、JRバンビオ一番館にあるのですけれども、そこが中心となって相談等、またどうしても学校へ行けない子については適応指導教室に通うということも組織として行っているという状況です。中学校にはスクールカウンセラーの配置もしていて、そういう取組がこの減少に繋がっているのではないかと考えています。それが二番目です。
それから三番目です。「小中一貫教育」についてですが、これもいろいろなことをパンフレットに書かせていただいておりますが、その中で一番、今年度力を入れてやっていますのが、すべての中学校区において、中学校の先生が小学校へ行って授業をするという取組をしております。具体的には、四つ中学校がありますが、例えば長岡中学校であれば英語科の先生が校区の神足小学校、長法寺小学校、長岡第六小学校の5・6年生の授業、今小学校英語というのが入ってきておりまして、その授業に一緒に入って授業を行うと、中学校の先生が専門性を生かして小学校の授業に参加をして一緒に子ども達を教えていくということを考えています。つまり、このパンフレットの表紙にも書かせていただいていますが、9年間を見通して「学びの連続性と指導の一貫性」というのを考えていきたいというのがコンセプトであります。特に先ほどの不登校の問題ですが、小学校6年生が中学校1年生になると不登校がぐっと増える、これは全国的な傾向でもあるのですが、ここに小学校と中学校の連続性というか、やはりギャップがあるのではないかということが全国的にも言われています。その解消をやっていきたいというねらいがありまして、こういうような取組をしているところです。他の学校につきましても英語だけではなくて保健体育、音楽科の授業を行っているところであります。小学校の子ども達にとっては、中学校の先生に来てもらって、次に中学校へ進むわけですからその先生にまた中学校で習うことがあり、非常に円滑であると報告を受けています。
終わりにということで、以前受けた質問なのですが、「全国学力・学習状況調査の結果を見ると、何年も行われているが、だいたい上位に来る県は決まっている。例えば秋田県であったり、北陸の方であったり。それは何故か。」という質問でした。いろいろ、長岡京市とどう違うのかなということも考えながら調べてみました。これは公式に発表されているものではないのですが、特に秋田県の例を調べてみましたら、三点ありまして、秋田県では10年前から「少人数学級」が取り組まれています。それから放課後の学習のサポートとか丁寧な指導を行っていることが一つあります。長岡京市も結構早くから「少人数授業」を進めていますので、やはりその成果が出ているのかなと考えています。それから二つ目ですが、家庭学習の習慣化が図られている、これは学力・学習状況調査の中で意識調査みたいなものがありまして、児童生徒の意識調査みたいな形で、家庭学習の習慣について全国の小学校と比べると秋田県の方が40ポイント上である、それから中学校では30ポイント上で、全国よりも秋田県の方が家庭学習の習慣がよくついているようです。これも長岡京市ではどうなのかと考えているのですが、特にこの点はやはり考えていかなければならないということで、各学校で今、家庭学習の手引というものを作成していただいており、家庭と十分連携を取りながら進めていかなければならないと考えています。最後に三点目、これは大きいことかと思うのですが、学校と家庭の信頼関係が築かれている、これもちょっと抽象的なのでどこまでそうなのかよくわかりませんが、やはり家庭は学校を信頼して、取組を進めているというようなことを言っておられます。長岡京市ではどうなのかなと考えながら、今後の参考にしていかなければならないと考えているところです。
非常に短い時間なので焦点を絞って話をさせていただきました。言葉が足りないところもたくさんあると思いますので、また、御質問等ありましたら言っていただいたらと思います。以上で終わらせていただきます。

座長
 はい。どうもありがとうございました。今、事務局3名の方から資料の説明、また、課題について、問題提起という形のものもあったかと思いますが、今の説明、また、参観していただいた児童の様子など、ばらばらになるおそれもありますが、どれからでも結構ですとした方が話を出しやすいと思いますので、どうでしょうか。

委員
 参考までにお聞きしたいしたいのですが、年に30日以上の欠席があると不登校という説明でしたが、遅刻はどういう扱いをされているのでしょうか。カウントされるのか、遅刻が多い場合はどうか、ちょっと気になりました。

事務局
 遅刻につきましては、特に不登校児童生徒に入れるということはないです。学校へ来たかどうかになりますので、遅刻は特に関係ないとしています。

委員
 今の資料の2について、確認で申し訳ないのですが、不登校児童生徒の状況は、長岡京市の状況ですか。

事務局
 はい。長岡京市です。

委員
 資料1の学力・学習調査結果は、私学を含んでいるのですか。例えば秋田県と京都府の違いを求めるというのでは、優秀な私学があるかどうかが一つ大きなポイントだと思っています。関関同立とか小中学校ができていますし、卒業したのは長岡京市立小学校ですが、クラストップ10ぐらいはみんな私学に行くんですね。ですから必然的に中学校は、学力は中級からになってしまう。それと、秋田県は私学が少ないと思うので、一概に比べられないのかなという風に思っています。そのあたりはいかがですか。

事務局
 私学については除いたものになっています。公立の小学校、今のお話でいうと中学校の子ども達が受けて、その結果になっていますので、例えば長岡京市の中学校区で私学へ行っている子については除かれたものになっています。そうなのかどうかわかりませんが、京都府全体としても小学校は全国的にも高いレベルにあるのですが、中学校へ来ると下るという、これは京都だけではなくて、例えば東京とか、広島というところも同じような傾向なので、それがすべてなのかどうかわかりませんが。

委員
 学校教育の現状と課題についての中で、三つ項目がありました、児童生徒数の差が広がっていること、それから小中一貫教育、もう一つ最後に教職員が子どもと向き合う時間をつくりたいこと、これなんですけれども、何か具体的に策があるのですか。

事務局
 これは全国的に言われていることで、学校の先生方が授業以外に追われる仕事がたくさんあると言われています。そういった中で先生方の負担をできるだけ減らして子ども達と本当に向き合う時間を先生にもっとつくっていただく、ということは、子どもに接する時間を十分に取っていこうということ、そこが、大変重要なところと考えています。できるだけ授業以外の事務的なことで先生方が追われるということを改善していきたいと思っています。例えば、事務的なところでは、事務処理用のパソコンを先生方に使っていただけるように配備していく、また、そういったことで校務の効率化を図っていく、それから具体的には、今いろいろと先生方に負担となっている事務の見直しを現実進めていく、というところに教育委員会も目を向けていって、子ども達に先生が接していただく時間を確保し、増やすことによって、そのことが子どもの支援、子どものために繋がっていくと思い、目指していきたいと考えています。

座長
 この先生と子ども達が向き合う時間をもっと、というのはよくわかります。本当に学校現場としてはどうなのか。校長先生方はそのことで随分苦労されていると思います。教師の勤務時間の問題もあり、大変難しい問題だと思いますが、御意見がありましたらお願いします。

委員
 本校では会議を精選しまして、なるべくたくさん会議を持たないようにしています。例えば、水曜日は会議があるので、5時間授業で子ども達を帰しまして、その日に職員会議なり、研修の機会なりにしています。水曜日を除いた日はなるべく放課後の時間を子ども達と接する時間にするという工夫をしてみたり、あるいは休み時間も外遊びを一緒にする、お話をするなど教室や外で子ども達と接しながら、子どもとのコミュニケーション、あるいは様子を観察して、おかしいなと思ったら話を具体的に聴いたりという工夫をしています。

委員
 勤務時間について今出た意見のような工夫はしていますが、それだけでは解決しません。生徒指導上の問題が起こった場合、例えば保護者が10時以降にしか帰ってこられないとなれば、10時以降に会わなければならないという現実があります。
7時より早く帰る人は現実には非常に少ないです。何とか9時までに帰ろうというのが目標でしょうか。中学校は土日にも部活動をしますので、その条件も無視できません。若い人が最近少し増えてきてはいますがまだ少なく、団塊の世代は退職又は50歳代後半となり、真ん中は非常に少ないという教員の年齢構成になっています。年齢の高い層の体力は落ちています。長岡京市で一番小さい私の学校では、当然スタッフ数は少ないのですが、部活の数は他と変わりません。結果として顧問は一人になります。休日の練習や練習試合を生徒は望みますから土日も部活動は当たり前です。しかし一人なので交代することもできませんから、なかなか厳しい状況です。

委員
 今のお話で、資料出していただいた中にクラス数と子ども数の変化はありましたが、教員は。これは、ある程度決められていると思いますが、児童数何名に対して教員何名とか、それこそ長岡京市は平均を上回っているのか、下回っているのか、また、何校かで一人かも知れませんがカウンセラー、教諭ではないが事務だけの補佐、例えばパソコンの入力だけをしてくれる人とか、成績を出しておけば入力してもらえるのなら随分違うと思いますし、そういう人員の配置はどのように考えられて変化してきたのかどうか、まず教員の数のデータがほしいですね。子どものクラス数、子どもの数だけの変化しか出ていないので、教員の数がどのように変化してきたのかということと正職員じゃなくてもどういう補佐が入っているのか、次に資料をお願いします。

座長
 教職員定数は、京都府がされていることですし、そういう中で決まって来ると思いますが、副座長さん、どうでしょう。

副座長
 この定数というのはもともと教員の給料の関係もありますので、国でまず決まっていて、ただ、都道府県や市町村で、単費で付けているところも、最近は少なくなってきていますが、別に事務であったり、授業の補助で付けているところもあります。私も学校教育の現場におりましたけれども、確かに人手があるというのはすごく貴重なことなんですが、数が多ければ数が多いでチームワークもまた大変になってきますし、やはり質と人手という量との関係というのはすごく微妙な関係で、その辺がうまく子ども達に回っていくような、それこそ、先ほどは子どもと向き合う時間という話がありましたけれども、会議を減らすのはもちろん大切なんだけれども、逆に教員間の研修であったりとか連携のための意思疎通はすごく大切になってきます。そうすると短い時間でどういう風に意思疎通をしていくのか、それから先ほどの成績の入力の話がありましたが、大学なんかは割とこう点数で測れるのですが、小学校では、中学校もですけれども、点数で測るというよりも子ども達一人一人の発言であったりとかそのようなものから評価なり、課題を見ていくとなるとなかなかそう事務的に切り分けにくい部分もたくさんあると思うんですね。ただ、その中でも、先ほども小学校、中学校の校長先生からありましたように、いろんな工夫をしているけれども、私も学校教育の現場にいるときの方が責任が重かったと思うんですね。小学校、中学校の先生はもちろんですけれども子ども一人一人にすごく責任を持っていると思うんですね。それはその義務とかいうよりも職務、すごく力を尽くされていますし、その辺のところをしっかり評価する、うまくやっていく方法はないのかということと、それから自分の教えている子ども達の中で、忘れ物が多かったりとか提出物がなかなか揃わない保護者は、学校の先生結構多いんですね。学校の先生忙しいんですよ。先ほど委員からありましたように、学校の先生、夜中までやってます。自分の子どもをほっぽらかしてやっているみたいなところもありまして、やはりそういうところの改善というのが何らかの形で必要なんですけれども、今言いましたように数を増やせばうまくいくかというとそういうものではないし、数を増やすのだったら、どんな風に仕事が軽減できるのか、うまくできるのかをしっかり見ておかないといけないので、大変難しいと思います。

座長
 本当に先生方が御苦労されていることがわかります。ほかのことでも、今日はせっかく参観していただきましたので、子ども達のことや教育環境の問題、その他のことでありましたら気軽に出していただけたらいいと思うのですが、いかがでしょうか。

委員
 ちょっとこれを言いたいと思うのですが、さっきおっしゃっていたことで、競争の問題ですね。一貫の話とか、中学校ギャップがあるというお話がありました。小学校までは正直、ちやほや、チームワーク、仲良くで、いきなり中学校に入って競争、受験と、これは誰でも心にダメージがあるのは当然だと思っています。さらに大学へ行って社会人になると、私はそういう普通の道を歩んできたんですけれども、やはり、ランキング、偏差値、競争、そういう環境の中で育ってきたんですね。特に海外から日本を見ているとやはりそのあたりが。社会人になって、大学に入って一気にランキングに囲まれるという、今小学校の中で競争するものって、何かあるのでしょうか。免疫を付けるものがあるのですか。

委員
 ぱっと直ぐに見えてくるのは、体育の徒競争であるとかが直ぐに出てくるんですけれども、ただ、学習の中で、良くこの子はわかるな、とそういうことは子ども達同士も自覚していることだと思います。だからといって、そこで免疫と言われるかどうかわかりませんけれども、ダメージを受ける、自分はできないんだと思い込んでしまう教育は良くないので、どの子にも力付けて支援をしながら、自分達のそれぞれの持ち味の中で、ぐっと上げるようなそういうもの、あるいは自分達は発想が豊かである、さらに豊かになるように、ということはして行きますが、競争を図るとか、序列化するとかそういうことは小学校ではしていないです。

委員
 すごくおっしゃることは、総論賛成、各論反対のような、ぶっちゃけ言いますとそういう感じに聞こえてくるのが一般市民の感想です。

委員
 服装は、小学校では制服なしの自由ですね。それが華美になったり、すごい高い物を持ってくる子はないですか、長岡京市ではそういう問題は。今日見た感じは非常に健康的ですが、ふっと気になって。

委員
 本校ではそうでもなく、あまりにも華美になってきた、子ども達の集団の中でおかしいなということになったら担任だったら気付きますので、子どもと、保護者とコミュニケーションを取って、それはおかしいのではないか、学校教育の中で持ってくる物は学校のルールで決めていますのでそれに戻しましょうと話はしております。

委員
 そういう華美の問題はあまり起こらないのか、あるいは時に起こるのか、どうですか。

委員
 小学校の場合は、本校の場合はと言った方が良いかもしれませんが、あまり起こりません。

委員
 先ほどの教師の人が生徒と向き合う時間の話ですが、私も今、人事で、なるべく雑用じゃなくて考える業務に全社員がと、だいたい私の会社に20万人いて、うちの部署には2万人はいてるんですけれど、それシフトチェンジしていっているのですけれども、そのとき実際、タイムを計ったりするんですね。定性的ではなくて定型の仕事で。そういうのをされる予定はあるのでしょうか。結構、これを言ってから100年ぐらいなるんですね。うちも130年経ちますが今までやってなかったんですね。それで、これからされる予定があるのかなと思いまして。

事務局
 事務の改善の中身については、当然見直しもして行くことは必要であると考えております。先生方が子どもに関わる時間というのは、子どもに面しているときだけではなくて、子どものための教材を作ったりとかそういうものも必要なわけであります。行政からもいろいろな業務が学校へおりていく中で、事務的な時間をできるだけ減らして、先生本来の職務の時間を確保していきたいという思いですので、いろいろな方法で見直しをしていきたいと思っています。

座長
 今、子どもと教師が向き合う時間がもっとほしいという話から進みまして、学校では、事務処理、成績処理の合理化というのも大きな問題になっていまして、かつては、丸付けにしろ何でも教師一人でやっていましたが、今ではある程度、コンピュータでもできるようになり、多少のゆとりができてきたと思いますが、実際のところ、子ども達が学習して下校する時間はだいたい3時半で、3時半になったら直ぐに帰っているかというとそうでなく、用事をしたり友達と遊んだりして4時頃になる。じゃあ先生の勤務時間はというともう5時15分には勤務時間終了になる。そうするとその時間の間で、研究会はしなくてはいけない、職員会もしなくてはいけない、もういろいろなことをやらなくてはいけない。そうかというとですね、教育委員会からはいつも、翌日の授業の準備をしっかりやれと、そうなると6時、7時になってもやらなければならない。一方で、勤務時間を守れ、ということを言われるとどうしたらいいかわからないという悩みもあると思います。本当に何とかして、先生と子ども達が向き合って、そういう中で教師と子どもの信頼関係が生まれてくるというのが大事だと思いますので、工夫して時間を生み出さなくてはならないと思います。
今、3時半になりました。15分ほど猶予いただいてもう少し話をしていただくことと、まとめに入りたいと思います。今日、参観をしたり、今の話の中で学校現場の課題等、また教育委員会から提示されたいろいろな課題等をこの短時間ですべてを話し合うことは不可能ですし、次回へ引き継がなければならないものもあると思います。そういうことで時間の許す中、ほかのことで、今日、課題提起をしてもらったことでも結構ですし、もっと子ども達の感想あたりを聴かせていただくといいんですが。

委員
 参観させてもらって非常におもしろかったというか、変わったなと思うのが、アメリカのようにファーストネームで呼ぶようになっていました。昔は名字で呼んでいたが、先生が名前を呼んでいましたが、いつからか、どこもそうなんですか。

委員
 基本的には名字で呼ぶように、というようにしているんですが、ただ、日常生活の中で、やはり親しみがだんだん出てくるとそういう下の名前で呼んだり、それと他校よりも同姓の方が多いんです。そうすると何々、何々とするよりも下だけ言って、その子だけ下の名前だけ呼ぶと不公平感とまではいかないでしょうが、親しみがあまりないという感じになってくるので、そういう工夫をしているところもあります。

委員
 そういう理由ですか。分かりました。それから、子どものプレゼンテーション、もうびっくりしました。すごい、もう小学校で経験するのだと初めて知りました。我々も学生のプレゼンテーション能力を高めることを目的にしていますが、こういう風に訓練してきているんだなと思ったのが一つ。非常に気になったのは、5年生の発表の中で、遺伝子組み換えをやっていました。関心を持つことはいいのですが、遺伝子の話はちょっと無理かなと感じました。メンデルの法則は中学校で習うものですから。しかし、インターネットで探せば、読みさえわからないかなり難しい内容がいくらでもダウンロードできますね。今の子どもは、廊下にも「ダウンロードのときの注意」が張り出してあるぐらい、ダウンロードができる。我々とは、昔とは全然違う情報収集のテクニックがある。だけど、それを逆にセーブしたり、そこまでしなくてもいいとアドヴァイスしたり、そういう教育が必要ではないのかなと、発表を聞いていて感じました。あまり背伸びしなくてもいいのではというのが感想でした。

委員
 今日の全体の感想を言わせてください。来た時に子ども達は休み時間に入っていて、何か最近のニュースを見るとすごい子ども達ってもっと大人びていて、教室で結構固まって何かしているのかなというイメージだったんですけれども、子ども達の声がたくさん聞こえてきて、はつらつとしていて、ああ小学校にまだこんな感じが残っているんだ、と思ったのが感想なんですね。それで、授業参観に入るとクラスによるのですけれど、いきなりしゅんとしてしまっていて、全然楽しそうじゃないクラスもあるんですよ。はっきりこう感じたのは、担任の対応だなとすごく思って、例えばすごく楽しそうにしているクラスもあれば、担任が一方的にプレゼンさせるというクラスもあって、先ほどの、例えば子どもと向き合う時間の確保とかそういう取組についてもそうなんですけれど、まず一つ、私達が話し合っていることって、大人の立場からこういろいろ忙しいとか、会議の時間を減らしているという努力のお話をしているけれど、実際、子どもってどう思っているのかな、ということをすごく思うんですね。プレゼンしていて子どもは楽しいのか、コミュニケーションはできているのかな、というところが一つと、それから、やはり上からこういう風にしないといけないねという提示があると思いますが、担任ペースでそういう考え方を、というのはあまりにも色が違い過ぎているという感覚があって、というところが印象に残りまして、お話したいと思いました。

委員
 ありがとうございます。子どもがどう思っているかについては、また、聞いてみたいなと私も思います。それぞれ担任の指導、力量であったりは、経験年数も様々な者がおりますので、その中で、校内で研修をしてこういう方向でいこうと一定方向性は示しているのですけれども、やはり経験年数は、否めない事実だと思います。今日は、1・3・5年が授業をしました。2・4・6年は自習にしてそれを観に行っていますので、そこと、どうだったかを、今日は懇談もありできないので、来週持つことにしています。そこで高めていきたいと思っています。ありがとうございます。

委員
 先ほどもお話のありました、部外講師についてです。特に中学校のクラブを見ていただける先生が、高齢もありまして、少ない。長岡京市の体育協会には、認定指導員、あるいは、スポーツ団体連合会という組織に人材登録をしまして、いろんな活動ができそうな方々のお名前が、すでに登録化されています。中学校であろうが、小学校であろうが、例えばサッカーを教えたいけれど、顧問の先生方はなかなか実技ができないという場合には、一度御相談をいただければそれなりの講師を、いろいろな条件の中での対応となると思いますが、派遣することも可能ではないかと思います。

座長
 ありがとうございました。こういうような地域との連携について、今日、中学校の発表会の案内をいただいております。英語の授業の中でボランティアが関わってされているようですし、今日の小学校だけではなく、時間のある方は、是非、中学校の参観もしていただけたらありがたいと思いますので、説明をお願いします。

委員
 はい。この発表会は保護者も参観されます。地域の方も来られます。オープンにしていますのでどうぞお越しください。お話することはたくさんあるのですが、案内と授業参観ガイド、私の基本的な考え方など、ホームページにも載っていますので、それをご覧ください。中学校は今、いろいろなところにボランティアの人が来ていただいています。多いのはやはり部活動でしょう。私は、これまでの内容に加えて、教科の授業に外部スタッフを入れたいと思っていました。その具体化の一つが、今回の研究発表会です。いろいろな形でやっているところを観ていただけたらと思います。特に地域の人に協力していただいているのが、7校時学習会です。放課後に3年の希望者を募って行うもので、3年生三分の一くらいが参加しています。もう一つは意欲も学力も高い生徒に向けた放課後の講座も公開しています。それ以外にも学生ボランティアの協力による授業もあります。普通、学生ボランティアは個別の生徒に側面的な支援をするのが一般的です。本校は違います。「あなたが授業を企画してみませんか」という募集の仕方で、教員を目指す学生を募りました。ですから、学生は自分で企画した授業案を本校に持ってきます。本校の英語教員とディスカッションを経た後、授業を本校教員と一緒に行います。いずれも、教科の学習に関して、外部スタッフにどのように協力してもらうか、ということがテーマです。ただ、あれもこれもできないから重点教科の英語に焦点化しています。是非来ていただいて、後からご意見を伺えたら嬉しいです。全部オープンにしますのでどうぞお越しください。
先ほど御質問のあった件に関連して、先生の定数は決まってはいますが、長岡京市は、非常勤ですが図書館司書を配置するという、すばらしいことをされています。司書の人が授業で何をやっているかを把握して、本の並べ方を変えるなどの工夫をするという例があります。学校だけではそこまで手が回りません。非常にありがたいことです。他の市町では配置される例が少ないので助かっています。長岡京市は、同様のことが多くあって、ここで仕事させてもらって良かったと思っています。
「先生が子どもと向き合う時間を作るため」と言われますが、司書の例もボランティアの例も、実際には、「学校はこれをしたいけれどする時間がなくできない」ことを「できるようになった」というのが現実です。先ほど紹介した7校時学習会もそうです。本校の放課後の学習会は単発ではしていましたが、継続的なものではありませんでした。部活動に行くことも生徒は望んでいるからです。行いたかった継続的な放課後の学習会を地域の人にお願いしてできるようになったということです。ですから、先生は時間的余裕ができたというのではなく、したかったことを地域の人にお願いしてできるようになったと説明するほうが実態に合っています。

委員
 良いお話を聞かせていただいたので、私もちょっとかじっただけなのですが、全国各市いくつあるんですかね、その中で、長岡京市の教育レベルはベスト10に入っている。正確には第8位、1位が富山市という話を聞いています。従って教育委員会さんの人が来られてますが、長岡京市の学校教育を含めて自慢ができるのではないかと思いますので、ちょっと御披露します。

座長
 ありがとうございました。じゃあ時間が来ましたので、副座長さんから助言をお願いできますか。

副座長
 はい。本日は授業公開していただきました校長先生始め先生方、本当にありがとうございました。また、後ほど先生方に是非お礼をお伝えしたいところでございます。それから各委員の方々も事前に送っていただいた資料であったり、今日は参観をしていただくとかいろんな情報がたくさんありまして、話をしだすといくらでもできるのではないかなと思いますけれども、特に学校教育の現場をあまり見られたことのない人につきましては、今日の経験、見ていただいたことを次回以降の検討の場で出していただきたいと思います。
特にこの会議は、教育というのは学校教育だけではございませんし、教育全体のことを考える会議ですけれども、それでもやはり子ども達の学校教育というのは、教育の要になるのではないかと思います。先ほど、楽しそうにしているとか、授業中はちょっと楽しそうでないという話がありましたけれども、やはりまだ身に付けさせなければならないものがあるという、これはもう当たり前で、我々が子どものときのことも思い出していただいたら良いのですけれども、やはり何かできないことをできるようにすることは、しんどいこともありますし、つらいこともありますし、おもしろくないこともあるんだけれども、それをより楽しく、より興味、関心が持てるようにするのが、やはり先生方の役割で、いろんな工夫をしておられたと思います。そんな中で、先ほどからの子ども達に向き合う力という話がありましたけれども、今日のいろんな授業の準備をするだけでも大変だったと思うんですね。それに掛けられた時間であったり、手間であったりとか、でもやはりそういう手間を掛けることによって子ども達が育っていくということですし、これは子ども達との時間をつくるのと相反することになりかねないことかもしれないけれども、授業の準備なんかもしっかりしていただくことが教育そのものにすごく寄与していくんではないかと思います。
いろいろと、私も教育現場に、学校教育におりましたので、お話したいことがたくさんあるんですけれども、ちょっと気になったことですが、学校というところと家庭教育、社会教育、そのそれぞれの役割というお話を前回少しさせていただきました。学校の先生が子ども達に親しみを持って声を掛けておられる、それはいいと思うんですけれども、ちょっと気になるのは、いわゆる「ティチャーズ・トーク」というのが、ちょっと最近なくなってきているのではないかなと。子ども達は、特に低学年の子ども達は助詞を抜かして話をするんですけれども、「先生、パン食べた。」と言うんですね。そうすると先生は「そうやねー。何々ちゃん、パンを食べたねー。」みたいな形でというような「ティチャーズ・トーク」みたいなのが、結構、小学校の中では大切だと言われているんですが、結構、若い先生方も増えていてその子ども達とのコミュニケーションはすごくいいようなんだけれども、いわゆる言語力であったりとかそういう基礎をしっかり付ける側で、常時こう耳に入って来る正しい日本語であったり、数量関係であったりとかそういうような、それから先ほどイメージの話もありましたけれども、子ども達がそういうものを取って来るのは良いと思うのですが、その時どのようにそれをアドバイスするのかみたいなところだと思うんですけれども、教師の力量としてはいろんなことが求められていると思います。先生が子ども達の発言を書く中でもいわゆる最近よく言われている「ら抜き言葉」とか、あれがそのまま出て来ている。それも親しみがあるんだけれどもやはり小学校の場所としてそれが本当に良いのかどうなのか。子ども達の発言そのものを書いて、親しみ深くしているんだろうけれども、「何とかがいい」と書いてあるけれども、「いい」は口語ですから書くときは「よい」だろう、とちょっとそういうところの積み重ねがすごく大切なのかなと思います。

委員
 それは先生だけじゃなくて、私達親としてもやはり反省しないといけないなと日々思います。子どもが「あーのど渇いた」と言って来て「お茶を入れろ」、「飲み物を出せ」という意思表現で、それを言わずに「あーのど渇いた」で「すべてお母さん分かれ」みたいな空気もあったりするので。「のどが渇いたから、何」と聞いたりもするんですけれど、私達も子どもに対してやってしまっているな、と気付いたりすることもあるので、これから、先生と一緒にしていきたいと思います。

副座長
 そうですね。そういう風に小学校の先生がきちっと、中学校もなんですが、大学の教員の板書なんか見ていられませんが、小学校、中学校、基礎、基本のところで、きちっとこう力を付けていただく、でも先ほど、委員が言われたみたいに、そういうことを学んだ子どもが大人になって、親になったときに、小さい頃そんな風にして言ってもらった、先生に言ってもらったなあ、ということが、また子どもに返せることだと思うんですがねえ。確かに先ほどの、学力調査の結果も大切だと思うのですけれども、ほんのそういうところの積み重ね、それが試験で測れる学力かどうか、ちょっとわからないところなんですが、若い先生も多くなってきている中で、「いや、これまた教員研修だ。」というとまた時間を取られてしまうことになるので、どんな風にしたら良いか校長先生もいろいろとアイデアを出していただきまして、是非、子ども達にとって、より良い教育をしてほしいいなあ、と思います。ちょっと長くなりまして申し訳ございません。

座長
 どうもありがとうございました。まだまだ御意見をお伺いしないといけないと思うのですけれども、時間も参りましたので、今日の学校教育の現状と課題についての協議については、ひとまず区切りをつけて、次に進みたいと思います。

ウその他

座長
 事務局、他の件について、ありますか。

事務局
 次回の会議ですが、第1回で御案内しましたように、原則、12月ということで事務局の方で調整させていただくことをお許しいただきたいことと、日程が決まりましたら、資料は今回のように後日送らせていただいて、まず、日程だけ先にお知らせするということで、御了承いただきたいことです。以上でございます。

座長
 はい。皆さんいかがでしょうか。それでよろしいでしょうか。

座長
 じゃあ、そういうように進めていただきたいと思います。次回の内容につきましては、今日も事務局からも提起されましたように、やはり大事なことである「学校、地域、家庭との連携」について十分話ができませんでしたので、次は、社会教育を含めての中身になりますので、よろしくお願いいたします。
時間が来て申し訳ございませんが、私も一言だけ感想を簡単に述べさせていただきます。授業につきましては、皆さんのお話にありましたとおりです。私は、学校の環境が非常にすばらしい、緑が多くて、良い環境の中で子ども達が生活を送っているな、としみじみ感じました。池もありますし、ヤギも飼っているということで、見に行ったんですがどこにいるかちょっとわからなかったんですが。それからもう一つ、温室が長岡第四小学校にはあるということで楽しみにして来たので、拝見したいなと思います。野菜の苗を持って帰ってくださいというようなこともできる学校生活は素晴らしいと思いました。本当に、先生方御苦労さまです。よろしくお伝えいただきたいと思います。
そうしましたら最後に副座長さんからお願いします。

副座長
 私も先ほどお話させていただきましたので、一言だけ最後に、いろいろな計画であったり、提案があるのですけれども、是非、次回の会議も含めて考えておかなければならないのは、先ほどの「小中一貫教育の手引」なんかもすごく丁寧につくられていて、いいなと思うんです。ここにはいろんなメリットもたくさんあるんですけれども、でも、どんなことをしてもやはりデメリットというのは当然出て来るんですよね。デメリットという部分をどのように、それがデメリットにならないように、いろんな配慮であったり、手当をするのかがいろんな取組で一番大切なところになると思いますので、前向きに取り組むいろいろなことがたくさんある、提案されている中で、それに対して抜け落ちているとか、見逃がしているとか、それに対して逆にデメリットになる部分はないのか、というところをしっかりチェックしておくこともすごく大切ではないかなと思います。小学校と中学校、確かに連続性を持たせるということも大切ですけれども、気分転換になるという子どもも中にはあると思うんですよね。雰囲気が変わるということで良くなる子どももありますし、変わることによってすごくストレスになる子どももある、その辺のところをどんな風に考えるのかもすごく大切ですし、ともすれば何か良いところばかり見てしまうんですけれども、マイナスの部分があって当然なんで、マイナスの部分があるからやめてしまおう、ということではなく、マイナスの部分をどんな風に手当てをするのか、ちゃんと配慮してますよ、というそこのところをしっかり持つことが大切ではないかと思いますので、是非その辺も、またいろんな資料を、今までいただいている資料もありますけれども、そんな視点も皆さんで、どんな風に工夫をしていけば、連携をして、つくっていけばそこがうまくいけるのか、御意見を出していただけたらと思います。

座長
 どうもありがとうございました。そうしましたら、次回の日程等につきましては、会場の調整なんかもあります。内容等につきましても、今日の会議が反映されるような形で進めて行きたいと考えております。この件について、事務局、特にありますか。

事務局
 特にございません。また調整させていただきます。

座長
 はい。では事務局と十分調整しました上で、日程等連絡させていただきますので、次回も是非、よろしくお願いいたします。少し時間がオーバーしました。お許しいただきたいと思います。本日の案件、時間の都合で少し物足りなく、積み残しがありますけれども、終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

閉会

参考

傍聴者なし

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