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教育振興基本計画検討会議 第6回会議録

[2016年6月23日]

ID:1468

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日時

平成22年7月21日(水曜日)午後1時30分~午後3時30分

場所

長岡京市立図書館3階・生涯学習課講座室

出席者

  • 委員
     横田委員、小田委員、黒崎委員、北澤委員、川浪委員、青木委員、大槻委員、西岡委員、三輪委員、丹羽委員、角田委員
  • 事務局
     芦田教育長、山田教育総務課長、迫田教育総務課長補佐、弓削教育総務課総務係主査
  • アドバイザー
     三菱UFJリサーチ&コンサルティング善積氏

欠席委員

岡委員、岩城委員

議事

開会

座長
 皆さん、こんにちは。皆さんおそろいいただいたようなので、早速ですが、きょうの会議に入りたいと思います。長雨が続いて、よく降る、よく降ると言っていましたが、それがやんだ途端に猛暑、猛暑ということで、また長雨のころには警報、注意報が出たり入ったりしまして、それぞれ皆さん職場の方でもそのたびにお忙しい目に遭われたんじゃないだろうかな。ご苦労さんでした。
きょうは、本当に暑い中、お集まりいただいたわけなのですが、早速協議に移らせていただきたいと思います。前回、欠席になっておられました三輪委員が今日見えましたのでご紹介していきます。よろしくお願いします。

委員
 長岡第四中学校の三輪です。前回は申し訳ございませんでした。よろしくお願いたします。

座長
 よろしくお願いします。
それから、きょうは岡委員と岩城委員から欠席の届けが出ておりますのでお知らせをしておきます。

議事

座長
 早速議事に入りたいと思いますが、皆さんの方のレジュメによりまして進めていくわけなのですが、まず第5回検討会議の会議録について事務局の方からお願いいたします。

事務局
 そうしましたら、第5回検討会議の議事録についてということでございますが、5月28日に開催されました第5回会議録を7月14日に各委員さんに送付させていただきまして、ご確認いただいたところでございます。小田委員から訂正のご指摘等がありまして、今、お手元にお配りしております2ページものなんですけれど、両面で2ページものです。この部分の8ページの上から6行目ですか、副座長のところで、下線部分が訂正させてもらった部分で、前の委員会からのお話で引き続きお話しさせていただいておるんですけれど、この部分でちょっと」内容等が変わっておりますので、その内容を分かりやすくするために本日配布の22年度の諮問の注意点等ということで文言を入れさせていただいています。
それと、9ページになりますが、上から3行目のところで、委員さんのご発言の中で、下線部がついている部分が修正させていただく部分ですので、ご確認の上よろしくお願いいたしたいと思います。
これまで同様、これで確定しましたら、市のホームページに公開するようにしておりますのでご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。

座長
 今の事務局の方からの説明で、前回配布しました会議録を一部修正ということでなりましたが、この件につきまして、特に委員のかたがたからはご意見ございませんか。

委員
 今みたいに文章の間違いじゃなくて誤字・脱字みたいなものもあったんですけれども、それは連絡しなかったんですが、4カ所ありまして、お気付きなのかとは思いますが。まず、4ページの下側、14行目の長方寺の方か法ということで。それから、6ページですが、これは上から7行目の事務局の言葉ですけど、「ことしは分かりやすくかっこがきにしたのですが」という「がき」は漢字の方がよろしいのでは。それから、10ページですが、下から11行目、「家庭教育は社会教育に含まれて降りますが」は、平仮名の「お」でよろしいのではないかと。それから、もう1つが14ページですが、下から5行目、バンビアはバンビオでは。以上です。

座長
 今、誤字につきましてお気付きの点についてお話がありましたが、どうかできましたら事前に、遠慮されずに言っていただきましたらと思います。

委員
 こういうものは見ていただいたら分かるのではないかなと思いました。

座長
 皆さんお気付きになっているかとは思いますが。

委員
 そうなんです。そう思うと、わざわざという気がいたしましたので。

委員
 でも、やっぱり見落としがありますから、目が違うとやっぱり気付く、気付かないがありますので。気付かれたかたが、言われた方がよろしいかと思います。

委員
 ちゃんとした文章の内容についてというのではなくて、こういうことなので、わざわざ言うのもどうかなと思ってしまいました。

座長
 どうぞそういうことも、事務局の方でも1人だけじゃなしに2人なりでずっとやっていますけれども、今おっしゃっていたように見落としも出てきますし、ごくごく当たり前のところで間違えることもありますので、お気付きがありましたらよろしくお願いいたします。また、ほかの委員さんがたにつきましても、その点、よろしくお願いいたしまして、今出ました誤字につきましてはそれぞれ委員さんの方で訂正していただきますようにお願いしたいと思います。
それでは、ほかにこの会議録につきましてはございませんでしょうか。そうしましたら、誤字の点につきましてはよろしくお願いしたいと思いますし、今後もせいぜいこういうことがないように事務局も私どももやっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
じゃ、その次に、教育振興基本計画(案)についてということで、アドバイザーの方から説明させていただきたいと思います。

アドバイザー
 それでは、資料の方のご説明をさせていただきます。
まず、お手元、事前に告知していると思うんですが、長岡京市教育振興基本計画の素素案というのをお開けいただけますでしょうか。そちらの表紙をめくっていただきますと目次がございます。構成案ということで以前から市の方から資料としてご提示があったかと思いますが、その内容から少し、実際書き込むに当たって場所を変えるというふうなことをしておりまして、全体の構成は若干変わってはいますが、おおむね前回の構成案と同じものにしております。
全体図としては、最初に計画策定の趣旨ということで、背景、位置づけとはという基本的な事項を示しています。第II章として本市の教育をめぐる現状と課題ということで、データとか、ヒアリング・アンケートなどで得られた情報を現況という形で取りまとめをさせていただいております。そして、III番に計画の基本理念と基本方向ということで、今後の基本的な考えかた、施策展開の方向性ということを書かせていただいております。そして、IV番の施策の展開ということで、1つ目が学校教育、2つ目を社会教育、3つ目を学校・家庭・地域社会の連携というカテゴリーに分けさせていただいて、それぞれの施策の方向性を書いていくということにしております。そして、V章として計画推進に向けての体制ということで書いてはどうかと考えております。
現在の作成状況ですが、計画策定の趣旨につきましては、決まった表現が多くなりますので、後でさせていただこうと思いまして、先に問題をとらえるところからさせていただきました。
2ページの方をお開けいただけますでしょうか。
II章として、本市の教育をめぐる現状と課題ということでデータを比較しまして、長岡京市の教育の現状を表現できるデータを探して掲載させていただきました。
最初に、基本事項としての人口や世帯等の状況について書かせていただいております。ご存じのように長岡京市の場合、近年横ばいが微増というような人口の動きを示しています。3ページの方にグラフが入っておりますけれども、世帯の構成を見てみますと、昭和60年代には平均3.9人という構成であったのが20年になりますと2.4人ということになっておりまして、その内訳を下の表で見ておりますけれども、夫婦と子どもの世帯が絶対値としては減っておりまして、夫婦のみ世帯というのが倍増しています。そういったことで世帯の規模が非常に縮小し、子どもと親という関係が多いのと、併せて夫婦のみの高齢化が進んでいることの表現として世帯が増えているという状況にあると思います。
4ページにまいりまして、年齢3区分で人口構成を確認してみます。生産年齢人口として15歳から64歳までをみていますが、その人口の比率としては減少をしております。一方高齢人口は増加をしております。年少人口については、平成12年度までの特徴では減少し続けてきましたが、ここ10年間ほどは横ばいというのが長岡京市の場合特徴だと考えられます。
児童人口自体は、その下の表に書いてございますけれども、微増する傾向にあるということで、転入されてきているとすると子どもを連れた世帯というかたが増えているというふうに思います。
5ページに行っていただきますと、将来の推計値について、長岡京市の次世代育成支援行動計画というのが昨年度策定をされておられますので、そこで掲載をされている数値をこちらにも記載させていただきました。平成26年までは全体としては減少傾向、微減をするというふうな推計をされておられて、平成26年は8,829人というふうに見込まれております。ただ、これも将来的な宅地開発の微増などを読んでおりませんので、この辺りが変動要因となって、今後開発計画などがあると人口としては微増する可能性がございます。いずれにせよ大きく児童人口が減るという方向ではないと考えられます。
6ページに学校等の状況を確認させていただきました。保育所(園)・幼稚園の入所状況ということですが、長岡京市さんの場合、保育所は公立で6カ所、私立の認可保育園が4園で、すべてゼロ歳児から保育を実施されておられます。入所の児童数は1,100台で推移されておられまして、ゼロから2歳までの乳幼児の保育枠の確保が保育施策としての課題として認識をされています。
幼稚園は、私立の幼稚園が現在5園ということで、公立の幼稚園が1園もないというのも連携という観点から長岡京市の課題になるかと思います。
続いて7ページですが、小・中学校の状況を書かせていただきました。現在、平成22年5月1日現在で、小学校が1学級平均約28人、中学校が平均で31人ということでかなり小規模な学級を維持されているというのも特徴かと思います。その辺りのデータを7ページ、8ページの方に掲載させていただいています。
それから、9ページの方で不登校・いじめの件数ということでデータを掲載させていただいておりますが、平成17年度をピークに減少しているということ、いじめについても平成18年度をピークに減少しているということで、こちらについては良い成果がデータからも伺えます。
10ページは社会教育の状況ということで、図書館について書いていますが、図書館利用の登録者数は市民のほぼ7割のかたが登録をされています。全国市町村平均が1人当たり4.9冊という貸出し冊数ですけれども、長岡京市の場合は8.1冊ということで全国的よりも高い貸出し数です。ただ京都府市町村平均が11.4冊なので、若干そこを下回っている状況が見られます。
11ページ、生涯学習支援の施設の利用状況ということですが、中央生涯学習センターですね、長岡京市立総合交流センター内の施設の利用が非常に多いということで、平成17年度に開設をされて年々利用者が増えている状況にあります。
また、12ページの方では公民館を見ておりますけれども、講座・学級の開催、サークル活動の場の提供、学習相談、情報の提供、学習活動を支えるさまざまな支援、リーダーの育成ということを積極的に取り組んでいるということだと思います。
13ページはスポーツの状況でありますけれども、アンケートデータをみておりまして、スポーツに関する市民意識調査で見ますと、スポーツをされるかたとしないかたがかなり二極的な分かれる傾向にある現状がうかがえました。
14ページの方では子どもの学力等の状況並びに教育にかかわる市民意識を載せております。学校教育というところで小・中学生の学力面ですが、平成21年度全国学力・学習状況調査を見ますと、データそのものは非公表ということになっておりますが、特に教育局管内の小中学校の平均正答率が、京都府下の教育局では最高点ということでありました。長岡京市が公表されているものとして、国語、算数の問題で正答数の多かった児童・生徒とそれ以外の生徒との間で比較をされているものがございまして、そこで子どもたちの傾向を見ますと、小学校6年生で正答数が多かった児童というのが、読書が好き、家で自分で計画を立てて勉強している、平日1日当たりにテレビゲームをする時間は1時間以内である。テストで間違えたところを後で勉強する。新聞やテレビのニュースなどに関心があるという特徴が見られるということです。中学校3年生もおおむね同じような傾向にあることが分かります。学力向上に児童・生徒の日常的な生活習慣が影響を与えているのではないかということが分かるかと思います。
全国との比較、京都府との比較を小学校6年生、中学生でしてみましたが、小学校6年生については生活習慣が比較的きちんと身についている子どもが多いのですが、中学3年生になると多少生活習慣が乱れる、少し下がる傾向があると思います。14ページ、15ページの方で基礎的なデータをピックアップさせていただいております。
16ページで、小中学生の体力について見ています。全国体力・運動能力、運動習慣等調査というのがありまして、小学校と中学校の子どもたちですが、長岡京市については全体的に全国平均を下回る種目が残念ながら多い結果ではあります。学年が上がるにつれてその差は小さくなってまいりまして、高学年や中学になると全国平均を上回る種目が多い学年も見受けられます。
種目別に見ると、握力、反復横跳びといったところが下回るということなので、教育委員会としては長岡京市の子どもたちは筋力、敏捷(びんしょう)性に課題があるというふうに認識をされています。
先ほど二極化が進んでいると申し上げましたが、地域のスポーツ・文化というところでは、実際関心はあるが参加というアクションに結び付いていないかたが非常に多くて、参加をしているというのは1割強というように、アンケートの結果では出ています。
17ページの方にまいりまして、教育に関する市民の満足度ということですが、長岡京市の方で総合計画策定のための市民アンケート調査をいうのをなさっています。ここで「重要と思われる政策というのを5つ、市民に選んでいただいたということですが、教育に関する分野においては、「児童の健やかな育成」と「学校教育の推進」というテーマが非常に高い選択率となっています。政策に対する満足度という評価も併せてアンケートの方で聞いていますが、児童の健やかな育成に対してはやや満足度が低い傾向にあります。年代でも特徴が見られまして、低年齢児から小学生ぐらいまでの子育て期と思われる18歳から39歳の世代で特に満足度が下がる傾向があるということが分かりました。
以上で、全体的な内容をかいつまんでまとめさせていただきました。19ページからは教育に関して各課がどのような取り組みをされているかということをまとめてみました。こちらの資料は、これまでの検討委員会の場で資料として提出されていたものなので私の方から改めてご説明をするのは時間の関係上省かせていただきますが、書かせていただいている課については、教育総務課の小中学校の耐震・改築の話と、学校教育課の学校教育の中での取り組みというところ、社会教育としては生涯学習課の取り組みと文化振興課、青少年・スポーツ課、そして図書館、中央公民館、北開田児童館の取り組み状況についてそれぞれ現状と今やっている取り組み内容というものを書かせていただいております。ここまでが24ページになります。
そして、主要課題をどうとらえるかということで、これまで皆さまが議論されてきた内容を資料から再掲をしましてまとめてみたものが25ページからの資料になります。主要課題としては、学校教育について、まず学力・体力の向上ということかと思います。長岡京市さんの方で学校教育の、前回の委員会で説明をされていました「指導の重点」という資料がございます。こちらに書かれている方向性と一にする必要があると考えておりますので、基本的にここの問題意識を書き込むような形にさせていただきました。
学力・体力の向上ということでは、児童・生徒は、基礎的、基本的問題に比べて応用問題の正答率が低いということで、覚えた知識を活用する面で課題があるというふうに認識をされています。
また、体力、運動能力、運動習慣については、先ほど説明したように筋力、敏捷性に課題があるということで、授業の中でこれらに対応していくことが課題というようにまとめております。
不登校・いじめ対策の充実というところでは、これまでのデータでも効果が少しずつ上がってきている状況がございましたので、今やっている施策を今後も引き続き重視していき、充実させていく必要があるというふうに書いています。
26ページ人権教育の推進では、正しい人権問題への理解をはぐくむということをするために、発達段階に応じた指導内容、指導方法の研究をするなどが課題として挙げられていまして、生涯学習課と連携しながら引き続き充実させていくことを書いています。
保・幼・小の連携については、スムーズに保育園・幼稚園から小学校へ上がれるように今取り組みを進め始めたところということなので、今後その充実を図っていくことかが課題となります。
小中一貫教育の推進につきましては、長岡京市はすでに様々な取り組みをされているのですが、そのなかで、この文章の下から5行目のところで、通学区域の関係という問題を課題として挙げています。長岡京市の場合は、1中学校1小学校であったり、1中学校複数小学校があったりという地域による違いがあるとか、一貫教育を推進する上での課題があり、中学生に上がったときの問題を大きくさせない、顕在化させないための最大の方法論が小中一貫教育の推進でありますので、ここを具体的に推進できる方法を考えていかなければいけませんので課題として記述しました。
学校の適正規模・通学区域、教育環境の整備ということですが、これは2012年に新駅ができるという話を聞いておりまして、そういった状況は住宅地開発との連動が出てきますので、人口の変動が今後も引き続き生じる可能性があると思っております。そうしますと、やはり中学校の選択制の導入や一部通学区域の変更など、校区ごとに児童数、生徒数の違い、差を調整するような政策は打っていますが、全市的な調整はなかなか難しいという話があり、26ページ、27ページに書かれていますが、学校規模が違うことで設備や教室数が不足・狭隘になってしまうという状況が生じることを課題として記述しています。
もう1つは、学校施設の老朽化が見られるため大規模改修をしなければいけないということがありますが、28ページには、耐震化について計画的に着手して平成28年度には終了する予定ということを記述しています。一方、耐震だけではなくて校舎全体が老朽化しているということで、補強ではなく建て替えということを視野に入れなければいけないということと、校区の再編という話、適正規模、通学区域の適正化、これらとのセットで学校の建替などの計画を立てなければいけないということを書いております。
7.教員が子どもとかかわり、向き合う時間の確保ということについて、生きる力をはぐくむという理念を実現するために子どもたちの理解、習熟度に応じたきめ細かい指導が必要だということを教育委員会としても考えています。一方、教職員は学習以外に事務処理、会議、各種報告といった事務負担がかなり大きくありまして、授業時間数の確保を図りつつ、各教科等の指導、生徒指導など、本来の職務を果たすことができるようにするために教員の事務負担の軽減というのが課題になってくるということを書いています。
その次、29ページは、社会教育ということですけれども、こちらは時間の関係で今回までに全部の情報を集約してまとめることができなかったので、次の委員会の場でご報告できるように進めさせていただこうかと考えておりますので、以下生涯学習に関しては項目立てだけになっております。
30ページで、計画の理念と基本方向ということで書いています。こちらは、これまでの皆さまのご検討結果をほぼそのまま書かせていただいています。基本理念と教育施策の目標として生きる力の育成、生涯学習社会の実現ということです。施策展開において重視することということで、前回示された構成案の中にも、子どもに身につけてほしい力というのが書かれておりましたが、こちらについては、できましたら再度ご検討を、言葉としてどういう言葉を入れ込めばいいかということを皆さまからちょうだいできればありがたいというふうに考えています。
31ページには、各主体に期待される役割ということで、こちらもこれまで皆さまがご検討された内容をそのまま書かせていただいております。
以降、施策の展開につきましては、本日、皆さまからのご意見をお聞きした結果を踏まえまして、事務局の皆さまとご相談をしてどういう方向性を書くかということをこれからまとめさせていただこうと考えています。
資料の説明としては、以上です。

座長
 今、三菱さんの方から、お手元に渡しています長岡京市の教育振興基本計画の素素案という形でいろいろとまとめたような形でやっていただいたのを発表していただきました。事前にこの書類は委員さんがたへはお届けしていますので、委員さんがたで内容を読んでいただいたかたもあると思います。これまで私どもがこの委員会でいろいろと協議をしたり、論議をしたりした、そういうものを土台にして、さらにそういう中で私どもがまだしっかりとつかみ切れていないような点につきましても、長岡京市関係のデータ等をきちっととらえていただいて中身を構成していただいており、非常に広範囲にわたってまとめてもらっております。
どこからといっても難しいですが、今の説明の中で何か委員さんたちで、この点はどうかな、この点が不足しているのではないかなというようなことがありましたら、ぜひご意見を出していただきたいと思います。これまでの、社会教育は別として、主に学校教育のまとめのような形でやっていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

事務局
 本日欠席されていますが、第六小学校の岡委員さんから若干ご意見を賜っております。小中学校の児童・生徒数のグラフの表ですけれど、この表の中で小学校の表、中学校の表の一番下に教職員1人当たりの児童数、この教職員の1人当たりの児童数の項目については意味がないのではないかということです。1学級当たりの児童数については意味があるが、教員1人当たりの数については、この教員の数が、直接授業を持っておらない職員の数も入っているということで、栄養士や事務職も入っていますので、かえって数字に惑わされるので、この表については入れない方がよいというご指摘をいただいています。
それに伴いまして、上の説明文ですが、下から3行目の、“また教職員1人当たりの児童・生徒数は、22年度では小学校では約18名、中学校では約16名となっています”というのを削除してはいかがでしょうかということです。
それと、若干文言的な部分ですが、14ページの小中学生の学力面の2行目ですね、「京都府下の教育局では」という文がありますけど、「京都府下」ということが、最近「京都府内の教育局」という形で使われているようですので、「京都府内」という表現にしたいということでした。
それと、19ページの学校教育の取り組みの中で、小中一貫教育の推進という項目がありますが、その取り組みの中での2行目で、「小学校出前授業を開始している」ということですが、この「出前」というのは呼ばれたときに対して行くイメージがあるので、今現在では小中連携で小学校に、毎週木曜日に定期的に来てもらっているところもあり、この表現を「小学校での授業を開始している」と改めてはどうかというご意見でした。

座長
 岡委員から提起があったということなんですが、7ページの表10の小学校欄の一番下、教職員1人当たり児童数の方について、教職員ということになると担任の先生が何人持っているかというんじゃなしに、職員すべてですから授業を直接しない、児童を担任しない職員も含まれている数で割られているので少ない。だから、こんなに少ないのかなという誤解を与えたらどうかと思うので、という意見です。これは、この項目は削除した方がいいのではないかということですが、委員のかた、何かご意見はございませんでしょうか。

委員
 この数字が独り歩きするということを考えると、この数字を載せておこうと思うとかなり説明をしないと、何となくいろんな誤解を生むとは確かに思いますね。

委員
 もし省くのであれば表のテーマの“教職員数の推移”も変えた方がよろしいんでしょうか。図表10の方ですね。小学校・中学校の児童・教職員数の推移、そこを教職員ではないという。

座長
 それは、よろしいのではないかと思います。教職員数は教職員で。ただ、教職員1人当たりの児童数ということになると、授業を持たない職員、例えていえば事務職員だとか、栄養士さんだとかというのも職員になっていますからね。そういう人たち、それから、当然授業を持たない校長、教頭というのも皆入りますから、誤解を生むのではないだろうかということですね。
今、副座長さんの方からもありましたように、それをしっかりと理解してもらうには相当説明が要るのではないだろうかと。今いったようなことも分からないで、ただこの数を見て、1人19人、そんな少ないのかということになりやすいのではないでしょうか。学校の先生の方からはその辺どう思われますか。

委員
 確かにご指摘通りだと。1学級の児童数、生徒数ということは良いのですが、教職員1人当たりのというのはあまり意味を持たない。

座長
 誤解を招きやすいということですね。そういうことで、この項目は削除するということでよろしいですか。特にご意見がなければそういうようにしたいと思います。
それから、そのほかありました、先ほどの出前授業という言葉が少し不適切ではないだろうかなということで小学校出前を取ってしまうと。それもそれでいいのではないだろうかと思いますが。

委員
 ちょっと1つ質問なんですけど、教職員数と書いていますけど、教員数は算出できないのでしょうか。世界的にはファカルティー・スチューデント・レシオというのがあって、生徒と教授とのレシオを見ていいか悪いかという判断をする1つの大きなデータがあるんですよ。これはマクロデータなので、そのデータを省くと、クラスの個数というマクロデータを見てしまうことになって結局何がいいたいのかよく分からないなというのが私の意見です。
この図で何を言いたいかというのが、推移を言いたいのか、教育の質、規模、そういったものを言いたいのか、その辺を明確にしてから削除するかしないかというのを決められたらいかがかなというふうには思います。

委員
 公教育というのは基本的に、教員数というのは、算定の基準を国が定めているものですし、1クラスの、1学級当たりの児童・生徒数というのも上限が定められています。そういうような状況から出てくる結果としての値で、もちろん非常に山間へき地ですと1学級当たりの児童・生徒数が非常に少ないですから、いわゆる教員と児童・生徒数の関係というのはかなり低くなりますけども、それはそれとして、教員と児童・生徒数との関係というのは施策とかで変化できるものではないということを押さえておかないと。学校とか地域の実態、児童・生徒数の、あくまでも結果としての数字でしかないとは思います。

座長
 今問題になっています40名だとか30名にしたいとか、35名にしたいとかいうようなことがいわれる中で19名かということになりますと、本当に誤解を招きやすいような感じがしますね。

委員
 これが各地域、いろんな地域のいろんな状況を比較するとか、そういう場合はデータとしてはいろんな状況の比較にはなると思うんですけども、長岡京市という限られた地域の中で、これを決めているのは、先ほど言いましたように長岡京市が決めているのではなくて、文部科学省なり国の基準として決めているものですので、そういうところを考えると数字自体にはあまり意味はないと思います。

座長
 そういうような意見もありますし、誤解を招きやすいようなことはできるだけ、独り歩きするといけませんしカットするということで、その方向でいってよろしいですね。じゃ、そういうことでよろしくお願いします。
それから、先ほど出ました14ページの小中学生の学力面で、学校教育の1.の2行目の「京都府下」というのを「京都府内」と、これはその通りだと思いますので容認したいと思います。
ほかにございませんでしょうか。中身についてはこれからいろいろとご意見をいただきたいと思いますが、こういうような文字の関係だとか表現の問題とかではほかにございませんでしょうか。またあれば、関連した話の中でお出しいただきたいと思います。
先ほど申しましたように、いろいろとこの目次に書いてありますように計画策定の趣旨、それから、本市の教育をめぐる現状と課題、IIIが計画の理念と基本方向、IVが施策の展開、Vが計画推進に向けて、ということでいろいろと市の方のデータなんかを取り入れて、また、これまで私どもがもう少しこの辺もはっきり私たちがつかむ必要があるなといっていました図書館の問題だとか、スポーツ関係のことだとか、公民館のことだとかということも、長岡京市の資料を使ってまとめてもらっております。そういうことも含めまして、この会の進め方ですが、一応目次に従って委員の方々のご意見があったらお聞きしたいと思います。
このII番目のところから入りたいと思いますが、本市の教育をめぐる現状と課題というところでは、特に何かご意見はございませんでしょうか。2ページから、29ページは社会教育ですから28ページまでの問題で。

委員
 ちょっとよろしいでしょうか。小学校もそうですけど、分割の問題みたいなことが出ていましたね。校区の入れ替えの。特に幼稚園なんかで市内のどの地区にあるかという地理的なデータが、空間のデータがあった方がいいような気がします。どういう地区に偏っているかとか、これ、1つも空間のデータが、幼稚園が何カ所もあるというけど、いくつあるというけど、どの辺にあるのかという地図上の分布が1つもないので。やっぱり地理的な、どことどこに幼稚園があり、偏りがあるのかないのか、あるいはスクールバスなんかがどういうふうになっているのかみたいなデータは1つあってもいいような気がします。

座長
 今のご意見、どうでしょうか。事務局の方では特にそういうようなものは?

事務局
 市内全域の中に小中学校14校、保育所、幼稚園というのを落とした地図の作成は可能です。

委員
 どうでしょう。この関連のところで幼稚園がいくつというところに、1つ小さな幼稚園の地図と保育園の地区が同じセットになっていたらわりと分かりやすいような気がわたしはしますが、いかがでしょうか。煩雑になるのでしたらあれですけども、必要ないですかね。

座長
 この件でどうですか、委員の皆さん。

委員
 校区割もどこかに載せておかないと、古くから住んでおられるかたや教育の関係者が見れば文章だけでも分かるんですが、自分の住んでいる地域しか分からないというかたについては、どこにどういうものがあるかというのはちょっと分かりにくいかもしれないなと思います。

座長
 その点、いかがですか。

事務局
 地図を作成します。

委員
 たぶんこのデータを見ていくとき、人数の問題だけじゃなくて、どういう地区にあるのかなというのはちょっと見ていて知りたいという気がしますのが印象です。

座長
 じっくりとこの資料を見ていただければと思うんですけども、なかなかそういうこともできませんので進めていきます。順序が前後しても結構ですので、ご意見があれば出していただきたいと思います。
その次の計画の理念と基本方向、これが欠けているんじゃないかなというようなことがありましたら、どうぞお願いしたいと思います。

委員
 ちょっと戻りますが、16ページ、図表27、28、29、30ですけど、これはパーセンテージが載っていますが、それ以外のデータは、母数がきっちり載っているんですけど、この4つのデータだけは母数が載っていないみたいなんですよね。できればどれぐらいのサンプル数をアンケートされたのかというのを、信ぴょう性を出すためにも母数を載せられないのかなと思いましたので。

座長
 この件について。

事務局
 これは母数が落ちています。ミスなので修正します。

座長
 それはまたよろしくお願いします。

委員
 ちなみに、基本的に使っているアンケートはほとんど同一のアンケートでしょうか。それとも、いろんなアンケートが?

事務局
 これはそれぞれになります。長岡京市の各課が実施している調査、総合計画の調査などを使用しています。

委員
 そういう調査の一覧表で標本数が何点ぐらいでという統計上のデータ、有効回答がどれぐらいでというのはどこかに1つデータがあった方がいいと思います。いつ実施で。

事務局
 一応、分かるところは調査時点は書いてあります。日付が分からない調査もあったので、確認させていただきます。

委員
 普通は有効回答がどれだけとか、母数が分かる。ものすごく小さな人数でやっていたら100%といわれたって非常に信頼度が低くなりますし、ある程度の母数というか、有効回答数が多いかどうか、それはやっぱりちょっとデータの母数は私も出した方がいいというふうに思います。

座長
 データの根拠をはっきりとということですが、すべてにというわけにはいきませんが、分かる範囲で掲げていただきたいと思います。

委員
 このデータですが、確かに統計データというのは数字がすごく大切だと思うので、客観的に示せるものはできるだけそういうふうにきちっと客観的に示していただくことが大切だと思いますし、特にこういう資料の場合は、こういう量的な調査で数値として表れることが多いですが、教育というようなところにかかわることを考えるときには、いわゆる質的な面で、特にいろんなアンケート項目とかで最後に何か一言ご意見をというような、そういうところに出てくるものを、もちろん全部羅列することはできないですが、しっかり見ていくというのがやはり大切ではないかなと思うんですね。
なかなか調査をしてもそういうものは埋もれてしまっていることが非常に多いのですが、何かそういうものが引き上げられたら、そこから課題を見いだしていくというのはすごく大切で、ともすれば数字だけが独り歩きしてしまってというのが多いのではないかなと思います。なかなか既存の調査を基に使うということになりますので、そういうものがくみ上げられるのかどうか難しいところだと思いますが、その辺はちょっと何かできないかなという気はしますけれども。

事務局
 教育振興計画策定のためにアンケートを実施していることがよくあります。そのデータをもって分析することが多いのですが、今回、長岡京市の場合はそこがないので、既存の調査結果を用いて資料を作成しています。それぞれの調査の焦点とこの計画で用いたい要素とがちょっとずれてしまいますので、おっしゃるような形でできるか自信がないんですね。一度、調査資料の原本を、可能でしたら見せていただいて、私の方で少し読み解いてみますが、そこはその限界があるというふうに思います。

座長
 これは事務局の方で、それぞれの担当課の方へ行っていただき、資料を集めて、担当課の方へそういうようなことを、連絡をしていただいて、できるだけ分かるような形で、こちら側の資料が作れるようなことをよろしくお願いしたいと思います。

委員
 この資料に盛り込むというより、この場で何かそういう検討資料として出てくると、学校教育に携わっておられるかたがたくさんおられますが、数字で何%と出るだけではなしに、1人でも2人でも子どものつぶやきみたいなものを表しているものというのは教育の中では非常に大きなものがありますので、その辺をしっかり見ていくというのはすごく大切ではないかなと思います。

座長
 今のご意見は、ずっとこの会議を持つ中で当初からいわれておりました。そういう数で表すことのできないものを大事にしなくてはいけないこともあると思うからという意見もありましたし、ぜひそういう点も考えて今後お願いしたいと思います。
次の、施策の展開にあたり、どうぞ順を追ってじゃなしに、お気付きになった点を少し出していただきましょうか。そうしないとどうも堅苦しくなりまして、次の項目から、次の項目からなんていいますと意見が出しにくいと思いますので。お気付きになりました点、どこからでも結構ですので、ご意見をお願いしたいと思います。

委員
 前回からの絡みですが、議事録にもありますように、いただいたパンフレットの中の学校教育の重点の中で、SEEというキャッチフレーズがあるじゃないですか。共生・創造・継続ということが、ちょっと言葉が難しすぎるというのが、わたし、すごく印象に残りまして、確かにそうだなというのが1つと、学校教育に関してこのパンフレットを拝見すると、スローガン的なもの、大きな項目として上げられているものが多過ぎて、何を一番に大切にされているのかなというのが分かりにくいなという印象は受けるんですね。
それが1つと、本日、先ほどご説明いただきました資料の中の施策の展開、1、学校教育というのと、こちらというのは、すみません、ある程度は連動されていますよね。それをちょっといろいろ目で追いながら見ていきますと、SEEというのがどこにも出ていなくて。必要なものなのかなという思いがあるんです。それについては、どうなのでしょうか。

事務局
 SEEを入れなかったのは、前回分かりにくいというご意見があったのと、10年間を見据えた子どもの教育ということを議論されていらっしゃるということで、もちろんSEEに掲げている子ども像もそうだと思うのですが、一応30ページのところに子どもに身につけてほしい、いわゆる子ども像みたいなものですが、ここをどう書かせていただこうか、ちょっと情報がつかみ切れないところもあって、もう一度ご検討いただきたいとしているところです。そこで、もしSEEということなのであれば、もう一度SEEを分かりやすく書かせていただきますし、もっと違うキャッチがあるのであればそれを書かせていただければなと思います。

座長
 この件につきましては、今ありましたように、子どもに身につけてほしい力というものをもっと具体的にどう委員さんの方が考えておられるのかというようなことをぜひ今日はご意見をいただきたいなと思いますが、それをもう少し後にしまして、これまでの今の説明の中でお気付きの点を最初に済ませて、そしてそちらの方へ進みたいと思いますが、いかがでしょうか。特にございませんでしょうか。

委員
 ちょっと1点だけ。これは細かいことですが、今作業を進めてもらっている振興基本計画、いろんな形でうまくまとめていけるように努力されていると思います。
ただ、情報社会の中でいろんなデータをたくさん集めることはわりとできるんですが、まとめるというのはすごく難しいことだと思うんですよね。ですから、データの羅列は仕方がないんですが、目次を見せていただいてもですし、どうしても感じるのは、これはよくいわれることですけれども、行政の縦割り的な内容ですよね。もちろん学校教育があって、社会教育があってというのは当然のことなんですけれども、せっかく振興計画というようなものは本市における教育、それこそ生まれてから一生の教育みたいなものをトータルに考えてみようというようなところだと思います。確かにいろんな施策であったりとか、いろんなことというのはそれぞれが担当しています。学校教育だと学校教育のところが、生涯学習については社会教育のところが、というようにいろんなところで担っているので、項目としては分かれていくのは分からないことはないのですが、施策の展開の辺りでも学校教育、社会教育、学校・家庭・地域の連携とかいう順番になっていますが、イメージとしてはもっと大きいものがあって、そこからそれぞれ学校教育なり社会教育なりが何を担っているのかみたいな、別に順番がどうこうということではないんですけれども、できるだけ縦割りではなしに横のつながりといいますか、子どもたちが大人になって、大人になってまた親になって、また子どもたちという、その辺がしっかりつながって教育というものがとらえられるような構成が少し必要ではないかなというふうに思います。何となく学校教育、社会教育とそれぞれが分かれているのではなしに、それをどんなふうにつながっているのかというところを明確にできるようにしたいなというふうに思います。

委員
 関連して。今いわれたことはすごく大事なことだと思います。この資料の中でいえば、これだけのページをIIのところで、データが挙がって課題が挙がっていますよね。それを何か反映してIIIの基本理念がきます。このデータの中で、そこに分析というか、読み込みがあって、こういうところがより重点だろうとか、こういうところが問題だろうということが基本理念と基本方向のところに生かされないと、せっかく読んできたデータが基本理念でまた初めにかえってしまうような印象をわたしは持ちました。
だから、今いわれたように、まさにただ理念を示すのではなくて、せっかくデータを挙げて今度施策へ行くまでのところで理念を述べられる場合でも、このデータがもう少し生きないかなという気が私はしますけど、いかがでしょうか。

座長
 今出ていますように、縦割り、縦割りということでは今の子どもたちを考えた場合非常に問題があるのではないだろうかな。これまででも、今思い出しますと、役割分担がどうだろう、学校で果たす役割は、家庭では、地域社会ではというような形で区切ってしまって話をしてきたのも本当に印象にあるんですけれども、そういうような形ではなくて、もっと広い意味で考えるべきだというご意見。
それから、そのデータを、せっかくそこまで集めてそれをどう生かしていくのかということを考える必要があるということですね。

委員
 この31ページの図、これは以前もかなりいろいろと意見をたくさん出したところなんですけれども、これなんかは1つのテーブルの上に学校・家庭・地域社会というものをしっかり置いて、もちろんそれに対する行政の施策というようなことも考えられてきたというのでは、ベースとしてはいいところだと思いますね。これをなかなか図示するのが、平面の上で図示するのはなかなか難しいなという話でしたが、この辺のところをうまく使って構成ができたらなという気はしますね。
あと、期待される役割ですから、それぞれの期待は、それこそ今、委員からありますように、一体資料のどこの辺りとかかわっているのかというのが本当に分かるようになっていればすごく分かりやすい形になるのではないかなというふうには思います。

委員
 説得力もありますね。

委員
 そうですね。ですから、逆にいうと、期待される役割、期待するということは今欠けている部分、もちろんこれからさらに突っ込んでやっていこうという部分もありますし、今課題になっている部分というのもたくさん含んでいると思います。資料を見てこれを見るのではなしに、ここを見て、そしたら具体的に資料はどうなっているのだろうと見られるぐらいの形の方が本来分かりやすいのではないかなというふうには思いますね。

事務局
 お聞きしてもよろしいでしょうか。先ほどの委員のご意見の、縦割りじゃなくという、理念の方向、現実の施策につなげるベースの考えかたとして、例えば、教育の循環というのが長岡京市の場合ありますが、こういうのを施策の展開の最初の方に持ってきてはいかがかと。基本的なことは子どもたちのために生かす各施策がつながっていくこと、それが子どもたちの将来的な成長と、再び地域の活動へとつながっていくというものを作っていくという話をはじめに書いた方がいいのかと思いましたが、そういう考えかたでよろしいでしょうかということと、役割の話について、この表は前回までに議論されたということで載せさせていただいますが、さらにこれを各施策の中で、ちょっと大変ですが、施策ごとに家庭は、学校は、地域はというふうに表現するやり方もあります。そうすると、ちょっと押しつけ感というと変ですが、担当者の意見をあまり取れていないので、そこまで固定すると少し書きにくい部分はありますが、そこまで加工したものを書かせていただくと役割分担のイメージも少し見えてくるかなとは思います。特に家庭学習が必要という話が前段のデータで出していますが、そこがこの家庭の中で力をつけなくてはいけない要素ということにつながっているということで、使ったらどうかなと思っていますが、いかがでしょうか。

座長
 今お聞きの通りなんですが。

委員
 本当に世代間交流、教育の循環みたいなところが、最後に出てくるようなものではないようにとは確かに思いますね。これをトップに持ってくるかどうかはわかりませんが、学校教育、それから社会教育、その連携というものが大きな形でどんなふうになっているのかというのはやっぱり最初に持ってこないと、やはり縦割り感というのはぬぐえないのかなという気はします。

座長
 委員さんがた、ほかのかたで、これに関連してご意見がありましたら。

委員
 ちなみに、大きな構成の問題ですけども、この図だとか数字のデータがだーっと前に重く入ってくるのか、それとも、現状と課題を比較的文章化したような形でわりと簡単というか、要点を書いて、資料編のような形で後ろにデータがつく方がよいかと。先ほど委員がいわれた話からすると、前にこのデータと表が大きく載ってしまうと、そればかりが目に留まるけど、何をいっているのかがもうひとつつかめずに、後半の大事な部分のところへどうつながっていくのか分かりにくいので、できれば本市をめぐる現状と課題のところは、文章主体にして、データ編はむしろ後ろへ、先ほどいわれたことはその通りで、そのことを知るためには、じゃ、根拠になるデータはどうだったのかなと見る方がわたしもいいような気がします。
その意味で、先ほどいわれた教育の循環の問題というのは何回か議論になって、結構重要な、しかもそれは同じ時間帯での子ども、親との横の連帯であると同時に世代間の時系列の両方を含んでいたような気がしますので、この言葉はわりと重要な言葉だったというふうにわたしも認識しています。

座長
 この教育の循環につきましては、ずいぶん論議もいただきましたので、委員のかたがたにはよく分かっていただいていると思いますが、その影が少し薄くなってしまったのではないだろうかということで、データばかりが先に来るのではどうも重苦しいということで。そういうような方向でお願いできますか。
そうしましたら、これからまた話を進めていく中で今の問題にもいろいろとお気付きの点が出てくると思いますので、先ほどから出ています30ページの子どもに身につけてほしい力について、もう少し具体的なものを委員さんの方から出していただけたらということです。子どもに身につけてほしい力といいますのは抽象的ではありますが、学校教育の重点の中でずっと子ども像というのが掲げられております。そういうものがどうしても出てくる。そういうものに尽きるんじゃないだろうかなというような気もするわけなんですけれども、確かな学力を持った子どもに育ってほしいとか、感性豊かな心と気力、健やかな体力、知徳体が整った子どもに育ってほしいとかいうことになりやすいのですが、それをそういう形でなしに、そういうことを基盤に置いて、もう少し具体的にこんな子どもというものがあればお願いいたしたいと思います。
この問題につきましては、第1回目の会議のときに事務局の方から21年度の重点等を説明していく中で話が出まして、1回目のときには芦田教育長からも子どもたちが自ら学ぶ力をつける、それから、社会に進んで参画しようとする意欲を持った子どもだとかいうような話もありましたし、副座長さんからは生きる力ということから、確かな学力、感性豊かな心と気力、健やかな体力、知徳体ということが出てきますが、確かな学力の中で先ほども出ましたが、テスト等で測れるものと測れないものがある。測れない、教育の中でそういうものが非常に大事なこともあるという話がありましたし、そういうことやら、自ら課題を見つけて解決する。自分からやる。思考力、判断力、表現力、そういうものが1つの学力、身につける学力ではないかというような話もありましたことを覚えているわけです。感性豊かな心と気力では、自らを律して他を思いやる心、豊かな人間性を持った子どものことが徳である。健やかな体力、健康な体、体力。知徳体の体である。だから、その知徳体が3つのことを柱にして、その3つの柱のバランスの取れた形を身につけた子どもというようなことも話されたことを覚えています。そういう、どうしても抽象的な言葉になりやすいのですが、委員の皆さんの方から、こんな力を身につけてやりたいというような意見をお願いします。

委員
 よろしいですか。私は、前回わりと話題になっていたキャリア教育的な、例えば消費社会の問題だとか、ああいう非常に現代の問題、消費教育とか、キャリアの仕事ということについてだとか、もう少し抽象度を下げた、現代という時代に、子どもに絶対必要で、かつそういう理念ではすっと抜けてしまうような、むしろその辺を拾い上げるのが結構説得力のある報告書になるのではないかなという気がします。
それと、もう1つ。前回、ダウンロードの話をしましたけれども、従来のように親が、あるいは学校が与える教材だとか、そんなものとは違うルートで子どもは情報に接するわけですから、そういう情報をどういうふうにして選択するのか、子どもが無理だったらそういう問題に対して、それこそ親だとかが、親もむしろ学ばなければいけないわけですね。親が知らないような仕方で子どもが情報に接していくわけですから。そういう現代特有の問題への言及が欲しいなという気がします。
もう1つ、ついでにいえば、自分でいろんなことを自主的にできる力をといったって、どうするのかというのが実は本当に難しいわけです。それは大学の現場にいたら、年々そういう力が衰えていっているのが分かるんですよね。あいさつだとか、何でもないようなことがやっぱり衰えている。そういうことからすると、地域社会であったり、普段の人との、世代の違う人との会話ができるとか、そういうことの大事さというのはすごく感じます。ですから、もう少し現代に必要な、教育の現場にいらっしゃるかた、私は大学というレベルで見ていますけども、小学校、中学校それぞれのレベルで、まさにこういう力が落ちてきたなとか、あるいは、そのために何が欠けてきたかというような、例えば、本当につまらない話といえばつまらない話だけど、電話1つが今の子どもは携帯に慣れてしまっていて、知らない人からかかってくる電話というのは思いつかないわけです。だから、どちらさまですかと聞くことさえ知らない子どもがいる。電話というのは知っている人と知っている人との間でかけるものだと。電話のマナーがそのレベルから始まるわけです。例えば、それなんかでも私の世代からすると、考えてみて、なるほどと気が付くわけです。
そういう意味で、いろんな今の時代の子どもで、今の時代からしたら当たり前で育ってきたことが、昔だったら自然に覚えたことが覚えられなくなっている問題というのがいっぱいあるような気がする。それでいて社会に出るときは必要なんですね。そういう問題がもう少し、抽象度を少し下げたレベルで拾えることが望ましいという気がします。

委員
 学校教育現場ということで。この場に今年初めて来させてもらって今までの流れというのを、分かっていない発言になったら申し訳ないんですが、中学校現場にいて、長岡京市独特の学校教育に対するステークホルダーは何かといったら、僕は塾と思っているんです。学校教育の課題の根本に塾というのが1つも出てきていないんです。ところが、僕は子どもたちが、この地域の子たちが本当に学力が高いというのであれば、これは学校教育で担保されたものであるのかどうかということもすごく気になるところです。
とすれば、学校の果たすべき役割というのは何かということで、ずっと1学期間職員と話していく中で、学校教育、学校に残されているものというのは一体何なのか。そのときに、授業はテレビであるとか、インターネットであるとか、塾に勝てるか。塾との違いは何か。インターネットとかテレビとか、そういうものとの違いは何か。僕は生身の人間同士の中で一期一会の授業を展開している。この中で差し引きの授業展開がなされているというのが授業の良さやと思うんです。五感は働いています。そういう学校教育の授業のあり方を模索するのと、我々長岡京市の通塾率って極めて高いんです。だから、塾から学校教育にその子たちを取り戻しつつ、学校というものに対する期待感とか信頼感みたいなものをどう回復していくのかというのは、かなり僕はステークホルダーとしての塾の問題と、親の学校に対する依存、非常に依存度が低いと思います、学校教育に対して。そういうことをきちっと課題として理解しつつ、学校教育の進むべき道、そういうのを守っていってもらいたいという思いが本当にあります。
そういう意味で、僕は子どもたちに塾との違いは何かということを問われれば、必要とされるという体験は学校しか残されていない。そういう人との関係で、集団との関係で子どもたちが生きている、そういう空間は学校しか残されていないとすれば、その中で生身の人間同士のそういう力というのはかなり必要とされる、役に立つ。これは入れていいんだろうと僕は思うんです。
学習ということについていうのであれば、僕は、確かに本校、長岡第四中学校という学校は、たぶん学力的には非常に高い学校だと思いますが、やっぱり共同化、交流化という、そういう力には非常に弱いかもしれないですね。教え合うとか、分からないことを人に尋ねるとか、素朴な営みが稚拙かもしれないとすれば、学習の中で僕は五感が働くような授業展開、授業の中で交流とか共同化というものが進められるような授業イメージというのは長岡京市の一中学校なんですけれども、目指すべき方向かなというふうに感じているということです。発言がちょっとずれているのかもしれませんが、学校現場ということでしたので発言させてもらいました。

委員
 今のご発言の中で、確かに塾に依存しているといったら変ですけれども、通塾率が高いということで、今、塾から取り戻すというお話をされましたけれども、ある面では塾とすみ分けるという、塾ができることで、もちろんそれぞれの家庭の経済力うんぬんもあると思いますが、やはり今言われた学校でしかできないことは一体何なのか、そこのところはすごくポイントになるのではないかなというふうに思います。もちろん学力保障を学校はしないというものではない。もちろんないんですけれども、そこのところがすごくポイントになるなと思います。
あと、子どもに身につけてほしい力の話をするときに、やっぱり難しいなと思うのは、小学校なら小学校の低学年とか中学年とか高学年、今、身につけたい力と、それこそ9年間を見通して小中でつけたい力と、よりよい大人というところをターゲットにした身につけたい力と、話をするときにみんながそれぞれスコープが違ってしまうと全然違ってしまうと思うんですよね。その辺をちょっと整理しないと、中学校の現場の先生はやっぱり中学校というところは一体何なのだと思いますよね。だけど、もちろんみんなかかわり合いは持っていると思いますが、どこに対して、例えば子どもたちがよりよい社会人になっていくということをターゲットにしてというような、もちろん教育というのはそういう長いスパンで考えられるものなんだろうけれども、ともすれば今何をするのかというところにも目が行ってしまう。そこのところの関係はちょっと整理が欲しいですねと思いますね。

座長
 今の副座長さんの話のように、この委員会というのは、今どうするかというのも大事なんだけれども、10年先、子どもたちがどういう大人になるべきかということを見通したものでなくてはいけないということを当初話し合いがあったように思うわけなんですけれども、やはり10年先を考えるのには今の問題がどうなのかという問題から始めたわけなんです。
ですから、そういう問題についても委員さんがたの方はよく理解していますので、確かに今の目の前にぶら下がっている問題だけじゃなしに、この子どもたちが実際に大人となって社会へ出るときにどういう人間として成長していくのか、成長させるべきかということも考えた上での子ども像、児童像、生徒像を描いていかなくてはいけないと思います。

委員
 小学校って、本当に地域のかたとか学校の先生とか保護者のかたとかにすごいいろんな経験をさせていただき、いろんな行事ごとも回りきれないぐらいあるので、その中で自分の興味のあるものというのを子どもたちも感じているはずですが、それが中学校に上がった途端、そういう地域とのかかわりとか、急に縁が切れてしまうような状況があるように感じます。中学になったら急に学校の勉強とクラブと、閉じこめられるようなイメージがあって、今まで伸び伸びと小学校のときに、あれもこれもと積極的にやれていた子が閉じこもってしまっているような感じがします。また、高校になるといろいろ行動範囲も広くなりますから、そういうことでまた伸び伸びとやっているような気がしますが、中学生がすごくもったいないなと。子ども会や何かで関わらせてもらっていると、急に中学になった途端疎遠になるような感覚もすごく寂しいし、先ほどおっしゃっていた、塾があれば中学校の存在というのは何やねんという、そこにたぶん結びつくと思いますが、中学校で、例えばクラブとか勉強とか塾とかで自分の取り組むべきものをちゃんと見つけられている子はいいのですが、それ以外の子が居場所をなくしているんじゃないかなという気がして、それが、中学校が荒れるとかということにも結びつくのではないかと思います。
だから、もうちょっと中学校に上がっても地域とか、いろんなところと関われるようなシステムというかが残されていないと、急に中学校に上がったから、さあ、自分らのやりたいことを自分らで考えてやりなさいといっても、高校になって将来のことを考えるのもなかなか見つけられずにうろうろする子もいるのに、中学校のときに本当にまだまだサポートが必要やと思うんですね。それは親の過保護的なこともあるのかもしれないんですけれども、実際居場所がなくて、同じように居場所のない子たちで傷をなめ合ってというような、そのひどい状況から何か得るものもあるんでしょうけれども、何かその辺が助けてやりたいなという気持ちがあります。それをこの基本計画の中の取り組みでその辺を何とか、こうしたら子どもたちのためになるという具体的な取り組みに向けられないかなと思います。すみません、突発意見なので。

座長
 小学校で学んだことが中学校に行って十分発揮できるような学習環境、生活環境がなかなか難しいようだと、子どもにとっては。やはりもっというなら、そういうように学校が変わって学習する教科も変わり、担任の制度も変わり、いろいろ環境が変わる中でそれへ自分から進んで取り組んでいけるような、そういう指導を小学校のときにもきっちりと子どもたちの身につけさせなくてはいけないということになると思いますが、どうしても中学校になると大きく変わりますからね、学習のやり方、担任も変わってきますし、教科も変わってきますし、クラブのあり方も全然まったく違ったものになると。そういうものを見通して小学校でそういうことに中学校へ行っても取り組んでいけるような、そういう子どもたちを、ということになると思いますが、これも口でいうのはなかなか難しい。
中学校の方は、今の意見についてどんなふうに?ちょっと横道にそれますけれども大事なことですので。

委員
 すごく納得のいくお話で、さっきもいいましたけど、必要とされるとか役に立つということ。極めて現実が見え出すころですよね、中学校では自分というのが。自尊感情が極めて低くなる子たちがいる。そのときに学習という物差しだけで中学校は測るのか。いや、そうじゃなくて、クラスで役に立つ、クラブで貢献する、地域に貢献する、そういう財産みたいなものが子どもたち一人ひとりに担保されればいいと思います。学力だけで今、学力向上ってすごく大事なことには変わりはないのですが、それ一辺倒でいくと、こぼれだす子どもたちがいる。自尊感情が極めて低いから。究極の、単純な言葉でいえば自尊感情という言葉と、中学校には向上心という言葉はどうしても持ってほしい。それで、さっきいった役に立つとか、必要とされるとか、そういう分かりやすい言葉で子どもたちには話していきたいなと思っていることが、今中学校としての考えであって、なかなかシステムがそのようになるかということはちょっと難しいかなと今思っています。

委員
 例えば、中学校に上がったら、学校の勉強があります。将来を見据えて自分の進む道に、英語力をつけるとかというところも中学校から考えないと駄目と思うんですけども、それ以外にクラブに入りますよね。クラブで、本当にそのスポーツとか、その文化的な部分とかですごく力を発揮していきたいんだという意気込みで入る子と、何かクラブに取りあえず入っておこうというので入る子と二通りあると思います。
それほど自信はないけど、取りあえずとやっている子もクラブの時間は拘束されるわけですね。でも、実際クラブ活動の中に自分のやりたいことがないからとりあえずこれに入るという子もいるじゃないですか。逆をいえば、クラブに入る時間を、地域で昔教えてもらったこれにすごく興味があるから、それを今度は教える立場になりたいという子が1人おったら、そのこともちょっと後押ししてあげるようなシステムがあれば……。教育委員会から割り当てがあって、夜回り先生の水谷先生のお話を聴く機会がありました。そのお話はテレビや何かで聞いたり、本で読ませてもらったり、大体の内容は読んでいたのですが、いい機会やと思って行ったんです。お話は思う通りのお話で、身につまされるようなことから耳が痛いお話、大人としては本当に肩身の狭いお話とかもいろいろあったんですが、それよりも、その場に聞きに来ている人たちというのが、本当に年齢層が幅広くて、中に中学生の、頭がキンキラキンの子なんかも来てたんですね。冷やかしで来ているのではなくて、一生懸命話を聞いているんですね。ということは、やっぱり自分たちの居場所を探しているのかなというふうに感じて、そんな子たちばかりじゃなくて、そうやって目立つ格好をして自分に居場所はないのというのをアピールする子もいれば、そういうことができずにもんもんとしている子も確かにいると思うんですね。こういうことやったら興味があるのになとか、こういうことやったらもっと楽しくやっていけるのになと感じている子はたくさんいると思うんですけども、その子たちに対して何か急に中学生に上がった途端、周りも好きなようにするんだろうなという目で見てしまって、あまり口出しもせずに過ごしているのが、そのままでいいのかなという気がすごくするんですね。
特に子ども会や学校なんかで子どもたち、小学校時代の子どもたちを知っているからこそ余計に、中学、高校で変ぼうしていく子は分かるから声もかけるし注意もできる。見守ることもできるけれども、声を上げない子というのがやっぱりいるので、どんな子も自分の一生懸命取り組むものをちゃんと発揮できるようなあり方というのが何かないかなと常々思っています。

座長
 今、いろいろと小学校から中学校へ進む子どもたちのことで話があったわけですが、そういうことも考えながら、今の子どもたちにつけたい力は何なのか。また話を少しこちらの方へ向けたいと思います。
前回の話の中でも大きく取り上げられたのが、社会の変化に対応する教育の推進というところで、金銭教育をしっかり身につけさせるとか、消費者教育が必要だとか、そういうことも身につけた子どもだとか。ただ、金銭教育にかかわって、最近消費システムについて十分まだ子どもたちが身につけないことが多いクレジットやとか、それから、そういうような子どもを刺激するようなものがどんどん社会に出てくる。そういうものにきちっと対応できるような子どもを教育すべきだということも出ました。大体子どもにつけたい力というのは、市の重点の中の児童・生徒像の中、こんなにたくさん挙げられていますので、そういうことも参考にしながら、特にもう少しそれを、今出ていましたような意見も参考にしながら、どんな子どもをつくりたい、どんな子どもを育てるべきか、ご意見がありましたらお願いしたいと思います。

委員
 社会の変化とか、情報化とかで、いろいろ変化がめまぐるしいですし、10年先も20年先もどんどんどんどん変化していくと思います。それは先ほど委員がおっしゃっていたクレジットの話とかダウンロードのこととか、しっかりと教えていかないけないのももちろんあると思いますが、私は逆に、10年先も20年先も30年先も絶対変わらないものってあると思うんですよ。でも、それが今できていない。それが電話の応対の仕方であったりとか、あいさつをするだったりとか、絶対人間が1人で生きていけるわけじゃないんだからこそ身につけておかないといけないものというのが今崩壊してきている。それというのは絶対変わらないものだから、その基本的なこと、10年先も20年先もどんな変化が社会にあったとしても変わらないことというのを基本的に身につけていってほしいなというのは思います。

座長
 前も不易と流行ということでいろいろとご意見をいただきましたけれども、確かにおっしゃるとおりだと思います。どんなに世の中が変わっても変わらないものはある。それを大事にしなくてはいけないということなんですね。

委員
 ただ、やっぱり、それが昔と同じようにはスムーズに教えられなくなっていくというところに家庭のあり方とか、地域社会のあり方とかが変化してきた。その問題がやっぱりあるはずですよね。だから、その辺を読み込んで、変わらない、身につけておいてほしい基本だというけども、それが何でつかなくなったのかというところにある意味で深刻な問題があるんだというふうに思いますので、それが逆に今度は地域社会だとか、家庭の問題へ戻ってくる。

委員
 個人的な話で申し訳ないんですけれども、私はなぎなたをやっていまして、なぎなたは武道ですけれども、それには心身ともに健全な人材を育成するという基本理念があります。私が見る限り、どの道場も、基礎的なあいさつとか、健全に指導されているんですね。やっぱりそれを教える者も意識というか、目的がしっかりと共有化されているというのはすごく思います。でも、個人の価値観の変化とか、コミュニティが狭くなったり、多様化したりというので教える者、教えていく者の価値観の共有化が少し難しくなっているから、例えば、知らん人にあいさつせんでもいいよとか、逆にあいさつしたら連れていかれるよとか、そういうことで子どもたちが迷ってしまうというか、そういうのもあるのかなというのは実際に個人的には思います。

委員
 例えばクラブ活動なんかでも、中学校のクラブ活動にはいろんなのがありますけれども、団体だからこそ身につくことというのもあると思うんですよね。やっぱり団体生活をする上において、家庭では身につきにくいけれども団体だから皆さんあいさつをするとか、靴を脱ぐときにみんなそろえて脱ぐとか、脱いだものはきちっと並べるとか、そういう習慣みたいなものもクラブ活動で身につくということもあるのではないかなと思うんですよね。
確かに普遍的なことというのもありますし、現代社会に合った携帯電話なり、今でしたら携帯電話とばくとか、そんなのもあるとかという話ですけれども、そういうものを自分で受けないこと、やっていいこと、やって悪いことというものの判断をつけることも団体生活の中からというか、学校とかそういうところからも身につくのではないかなとも思うんです。
先ほど、それが今の家庭生活、家庭教育がちょっと崩れかけてきている部分というのも多い。家庭に対する教育というんでしょうか、そういうことも今とても大事なのではないかなと。家庭生活というのは生活の基本ではないかなと思いますので、家庭に対する教育というものも大事かなと思います。

座長
 これは生涯学習の中に当然出てくることかも分かりませんけれども、学校教育とも大きなかかわりがありますので、家庭の教育、最近家庭の教育力が非常に落ちたということがよくいわれていますが、先ほどからいわれている金銭教育にしましても、パソコンの問題にしましても、携帯電話の問題にしましても、やはり親の教育が大事だということは前回も出ておりましたし、これからもそういうことはきちっと話をしていかなくてはいけないと思います。
今出ていますように、子どもたち同士の暮らし、生活のマナー、大人は大人のマナーがありますけれども、子どもには子ども、小学生は小学生、中学生は中学生の友達なんかの関係でもマナーがある。そういうマナーがしっかり守れる子ということは非常に大事になると思います。あいさつでもそうだと思うんです。一日あいさつ運動なんてしなくてもそれが身につくようなことを家庭でもしなくてはいけませんし、そういうことを身につけた子どもというのは大事だと思いますし、先ほどから出ています正しく判断する力を身につけるということも大事なことだなと思います。いろいろとまだまだ子どもに身につけてほしいということになりますといっぱい出てくると思うんですけれども、今まで出ていましたようなことを中心に長岡京市が描く生徒像、児童像なんかも念頭に置いて、今ここで論議してほしいといわれた子どもに身につけさせたい力、まとめていただけたらと思います。
それから、もう時間が来て申し訳ありませんが、また少しオーバーするかもわかりませんが、事務局の方から1つ議題がありますので、今の問題も以上で打ち切らせていただきますけれども、よろしいでしょうか。
次へ進みたいと思います。事務局の方から、今度の小中学校の耐震工事等について、これまで話が出ていることなので説明をしたいということです。1回目の会議の中で委員さんの中から長岡京市から出ている大きな課題の中で挙げられています耐震工事、それから校舎の改築工事等が挙がっているが、耐震工事ばかりが先行していくように思われて、老朽校舎なんかの建て替えはどのように考えてもらっているんだろうか、そういうことも視野に入れた施策が必要でないかというような意見がありました。そういうことを受けて、今日事務局の方からその点について説明をするということですので、お願いしたいと思います。事務局、お願いします。

事務局
 本日、机上にお配りしましたA4サイズの学校施設耐震診断結果という、まずそちらの方で説明させていただきます。
この表は、学校名から始まりまして棟ごとにいっております。真ん中辺りにちょうどIS値という欄をご覧いただきたいと思います。このIS値といいますのは国の方の指標で、建物の構造的な耐震性能を評価する指標ということで、数値が大きいほど耐震性能が高いといわれております。ずっと見ていただきますと、神足小学校の0.30という数字がございます。文科省の規定におきまして0.3というのを規定にしまして0.3未満という数字と0.3以上という大きな区切りをしています。0.3未満につきましては大規模な地震、震度6強以上の地震に対して倒壊、または崩壊する危険性が非常に高いというような数字が0.3未満の建物でございます。0.3以上から0.6未満につきましては、一応危険性があるという程度のそこそこの対応ができるというような施設という形で区分されております。
この国基準に従いまして、本市におきましてもまず0.3未満の建物を最優先しまして、今協議をしているところでございます。ちなみに、平成18年度から、一番最初に計画しましたのが長法寺小学校の大規模改修と改築ということで、3年間で約9億円の事業費を投入しています。21年度、昨年度につきましては第五小学校と第六小学校の校舎の耐震補強と、第八小学校と第二中学校の体育館の建て替えという4つの事業をこなしております。今年度につきましては第三小学校の体育館、四小の校舎、体育館、長岡中学校の校舎というところを耐震補強ということで、この夏から工事を始めております。
引き続き、第七小学校につきましてはことしの2月に入札を行いまして3カ年の継続事業ということで今既に校舎の方と体育館が進んでおる状況でございます。ちなみに、23年度の予定につきましては、体育館におきましては六小、九小、十小、三中と4つの学校を予定しております。校舎につきましては第三小学校の耐震化ということで予定しているところでございます。
それと、第七小学校につきましては全面改築というところで、先ほどいいましたように3カ年という計画をしておりまして、23年度にプールの改築、それとグラウンドの整備というので、事業費としましては大体17億から20億という事業費で今進めております。
24年度につきましては、体育館、学校につきましては広域の避難場所という設定もございまして体育館は優先するという市の方針がございまして、24年度をめどに体育館の耐震補強につきましては終了する予定でございます。校舎につきましてはそれ以後ということで一応平成28年度をめどに教育委員会におきまして計画を策定しております。
次に、カラー刷りの写真入りのA3の図面がございます。これが今申しました第七小学校の完成予想図でございます。今いいましたように、南面に校舎、その隣に体育館と。そのちょうど一番右端に空き地がございます。そこに保育所が来る予定でございます。上に上がりましてプールを造りましてグラウンド、土のようになっていますけども、この学校につきましてはモデル校という形に設定しておりまして全面芝生ということで完成後にはグリーンベルトができるという構想でございます。
特に第七小学校につきましては、人と環境に優しい学校づくりというのを目指しておりまして、いろんなところで天然木材を使用したり、ぬくもりのある施設に仕上げていこうという設定でございます。また、エレベーターも給食用と兼用ではございますが、1基、また、全教室空調完備ということで、屋上には30キロのソーラーシステムなど、危機管理の雨水の貯留タンクとかいう、いろんな今の最新のあれを完備しまして環境面での配慮もしていくところでございます。
特に1ページ、2ページを見ていただきますと、1階の平面図がございます。ちょっとそれをご覧ください。学校といえば中庭は通常植栽がありまして、そういう緑というので今まで設定しておりますが、この学校につきましてはあくまでも地域の核となる設定を目指しておりまして、1階部分につきましては図面の方で多目的スペースと、1、2、3とございますが、2、3につきましては普通教室に転用できるようになっておりますけれども、柱のところに戸が全部収納できるように設定しておりまして、横のランチルームも含めまして全体を1つの空間というスペースを設定しております。大体400平米ほどの大きさになりますので、それと、前の方に大型のスクリーン、その他もろもろの地域でイベントができるような設定にしておりますので、そういう地域の核となる施設ということで四中以来の新設校という設定をしておりまして、あくまでもモデルという設定で進めております。
その中で、特に先ほども申しましたように、小学校の敷地の中に保育所、先ほどいいましたように環境面でも配慮しまして、グラウンドの全面芝生とソーラーシステムと、いろんな面での最新の設備を備えておりますので、これからのあるべき学校というのでちょうど注目に値するような施設であると思っております。
さらに、ここを今年になりまして地域コミュニティ、地域の力の向上というので第七小学校につきましてはもともとスポーツクラブを添付しておりまして、そこをベースにしまして地域の人たちと学校と共存を図るという意味での施設の設計もしております。以上でございます。

座長
 どうもありがとうございました。耐震関係と、それから七小学校の改築につきまして説明があったわけですが、長岡京市の1つのモデル校として考えているということでございました。保育所もできるようですし、就学前の子どもたちとの連携も図られるのではないだろうかなと期待しているわけです。特にはこれについてどうのこうのというご意見はないと思いますけれども、感想なんかでも結構ですし、もしありましたら簡単に発言していただけたらと思いますが。

委員
 完成はいつですか。

事務局
 平成23年度、24年3月です。校舎、体育館につきましては来年の2月に完成予定をしています。3月の1カ月は子どもたちに少しでも新しい校舎を使っていただくという配慮はさせていただきます。

座長
 完成は、校舎は?

事務局
 平成23年の2月です。体育館と校舎は2月です。

座長
 3月いっぱい卒業していく子どももということですね。

事務局
 耐震化の課題が若干ありますので、その説明をさせていただきます。
まず、1つ目が、耐震化率といいまして、全体の棟数の耐震ができているという率がございます。長岡京市は京都府下でも最下位に近いラインで非常に低くなっています。それが1つ課題でございます。
それと、学校施設だけでなくていろんな公共施設の耐震化がありますので、先ほど言いましたように平成28年度で終わりかというのも財政面でいろんな判断も必要なので、その辺が1つの課題と。
もう1点が、大きい建物、特に、昭和30年代の建物もございます。長岡中学校の北棟でしたら昭和36年、39年となります。南棟の2階も40年ということで、ほぼ50年近くの建物になっておりますので、耐震補強では費用対効果が出ないというようなところもございます。今のところは財政面もありまして補強という形で計画は進めておりますけども、やはり改築、建て替えというのが本筋かなというふうに思っております。
もう1点が、ここでもそうですけども、保幼小の一貫、複合施設と。今までは学校施設というのは学校の建物しかなかったんです。そこに今回は保育所、将来的には老人施設とか、そういう複合化施設を展開せざるを得ないかなと。

座長
 非常に厳しい財政状況の中で、本当にこれだけのことをやろうと思うと大変なお金が要るわけですが、今、長岡京市の方では教育優先ということでいろいろとやられているようです。
それでは、まだまだお話もあると思いますけれども、時間もまいりましたし、きょうの検討会議は終わりたいと思います。最後に、副座長さんの方からお願いいたします。

委員
 本日もいろいろといろんな意見を出していただきまして、本当にありがとうございます。やはり先ほども子どもたちが身につけてほしい力のところでもいろんな意見が出ていましたが、教育というのは結果が出てくるというのが、もちろん何か授業をしたりとか何かをして何かができるようになる、目の前でできるようになることもありますけれども、10年、20年してその力が発揮されることもたくさんあると思います。
家庭の教育力の話が先ほども出ていましたけれども、家庭の教育力の低下ということを考えると、今、家庭の教育力を担っている保護者の皆さんが学校教育の中でどんなふうに学んできたのかということも考えていかないといけないと思うんですね。ゆとり教育、ゆとり教育といろんなことをいわれましたけども、ゆとりの前にあったのは詰め込み、落ちこぼれの問題があったわけですし、世の中が求めているものはだんだん変わってきていると思うんですよね。いろんな知識であったりとか、技能であったりとかをたくさん身につけようというところから、先ほどの新しい力みたいなところでいくと、携帯のことであったりとか、クレジットカードのことであったりとかというのも、学校で習わなかったことが大人になったときには当たり前になってくるということを考えると、学校で教えられることというのは自分の知らない新しいことが出てきたときにもそれをしっかりと自分のものにできる力みたいなものがだんだん必要になってくると。それは、以前、何十年か前のように、一応学校、義務教育なら義務教育の中で身につけた力で、大体一生それでいろんなことができるという時代から、義務教育で身につけたことよりもいろんなことがどんどん新しいことが出てくるから、学び方であったりとか、身につける力というのもどんどん変わってきているんだと思います。
その辺のところも考えて、この基本計画自体も、もちろん現状であったりとか、課題であったりとかをしっかり見据えると同時に、10年先、20年先の社会というもの、それから、今の子どもたちが大人になったときという、そこのところをしっかり見据えて、かつ、ここでいろんな話をしていて分からないことも何となく見えてきたように思うんですけども、我々がわかっただけでは仕方がないので、まとめられて、そのことが多くの市民のかたに読んで伝わってというような計画、報告書になるように皆さん努力をしていかないといけないなと思っております。
本日は、本当にご苦労さまでした。

座長
 最後になりましたけれども、事務局の方から次回のことについてお願いしたいと思います。

事務局
 次回につきましては、第7回ということで、現在ご案内差し上げております通り、8月18日午後1時半からと市役所で開催ということですのでよろしくお願いしたいと思います。

座長
 どうも、長時間、ありがとうございました。また、どうぞよろしくお願いいたします。

閉会

参考

傍聴人なし

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