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平成29年度 第2回公民館運営審議会 議事録

  • ID:7456

第2回議事録(要旨)

開催日時

平成30年2月15日(木曜日)午後2時15分から午後3時10分まで

出席者

高橋副委員長、植田委員、七岡委員、宇佐美委員、廣瀬委員、露口委員、倉橋委員

欠席者

山下委員長、春名委員、松尾委員

事務局

林中央公民館長、北川総務係長

会議の公開の可否

公開

傍聴者

なし

案件

  1. 平成29年度事業実施報告及び計画一覧について
  2. 平成30年度公民館予算(案)について
  3. その他

議事

開会

副委員長挨拶

1.平成29年度事業実施報告及び計画一覧について

事務局より、資料1「平成29年度事業実施報告及び予定、市民企画講座実施一覧」に基づき説明。

質疑応答

副委員長)説明について意見や質問はありませんか。

委員)(移動公民館講座の)親子の音楽タイムというのは、どのようなことをするのか。

事務局)今回の移動公民館は、前半が高齢者対象の体操、後半が親子対象の歌としている。親子の音楽タイムの講師である西山短期大学の島袋先生は、普段はギターやピアノ、三線などを使って高齢者等を対象に童謡や唱歌を歌っていただいているが、今回は子どもに歌を聞かせながら、お父さんとお母さんに「なぜこの歌を歌うのか」「どういう風に歌うのか」について教えていただく内容となる予定である。

委員)八小校区以外の人も参加できるのか。

事務局)参加可能である。

2.平成30年度公民館予算(案)について

事務局より、資料2「平成29・30年度公民館歳入・歳出予算(案)の対比」に基づき説明。

質疑応答

副委員長)説明について意見や質問はありませんか。

 (なし)

3.その他

事務局より以下4点について報告

  1. 公民館の南側市民ひろばの使い方について、産業文化会館前の道路の拡幅工事に伴い、産業文化会館のひろばがなくなるため、代わりとして公民館のひろばを活用できないかという話を受け、試行的に活用方法を検討していた。3月11の日曜日、社会福祉協議会の福祉まつりで活用したいとの申請があった。当日は、図書館や文化会館利用者に影響が出ないように場所を区切り、試行的に活用をしたいと考えており、問題点等があれば改善していく予定である。
  2. 昨年度から公民館の適正な使用料確保に取り組んできた。公民館は皆様の貴重な税金をもとに運営しているので、例えば、府や国の関係機関による事業や、乙訓二市一町の行事が毎年長岡京市で行われている場合などは、適正なお金を払っていただけるよう一つ一つ交渉を進めてきた。その結果、ここ5年ほどは毎年約2%ずつ利用人数や使用料収入が減少してきていたが、今年度は27年度(空調工事実施により昨年度は比較対象にならないので)と比べて100%を少し超える収入を確保できた。
  3. 市民企画講座については、国の動きとしても社会教育から生涯学習、さらに地域学習推進という言葉が使われてきている中で、市民ニーズに迅速に対応するため試行的に実施している。予想を超える10件の応募があり、すでに半分程度の講座を実施しているが、課題については一つ一つ整理をした上で、来年度の本格実施に向けて進めていきたい。
  4. 公民館の窓口業務の委託について、現状では1階事務室で文化会館と公民館の窓口が分かれており、両方使う方にとっては別々に手続きをしなければいけないなど、お手間をおかけしている状況である。委託することにより窓口のサービスレベルを落とさないようにしっかりと引き継ぎを行いながら、人員体制も含めて整えていきたいと考えているので、ご理解いただきたい。

質疑応答

副委員長)事務局から報告があった4点について意見や質問はありませんか。

委員)駐車場が満車に近い時に、最も北側の列に前進駐車を指示されたが、両脇に大きなワゴン車が駐車していたこともあり、非常に苦慮した。電気自動車やエコ車の普及も進んでおり、前進駐車でなくても良いのでは。

事務局)天神ハイツが隣接している関係で、過去に排気ガスや音の苦情もあり、現在の前進駐車という形になっているが、委員のおっしゃるとおり昔と環境は変わってきている。満車の際には、枠以外のスペースにも駐車できるように、駐車場整理員には案内をしていただいているが、バレエ関係等のイベント時にはワゴン車も多く、見にくい状況はあると思う。改善方法を検討していきたい。

委員)おもいやり駐車場の位置について、車いす利用者がトイレ等を利用する際に不便な位置になっているのではないか。

事務局)おもいやり駐車場の位置は、比較的建物から近い場所には設置しているが、もう少し近くできないかというご意見をまれにいただく。文化会館の大型トラックの搬入口がある関係で、建物からすぐのスペースは駐車していただけないが、今よりもう少し近くすることは可能なので、検討したい。

委員)例えば、車いす利用者が公民館の北側エレベーターで下りてきた際に、駐車場に行こうとすると北側出口には段差があるため遠回りをしなければならない。

事務局)建設当初を想像しての話しになるが、公民館に2機あるエレベーターのうち、南側エレベーターは人を運ぶ用、北側エレベーターは3階市民ホールの舞台裏につながっているため搬入用として配置されていると思われる。思いやり駐車場を現状よりもう少し近くに確保することは可能である。近い場所にすることで一般利用者からの意見も出るかもしれないが、表示などで皆さんにご理解いただけるようにしていきたい。

委員)北側出口の段差が解消されれば、車いすが出入りしやすいと思うのだが。

事務局)公民館の東側にはスロープを設置しているが、北側出口にスロープを設置するとなると、角度を12%程度にする等の基準もあり、一定のスペースが必要となる。文化会館の大型トラックの搬入スペースとなっている点も含めて、できる範囲で考えたい。

委員)公サ連で色々とお世話になっているが、各サークルの会員減少が課題となっている。もっとたくさんの人に来てもらい、様々な経験をしていただきたいと思うが、新しい人が入ってこない。子育て世代の利用が多いというのは大変良いことだが、高齢者の参加者を増やすには、例えば年に1回、3ヶ月や6ヶ月の期間の連続講座として講師を呼んできて、絵や音楽など一つの技術をじっくり学ぶ機会があれば、新しい人も入ってきやすい。既存の団体では、会員がそれなりのレベルに達しているので、新規の人が入りにくい。せっかく入ってもやめられてしまう。できれば、年に1回、そういった企画をしていただくとありがたい。

事務局)検討します。

委員)サークル会員の募集は、どのような方法で行われているのか。

事務局)公民館で活動するには概ね2通りのパターンがあり、一つは公民館主催講座で参加者を募って活動していただく方法と、もう一つは普段社会教育活動をされている10名以上のグループが、公民館に登録した上で、部屋を借りて活動していただく方法である。週に数回、窓口でも活動を始めたい方から問い合わせがあり、活動サークルの情報を提供している。興味のある活動が見つかれば、ご本人からサークル代表者に直接問い合わせをしていただくことになる。また、年に1回、サークル活動団体の集合体である公民館サークル連絡協議会が、日々の活動の成果を発表する“公サ連まつり”を開催し、新しく活動を始めてもらうきっかけづくりの場としている。

委員)基本的に個人で見つけるという方法だが、そこが弱いのではないかと思う。公民館運営審議会委員の中には自治会を代表されている方もおられるので、自治会から高齢者向けに公民館の取り組みの働きかけがあっても良いと思う。各小学校にもPTA会のためのスポーツサークルがあるが、会員は減少傾向である。参加を働きかける場が年に2回ほどあるが、活動を知らない人も多い。自分からしてみたいと言って積極的に探す人は少なくなってきていると思うので、「活動をしているのでどうぞ」という働きかけを積極的に行った方が効果的だと思う。自治会の中に高齢者の集まりがあったように思うので、そういった場で声掛けがあれば良いと思う。

事務局)公民館からの情報提供は、広報やホームページを用いた市全体へのものになっているのが現状である。例えばPTAや働いているお父さんお母さんだけを狙った広報はできていない。現実的に小学校にチラシ配布をお願いするというのは学校側の手間の問題等で難しい。PTAは春頃に集まられる機会があると思うので、例えば代表の方に公民館の活動をまとめたチラシを配りに行かせてもらえたら、ありがたい。

委員)PTAは各小学校で集まりがある。長法寺小学校であれば来年度は5月の第4土曜日に予定している。小学校ごとに2回総会があり、結構な数の保護者が集まる。その機会に、PTAのサークル紹介をしているので、それに合わせて公民館の活動を告知する場を作ることは可能だと思う。小学生の親世代は広報などを見る人は少数派だと思う。

事務局)全校となると調整することが難しいと思うが、試行的に長法寺小だけででも告知の場をいただけたら、良い展開が期待できるかもしれない。ぜひお願いしたい。

委員)そのような機会があれば少年少女発明クラブの人気ももっと高まるのでは。

委員)少年少女発明クラブは、私も今日初めて知って興味を持った。どのようにして皆さんは情報を知られるのか。

事務局)広報と口コミが多いと思われる。公民館主催の全ての講座では毎回アンケートをとっているが、広報を見て申し込みをされた方が一番多い。

委員)さきほど高齢者の話しが出たが、私は公民館に来た時に、公民館の取り組みが紹介されている“こみか”を持って帰り自治会館に貼ったりしている。すると、自治会館に人が集まった時に見られて話題が広がることがある。「みんなで歌を歌う講座に参加したいなぁ」とか「小学生がこんなことをしているんだ」といった話題になっている。自治会全体に情報を広げるのは難しいかもしれないが、口コミで少しずつでも公民館の活動が広がるようにお手伝いができればと思う。

委員)子育て世代対象の講座の参加率が高いのを見ると、積極的に情報を得ようと動かれているのだと思う。一方で、高齢者の場合は情報を得たくても住んでいる地域が遠ければ移動が困難等の理由もあり、自分から行動するのは難しいのかもしれない。各地域に情報を持って帰ってもらえる場があれば、もう少し人が集まるのかなと思う。PTAでは、資料をいただければ回覧等の方法も含めて協力するように周囲にも伝えていきたいと思う。

委員)広報紙は、阪急やJRに置いてあるが、チラシなどについても駅を活用すれば効果があるのでは。

事務局)公民館のチラシは、市内の公共施設には配布しているが、駅はスペースに限りがあり置くのが難しいこともある。効果的な広報の方法は今後も検討していく。

副委員長)たくさんのご意見をいただき、ありがとうございます。他にないようでしたら審議を終わります。

事務局)最後に、「平成29年度乙訓社会教育委員等連絡協議会研修会」が、2月19日に京都府乙訓総合庁舎にて開催される予定であり、ご都合のつく方はご出席をお願いします。

4.閉会

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長岡京市教育部中央公民館総務係

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ファクス: 075-955-4774

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