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第19回地域公共交通会議議事録

  • ID:9627

資料

日時

令和2年2月5日(水曜日)午後2時15分から午後3時30分

場所

長岡京市役所 第一委員会室

出席委員

委員18 名:飯田会長、土井副会長、佐々谷副会長、田中委員、奥野委員(代理)、野口委員、筒井委員(代理)、山本(一)委員、中山委員、和田委員、丸山委員、岩﨑委員、杜下委員、永見委員(代理)、麻田委員、森本委員、佐竹委員、澤田委員

欠席委員

計5名:依田委員、多貝委員、安田委員、山本(順)委員、日田委員

幹事

計6名:仁科総合政策部長、喜多対話推進部長、井ノ上環境経済部長、能㔟健康福祉部長、木村教育部長、末永建設交通部長

事務局

計3名:志水参事、柳沢主幹、上村総括主査

傍聴

3名

議事

1.開会

2.会長挨拶

3.議事

案件1:はっぴぃバスの事業評価について

<事務局より資料説明>

【委員】<部会長報告>

・ 部会では特に意見もなく、コミバスの運行継続については承認した。

【委員】

・ 大きな変化は無く利用者も定着しており、着実に取り組みを進めていると思う。向日市のコミバス運行により路線バスが減便となったということだが、これに関して向日市とのやり取りはどのようなものがあったのか?

【事務局】

・ 平成30年10月に向日市が当該路線バスの乗り込み調査を実施されており、その調査結果をいただいた。利用者が多いバス停は、外環状線沿いの「池ノ尻」や「菱川」等であり、向日市民がJR長岡京へ移動するのに多く利用されている。この結果から、長岡京市民への影響は少ないと考えており、また、減便以降、市への問い合わせもほとんど無い。

【会長】

・ 事務局提案のとおりとしてよろしいか。

【委員一同】

・ 異議なし

案件2:東部バスの事業評価について

<事務局より資料説明>

【委員】<部会長報告>

・ 「JRのダイヤ改正に合わせた結果が見られる」「通勤定期利用数や総利用者数などの事業評価指標について、いずれ頭打ちが来るのでいずれかのタイミングで変更すべき」という2点の意見があった。

【委員】

・ バスが無くなった場合タクシーを利用する方が多いということだったが、既存の公共交通利用者を東部バスに取り込んだのか、或いは別途開拓したのか、本来の公共交通の発展と比べた場合どうなのか?
また、東部バスやはっぴぃバス等に税金を投入することに対する市民、特にはっぴぃバスや東部バスを利用していない方の評価はどうなっているのか?

【事務局】

・ 東部バスが他の交通事業者の利用者を奪っているのではないか、というご質問であるが、東部バスにより外出回数そのものが増え、その結果、バスのダイヤが合わない場合にタクシーで帰宅することも十分に考えられ、公共交通利用者増加の相乗効果を生んでいると評価している。
市民の評価についてであるが、平成30年度に市民アンケートを実施しており、そのなかで公共交通に税を投入することについて7割以上の方が許容している、という結果となっており、公共交通もインフラに近いものであるという認識が市民に広まっていると考えている。

【委員】

・ 以前ははっぴぃバスと比較すると利用者が非常に少なかったが、現状では目標である10(人/便)には届かないものの、かなり増えてきている。バス利用者の多くは徒歩で移動していた方がバスを利用するようになったと考えられるが、帰宅時に荷物が多いからタクシーに乗る、というようなケースもあるだろう。可能であればこのようなことも調査できれば良いと思う。
・ 乗り込み調査にあたって通勤時間帯を外しているが、調査結果を見ると通勤時間帯ではないのに「通勤」を目的としている方もいる。利用者が多く、調査をしづらいということで通勤時間帯を外したと推察するが、バス車内は難しいとしても降車後にアンケートをとるなど工夫できないか?全体をつかめれば説得力が増す。
・ ドライバーの負担を減らすために利用者数調査を控えるというのは理解できるが、10(人/便)という指標がある以上は、年に何回か利用を代表するような日についてカウントする、という対応を検討してほしい。運賃収入から逆算するよりは精度が高くなる。

【会長】

・ 交通不便地域の解決は難しい問題である。最近「MaaS(Mobility as a Service)」という考え方が話題になっており、社会的関心が高い。シームレスな移動を実現し、交通利便性を上げるというものであるが、個別路線の改善だけでは実現できない。乗り継ぎや料金体系など総合的に考える時代に来ている。先ほどタクシーとバスの取り合いという話題もあったが、取り合いではなく、協調できるような利用の仕方があるのではないか、ということ。すぐに実現というのは難しいが、国も力を入れているので、長岡京市でも公共交通の置かれている立場は厳しいなかではあるが、将来的には検討していくべきであると思う。
・ 事務局提案のとおりとしてよろしいか。

【委員一同】

・ 異議なし

案件3:はっぴぃバスの今後について(報告)

<事務局より資料説明>

【委員】<部会長報告>

・ 「コミバスのルート見直しにあたっては路線バスとの連携を重要視するべき。」「乙訓地域全体での交通という視点が必要ではないか。」「鉄道を軸とした移動になると予想されるので、これをふまえた対応が必要。」などの意見があった。

【会長】

・ 病院の移転というのは大きなインパクトがある。

【委員】

・ タクシーにはどのような影響があるのか?

【委員】

・ 西山天王山駅から直接歩道橋でつながると報道では聞いており、当然現在の位置から比べると利用者は減る。既存の交通事業者と地域公共交通全体の発展のためにどう考えるか検討していただきたい。

【会長】

・ バス交通のサービス革新が話題になっているが、移転が大きなきっかけになるかもしれない。今の段階で阪急バスで何か新しいサービスを始めることは検討されているのか?

【委員】

・ 阪急バスとして新たなサービスは考えていないが、阪急電鉄のほうでは京阪神の鉄道事業者やJR西日本と連携してMaaSの取り組みを検討されている中で、バスやタクシーも新たなサービスを始める可能性はある。

【委員】

・ コミバスの目的は病院や買物であることが多いので、病院の移転は大きなインパクトがある。一方で、本当にそれだけが目的となっているのか考えたほうがいい。昨年11月東京都市圏のパーソントリップ調査(人の1日の動きを調べる調査)が実施された。首都圏には埼玉や千葉等を含んでおり、人口が増加傾向にある地域にもかかわらず、10年前と比べて自動車や鉄道での移動が減少しているというショックなデータが得られた。なお、近畿では令和2年に同様の調査が実施されるが、人口は減少傾向にあるため交通量は減少するであろう。人口減少社会においては、人の移動が活発でなければまちが弱体化していってしまう。移動手段である交通のことだけ考えるのではなく、まちづくりと一緒に目的地を作っていくということをしないと人口の定着もままならない。まちづくり或いは子育て環境などの観点も踏まえ、移動しやすいまちをどのように作っていくかということを念頭に置いてこれから議論をしていかなければならない。

【会長】

・ 事務局提案のとおりとしてよろしいか。

【委員一同】
・ 異議なし

4.閉会

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