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第3回 長岡京市自転車活用推進計画(自転車ネットワーク計画)策定委員会資料

  • ID:10673

資料

第3回 長岡京市自転車活用推進計画(自転車ネットワーク計画)策定委員会議事録

日時

令和2年11月16日(月曜日)午後2時00分~

場所

長岡京市役所 大会議室A

出席委員

計8名:小川委員、澤田委員、竹沢委員、辻田委員、森本委員、藤城委員、藤本委員、上田委員

事務局

志水参事、柳沢主幹、田中主事

議事

1.開会

2.挨拶

3.議事

長岡京市自転車活用推進計画(案)について

【委員長】
・優先整備路線は今後10年間で整備するということで、予算的な面や、あるいはいろいろな調整相手もあると思いますが、分量的な実現性についてはどのような感じなのでしょうか。

【事務局】
・優先整備路線について、まず市道は車両混在で約8kmということになっておりますので、10年を待たずして整備が終わるのではないかと考えております。
・府道については、府道管理者が整備形態を決めていただくことになっておりますが、現実的には大部分が車道混在になるのではないかと伺っておりますので、市道同様10年待たずして完了するのではないかと考えております。

【委員長】
・車道混在以外の整備形態を採用するとまた事情が異なってくると思いますが、そのあたり皆さんはいかがですか。

【委員】
・国道171号の2.4kmの区間は、単独で自転車道を整備する事業は難しく、その場合10年で整備するのも少し厳しいと考えています。例えば、電線共同溝事業を今後推進していく必要があり、歩道が比較的広い西側などは無電電柱化した上で、何とか歩道と自転車道を確保するような整備ができないかと思っています。

【委員】
・府道について現在事業中、事業着手していれば、それについては事業の完成と合わせて何らかの整備をしていきますが、それ以外は現在の道路状況の中で恐らくはほとんどが混在型になってくるのではないかと考えております。よって、10年かからずに整備できるのではないかと思います。

【委員長】
・車道混在が最初のうちはメインだと思いますので、それはわりと早くできるかなと思います。国道171号はなかなか混在というわけにはいかない気がしますし、名神高速道路を挟んで両側になりますので、道路の反対側にアクセスするために一方通行か双方向通行かも含めて考える必要があるかと思います。

【委員】
・車両も大型が多いですし、電線共同溝事業は今後推進していきます。一方通行か双方向かについては、ガイドラインからすると一方通行というのはありますが、他地区での整備状況等も見ながら検討したいと考えております。

【委員長】
・一方通行と双方向でよく議論になりますが、道路の反対側に行けるか行けないかというところは結構大きいと思いますので、その辺の状況に合わせて進めていくのが大事かなという気がします。

【委員】
・市道については国の交付金を活用しながら、矢羽根や自転車マークの路面標示を設置していきたいと思っております。

【委員長】
・ネットワーク計画の話とは離れる細かな話になるかもしれませんが、道路の段差や横断勾配について、特に排水などで勾配がきつかったりして、自転車が走りにくいという話があります。市内の実際の道路状況はわからないのですが、自転車ネットワーク計画の整備としてやるかどうかは別として、自転車が通りやすいような路面の舗装であったり、勾配であったりというところもきちんと考えていったほうがいいかなと思います。整備の際にはその辺も併せて配慮いただければと思いました。

【委員】
・安全に配慮した計画を作成していただきありがたいと思っております。自転車事故は交差点が多いというデータを示していただいているので、交差点ではどのように路面標示されるのかがわかる図があれば非常にわかりやすいのではないかと感じました。

【事務局】
・載せられると思いますので、そのように修正します。

【委員長】
・多分国のガイドラインに図面があったと思いますし、細街路の交差点、幹線道路の交差点だったらこんな感じというのをいくつか載せるとイメージがしやすいかと思います。

【委員】
・自転車事故の件数は、交通事故全体が減少しておりますので当然減少していますが、その中でも自転車の占める割合は年々増加しているということです。しかも自転車と歩行者、もしくは自転車と車両など、自転車が関係する事故が乙訓管内では多いという状況になっています。そうした中において、今回自転車が通行する部分を明示するというのは非常に有効だと思うのですが、その一方で、利用される方へルール、マナーをしっかり周知していただきたい。これは整備と合わせてセットでやっていかないと、いくら良い道路環境ができたとしても事故が減ることはありません。そういったところを関係機関と連携を図りながらやっていきたいと思っていますので、併せてよろしくお願いしたいと思います。

【委員長】
・計画書の中に安全教育の話も入っていますが、そのあたり、もし補足説明等があったらお願いできますでしょうか。

【事務局】
・先ほど言っていただいたとおり、道路環境整備と交通安全教育というのは車の両輪だと考えておりますので、そこはしっかりやっていかなければならないと考えております。
・長岡京市では、これまで向日町署のご協力を頂きながら相当程度交通安全教育に取り組んでいますが、81ページに取組施策の目標を掲げ、引き続き力を入れていきたいと考えておりますので、また皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

【委員】
・本校も警察署のほうから毎年来ていただいて安全教育を実施させていただいています。大変参考になると思うのですが、こういう整備をされることによって、通学路の選定の仕方であったり、生徒への伝え方とか、そういったことも学校の中で連携していく必要があると思いますので、ぜひ管内の各学校に整備の計画であったり、事故の発生状況であったり、そういう情報を流していただければありがたいと思います。

【事務局】
・ご要望がありました件については今後できる限りそのようにさせていただきたいと思っております。

【委員長】
・定期的な安全教育というのはもちろんあるのですが、新しく整備したときに、そこの整備に合わせて通行する人たちにどうアナウンスするかというのは結構大事だと思います。これまでやってきた部分と、新しいものができた際の利用者への周知、多分両面があるのではないかと思います。

【委員】
・計画書の中にも記載があるシェアサイクルですが、既に民間事業者さんと協議を進めておりまして、設置場所の選定と手続きを進めているところです。早ければ年内ぐらいに事業が開始できるのではないかというところでございます。

【委員】
・来年度から路面標示などを整備していくということで、来年度早々に具体的にどのように絵を描くか、標示するかなどを長岡京市さんの分と一緒にまた警察さんに相談しますので、その節はよろしくお願いいたします。

【委員長】
・府管理の道路と市管理の道路があって、利用者はその区別を意識せずに使っておりますので、路面標示の仕方とか交差点の標示の仕方とか、ある程度統一してわかりやすいようにしていったほうがいいと思います。

【委員】
・お話をお聞きしていて、ハード面ではこういう形でいいと思いますが、問題はソフト面だと思います。実際正直申し上げて、この長岡京市もそうですが、自転車はマナーが悪い。例えば西国街道を歩いていても自転車がバンバン飛ばして正直危ないと感じることがあります。そういう観点で見たときに、この計画では少し物足りないのかなという気がします。
例えば81ページの取組目標ですが、年1回やって達成したからこれでよい、という感じよりは、あくまでこれは最低ラインの目標であって、これ以上を目指す、そういう書きぶりを出したほうがいいのではないでしょうか。

【委員】
・教育というのは非常に重要と考えています。例えば、シートベルトの着用率は90%を超えるのに20年ぐらいかかっています。これは徹底した取り締まりと合わせた啓発なり教育なり、そういったところから普及していったと考えています。
・自転車についても小さいときからの教育が非常に重要だと考えています。その子どもたちが大きくなってマナーが守られていく。ある程度一定の人間形成ができた人に対して言ったところで一過性のものになり、改善するに至らないというのが実情であります。そういったところも踏まえると、繰り返し安全教育を実施していただくということは警察としては非常に重要ではないかと思っております。

【委員】
・そういった意味では、あくまで最低限の目標みたいな、そういうニュアンスの書きぶりにしたほうがいいと思います。おっしゃるとおり人間は特に成人になればなるほど自分の行動習慣とか考え方とかそんなに変わらないというのがあって、徹底して何度も何度も繰り返し、これでもかというぐらいやらないと多分駄目だと思うので、ソフト面はもっとしつこくやるぐらいのニュアンスを出したほうがいいのかもしれないと思います。

【委員長】
・安全教育については年何回これをしますというのと、計画書にどこまで書くかわからないですが、何をどう教育する、あるいはそれを毎年検討しますみたいなこともあったほうがいいのかなと、話を聞きながら思いました。例えば、中学生・高校生に対しては、どういう場所でどういう危険があるのかを現地で教えるとか、事故回避に直結する、より効果的な安全教育を工夫していくとか、そんなイメージかなと話を聞いていて思いました。

【事務局】
・先ほどのご指摘を踏まえまして、改めてその部分を整理させていただいて、また委員の皆さんにはメール等でこのような形でよろしいでしょうかというご確認をさせていただきたいと思います。

【委員長】
・私からもう1点、最後の「計画の推進」というところで、関係者の連携とかPDCAサイクルの話があるのですが、サイクルの設定の仕方など何か考えられていますでしょうか。

【事務局】
・サイクルについては、まず1つは優先整備路線の進捗状況として、実際に整備を進めて、何年程度で大方終わりそうというのが出てくると思いますので、その時点でということ。もう1つは、長岡京駅前線と御陵山崎線が整備途中ということは申し上げましたが、それと併せて長岡天神駅周辺整備にこれから本格的に取り掛かっていくところで、アゼリア通りと駅前線、東西の道路を結ぶ南北の補助幹線道路が計画されております。ここの補助幹線道路が具体化していく時期がまだ不透明な部分もありますので、こういった状況を見極めながら、計画の見直しをしていきたいと考えております。

【委員長】
・いろいろとご意見をありがとうございました。いくつかのご意見をいただいて、修正等が入るかと思いますが、そのあたりの修正等もしていただいた上で、今回の活用推進計画の案をパブリックコメントにということでよろしいでしょうか。では、そのようにしていただければと思います。

4.その他

今回の意見を反映し、委員の方にご確認頂いたうえでパブリックコメントを実施する予定。次回の会議については、パブリックコメントで出された意見も踏まえ、開催するか書面での確認のみとするか判断させていただく。

6.閉会

お問い合わせ

長岡京市建設交通部交通政策課交通政策担当

電話: 075-955-3160

ファクス: 075-951-5410

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