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中小路市長の雑感日記「伊豆の国市 姉妹都市盟約15周年を祝う」

[2021年11月26日]

ID:11008

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11月26日 伊豆の国市 姉妹都市盟約15周年を祝う

翌週には師走を迎えるわけだが、それを待つまでもなく慌ただしい日々に追われている。

とりわけ11月に入り目まぐるしい。

手帳を見返してみても、市役所内部での協議や12月議会に向けた諸準備のみならず、対外的な会議や要望活動、東京出張など市役所外に出向く公務も戻り始めている。地域でのイベントや行事も再開されつつあり、少しずつではあるが市民と直接、接する機会も増えてきて、それが何よりも嬉しく感じる。

 

感染状況は、11月に入り現時点での感染者は6名、8日を最後に、新規感染者は発生しておらず、このような感染状況の落ち着きもあり、私自身の日常はほんの少しコロナ前を取り戻しつつある。

 

そんな中、嬉しいお客様をお迎えした。

本市との姉妹都市盟約締結15周年を記念し、伊豆の国市の山下正行市長、内田隆久市議会議長をはじめとした訪問団5名が、24日、長岡京市をご訪問下さった。

当日は、私も紅葉が綺麗に色づいた光明寺でお出迎えをし、その後、市役所で記念式典をささやかながらに開催。これまでの交流を振り返りながら、これからのさらなる交流の発展を誓い合う。

来年は、伊豆の国市も舞台となる大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映がいよいよ始まり、盛り上がりを見せ始めておられるとのこと。本市でも、市制施行50周年を迎える。

やはり友好交流の基本は、直接、顔と顔を合わせることだと思う。

今回は、参加者も限り、酒を酌み交わすこともない15周年とはなってしまったが、来年こそは必ずや復活していけることを願っている。

お越しをいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

伊豆の国市-長岡京市 姉妹都市盟約締結15周年記念式の様子

伊豆の国市-長岡京市
姉妹都市盟約締結15周年記念式のようす

3年度の雑感日記(ページリンク)


11月19日 新型コロナ ワクチン接種一区切り

11月12日 屁理屈をこねる人は嫌いですか?

11月5日 がんばれ京都サンガ!J1まであと少し

10月29日 ボトルtoボトルリサイクル始まる

10月22日 教育におけるデジタルシフト

10月15日 その日の天使

10月8日 政治の季節

9月30日 緊急事態宣言の解除を受けて

9月24日 アジャイル思考

9月17日 新型コロナ対策・ワクチン接種の状況について

9月10日 9月定例会閉会~決算審査・補正予算など

9月3日 新型コロナ対策 続報

8月27日 可能性の祭典 パラリンピック開幕

8月20日 4度目の緊急事態宣言へ

8月13日 まん延防止等重点措置 拡大を受けて

8月6日 長岡京市の熱い夏

7月30日 パートナーシップ宣誓制度 都市間連携

7月16日 若葉カップ全国小学生バドミントン大会 開幕

7月9日 平和の日を前に~あまんきみこさんとの対談

7月2日 すしえ?

6月25日 6月定例会閉会~新型コロナ対策補正予算が可決・成立

6月18日 新型コロナワクチン接種について:議会の一般質問を終えて

6月11日 雨の季節を前に

6月4日 早期の新型コロナワクチン接種に向けたお願い

5月28日 東京2020オリンピック聖火リレー

5月21日 集団接種の開始にあたり

5月14日 白いスケジュール

5月7日 高齢者ワクチン接種予約開始

4月30日 長岡京市での感染拡大の状況

4月23日 新型コロナワクチン接種

4月16日 ごみの減量に向けて

4月9日 京都にもまん延防止等重点措置

4月2日 仕事を楽しめる一年に



11月19日 新型コロナ ワクチン接種一区切り

5月から本格的に始まった新型コロナウイルスのワクチン接種も、11月13日・14日の週末の集団接種をもって一区切りを迎えた。ほぼすべての接種希望者に対して2回の接種を終えることとなる。

集団接種が始まったのが5月22日・23日。そこから26週間。非常に長い道のりだった。

何よりも、乙訓医師会をはじめ薬剤師会など医療関係者の皆さんや、委託業者を含めた会場運営に当たっていただいたスタッフの皆さん、そして本市の職員・関係者の献身的なご尽力、ご協力によってここまで無事にワクチン接種を進めてくることができた。

改めて、この場をお借りし、心より感謝申し上げたい。

 

現時点でのワクチン接種率の見通しについては、全人口に対してでは約77%、12歳以上の対象者人口では約87%となりそうだ。

少し詳しく、年代別の接種率で長岡京市のデータと国のデータで比較すると下記のようになる。

(11月8日時点での1回目接種率データを用いての比較)

 

                       長岡京市                   国

65歳以上             93.95%              93.01%

60~64歳             90.54%              89.15%

50歳代                91.69%              87.92%

40歳代                83.97%              80.75%

30歳代                78.90%              75.35%

20歳代                77.82%              72.98%

12~19歳             73.88%              71.80%

 

 以上を見ていただくとおわかりのように、全世代を通じて、現段階では接種率は国の平均値よりも高くなっており、より多くの方がワクチン接種にご協力いただいたと言える。

 もちろん、国全体ではまだまだワクチン接種は進行中であるし、本市においても、新たに12歳に達する方や、やっぱり接種をしたいという方への対応はしっかり続けていく。ご相談等は、新型コロナウイルスワクチン接種担当までご連絡いただきたい。

 

 そして、今後、3回目接種が具体化する。まだまだ現時点では不明なことが多いのだが、希望者への接種に向けてしっかりと準備をすすめていく所存だ。

新型コロナウイルスワクチン接種担当 電話:075-955-9732

11月12日 屁理屈をこねる人は嫌いですか?

家族と何かと話していると、よく、「理屈っぽいねん。」「それは屁理屈や!」といったご指摘をいただく。

もちろん、それ以上の反論は控えている。決して怖いからでも、ひるんでいるわけでもない。

「論」に「反」する行為そのものは、必然的に理屈に基づくものになるわけで、すなわち「理屈っぽい」「屁理屈」という指摘を喚起する性質をおびざるをえないということになる。

そうなれば、指摘と反論の際限のない無限ループ状態に陥ること必定。それは避けたい。

 

家族の場合はそれでよい。しかし、私の携わる政治の場面ではそうはいかないのではないだろうか。

私は、屁が付くか付くまいかはさておき「理屈をこねる」という作業は、極めて大切なことだと思っている。

「理屈」とはものごとのすじみちであり、合理的な説明や理由のことである。納得を引き出すためには不可欠なものだ。

 政治の世界というのは、様々な考え方がぶつかり合う世界であり、その中から合意形成を導き出していくことが求められる。まさに、理屈と理屈のせめぎ合いであり、相手を説得するにしても、相手との妥協点を見出すにも、双方の理屈を詳細に検討・検証する作業が欠かせない。これはすべての事象に当てはまると言っても良い。だからこそ、平素から「理屈」というもの取扱い方に精通しておく必要があるし、普段からの鍛錬が欠かせない。

そして、「こねる」ということは徹底的にこだわるということである。つまり、考え抜くことだと思っている。 時にして、理屈をのべることは周囲との軋轢を生み出すことにつながりかねない。面倒くさい作業でもある。しかしながら、深くこだわり考え抜くこと無しにして、自らの考えや主張を推し進めていくことはできない。「理屈」の頑強さは、まさに「こねる」からこそ生まれるものなのだ。

 

そう考えれば、仕事とは別の場面で、理屈っぽくなるのも屁理屈を宣うのも、私にとってはトレーニングの一環なのである。

きっと、これを家族に説明しても冒頭の指摘を受けるだけであろう。やはり避けておく。

11月5日 がんばれ京都サンガ!J1まであと少し

ほんの一瞬の出来事だった。

その瞬間、スタジアムのサポーターおよそ8千人の歓喜が爆発した。

 

焦れた試合展開だった。

前半から攻め続け、圧倒的にボールを支配。ほとんど相手陣営内でプレーし、好機も幾度となく訪れるものの、決定的な場面で決めきれない。

後半に入り、少しずつ相手に押し込まれる場面も見えはじめ、いやな雰囲気に。

そんな中、選手交代が流れを変えた。連戦で温存していたウタカ選手も投入。交代枠5人を使い切った。

一進一退の攻防の末、残された時間はロスタイム5分。あと数プレーで0-0のまま試合終了かというタイミングで怒涛の攻撃。連続してコーナーキックのチャンスを得る。

そして、右サイドからのクロス。ゴール前の混戦。最後は川崎選手がダイビングヘッドで決める。

正直、その瞬間は誰のどんなプレーだったのかはまったくわからなかった。

ただ、ゴールネットを揺らしたボールだけははっきりと見えた。

 

11月3日、サンガスタジアムby京セラで行われた京都サンガvs大宮アルディージャ戦は長岡京市のホームタウンデー。

秋晴れの下、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじや神足ふれあい町家の皆さんにお手伝いいただいたPRブースも多くの人で賑わった。試合前には、長岡京市マーチングバンドスポーツ少年団の演奏がスタジアムに響いた。

そして、京都サンガの劇的な勝利。J1昇格へと大きく前進。

 

最高の秋の休日を満喫させていただいた。

歓喜に沸いたサンガスタジアムの様子

歓喜に沸いたサンガスタジアム

10月29日 ボトルtoボトルリサイクル始まる

サントリーグループと長岡京市、向日市、大山崎町、乙訓環境衛生組合の間で「持続可能な地域づくりの推進に関する協定」を締結した。

今回の協定によって、乙訓地域で排出されるおよそ300tの「ペットボトル」が「ペットボトル」として再利用される「水平リサイクル」が始まる。

 

これまでも、家庭で排出されたペットボトルは、乙訓環境衛生組合で中間処理され、日本容器包装リサイクル協会等を通じて再利用されてきた。

ただ、この過程では、ペットボトルがペットボトルとして再利用されるのは全体のわずか1割~2割程度。その他は、海外へ輸出されるか、食品トレイやシート、繊維類など、プラスチック製品として再利用されたのち、最終的にその多くは焼却処分されることとなってしまう。

そこで今回、サントリーグループのご協力を得ることで、乙訓環境衛生組合での中間処理の後、サントリーが指定する「ボトルtoボトルリサイクラー」による回収・原材料化の工程を経て、サントリーの飲料工場でペットボトルとして再利用される流れとなる。これが「水平リサイクル」だ。

つまり、これまでと比較して、リサイクルを一段高い次元・クオリティで行うことが可能となるわけだ。

 

事業を実施されているサントリーMONOZUKURIエキスパート社によると、排出量の9割以上がペットボトルとして再利用可能とのことで、サントリーグループとして、2030年にはすべてのペットボトル素材をリサイクル素材・植物由来素材に切り替え、石油由来原料の新規使用ゼロを目指しておられる。

併せて、今回の「水平リサイクル」によって、原油からペットボトルを生産する過程よりも二酸化炭素の排出を6割超削減することが可能であり温暖化対策にも寄与することとなる。

まさに、乙訓全体でSDGsの理念に沿った取り組みが展開されることとなる。

 

さて、先ほど、ペットボトルの9割がペットボトルとして再利用可能と述べた。

しかし、これには前提条件がある。

それは、ペットボトルのキャップや包装フィルムがはずされていること、中身がすすがれていることなどで、これまで同様、適正な排出にしっかり取り組んでいただくことが求められる。

ぜひ、市民の皆さんとともに、循環型社会の構築に向けて取り組んでいきたい。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
協定締結式の様子

協定締結式のようす

10月22日 教育におけるデジタルシフト

小中学校でのICT活用がすすんでいる。

 

長岡京市では昨年度、小中学生一人につき1台のタブレット端末の整備を実施した。

当初は、授業等学校現場での活用方法の具体化と並行しながら、複数年かけて、通信環境の整備と端末配備を実施していく予定であったが、新型コロナウイルスの影響で急きょ前倒しするかたちとなった。昨年度末に整備は完了し、今年度から本格的な活用・運用がスタートしている。

 

先日、教育委員の皆さんとともに、小学校2年生の算数、中学校1年生と3年生の国語でのタブレット端末を活用した授業の様子を拝見させていただく機会を得た。

小2の算数の授業では、かけ算の使い方の課題を一人ひとりに考えさせたうえで、その解答を教師が集約し、大型モニターの映像に反映。それを使って、生徒に考え方を発表させるといった活用が行われていた。

同様に、中1の古典の授業でも古文を読み解く問題を、タブレットを通じて配布・回収するなど、これまでなら、プリントや黒板への板書を通じて行っていたであろうやり取りが端末を通じてスムーズに行われていた。一方、中3の授業では、和歌を題材に、グループ発表を行うための調べ学習や資料づくりにタブレットが活用されていた。

総じて、タブレット配布と同時に専用ソフトウェアを入れたことが利用しやすい環境に大きく寄与しているようだ。

そうしたこともあり、今年度からの急なスタートにもかかわらず、現場では、非常に積極的な活用が図られている印象を受けた。同時に、子どもたちも年齢を問わず、使いこなしているのはさすが。適応力の高さは侮れない。いずれにせよ、授業でのICT活用は順調に滑り出しているようだ。今後への期待も広がる。

 

では、今後、教育分野においてデジタルシフトをどのようにすすめていくべきなのだろうか。

 

デジタルシフトには段階がある。

最初は、「デジタイゼーション(Digitization)」、すなわち情報のデジタル化だ。例えば、紙の書類をPDFなど電子データ化するのがこの段階。

次に、「デジタライゼーション(Digitalization)」、すなわちプロセスのデジタル化で、技術を活用することにより手続きやコミュニケーションをより円滑に行うなど、作業の効率化や簡素化につなげる段階。

先ほどご紹介した、現在、本市が進めているのはまさにこれらの段階だと言える。今後、より一層推進していく余地が大いにあるし、現場での工夫に期したい。

そして、これらの先に描かれるのが、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」だ。社会システムのデジタル化と言える。

学校における授業の形態やクラス単位での運営方法、生徒一人ひとりとの関わり方や成績管理の手法、データの蓄積による学校活動の分析、学校と家庭のコミュニケーションのあり方など、デジタル化が前提となるからこそ可能となる領域は常に大きいと言えるだろう。

今回の視察を通じて、今後のさらなる活用への期待は大きくふくらんだ。

市内小中学校でのタブレットを利用した学習の様子

市内小中学校でのタブレットを利用した学習のようす

10月15日 その日の天使

一人の人間の一日には、必ず一人、「その日の天使」がついている。

 

今は亡き、放送作家の中島らもさんのエッセーから。私の大好きな一篇だ。

 

その天使は日によって様々な容姿をもって現れる。

絶好調のときには見えないこともあるが、逆に絶望的な気分に落ちているときにはよく気づく。

「自殺をしたら」などと考えているときに、知人から電話がかかってくる。

ふと開いた画集の一葉の絵に救われた気持ちになる。

それが、中島らもさんの「その日の天使」だそうだ。

 

私にとって、「その日の天使」は何だろう?

 

自宅の花壇に夏に種を蒔いた秋ひまわりが咲き誇っている姿。

自宅が近づくとただよってくる焼き魚の香り。

誰かと話をしていて、たまたま共通の知人の話題になるなど何かご縁を感じる瞬間。

店頭で買った安いワインが予想外に美味かったとき。

電子マネーで支払いをしたら残高が777円だったとき。

 

ちっぽけで、ささいなことにでも、「その日の天使」を感じられる人こそ、きっと幸せなんだと思う。

気分の良いときであっても、調子の悪いときであっても。

幸せだから「その日の天使」を感じるのではなく、「その日の天使」を探し続けている人こそが幸せなのかもしれない。

「その日の天使」は必ずそこかしこにいるのだから。

 

あなたにとって「今日の天使」は何ですか?

花壇に咲く秋ひまわりのようす

花壇に咲く秋ひまわり

10月8日 政治の季節

10月3日、長岡京市議会議員選挙の投開票が行われ、22名の新たな市議会議員の皆さんが当選された。心からお祝い申し上げるとともに、これから4年間、二元代表の一翼を担われる議員として、我々行政側に対するご指導・ご鞭撻をよろしくお願いしたいと思う。私自身、引き続き、議会の皆さんとの対話を大切にしてく所存である。

 

そして翌4日には、自由民主党の岸田文雄総裁が第100代内閣総理大臣に就任され、新たな内閣が発足した。

まずは、何よりも現在進行形でもある新型コロナウイルス対策の切れ目ない実施をお願いしたい。

一つは、ワクチン接種の着実な推進だ。

本市においては、11月前半には概ね希望される方(全人口の75%程度)の2回目接種が完了できる見通しであり、一区切りとしては、最終局面に入りつつあるが、引き続き、3回目接種に向けた準備を進めなければならない。そのためのワクチン供給の計画や交差接種の可否など、より具体的な進め方をご提示いただきたく思う。

二点目は、第6波を見据えた医療提供体制の確保。

ワクチン接種の進展が感染の予防や重症化防止への効果が現れ始めているとはいうものの、完全に抑止できるものではないことは第5波からも明らかだ。その意味では、第6波はあるものだとの前提に立った準備を進める必要がある。本市としても、乙訓保健所との連携の中で、在宅療養者への支援体制や積極的疫学調査を補完する検査体制を構築していきたい。

そして三点目は、コロナウイルスとの共存を前提とした経済活動・社会活動の再開だ。

新型コロナウイルスの発生以来、およそ一年半が経過し、変異等はあるものの感染防止の基本的な対処方法等の知見は、発生当初と比べ蓄積されつつある。また、ワクチン接種もかなりのスピードで進捗し、その効果も現れてきている。そうした中で、科学的知見に基づきながら、いかに日常生活を取り戻していくのかを考えるべき時期に来ている。感染拡大への対応が長期化する中、経済や社会活動を正常化する視点を持つこともまた、命や暮らしを守ることにつながる。

 

14日解散、19日公示、31日投開票という衆議院選挙の日程が示された。

当面は政治の季節が続きそうだ。日々の動きを注視していきたい。

9月30日 緊急事態宣言の解除を受けて

9月30日で19都道府県に発令されていた緊急事態宣言が解除される。我が国全体で、緊急事態やまん延防止等の措置が解除される状態は、今年の4月からおよそ半年ぶりとなる。

この間、本市においても様々な制限を市民の皆様にお願いをしてきた。改めて、ご協力に感謝申し上げたい。

 

今後、寒い季節を迎えるにあたり、第6波への準備は決して怠ってはならないし、状況を楽観することは禁物だ。

しかし一方、この間、ワクチン接種の進展や医療関係者のご努力、それぞれの事業所等での取り組みなどもあり、少しずつではあるが状況は改善しつつあり、その事実もまた私たちは理解しておく必要がある。

 

本市においても、昨年以来、新規感染者数は累積で800件を超えたが、その半数が今年7月~9月の発生で、第5波における新規感染者数の増加の大きさを物語っている。

京都府のデータで見ると、第5波の新規感染者数は、ピーク時の1週間で3,716人(530.9人/日)、第4波のピーク時977人(139.6人/日)と比較をすると約3.8倍と激増した。

 

一方、医療提供体制の状況を、第4波と第5波の最大値で比較をすると、

   確保病床使用率               第4波  70.4%(330床/469床)→  第5波  82.7%(467床/565床)

   重症者用確保病床使用率   第4波  45.3%(39床/86床) → 第5波  75.9%(110床/145床)

   高度重症病床使用率         第4波  81.6%(31床/38床) → 第5波  65.9%(29床/44床)

となっており、感染者数の急増が医療現場を圧迫したことは間違いないものの、医療現場のご努力や京都府における病床確保の取り組みなどのおかげもあり、何とか乗り越えることができた。

この背景には、ワクチン接種が進み、特に高齢者世代での重症化が抑制できたことも大きい。

京都府内における死亡者数を比較しても、第3波の1月が66人、第4波の5月が25人、第5波の8月が4人となっており着実に減少傾向にある。

本市におけるワクチンの接種率は、9月29日時点で1回目が63.8%(国:63.0%、府60.1%)、2回目が55.5%(国:52.9%、府:50.4%)となっており、既に全年齢の方を対象に集団・個別ともにワクチンを接種いただける環境が整い、11月には75~80%の市民の接種を完了させるべく作業を進めている。

もちろん、ワクチンが完全に感染を防ぐものではないものの、こうした状況を考えた時、私たちの暮らしを少しずつでも正常化していくための条件は整いつつある。

感染防止対策と日常生活や経済活動の再開などとを両立していくことを考えるべき時期にきているのではないだろうか。それもまた、大切な命と生活を守ることにつながる。

9月24日 アジャイル思考

日々、新型コロナへの対応が迫られながらの市政運営もはや一年半を超えた。

新たなウイルスの脅威は、当初の頃から比べれば、様々な知見が蓄積されつつあるものの、まだまだ未知・不明な点も多く、今後への見通しも不透明だ。

こうした中、市政を運営・マネジメントするうえで、最近、重要に感じているキーワードがある。

「アジャイル」という考え方だ。

 

「アジャイル(Agile)」はもともと、「素早い」「機敏な」といった意味がある。

システムやソフトウェア開発の分野では、小単位での実装とテストを繰り返し、従来の手法に比べて開発期間を短縮する手法を「アジャイル開発」と呼ぶそうだが、もう少し広い意味では、新しいアイデアや事業に関して、トライ&エラーを積極的に繰り返し、短いサイクルで改善や新しい価値の創造を推進する考え方を「アジャイル思考」という。

変動が激しく先が見えない現代における考え方であり、何よりも実際に行動することが重視される。

 

現在、私たちが直面している新型コロナウイルスへの対応は、まさに、変化のピッチも早く、先々を予測することも難しい。また、不確実な側面も多く専門家の意見も多様であり、決断を下していくのも手探りの状況が続く。

例えば、ワクチン接種一つとっても、私たちにとって先例になるような経験は乏しく、他自治体と同時並行で作業が進められ、参考となる事例も多くはない中での事業実施が求められた。

そして、実際に事業を動かす中で、様々な課題やニーズを発見し、その解決に向けた作業を繰り返すという、ある意味「アジャイル型」の事業実施を行ってきたと言える。むしろ、行わざるを得なかったと言った方が良いかもしれない。

 

そして、同時に、こうした経験を通じて感じるのは、新型コロナウイルスへの対応のみならず、変動が激しく先が見えにくい事象への対応が求められる自治体運営にとっても、こうした「アジャイル思考」が求められる場面も増えていくのではないだろうか。

様々な施策実施においても、参考となる考え方ではないかと思っている。

 

9月17日 新型コロナ対策・ワクチン接種の状況について

7月下旬から急速に拡大した新型コロナウイルスの第5波も、本市においては、今週14日、15日には二日連続で新規感染者がゼロとなるなど落ち着きを取り戻しつつある。新規感染者ゼロは7月27日以来だ。

新規感染者数(一週間平均)も8/16~22の週に13.3人/日とピークを迎えて以降、12.0人/日(8/23~29)、9.1人/日(8/30~9/5)、4.3人/日(9/6~12)、2.7人/日(9/16までの直近一週間)と確実に減少に向かいつつある。

こうした状況を受け、先週にお知らせしていたように、来週21日から閉鎖していた各種公共施設も夜間の時間帯をのぞき再開することとした。ただし、学校開放など学校施設については、子どもたちの安全な教育活動を最優先に確保するため、もうしばらくは我慢いただきたいと考えている。

 

一方、ワクチン接種については、来週9月22日から19~29歳の方の集団接種の予約を開始する。

これで、対象となるすべての皆さんの集団接種の予約が可能となる。

さて、現在のワクチン接種の進捗だが、9月16日現在の長岡京市の接種率は、1回目 59.7%、2回目 44.5%(いずれもVRSベース)となっている。

世代ごとでみると、60歳以上 91%、50歳代 82%、40歳代 59%、30歳代 42%、20歳代 44%、12歳~19歳 17%が1回目接種を完了している。

やはり接種機会の少なかった12歳~19歳の接種率は現時点で低くなっているが、今週末から始まる中高生の優先接種の状況からすると、接種率は50%を超えてきそうだ。

今後の見通しとしては、50歳以上の方については9月中には概ね希望者の2回接種が完了。30歳・40歳代は10月中、12歳~19歳と来週から予約が始まる20歳代の方は11月中旬には2回の接種が完了する見込みとなっている。

今後、集団接種に加え、個別接種や国や府の大規模接種、職域接種などが同時に進んでいくことを踏まえると、現時点では、およそ全人口に対して75%~80%程度の接種率になるのではないかと予測している。

 

まだまだ予断を許さない状況であるが、本市としても感染拡大防止とワクチン接種の推進に全力を傾け、少しずつ日常を取り戻していきたいと思う。

9月10日 9月定例会閉会~決算審査・補正予算など

 8月16日に開会した長岡京市議会9月定例会が、9月10日に閉会し、提案したすべての議案が可決・成立、決算議案もすべて承認いただくことができた。

本年は、10月3日に投開票を控えた市議会議員選挙の日程を見据え、慣例により少し早い時期での開催となったのが、開会とほぼ時を同じくして、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大。それを受け、まん延防止等重点措置から緊急事態宣言へと切り替わるなど、日々変化する状況に、諸報告や議会答弁もギリギリまで調整が続くというあわただしい中での定例会となった。


そうした新型コロナの急激な感染拡大を受け、今定例会においては、開会日に提案した一般会計補正予算(第5号)に加え、議会閉会日の10日にも、一般会計補正予算(第6号)を追加提案をすることとなった。


例年、9月の補正予算は、当初予算編成時から進捗した事業を実施するために必要となる予算措置や、事業の執行状況、国や京都府の事業との調整、前年度決算の確定などを受けて行う予算措置などが中心となる。

今回の補正予算(第5号)で言えば、(仮称)中小企業振興条例の検討経費の追加や済生会京都府病院への追加支援、新型コロナウイルスのワクチン接種の追加費用、長岡天神駅周辺整備や長岡京駅前線における用地買収、共生型福祉施設を整備するための京都府からの先行用地購入などがこれに当たる。

こうした補正予算の編成は、通常、6月定例会後、各部からの予算要求と庁内での政策議論(サマーレビュー等)を経て、7月後半には市長査定を終え補正予算の概要が固まる。

これらは日常的なプロセスとして必要なものではあるものの、現在の新型コロナウイルスのように短期間で状況が変化するような事態にはなじまない。

今回の場合も、7月後半からの感染者の急拡大、緊急事態宣言の発出という局面で生じた新たな課題に対応する必要があるとの判断の下、定例会を行うことと並行して追加での補正予算の編成作業を行い、閉会日での追加提案をすることとした。

一般会計補正予算(第6号)では、中小企業等経営変革補助金の追加やプレミアムグルメ券の増刷を実施するための商工会補助金の拡大、福祉事業所における感染判明時の諸経費への補助制度の増額、同様の制度を商工業事業者にも対象拡大するための諸経費を盛り込んだところだ。

 

同定例会で2度の予算提案という異例の事態にも対応いただいた市議会の皆さんにも改めて感謝申し上げたい。

さて、今定例会は現市議の皆さんにとって4年間の任期最後の議会となる。

さらなる皆さんのご活躍を心から祈念申し上げる。まずは、4年間、本当にありがとうございました。

市議会9月定例会閉会日の様子(9月10日長岡京市役所にて)

市議会9月定例会閉会日のようす(9月10日長岡京市役所にて)

9月3日 新型コロナ対策 続報

7月後半から再度急増した新型コロナウィルス感染者の第5波はいまだピークアウトには至らない。

本市の新規感染者数も8月には276人/月となりこれまで最大であった5月の98人/月を軽く超えた。昨年の1例目の確認から8月末までの累積で708人の感染者が確認されているので、この一か月あまりの第5波で全体の4割を超える感染が発生していることとなる。

 

そうした中、ワクチン接種もさらに進めている。

現在、医療機関での個別接種については年齢制限なく接種が可能となっているが、集団接種についても、9月7日から30代の接種予約を開始する。

併せて、9月14日からは中高生(12歳から18歳※一部小学生を含む)の予約開始と優先接種会場の設置に向けて調整を行っている。

これは現在の感染状況を鑑みるとともに、大規模接種会場や職域接種などでの接種機会が無い中高生に対して市として優先的に接種機会を設けようとする判断だ。

そして、9月22日以降、19歳~29歳の予約を開始することで、全世代への接種となる。

ただし、これらも国・京都府からのワクチン供給が希望通り叶うことが前提となる。

 

9月1日現在、長岡京市の接種率(VRSベース)は、1回目接種が48.89%(国49.46%、府46.37%)、2回目接種が36.89%(国39.32%、府37.39%)となっている。  引き続き、感染防止への対策をしっかり行いながらワクチン接種にも全力をあげたい。
西山公園体育館での集団接種の様子

西山公園体育館での集団接種のようす

8月27日 可能性の祭典 パラリンピック開幕

 24日、東京パラリンピックの開会式が行われ、13日間の大会が幕を開けた。

 国際パラリンピック委員会(IPC)によると、次の四つの価値がパラリンピックを象徴する。

 

「勇気」マイナスの感情に向き合い、乗り越えようと思う精神力

「強い意志」困難があっても、諦めず限界を突破しようとする力

「インスピレーション」人の心を揺さぶり、駆り立てる力

「公平」多様性を認め、創意工夫をすれば、誰もが同じスタートラインに立てることを気づかせる力

 

 そして、IPCのパーソンズ会長は、東京大会のテーマに、

「レジリエンス」逆境から粘り強く立ち直る力

 を加え、五つ目の新たな価値に掲げたいと語ったそうだ。

 新型コロナウィルスが全世界を覆い、一年延期された大会が掲げる価値としてふさわしい。

 

 本市においても、16日、「長岡京市希望の火 採火式」を実施した。

 長岡京市の小学生が「まいぎり式」で起こした火種から、市民や向日が丘支援学校の生徒たちが共生社会の実現等への願いや思いを込めた短冊に点火。

 身体障がい者団体連合会の三好会長がその「希望の火」をランタンに収め、京都府の集火式へ、そして開催地での聖火リレーを経て、国立競技場へ と至る出立を見届けた。

『誰もが共に自分らしく暮らすまち長岡京』を目指す、本市の市民の思いがきっと、高々と灯るあの聖火に届いたはずだ。

 

『英語のImpossible(不可能)のIとmの間に「’」を入れてみて下さい』

  I’m possible. = 私はできる

『オリンピックを平和の祭典というのであれば、パラリンピックは可能性の祭典だ』

 ある記事で、パラリンピック日本代表の言葉が紹介されていた。

 連日熱戦を繰り広げる選手たちの勇姿こそ、不可能と可能をつなぐアポストロフィに違いない。

そんな選手たちの活躍に、惜しみないエールを送りたい。祭典はまだ始まったばかりだ。


長岡京市希望の火採火式の様子

「長岡京市希望の火採火式」のようす

8月20日 4度目の緊急事態宣言へ

引き続き、新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。

本市においても、日々の新規感染者数がこれまでとは違う次元に入りつつある。

8月第1週(2日~8日)の新規感染者数が26人、第2週(9日~15日)には53人、第3週は19日木曜日の時点で既に48人を数えており、ほぼ半月で一か月あたり過去最高の98人(5月)を超過している。

 

下記のグラフは、これまで本市内で発生した535例(8月17日現在)を、本年4月末までの症例294例と5月以降の症例241例に分け、それぞれ年代別での発生割合を示したものだ。

見ていただくと分かるように、60歳以上の発生割合は、ワクチン接種が本格化した5月以降、23.0%から12.9%に大きく減少している一方、10代以下の割合は、14.3%から26.6%へと大きく増加しており、感染者数の若年化の傾向が顕著に見て取れる。

なお、5月以降の症例241例のうちおよそ半数はこの1ヶ月で発生している症例であることからも、感染拡大のスピードをお分かりいただけると思う。

 

こうした状況のもと、夏休みも終わり、来週から学校が2学期を迎え再開するなど社会活動も活発化する。

実際、夏休みに入って以降、17日までで既に7名の小中学生の感染が判明している。夏休み中なので学校への影響は最小限にとどまっているものの、現状の感染状況で迎える新学期は、細心の注意が求められる。

何としてでも、子どもたちの学びの機会を守っていきたい。

長引く対策により、様々なご不便、ご苦労、そしてご不満もあることは重々に承知しながらも、ぜひ、皆さんのご理解とご協力を賜るよう伏してお願いしたい。

市内感染状況

市内感染状況(年齢別)

8月13日 まん延防止等重点措置 拡大を受けて

新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。

全国各地で新規感染者数が記録を更新する中、京都府においてもまん延防止等重点措置の措置区域が拡大され、長岡京市を含めた7市がその対象に加えられる。期間は今月17日から31日まで。

第5波を引き起こしているデルタ株の脅威は報道等でもなされているが、足元の数字を確認しても、これまでの感染拡大をはるかに凌ぐものであることがわかる。

京都府における、新規感染者数の一週間移動平均が、本年1月~2月の第3波のピークが136.71人/日、4月~5月の第4波の際は139.57人/日に対して、8月11日には269.43人/日とほぼ2倍。7月11日まん延防止等重点措置が解除されておよそ2週間後から急激に増加している。

 

長岡京市においても、感染発生が5月に98人/月と最高値を記録した後、6月は17人/月、7月は23人/月と少し落ち着きを見せていたものの、7月後半から少しずつ増え始め、8月には13日現在で既に66人の市民の感染が判明をしている。特に、本日13日には21人/日という一日当たりの感染者数の最高値を記録した。これまでの最高が5月1日に記録した14人/日であったこと、またこの時は学校でのクラスターによる新規判明の数字であったことを考慮しても、現在の感染拡大傾向の大きさがわかる。

 

また、その66人の内訳を年代別に見てみると、10代以下9人(13.6%)、20代14人(21.2%)、30代7人(10.6%)、40代15人(22.7%)、50代18人(27.3%)、60代以上3人(4.5%)となっており、これまで顕著であった高齢者の感染がワクチン接種の効果もあり目に見えて減少しているものの、現役世代、働き盛り世代での感染者が増えている。

感染事例の傾向を見てみると、家族の誰かが、感染が拡大している都市部などの仕事先や通学先で感染をし、家族内で感染が拡大する事例が多く散見される。

 

こうした状況の下、感染者の「数」そのものが過去の波とは異なるスピードで急増しているがゆえに、それに引きずられるように重症者数や入院患者数を押し上げており、結果として、医療資源を大きく圧迫している。

 

これらの状況を踏まえれば、まずは現在進行している足元の感染者数の急拡大を押さえつつ、世代全体へのワクチン接種を進めていかなければならない。市としても全力をあげる。

8月6日 長岡京市の熱い夏

「こんなもんじゃない」

悔しさがにじみ出したこの言葉に、すべてが集約されているのかもしれない。

 

5日、札幌で行われた東京オリンピック陸上男子20km競歩で、長岡第三中学校出身の山西利和選手が銅メダルを獲得した。2位の池田向希選手とともに、競歩で初の日本人メダリストとなった。

まずは、ここまで積み重ねてこられた努力に心から敬意を表すとともに、お祝いを申し上げたい。

 

さらなる高みを目指している山西選手だからこそ、この結果にも悔しさが残るのかもしれない。

 

昨年、山西選手と対談させていただいた際、「そのモチベーションをどうやって維持しているのか?」と尋ねたことを思い出す。

『モチベーションという言葉一つとっても、気持ち、やる気など「気分」的な意味と、動機、なぜ自分はそれをやるのか、という「理由」の両方の意味がある。「気分」に偏ると少しの変化でぐらついてしまう。「理由」の部分を見据えると、感情に振り回されず努力を継続できるんです。』

これが、山西選手の答えだった。

 

きっと、順位やメダルといった外形的な結果ではなく、自分の納得できるレースができなかったこと、理想とするウォークができなかったこと。それが「こんなもんじゃない」という言葉につながったのだろうと、勝手ながらに推察している。

 

さて、もうお一人、射撃男子25mラピッドファイアピストルで出場された吉岡大選手(長六小・長岡中出身)も、決勝に進出はならずも、8位入賞という結果を出された。

しかし、吉岡選手もインタビューで「次は絶対に見返してやりたい」と、早くも3年後のパリ五輪での巻き返しを誓っておられる。

 

お二人に共通する、あくなき向上心、探求心こそが、オリンピックという晴れの舞台への切符を手にする必要条件なのだろう。

お二人のさらなる活躍を祈念したい。

 

さて、話題は変わり、今日から中学生スポーツの近畿大会が各地で始まっている。

長岡京市からも、数多くの中学生アスリートたちが出場する。

今回の東京オリンピックでのお二人の活躍は、彼らにとって大きな刺激になるはずだ。そして、彼等には、お二人の姿勢から多くを学び取って欲しいと思う。

 

長岡京市の熱い夏はまだまだ終わらない。


山西選手と吉岡選手の市役所前の横断幕

山西選手と吉岡選手の横断幕(市役所前)

7月30日 パートナーシップ宣誓制度 都市間連携

長岡京市では6月1日から、性的少数者の関係を自治体が公認し、独自の証明書を発行する「パートナーシップ宣誓制度」を開始した。

性の多様性を認め合える社会を目指すべく、昨年には長岡京市議会から提言をいただき、本市男女共同参画審議会でも議論され、今回の制度化に至った。

長岡京市では、すでに制度開始から約2ヶ月で3組のカップルが誕生している。

その中の一組と懇談した際には、「コロナ禍や家族の高齢化など、将来に対して不安を感じていたときに、こうして自治体から二人の関係性を認めてもらえることで、少し安心をすることができる」との声も頂くことができた。

 

この度、京都府下でこうした「パートナーシップ宣誓制度」を導入している京都市、亀岡市と本市の3市間で連携協定を結んだ。

今回の協定締結により、パートナーシップ宣誓者が3市間で転居された場合など、提出書類等の手続きが簡素化されることとなる。

27日には、門川大作・京都市長、桂川孝裕・亀岡市長とオンラインでの協定締結式を行った。

それぞれの市では、パートナーシップ証明によって、市営住宅への入居申し込みが可能になるなど行政の施策を展開することに加え、民間企業内での理解促進への取組や金融機関でのローン申請の際の活用、病院等での個人情報開示等への活用といった事例も紹介されていた。

 

本市においても、単に行政上の活用のみならず、パートナーシップ宣誓制度の導入を契機に、民間の企業や組織に対しても、様々な働きかけを行い、そのことによって性の多様性への理解を深めていきたいと考えている。

 

パートナーシップ宣誓制度については、全国各地の自治体で動きが広まりつつある。

今後、さらに今回の協定の輪を大きく広げていきたい。
協定書締結式のようす

パートナーシップ宣誓制度 オンラインでの協定締結式のようす

7月16日 若葉カップ全国小学生バドミントン大会 開幕

週末、17日から『第37回若葉カップ全国小学生バドミントン大会』が西山公園体育館で始まる。

昨年は、コロナ禍により中止という選択をせざるを得なかったからこそ、今年は感染防止のため様々な工夫を行いながらも開催できることが、何よりもうれしく思う。ご尽力いただいた実行委員会をはじめ関係者の皆さんに心より感謝と敬意を表したい。

 

若葉カップは、昭和63年の京都国体において本市がバドミントン競技の会場となったことを契機としてスタートし、いまや小学生バドミントンの甲子園ともいわれ、小学生選手の目標、憧れの大会へと発展してきた。

いよいよ始まる東京2020オリンピックのバドミントン日本代表選手でも、4名の選手が若葉カップをステップとして活躍されている。

 

今回の大会も、全国40都道府県から男女合計93チームが参加される。

今大会では、トーナメント方式の導入やチーム構成の縮小による大会期間の短縮や、開会式などセレモニーの中止、来場者の入場規制・制限、練習会場の分散化など、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にも最大限の配慮がなされている。

一方、19日の準々決勝からはYouTubeで試合をライブ配信するなどの試みも行われるほか、PR動画の配信や大会フォトライブラリーなどデジタルプロモーションにも力を入れ、大会の盛り上げと選手たちにエールを送りたい。

普段は大会会場に足を運べないという皆さんも、この機会に小学生選手たちの迫力あるプレーを是非楽しんでいただきたく思う。

 

さて、今大会の実施に際しては、京都乙訓ロータリークラブ様からバドミントン支柱のリニューアルに多額のご寄贈を賜ったほか、ライブ配信では村田製作所様、若葉カップに関連する番組制作ではJ:COM様から多大なご協力を賜っている。この場をお借りして心より感謝申し上げたい。

 

ひとりじゃない 鼓動が勇気に変わる夏

 

皆さんの熱い声援をよろしくお願い申し上げます!

 

第37回若葉カップ全国小学生バドミントン大会特設ページはこちら(別ウインドウで開く)


*  なお、今大会のサブタイトル「ひとりじゃない 鼓動が勇気に変わる夏」は、茨城県代表ハルトノクラブ女子チーム所属の小学6年生 中村 羽奈さん に考案いただきました。サブタイトルの募集を行ったところ、全国から多数のご応募をいただきました。ありがとうございました。

第35回若葉カップ全国小学生バドミントン大会

第35回若葉カップ全国小学生バドミントン大会のようす

7月9日 平和の日を前に~あまんきみこさんとの対談

終戦直前、神足空襲で尊い命が失われた7月19日を長岡京市では平和の日としている。

その平和の日を前に、長岡京市在住の童話作家あまんきみこさんと対談をさせていただいた。

 

対談に際して、名作「ちいちゃんのかげおくり」や最新作「あるひあるとき」を拝読させていただいた。

子どもの日常を通じて描かれた心温まる家族のつながりや、何気ない幸せを、戦争はいとも簡単に奪い取ってしまう。このコントラストが戦争の持つ残酷さを浮き出させ、読者に対して訴えかける。

 

対談では、終戦の前後を過ごされた大連での体験や引き揚げ後の出来事、童話作家として活躍されるまでの歩みなどをたっぷりお話しいただいた。作品を生み出された背景やお人柄がよく伝わる対談になったのではと思う。

対談の様子は、平和を考える市民フォーラムの代替企画として、本日7月9日から長岡京市バーチャル平和祈念館で配信されている。

併せて、あまんきみこさんによる「ちいちゃんのかげおくり」の朗読もあるので、ぜひご覧いただきたい。

「長岡京市バーチャル平和祈念館」はこちら(別ウインドウで開く)をご覧ください。

あまんきみこさんによる対話と朗読の動画はこちら(別ウインドウで開く)をご覧ください。

 

「やっぱり戦争っていうのは、ヒタヒタヒタって、こう気付かないうちにやってきて、みんながそっちの方向に流されて、いつの間にか、正しい戦争になってしまう。」

 

対談の中で、あまんさんのこんなお話をお聞きし、宮澤喜一元首相がかつてどこかでおっしゃった言葉

を思い出した。

 

自由はある日突然なくなるものではありません。

それは目立たない形で徐々にむしばまれ、気がついた時にはすべてが失われているのです。

 

戦争を経験された方々の重い警句を、私たちは真摯に受け止め、つないでいかなければならない。

7月2日 すしえ?

普段は野球や遊びに明け暮れている中学生の息子が、期末試験を前に珍しく勉強をしている。

どうやら明日、英語の試験があるようだ。どう見ても一夜漬けのようにしか思えないのだが…。

というわけで、テレビを観ることもかなわず、仕方なく隣で新聞を読んでいると、問題集をやり終えたらしき息子が丸付けをして欲しいとのこと。もちろん、父の威厳を見せるべく協力する。

それにしてもケアレスミスが多いなあ、などと思いながら丸付けを進めていると、ある問題と解答に目が留まる。

 

次の英文を日本語に訳しなさい。

 (1)   This is Susie.  (  こちらはすしえです   )← 息子の解答

 

「ん、すしえ?」しばらく、頭の中で?マークが飛び交うこと数秒。

事態を把握したのち、この解答におもわず夫婦で大爆笑。

「すしえって誰やねん?」「スージーに決まってるやん!」「こんなこともわからへんの??」などなど、息子への突っ込みが続く。

 

と、涙が枯れ果てるまで一通り笑い尽くした後、改めて冷静に問題を眺めてみる。

そして、ふとある考えが頭をよぎる。

 

でも、この解答は本当に間違っているのか?

確かに、ローマ字で読んだら「すしえ」と読めなくもない。

果たして、学校のテストでこう回答すると×にされるのか?

一般的には「Susie=スージー」というのが常識的な解答なのだろうが、必ずしもそれが絶対的な答えではないはず。こう決めつけることこそ、まさに思い込みや偏見ではないか?

そんな固定観念から解放され、「Susie=すしえ」という発想が出てくることこそ真に柔軟な思考なのではないか?イノベーションとはこうして生まれるのでは??

だとすると、私たちこそ凡人で、うちの息子には、まさか、隠された才能が…。

 

ここまで考え、疲れたので床に就く。

息子の1学期の成績が心配で眠れない。

6月25日 6月定例会閉会~新型コロナ対策補正予算が可決・成立

6月10日に開会した長岡京市議会6月定例会が16日間の会期を終え25日に閉会した。

提案した令和3年度長岡京市一般会計補正予算案を含めすべての議案を原案通り承認、可決いただき胸をなでおろしている。

 

今回、提案した新型コロナ対策としての6月補正の主な柱は二つ。

一つは、緊急事態宣言の発令等が長期化する中、落ち込んだ地域内における需要を下支えすることを念頭に置いた地域経済対策。

もう一つは、高齢者や障がい者など福祉事業者や子育て関連施設や教育機関での感染拡大防止対策だ。

主な項目は次の通り。

 

<地域経済の下支えと事業活動の支援>

◇「ながすく応援券」の給付:98,273千円

 地域内における消費需要を下支えするために、18歳以下の子ども一人あたり5千円の商品券を給付

 

◇「リフォーム工事券」発行事業の拡充:8,000千円

商工会が発行する「リフォーム工事券」のプレミアム率を30%に上乗せ等

 

◇高齢者等の移動支援:32,777千円

コロナ禍で苦境に立つタクシー事業者を支えるために75歳以上の高齢者等に一人あたり2千円のタクシー利用券を給付

 

<感染拡大防止対策による市民生活の安心確保>

◇福祉事業者等緊急対応支援補助金の創設:2,003千円

新型コロナウィルス感染が発生した事業所に対して、10万円/件(最大20万円)の感染拡大防止等経費の補助を実施

 

◇児童福祉施設や子育てコンシェルジュでの感染拡大防止対策:19,900千円

保育所や地域子育て支援事業、子育てコンシェルジュ事業での感染拡大防止に係る物品購入助成等

 

◇修学旅行の延期・キャンセル等への補助:12,463千円

可能な限り修学旅行等を実施できるよう、やむを得ない延期やキャンセルが生じた場合の経費を計上

 

 今後、これらの事業を速やかに執行できるよう取り組んでいきたい。

6月18日 新型コロナワクチン接種について:議会の一般質問を終えて

現在行われている長岡京市議会6月定例会も、16日、17日の両日にわたり一般質問が終了した。

その中でも、新型コロナワクチン接種の現状や見通しについてお答えしたので、最新の状況をポイントで整理してみたい。

 

◇65歳以上の接種状況について

6月15日現在の1回目の接種者は約8,300人。高齢者全体の37.7%が1回目の接種を完了。

国全体の接種率の37.4%と比較しても、順調に接種は進んでいる。

 

◇早期の高齢者接種の完了に向けて

8月以降に接種予定の方を中心に、市からの電話等により空き枠やキャンセル枠などを紹介するなど、早期接種に向けた取り組みを展開中。

現在、9割近くの方が7月中に2回の接種を完了する見込み。

一方、8月以降も、お住いの近くの会場で接種したいと希望される方も多く、8月以降に接種される高齢者も一定数残る見通し。

 

◇集団接種の予約状況

7月後半の予約枠から空きが出ている。

具体的には7月17日・18日の長法寺小学校以降、予約枠に余裕がある。

 

◇65歳未満の方への接種スケジュール

7月後半からの予約枠を活用し優先順位をつけながら順次ワクチン接種を進めていく。

 

◇基礎疾患をお持ちの方の接種(対象:約6,000人)

現在、接種を希望される方の申請を受付中。申請いただいた方には、6月25日から順次接種券を郵送。

かかりつけ医等の医療機関での予約をお願い。かかりつけ医等での接種が難しい方は、集団接種での予約も可能。

障がいのある方で、施設等をご利用されている方については、施設での接種を準備中。

 

◇60歳から64歳の方の接種(対象:約4,000人)

対象の方には6月下旬から接種券を発送。予約の集中による混乱を回避するために、年齢区分で順次送付。届いた方から予約が可能。8月・9月での接種完了を予定。

 

◇職域による優先接種を実施

高齢者の通所施設(デイサービス等)や居宅サービス(ホームヘルプ等)の従事者、保育所、市立小中学校、放課後児童クラブで働いておられる方への優先接種を並行して実施。(※私立幼稚園は京都府が実施される予定)

実施方法等については、今後、各事業所と調整。

 

 

◇60歳未満の方の接種

7月上旬から順次、接種券を送付予定。医療機関等への問い合わせ等の集中・混乱を回避するため、年齢順で順次送付する予定。

なお、政府の大規模接種会場での接種を希望される方は、申込みいただければ早期に対応。

60歳未満の方の集団接種の予約については、8月上旬以降を予定。

 

◇11月末までに希望する方すべての接種完了を目指す

市が実施する集団接種や医療機関での個別接種に加え、国や府が実施をされる大規模接種や現在進みつつある職域での接種が継続して進めば、11月末までの完了は可能。

接種機会の確保に全力を尽くす。

6月11日 雨の季節を前に

気象庁によると、近畿地方では5月16日ごろに梅雨入りをした。

近畿の平年が6月6日ごろだそうだから、21日早い梅雨入りとなる。西日本では、概して、全体的に早い梅雨入りとなった。

本格的な雨や台風のシーズンを迎えるこの季節になると、私たち自治体職員の気持ちの中では、心配事の種が一つ増える。とりわけ、昨年来のコロナ禍に加え、今年は避難所となる小学校の体育館ではワクチンの集団接種が進んでいるだけになおさら心穏やかではない。

 

そんな中、災害対策基本法の改正に伴い避難情報が変更されることとなった。

変更のポイントは下記の通り。

  1. 改正前「避難準備・高齢者等避難開始」→改正後「高齢者等避難」  ※名称の変更

  2. 改正前「避難指示(緊急)」「避難勧告」→改正後「避難指示」 ※「避難勧告」の廃止による一本化

  3. 改正前「災害発生情報」→改正後「緊急安全確保」  ※既に災害が発生又は切迫している状況

既に、市民への周知のため全戸に新しい避難ガイドを配布しているので是非ご確認願いたい。

 

本市においても、既に事前の備えに取り組んでいる。

5月17日には市役所内で避難所運営訓練を実施。45名の職員が参加の下、コロナ禍での避難所対応等のシミュレーションを行うとともに、課題等の検討を行った。

また、6月6日には、消防団、消防職員、市役所職員による水防訓練を小畑川・犬川合流地点において実施をした。新型コロナの影響で、2年ぶりの開催となったが、参加者数を限定し、訓練内容も縮小しながら、土のうづくりや工法訓練に取り組んだ。

市としても、万全の準備と心構えで、これからの雨のシーズンに臨んでいきたい。

長岡京市水防訓練

長岡京市水防訓練のようす

6月4日 早期の新型コロナワクチン接種に向けたお願い

6月1日、第2弾となる新型コロナワクチンの集団接種の予約が始まった。

当日は、やはり電話がかかりにくいという状況は少しあったものの、大きな混乱もなく予約作業を進めることができた。

現状をご報告すると、5月6日の予約開始以降、6月3日現在、約1万人の方が集団接種の予約をされたこととなる。予約枠はまだ残っているので、これからでも予約は受け入れられる。

また、個別接種も医療機関でのご努力により、想定以上のペースで接種を進めていただいている。現在、6月・7月中のワクチン注文量からの推計では約8,000人の方の接種を進めていただく見込みだ。

4月から始めた高齢者の入所施設での接種も順調に進んでおり、対象高齢者1,100人の方への接種が6月中にほぼ完了できる。

上記から、全体の状況を整理すると、長岡京市内の全高齢者約22,000人のうち、約19,000人(86.3%)が接種を希望されており、概ね接種の予約の目途がついた状況であり、これまで「接種ができない」、「予約ができない」という不安を抱えておられた状況は解消することができた。

 

目下の課題は、接種スケジュールの前倒しに向けた取り組みだ。

政府が求める7月末までの接種という観点からすると、概ね接種を希望されている方のうち約87%が7月末までの2回接種を終えることができるものの、残りの13%(約2,500人)の方は2回目接種が8月以降にずれ込んでしまう。

現在、乙訓医師会の皆さんや医療関係者の方々には、個別接種や集団接種で目いっぱいのご協力をいただいており、引き続き、市として接種の前倒しの努力を継続していくものの、本市単独で接種供給を増やしていくことは厳しいのが現実だ。

 

今回、京都府が京都スタジアム(亀岡市)での大規模接種を実施されることとなり、人口規模の大きい長岡京市も先行予約の対象となった。長岡京市からの送迎バス体制も構築されるとも聞いており、市としても連携していきたい。

詳細は決まり次第、情報発信をさせて頂くので、ぜひ、ご検討をいただけたら幸いだ。

 

皆さんのご協力により、少しでも早く接種を進めていきたい。

そのことが、基礎疾患をお持ちの方や60歳から64歳の方への接種につながっていく。

5月28日 東京2020オリンピック聖火リレー

穏やかな青空の下、時おり、清々しい風がピッチを駆け抜ける。

 

5月25日から26日の2日間、府立京都スタジアムにおいて、東京2020オリンピック聖火リレーと点灯式が開催された。

私も長岡京市を代表し、田村直義・市議会議長、瀧川正幸・聖火リレー実行委員会委員長とご一緒に出席をさせていただいた。

 

当日は、京丹後市を皮切りに、宮津市、舞鶴市、綾部市、福知山市、長岡京市、亀岡市の順で、各地域で選ばれていた総勢77名のランナーが、スタジアムのピッチに設けられた特設トラック上で、次々に聖火をつないだ。

長岡京市を走行予定だったランナー9名は午後5時10分過ぎに登場。少し緊張した面持ちではあるものの、観客席の家族や友人、中継用のカメラに手を振りながら、思い思いのポージングで次のランナーへとトーチをつないでいく。

この一年、聖火ランナーに選ばれた喜びから一転、聖火リレーが実施されるかどうか不安も感じてこられたと思う。走り終えられた皆さんの笑顔を拝見し、ほんの少しだけ肩の荷が降りた。

 

緊急事態宣言が出されているもと、長岡京市内を聖火が駆け抜けることは叶わなかった。

聖火ランナーの皆さんはもとより、昨年から多くのボランティアの方にも登録をいただいたし、実行委員会や関係各機関において諸準備も重ねていただいた。当日、聖火を一目見たいと楽しみにしておられた市民も多数おられるだろう。


皆さんの願いやお気持ちをのせて、煌々と燃え盛る聖火が未来へとつなげてくれることを心から祈っている。



聖火リレー 京都府セレブレーション

聖火リレー 京都府セレブレーションのようす

5月21日 集団接種の開始にあたり

いよいよ、この週末(5月22日・23日)から長岡京市においても、長六小体育館を皮切りに集団接種が始まる。

ワクチンは、5月中旬から順次到着しており、すでに予約が始まっている各医療機関での個別接種も5月29日以降、予定通りスタートする。


本市では、これまでから乙訓医師会など医療関係者の全面的なご協力をいただき、平日には各医療機関での個別接種を、週末には小学校の体育館での集団接種を通じて、7月中には65歳以上の対象者約22,000人のうち約70%、8月中には約86%の接種を終える計画を進めてきたが、今回、接種希望者の増加が見込まれることから、さらに集団接種会場を4会場追加することを決定した。


このことで、すべての65歳以上の対象者が希望されても十分に接種できる機会が確保される。

 

現状では、5月6日の第1回予約受付が、早い段階で定員に達してしまったこともあり、予約が取れずにご不安に感じておられることも多いと思う。

今回の集団接種会場の追加によって、予約枠数も大幅に増加され、加えて、医療機関での個別接種もすでに受付が始まっており、6月1日以降、予約ができない状況は順次、解消されるものと考えているので、少しお待ちをいただきたい。

 

現在も、医療関係者の皆さんには最大限のご協力をいただきながら、接種機会を確保しており、これ以上の前倒しは、接種会場での安全性や医療機関での通常診療等にも影響を与えかねない。

今後も、安全かつ安心して接種いただける環境づくりを最優先にしながら、一日も早く65歳以上の対象者への接種を終え、次のステージへと進むべく、引き続き取り組んでいきたい。

5月14日 白いスケジュール

本市のホームページ内の「こんにちは市長です」のコンテンツの一つとして、当欄「雑感日記」とともに、向こう一週間の「市長のスケジュール」を公表している。

市長に就任した際に、過去の行動ではなく、これからの予定をお伝えすることで、少しでも身近に触れていただく機会につながれば、との思いで始めた。

掲載するのは公的な催しやイベント、会議や総会などが中心で、個々の面談やアポイントメントについては、その趣旨や先方の意向にも配慮し基本は非公開とさせていただいている。また、内部の会議やミーティングなど日々動いているものについても掲載はしていない。

以来、それなりに閲覧をいただいているようで、時折、「見ているよ」と声をかけていただくこともある。

 

そのスケジュールが昨年からやはり寂しくなっている。

今年も4月を見返すと、それなりに記載はあるのだが、緊急事態宣言が発出されて以降、5月はほとんど真っ白に近い状態。

2年前の今頃のスケジュールを振り返ってみると、各種会議や諸団体の総会・懇談会、地域ではスポーツイベントや学校での催しなど、盛りだくさんな状況で、当時を思い出しながら、現状とのギャップに切なさを感じざるを得ない。

私自身にとって、上記のような場面を通じての会話やそこでの話題等を通じて、「どんなことに関心が寄せられているか?」、様々なトピックスについて「どんな風に感じておられるか?」といった「市民感覚」をつかむ絶好の機会であり、それらが市政運営の中で行わなければならない判断の礎となっていただけに、そうした機会が無い現状は本当に辛いものがある。

しかし、嘆いてばかりもいられない。

あの日常をもう一度取り戻すための一つの大きな希望でもある、ワクチン接種が動き始めている。

予約等をめぐり、皆さんには大変なご不安・ご心配をおかけしているが、必ず、希望されるすべての皆さんが接種できることはお約束する。

現在、その体制づくりに全力を尽くしている。白いスケジュールはまさにそのためにあるのだから。


5月7日 高齢者ワクチン接種予約開始

5月6日より、高齢者ワクチンの集団接種の予約受付を開始した。

第1回目となる今回は、5月22日から始まる6会場の予約枠約5,600名分の予約を受け付けたが、午前9時の開始以降、お昼の段階で早々にすべての予約枠が埋まってしまった。

今回、電話とLINEを利用した受付体制を構築したが、いずれも開始当初からアクセスが殺到し、電話がつながらない、LINE画面が動かないなど多数の苦情を頂戴した。

それぞれご不便・ご苦労をおかけしたことをまずは心からお詫び申し上げたい。

 

電話の混線については、想定をしており、その混雑を回避するためにLINE予約システムを導入し、事前から多くの方にご利用をお薦めしてきた。

結果、今回、LINEでの予約が全体の約9割を占めることとなった。これは、私たちの想定をはるかに超えるものだ。

確かに、電話混線の緩和には一定の効果があったとはいえるが、結果的には、想定以上に早い段階で予約枠が埋まってしまい、電話での予約を希望されていた方には大変ご迷惑をおかけしてしまう事態となった。

 

今後、医療機関での個別接種も順次始まる予定ではあるが、今回の受付状況等を見ても、現在想定している接種希望率の70%は相当上回ることが十分にありそうだ。

いずれにせよ、希望されるすべての方が接種できる体制をつくっていくことが求められる。

今回の状況も踏まえながら対策を講じていきたい。


4月30日 長岡京市での感染拡大の状況

今年もまた、緊急事態宣言が発令される中で迎えるゴールデンウイークとなってしまった。

今なお、大阪や東京といった大都市圏を中心とした感染拡大の傾向は止まりそうにない。

 

長岡京市では、4月の感染者数は4月29日現在ですでに73名に達しており、一ヶ月当りの感染者数で最高値を記録した今年1月に並んでおり、過去最多になることは確実だ。

また、4月29日の感染者数は9名と、一日当たりの最高値も記録している。

 

これまでからお伝えしてきたように、今回の第4波の感染拡大の特徴としては、拡大のスピードが非常に速い、小中高校生を含めた若い世代での感染者数が増加している、家族内にとどまらず家族外への社会的な接触による感染事例が増加しているなど、第3波までの感染状況とは異なる脅威となりつつある。

 

今回、長岡中学校で発生した感染事例は、まさにこうした脅威を象徴するケースだと言える。

4月30日現在、19名の児童生徒の感染に加え、ご家族の感染事例も確認されている。

すでに休校措置等はとられ、現在、保健所による接触者等の確認作業やさらなる拡大を防止するための積極的なPCR検査が行われているが、いましばらくは感染者の増加は避けられそうにない。

学校再開に向けて、対策と状況の把握に努めたい。

 

いよいよ始まった大型連休。

連休が明ければ、いよいよ本格的に高齢者へのワクチン接種も動き始める。

まずは、この感染拡大の状況を減少傾向へと転じていくためにも、皆さんの引き続きのご協力を心よりお願い申し上げる。

4月23日 新型コロナワクチン接種

長岡京市でも高齢者への新型コロナワクチンの接種が始まった。

本市においては、4月中に配分されるワクチン量が少量であること、高齢者の入所施設でのクラスターが全国的に頻発していること等を考慮し、まずは高齢者入所施設からスタートをする。

21日、まずは市内3ヶ所の特別養護老人ホームで接種が開始された。今後、順次、対象施設を拡大していく予定。

 

対象施設に入居されていない高齢者については5月22日(土)に接種を開始する。

接種を希望される高齢者の方には、二種類の選択肢がある。

 一つは、ご近所の開業医・医療機関で接種をする「個別接種」。

接種を実施していただく具体的な医療機関名等は、現在、乙訓医師会と調整中だが、5月中旬に発行予定の臨時広報やホームページで公開をする予定だ。

 

もう一つは、長岡京市が小学校の体育館をお借りし実施する「集団接種」。

長岡京市では、5月22日以降、毎週土曜日の午後、日曜日の午前・午後に実施をする。

具体的なスケジュールについては、すでにホームページで公表されている。また、5月1日号の広報誌と同時に臨時広報で皆さんのお手元にお届けをするのでお待ちをいただきたい。

なお、「集団接種」の予約の開始は5月6日から始める。

 

今回、接種対象となっている高齢者数は、長岡京市の場合約22,000人。

接種率は、今冬のインフルエンザワクチン接種率より高めの70%(約15,400人)を想定している。

「集団接種」では、一つの会場(土日の2日間)でおよそ約900名の接種、合計で約10,000人の方が受けていただける環境を整える。

併せて「個別接種」でも毎週同数程度の接種をいただけるよう医師会と協議を重ねている。

 これらを通じて、8月には希望するすべての高齢者へのワクチン接種は終えられる。

政府からも5月以降は、必要な数だけのワクチン供給が可能だとの見通しが示されている。

 

市民の皆様には、安心して落ち着いた環境で接種をしてもらえるよう最大限の努力をしていく所存だ。

市民の皆様の協力をよろしくお願い申し上げたい。


なお、新型コロナウイルス関連情報についてはこちらをご覧ください。


4月16日 ごみの減量に向けて

可燃ごみ(もえるごみ)の削減を目指して導入した指定ごみ袋制度が2月1日にスタートしてからはや2ヶ月あまり。

指定袋制度の導入は、家庭ごみの組成分析の結果、紙類やプラスチック類など資源化可能物がおよそ3分の1含まれており、半透明のごみ袋の導入により、市民の皆さんの分別意識を高めることで、可燃ごみの削減を目指したものだ。

制度導入の決定からおよそ1年半の周知期間を経て、この度、本格的に制度が始まった。


初日の2月1日には、私も市内数カ所のごみステーションでの点検作業に同行したが、初日からおよそ9割近くの方に指定袋でのごみ出しにご協力をいただき順調なスタートを切ることができた。現在では、さらに理解も進み、ほぼ100%に近い皆さんのご協力を賜っている。


指定袋制度の導入後のごみ減量効果も明らかになりつつある。

速報値ではあるが、単純な前年同月比との比較で言うと、

2月  911.34t → 809.17t (-102.17t)で11%の削減

3月  1,154.48t → 982.60t (-171.88t)で15%の削減

比較対象を過去5年間の平均値としても、

2月、3月それぞれ13%、11%の削減と1割以上の削減を達成することができている。

わかりやすく言えば、3月の削減量(前年同月比)は通常のパッカー車(2t)約85台分のごみが削減されたということだ。

 

併せて、資源ごみ(カン、ビン、ペットボトル、その他プラ)の収集量は、2月で5%の増加、3月で27%の増加であるが、この増加はコロナの影響による増加なのか、指定袋の効果なのかもう少し見極めが必要になってくる。

 

他市町村など全国的な傾向を見ると、新型コロナウイルスによるステイホームの影響などもあり、可燃ごみの排出量は増加傾向にある。

そうした中での削減・減量ということを鑑みれば、指定袋制度の導入により、市民の皆さんの分別意識の更なる高まりが大きな成果を生んでいると言える。

 

本市においても、今後、市民からの要望の大きい、少量用の指定袋の導入や古紙回収機会の増加など関連施策を実施していく予定だ。

 

いずれにせよ、今回の制度導入における市民の皆様のご協力に感謝申し上げるとともに、この傾向が引き続き持続されるよう、更なるご協力をお願いしたい。


ごみステーションでの点検作業

ごみステーションでの点検作業のようす

4月9日 京都にもまん延防止等重点措置

本日、京都府からの要請を受け、政府は、京都市へのまん延防止等重点措置の適用を実施する見通しとなった。期間は来週12日から5月5日までとする方向。

対象地域である京都市に隣接し、すでに対象となっている大阪府内、兵庫県内との往来も多い本市においても、警戒のギアを一つ引き上げなければならない状況にある。


京都府では、2週間で患者数の増加が2倍であった第3波に比べ、直近2週間で患者の増加数が4倍を超えるなど、感染が急拡大している。

本市内においても、新規感染者数は2月6例、3月16例と落ち着いていたものの、4月に入り8日現在ですでに15例を数えている。

感染症例からも、まん延防止等重点措置の対象地域を起点とした感染経路の症例が頻発、また、家族内感染にとどまらず家族外の方への社会的な感染症例が散見されるなど、第3波以上に感染拡大への懸念を持たざるを得ない状況だ。正直、これまでの中で、最も危機感を抱いている。


昨年の緊急事態宣言からおよそ一年が経過し、対策が長期化していることに加え、年末からの第3波が一定の収束を見てきた矢先だけに、ここから再度、感染拡大防止への意識をさらに高めていくことに手詰まり感を持たざるを得ないのも事実だと思う。


繰り返しにはなるが、手洗いや小まめな消毒、換気など三密の回避といった基本の徹底が求められる。

市としても、高齢者へのワクチン接種に向けて諸準備を着実にすすめている。

ぜひ、引き続きのご協力をお願い申し上げたいと思う。


4月2日 仕事を楽しめる一年に


桜が満開に咲き誇るなか、年度替わりの節目を迎えた。

 

3月31日には、佐々谷副市長、山本教育長、そして、17名の職員の退職をお送りした。

この場をお借りし、長年にわたり市政を引っ張ってきていただいた皆さんのご尽力に、改めて心から感謝と敬意を表したい。

そして、翌4月1日。特別職として、新たに末永靖弘副市長、西村文則教育長をお迎するとともに、23名の新入職員が市役所の仲間に加わることとなった。

組織改正や人事異動も行い、新しい体制での船出となる。

引き続き、再拡大の懸念が高まりつつある新型コロナウイルスの感染拡大防止や高齢者のワクチン接種などを最優先課題としつつ、これから始まる第4次総合計画第2期基本計画を着実に推進し、山積する課題にもしっかりと取り組んでいきたい。

 

今年の入所式では、孔子の「知・好・楽」という言葉を引かせていただいた。

論語には、「これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」とある。

知っているだけの者は、好きで取り組んでいる者にはかなわない。

好きで取り組んでいる者も、楽しんで取り組んでいる者にはけっしてかなわない。

 

今年は市役所運営においても、「楽しい職場づくり」に取り組んでいきたいと思う。

様々に難しい課題や困難な状況に直面しているからこそ、楽しい職場づくりを通じて仕事に取り組むことが、結果として、市役所のパフォーマンスを最大化できるはずだ。

 

今年度も、市民の皆様、関係者の皆様には、ご指導・ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます。

市役所令和3年度入所式のようす

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