雨水貯留施設設置助成金制度よくある質問と回答
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制度利用を検討される場合に参照下さい。

質問1
雨水タンクはどこで購入できますか?

回答1
ホームセンターやインターネットで購入されている人がほとんどです。水道工事店でも取り扱いされている場合があります。(市からは商品・購入先の指定はしていません。)

質問2
雨水タンクはどうやって設置すればよいですか?

回答2
ほとんどのメーカーが、取扱説明書のなかで取付け方を説明していますので、申請者もほとんどがご自分で設置されています。
具体的には、雨どいをのこぎりで切ったあと、集水器具をはめるだけといった手軽さです。
設置方法については下の動画などを参照ください。
https://youtu.be/p0mY2GuTdIc(Youtubeに飛びます。)
年配の人などは、水道工事店や工務店などに依頼されることが多いようです。
(工事費は対象外です)

質問3
みなさんは、どのくらいの大きさのものをつけられているのでしょうか?

回答3
平成19から29年度までの累計ですと、150リットル、200リットル、250リットルの大きさのものを購入されている人がほとんどです。

質問4
ポンプを買ったら助成されますか?

回答4
はい。ただし、風呂水など、雨水タンク以外の用途に使用可能と思われる場合は助成対象外になります。(現地確認を行う際に設置状況の確認をさせていただきます。)

質問5
雨水タンクは何年くらい使用できるのでしょうか?

回答5
直射日光のあたるような設置場所では、3年持たないこともあるようです。なるべく日陰で、ときどき清掃するなど丁寧に使っていると7年程度使えることが多いようです。
ただ、商品によっても耐久性に幅がありますので、購入先に確認されることをおすすめします。

質問6
自宅ではなく、会社のビルにつけることはできますか?

回答6
はい。助成金制度を利用して取りつけている企業は、すでに数件あります。
自社ビルだけでなく、テナントの場合も、ビルオーナーの承諾さえあれば、助成金制度を利用して設置できます。

質問7
マンションでも設置できますか?

回答7
はい。ただ、現実的には「雨どい」は共用物にあたりますので、賃貸マンションはもちろん、分譲マンションでも承諾なく加工することができず、なかなか難しいようです。
マンションの自治会や、賃貸マンションのオーナーが申請する場合であれば問題も少ないかもしれません。

質問8
自作する場合、どこまでが助成対象になりますか?

回答8
雨水タンク本体となるもの、雨どいからの集水器具、架台の材料費が対象となります。
また、「質問4」の通り、固定されているならばポンプ代も助成対象です。
しかし、ペンキ代、蛇口から先のホース代、本体保護のための屋根などは不可としています。詳細は、作成前にご相談ください。

質問9
雨水をトイレ用水に利用できますか?

回答9
原則不可です。みなさんから頂いている「下水道使用料」は、みなさんの水道使用量を基礎として算出しているため、雨水や井戸水などを下水道(汚水管)に流されますと、使用料以上に下水道を使用してしまうこととなります。
また、長岡京市は「分流式」といい、汚水(生活雑排水など)と、雨水を別の下水道管に分けて集めています。
汚水は、高度な処理を行い、河川へ放流しますので多額の費用がかかります。雨水はそのまま河川へ放流することとしているため、高度処理費用がかかっていません。
このため、雨水を汚水管に流す(トイレなどに流す)ことは、余分な高度処理費用を発生させることとなります。
ただ、どうしてもトイレに利用したいという人は、下水道専用メーターの取り付けと、毎月の使用料ご報告を頂けるのであれば利用可能で、長岡京市でも企業などでは利用されています。
そのほか、ご不明な点はお問い合わせ先までお気軽にご質問ください。