教育委員会11月定例会会議録
- ID:619

日時
平成22年11月16日(火曜日)午後3時

場所
長岡京市役所大会議室A

出席者
浅輪委員長、竹下委員長職務代理者、北畑委員、中小路委員

陪席者
教育部長(角田)、教育次長兼文化振興課長(大八木)、教育次長兼学校教育課長(滝川)、教育総務課長(山田)、総括指導主事(本島)、生涯学習課長(中尾)、青少年・スポ-ツ課長(堤)、青少年・スポ-ツ課主幹(中小路)、中央公民館長(川上)、図書館長(小泉)、教育支援センター所長(田村)、北開田児童館長(森本)

開会
浅輪委員長開会を宣言する。

前回会議録の承認
承認・署名

委員長諸報告
- 10月22日~24日市民文化まつり
- 10月30日平成22年度長岡京市文化賞・スポーツ賞表彰式
- 11月1日~2日市町村教育委員会研究協議会(竹下委員、北畑委員が参加)
- 11月5日府内市町村教育委員研修会(京都府教育振興基本計画について。「規範意識を育むこと」、「先人の知識と知恵を取り入れること」、「学校・家庭・地域での取り組み」の三つを基本にした教育振興プラン中間案)
- 「少年の主張」京都大会について
- 11月11日長岡京発見の地石碑建立式典市内古墳の埴輪の特別展示
- 11月14日ガラシャ祭

教育長諸報告

教育部長から報告
- 10月23日~26日アゼリア通り一方通行社会実験
- 10月25日~26日会計検査(長法寺小学校補助金事業関係、文化財関係)
- 11月3日、11月6日~7日国民文化祭(岡山)視察(クラシックバレエ、オーケストラ)
- 11月11日長岡京発見の地記念碑建立について
- 11月30日~議会

各課長諸報告
各課長諸報告

質問・意見等
委員
11月1日・2日に文部科学省主催の市町村教育委員会研究協議会に行きましたことについて、報告いたします。(分科会議題は「学力等の向上推進と課題について」)分科会では、地方分権、地域主権と教育との関連について、質の高い教育のために、保護者、学校、地域の関係を深めることが大事だという内容でした。学校運営協議会を主として、コミュニティースクールに向けてのイメージ作りを行っていくこと、段階を踏んで学校のガバナンスと教育委員会の改革を行っていくことなどについて学びました。
基調講演は、保護者、学校、地域の信頼関係を深めることについての内容でした。学校支援の人材を育成するためには、他者や社会への無関心、傍観者的資質といった現代的な若者気質を打開する必要があること、そして、そのために、潜在的な理性や人間性に焦点を当てた指導を行うことで効果が望めるという話でした。
委員
(分科会議題「教職員の指導力・人間力向上と地域の教育力活用のための支援について」)私が参加した分科会の話題は、教員研修についての内容が中心でした。事例発表の中で、これからの教員は海外で見聞を広めることが大事だということで、毎年一定数の教員に海外研修を行っているという話に注目が集まりました。
また、指導主事が校内研修に入れないということや、教員の高齢化という課題についての話もありました。
委員
まず一つ報告をさせていただきます。
11月4日・5日に中学生の職場体験学習が行われ、私の書店の店舗にも来ていただきました。
自分たちで工夫しながら非常によく頑張ってくれましたし、今年は4中学校一斉に実施され、大変有意義だったと感じます。来年も続けてほしいと思います。
もう一つは、文部科学省の資料で、「児童・生徒の問題行動等の生徒指導上の諸問題に関する調査」という報告がありまして、暴力行為が増えているということについてです。
特に、暴力行為を起こしている児童・生徒の割合が、全国平均と比べ、京都府では非常に高いという数字が出ています。
長岡京市ではどのような状況になっているか気にかかりますので、お教えください。
事務局
まずは体験学習についてですが、先ほど委員からもお話しいただきましたように、今年は、4中学校合同で実施しました。その総括につきましては、後日、各中学校の担当者を集めて行い、来年度に繋げていきたいと考えています。
次に、二点目の問題行動調査、問題事象の件数についてです。
平成21年度において、小学校では過去と比較してほぼ横ばいです。中学校では増加傾向にあります。
皆が皆問題行動を起こしているわけではなくて、何人かの子どもたちが繰り返し起こしているというのが本市の現状ではないかと考えています。
地域の協力を得ながら取り組みを行っていかなければならないのではないかと考えています。ただ、それには限界がありますので、現在、向日町警察署から、警察のOBのかたに「スクールサポーター」として中学校に来ていただいています。そのように、警察とも連携しながら取り組みを進めているという状況です。
委員
激しく問題行動を起こしている児童・生徒については、警察の協力も得ながら取り組んでいただくようお願いします。
また、一般的に、子どもたちに時間をかけてコミュニケーションを図っていかないといけないとか、最近の子どもたちは感情のコントロールができていないなどということが言われますので、ルールをしっかり守るということを子どもたちにきちんと指導していかないといけないと思います。
委員長
他に何かございますか。
委員
研究協議会でのことや生涯学習課の報告にあった学校支援地域本部事業との絡みで、地域と家庭と学校が連携するという方向に向かって、国も府も努力しているのですが、そのような面で、長岡京市はかなり進んでいるのではないかと思います。
子どもの性格などを勘案すると、今の教育というものは、学校だけで改善できるというものではないので、地域・家庭・学校の連携を密にして、土台の整備を推進していっていただきたいと思います。
委員長
他何かございますか。
委員
岡山の国民文化祭のおもてなしの視察に行かれたとのことですが、「おもてなし」というのはどのようなものですか。
事務局
9日間開催されている中で、平日は取り組みが難しいので、土曜・日曜・祝日に、メイン通りで各お店が「おもてなし」をされていたり、総合グランドで地域の商工会などがブースを出されて物品販売をされるなど、皆さんが集まられるような催しをされていました。
長岡京市でも、おもてなし部会を結成し、商工会の協力も得るなどして、長岡京市を訪れる皆さんをもてなせるような催しを行わせていただけるよう進めております。
委員長
わかりました。他に何かありますか。
委員
府の研修会でのことですが、「放課後子どもプラン」の呼び方のことで気になりました。地域によって呼び名はまちまちですが、全国的には「放課後子どもプラン」でしたよね。
事務局
「放課後子どもプラン」というのは、長岡京市で言う「すくすく教室」と「留守家庭児童会」を含めたものです。
長岡京市では「留守家庭児童会」と「すくすく教室」というように分けて言っています。ただ、府の補助金の関係で、名称を一つにすることになっています。
委員長
長岡京市は、「すくすく教室」と「留守家庭児童会」において、それぞれ足取りがしっかりしていますが、少しの名称の違いが補助金に左右することがありますね。
委員長
長岡京市は本当に素晴らしいところだと思います。
視察も多いですし、そのための、文化財や町家、モニュメントなどをPRする観光ガイドのようなものはないですか。
事務局
ふるさとガイドの会のものがありますので、更新をしていくよう努めます。
委員長
埴輪など新しいものも出てきますしね。
事務局
埋蔵文化財センターのホームページは随時更新しています。
委員長
それから、いつも思うのですが、発達障がいもいろいろありますし、教育支援センターの作業も大変だと思います。
皆様ありがとうございます。

議事
委員長
それでは、議案審議に入ります。
第26号議案「長岡京市学校給食業務運営の一部変更」について議題といたします。
議案の説明をお願いします。

教育部長から議案説明
委員長
皆様何かご意見等ありますか。特にないようですので、承認です。

協議案件
- 公の施設の指定管理者の指定について(長岡京市立中山修一記念館)(生涯学習課長から説明)
- 平成22年度12月教育費補正予算について(教育総務課長、学校教育課長、青少年・スポーツ課長、文化振興課長、中央公民館長、図書館長から説明)

行事予定
行事予定(11月17日~12月21日)について(教育総務課長)

意見・質問等
なし

閉会
浅輪委員長、午後4時50分挨拶並びに閉会を宣言する。