教育委員会平成24年2月定例会会議録
- ID:861

日時
平成24年2月21日(火曜日)午後3時

場所
長岡京市役所会議室7

出席者
浅輪委員長、竹下委員長職務代理者、北畑委員、中小路委員、芦田教育長

陪席者
教育部長(山本)、教育部次長兼文化振興課長(大八木)、教育部次長兼学校教育課長(堤)、教育総務課長(山田)、教育総務課担当主幹(舟岡)、総括指導主事(本島)、生涯学習課長(中尾)、生涯学習課主幹(関)、青少年・スポ-ツ課長(中小路)、青少年・スポ-ツ課担当主幹(岡本)、中央公民館長(川上)、図書館長(橋本)、教育支援センター所長(田村)、北開田児童館長(森本)、社会教育主事指導員(村尾)

開会
浅輪委員長開会を宣言する。

前回会議録の承認
承認・署名

委員長諸報告
- 1月28日第15回長岡京市わたしの主張発表大会について
- 1月29日文化財消防訓練(長岡天満宮)について
- 1月30日乙訓教育委員会連合会研修視察について
湖南市発達支援室・ことばの教室、宇治市スーパーサポートセンター視察 - 2月11日第27回人権問題研究市民集会について
- 2月14・15日教育委員会委員視察研修について
福井市立至民中学校「異学年型教科センター方式による教育の取組み」について - 2月16日長岡第十小学校1年2月成人式について

教育長諸報告
- 1月27日京都府下都市教育長協議会(京丹後市)について
- 2月3日京都府教育委員会連合会役員会について
総会5月25日(金曜日)
平成24年度京都府の教育指導に改善点として、京都式少人数に教育の推進、小学校2年生で35人学級、
小学校での専科教員の配置、生徒指導対策の充実、フレックス学園(昼間定時制)の創設 - 2月3日校長会について
土曜活用について(小学校で学期一回程度活用し、教育活動の実施)
夏季休業中の学校業務休止日について(3日間に増加)

各課長諸報告
各課長諸報告

質問・意見等
委員
生涯学習推進員の活動について報告されていますが、生涯学習推進委員はどのような形で推薦されるのですか。また、平成24年度当初予算で地域コミュニティ活性化事業の予算を計上されていますが、地域コミュニティ活性化事業と生涯学習推進委員の活動がどのように関連して行われているのか教えてください。
事務局
生涯学習推進委員は自治会から推薦を受けて出していただき、自治会の取組みや校区での取組みについて力を合わせながら行事をやられています。地域コミュニティとの関係ですが、そこと連携しながら行っているところもあります。例えば「長四小フェスティバル」などの校区の祭りなどと連携して取組んでいます。今後の課題ですが地域の取組みと合わせて校区での取組み、または地域コミュニティと連携を図り、より身近にその地域や校区のかたと触れ合う場を増やしながら、地域の繋がりを増やしていくという形で発展させていきたいと考えています。
委員
当初予算ではコミュニティ活性化事業は市民協働政策監と多世代交流ふれあいセンターが実施する事業がありますが、縦割りになってはいけないと思うのですがその点は繋がりはあるのですか。
事務局
一つの縦割りの中で様々な形での模索をしているのが実情です。地域で推進員がおられて地域や校区での取組みを行い、校区での取組みの中の地域コミュニティのところに、「長四まつり」などの校区の祭りに一緒に取り組んでいます。いわゆる体振と同じような形と考えていただけたらよいかと思います。活動が地域や校区又は自治会の運動会であったり、様々な活動をコ―ディネートしたり、推進員の役割を果たして核になっていただけるかたです。
委員
予算計上は別であっても、実際の事業は協力連携して実施するということですね。
委員
文化協会の「小中学校作品展」はバンビオ3階で作品を展示されていましたが、あの場所ですとわざわざ行かなければならないかと思います。一階ロビーで展示することはできないでしょうか。
事務局
展示に関しましては総合交流センターの協力を得て、無料で展示させていただいております。以前はJRの地下道のギャラリーに展示したり、公民館のギャラリーを活用していましたが、文化協会の会員様の展示と合わせてその場所で実施させていただいているのが実情です。
委員
視察研修の感想ですが、湖南市発達支援室の研修では発達支援のシステムが作られており、学校教育だけではなく福祉部局、最終的には就労まで連携され、発達支援について考えられているのが印象的でした。長岡京市でもスムーズな発達支援を行っていただくようお願いします。福井市立至民中学校の視察につきましては、ハード面がユニークであり、真似のできない事業の組み立てがありましたが先生の熱意や生徒の熱心に学んでいる姿を見て、通常中学校で異学年が連携することは学校行事しかないので、それをうまく取り入れ運営されているのが印象的でありました。長岡京市の中学校においても工夫されてさらに子どもたちの学びが豊かになるようにしていただきたいと思います。
長岡京市は竹の子の里で有名ですが、孟宗竹の発祥の地であると伺いましたが説明していただけますか。
事務局
孟宗竹の発祥の地は、日本で二カ所ありまして鹿児島に一カ所あり、もう一つは奥海印寺の寂照院であり、京都大学の竹博士で知られる故上田先生がその二カ所を挙げられています。この度、京都府の記念物の担当者が、孟宗竹の発祥の地として天然記念物の指定ができないか調査され、近々府の指定として文化財保護審議会で決定されます。3月中には京都府の指定として発表される見通しです。場所は寂照院本堂北東の境内に残っている竹藪約500平方メートルの部分が指定されます。

議案
委員長
それでは審議に入ります。
第1号議案「平成24年度指導に重点の策定」について議題といたします。
議案の説明をお願します。
(教育部長から議案説明)
(総括指導主事・社会教育指導員から改訂内容説明)
委員長
ご苦労様でした。文言整理など細かい点に気を配られたと思います。市長の教育文化教育立市を反映され景観学習、環境学習が盛り込まれていますし、生涯学習では頻繁に地域コミュニティについて表記されており、地域、家庭の絆など重要なポイントになっているかと思います。委員の皆様何か意見はございますか。
委員長
景観学習についてはどのように取組まれますか。
事務局
景観学習については国土交通省のモデル事業を参考にしながら、本市の景観担当である都市計画課とも協議しながら総合学習の時間で行います。平成24年度は授業数の関係上、全学年とはいきませんが、各学校でどの学年でどのような内容を行っていくかは、教務主任会を通じてモデルケースを示しながら、年間を通してどの時期に行うか現在検討しております。
委員長
環境学習もその中で絡めて行っていかれるということですか。
事務局
環境学習については西山が中心となり実施していきます。景観学習については一例でたとえますと、町の風景を写真で撮り、色を変えるとどのようなイメージになるかという例もあります。
委員長
指導の重点はどのように周知されますか。
事務局
全教職員に配布します。子どもたちには学校の目標やルールについて指導していきます。
事務局
社会教育の関係につきましては、社会教育関係団体にも配布します。
委員長
異議がないようですので、原案どおり承認いたします。

協議事項
- 長岡京市中央公民館設置条例の一部改正について
(中央公民館長から説明) - 長岡京市図書館設置条例の一部改正について
(図書館長から説明) - 長岡京市総合交流センター設置条例の一部改正について
(教育支援センター所長から説明) - 平成23年度教育費3月補正について
(教育総務課担当主幹、学校教育課長、生涯学習課主幹から説明)

報告事項
- 道徳準教科書の選定について
(学校教育課長から説明) - 平成24年度教育費予算について
(教育部長から説明)

行事予定
行事予定(2月22日~3月22日)について(教育総務課長)

意見・質問等
なし

閉会
浅輪委員長、午後4時50分挨拶並びに閉会を宣言する。