教育委員会平成24年8月定例会会議録
- ID:993

日時
平成24年8月22日(水曜日)午後3時

場所
長岡京市役所会議室7

出席者
浅輪委員長、竹下委員長職務代理者、北畑委員、藤原委員、芦田教育長

陪席者
教育部長(山本)、文化・スポーツ振興室長(中村)、文化・スポ-ツ振興室担当主幹(岡本)、教育部次長兼教育総務課長(谷川)、教育部次長兼学校教育課長(堤)、教育総務課担当主幹(舟岡)、総括指導主事(本島)、生涯学習課長(中尾)、生涯学習課主幹(関)、中央公民館長(川上)、図書館長(橋本)、教育支援センター所長(田村)、北開田児童館長(森本)

開会
浅輪委員長開会を宣言する。

前回会議録の承認
承認・署名

委員長諸報告
- 7月22日寧波市効実中学校訪問団歓迎会について
- 7月27日若葉カップについてについて
- 7月28日ロンドンオリンピック女子サッカーパブリックビューイングについて
- 7月27日日独スポーツ少年団さよならパーティーについて

教育長諸報告
- 全国中学校体育大会出場
水泳=長中(1名)・長四中(1名)
陸上=長二中(2名)・長三中(1名)
吹奏楽=金賞(長中・長三中・長四)銀賞(長二中) - 7月27日英語指導助手・ピーターソン・ケイリントンさん着任
- 7月20日府内市町教育委員会教育長会議
大津市中学生いじめ事件に関連して緊急対策と今後の方策 - 不登校の増加について
H22年の2倍、ネグレクトの増加で家庭との連携が課題。 - 文化スポ―ツ賞について
- 市制施行40周年記念事業「子ども議会」の開催について

各課長諸報告
各課長諸報告

質問・意見等
委員
いじめ問題については、様々な所で取り上げられているが、本市は適切な対応をされていると考えます。先日実施された、府下市町村教育委員会のいじめ対策に関するアンケート調査の中で、大津市教育委員会の対応についてどのよう考えるかという質問に対して、「わからない」とする回答が多いなか、本市は「不適切」と回答されており、日頃から、適切な対応がされているという意味で大変うれしく感じました。また、教育長の報告の中で、ネグレクトが原因で不登校が増加しているという話ですが、7月に要保護児童対策ネットワーク会議が開催され、児童虐待が増加しており、34件の虐待事例のうち17名が小学生であると報告されました。今後、関係機関各自が責任を明確にして、適切な対応をする必要があるということでまとめられていましたが、本市の今後の対応についてお聞きしたいと思います。
事務局
会議の中では学校と教育委員会からの通報が多いという話がありました。学校からの通報が長岡京市が多いのは何か理由がありますかということを聞かれていましたが、連携が充実しているため、気づきが早いのではないかという返答をしました。
委員長
この会議には乙訓医師会からも委員として参加しており、医者が発見、問題があると判断した場合、直ちに通報し、関係機関と連携を執っています。
事務局
要保護児童対策地域協議会は全体会と実務者会議があり、全体会は年2回開催され、実務者会議は、児童相談所、警察、保健所、市役所等の関係機関の実務者をメンバーとして、毎月1回会議があります。委員の言われている内容は、実務者会議の内容を全体会で報告されたものであると思います。これに関連して、学校教育課では7月20日に生徒指導進路総合推進事業運営協議会を開催しました。これは不登校と虐待、特にネグレクトに係る不登校が増えてきているなか、府教委から研究指定を受けて、実務者会議を行い、特に連携について適正に実施されているか見直しを行うものです。メンバーには子ども福祉課、健康推進課、学校教育課や学識経験者に入っていただき、虐待・不登校についてもう一度見直す会議を行っています。
この会議に関わりまして、府教委が全小中学校の管理職を対象にアンケート調査を実施しましたので、結果分析が終わりましたら報告させていただきます。
委員
行事に参加しての感想ですが、アーリントンや寧波市の子どもたちとの交流、ドイツのスポーツ交流と様々な国際交流ができ大変良かったと思います。
いじめの問題でエスカレートしていくのは閉じられた空間で行われており、本市のように子どもたちが集える場を設けていただくことは、大変良いことだと思います。交流を通して感じたことは、外国の子どもたちは積極的で、少しくらいできなくても前に出てくるが、日本の子どもたちはまだまだできていないので、積極性を身につけてほしいと思います。
若葉カップでは、第3位になった長岡京市女子チームに感想を聞いたところ、非常に残念で悔しさが滲みでていたのが非常に頼もしく感じられました。
また、派遣社員に学校長が直接仕事を依頼することは法に抵触するという記事がありましたが、学校の用務技手さんは本市ではどのような位置づけになっていますか。
事務局
本市の用務技手は、市職員が学校に入っているのが5校で、残りはシルバー人材センターに委託しています。委託契約する場合、事前に業務内容の仕様を取り交わし、その業務内容に従って業務をしていただいています。直接雇用のかたについては、学校長から指示しておりますが、シルバー人材センター委託職員についてはそのようなことがないように、業務委託内容に従って業務を行っております。
委員
地区プールの安全面についてですが、遊泳途中の休憩は30分毎に5分し、その際子どもの人数の点検、把握を行うなど、安全面については厳しく行っていただきありがたく思います。夏休みの子どもたちの楽しみの一つでもありますので、今後も事故がないよう継続していただくようお願いします。また、水質管理についても安全上重要なことですので、安全な水質が保てるよう今後ともよろしくお願いします。
事務局
管理員は水質検査も重要な業務ですので、遊泳開始前と途中で実施しております。
委員長
アスペルガ―のかたの裁判で、社会の受け皿がなく、復帰しても同じような事件を起こしてしまう可能性があるため、刑期を長くしたという事案がありましたが、刑を長くしても社会復帰する教育はできず、社会的に教育する場がないことに問題があるように思います。
委員
裁判員制度では、一般人は刑について復讐感情、報復感情で考えてしまうが、専門家は社会的にどのように復帰すべきか、一定社会的、全体的なバランスを考え刑の意義を考えます。できるだけ裁判員の結果を尊重する傾向にありますが、裁判所が専門的に考えて、疑問がある場合は変わることもあります。
委員長
発達障害は増加傾向にあります。(このような事件を)予防することが必要であり、見守る態度が必要であると思います。

議案
委員長
それでは審議に入ります。
第16号議案「平成25年度小・中学校において使用する教科用図書(学校教育法附則第9条に規定する教科用図書)の採択」について、議題といたします。
議案の説明をお願します。
(山本教育部長から議案説明)
委員長
ご審議を願います。
委員長
何か、ご意見等ございませんか。
各委員(なし)
委員長
ないようですので、第16号議案は原案どおり承認します。

協議事項
平成24年度教育費(9月)補正について
文化・スポーツ推進室長、学校教育課長、生涯学習課長、中央公民館長
図書館長から説明。

意見・質問等
なし

行事予定
行事予定(8月23日~9月18日)について(教育総務課長)

意見・質問等
なし

閉会
委員長、午後4時40分挨拶並びに閉会を宣言する。