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教育委員会平成25年5月定例会会議録

  • ID:3198

教育委員会会議録

日時

平成25年5月21日(火曜日) 午後3時

場所

長岡京市役所 会議室7

出 席 者

浅輪委員長、竹下委員長職務代理者、北畑委員、藤原委員、山本教育長

陪 席 者

教育部長(中村)、文化・スポーツ振興室長(岡本)、教育部次長兼教育総務課長(谷川)、教育総務課担当主幹(舟岡)、学校教育課長(本島)、総括指導主事(大木)、生涯学習課長(中尾)、生涯学習課主幹(関)、中央公民館長(荻)、図書館長(橋本)、教育支援センター所長(岡花)、北開田児童館長(森本)

開   会

浅輪委員長開会を宣言する。

前回会議録の承認

承認・署名

委員長諸報告

・   4月25日~5月5日  アーリントン訪問

・   5月 7日 臨時議会での学校耐震の請負契約承認

・   5月 8日 乙訓教育委員会連合会総会

・   5月15日 京都府市町村教育委員会連合会幹事会で副会長となる

・   5月21日 学校訪問(長岡第四小学校)

・   富士山が世界文化遺産に6月16日に正式決定される予定

・   政党より抜本的教育改革に向けた具体的提言(5歳児に対する幼児教育の義務化の検討)について

・   学校保健会の位置付けについて

   学校保健会は決められた方針を、教育委員会・学校・保護者に通知しなければならない

   教育委員会は委嘱した学校医に協力や指導依頼ができる立場である

教育長諸報告

・  体罰教員が文科省の緊急調査で840人と過去最多であったことについて

・  子どもの日にちなんで発表された15歳未満の子どもの推計人口が1,649万人と過去最低の人数となったことについて

・  厚生労働大臣が、老人の医療費抑制を行わない旨を発表。今後の国家財政における社会保障費がますます増嵩する懸念について

各課長諸報告

 各課長諸報告

(質問・意見等)

委員

 教育長報告にもありました体罰について、注目すべき判決が5月14日に大津地方裁判所から出ていた。新聞紙上での内容によると、生徒の母親が、指導した顧問を含めて責任を問う国家賠償を求めた裁判であったが、判決としては過失責任を認め、自治体(町)に対して損害賠償の支払い命令をするも、顧問への損害賠償請求は認めない判決であった。この判決で注意するべき点は「格闘技である柔道には一定の危険があり、指導者は試合や練習で生じるおそれのある危険から、生徒を守る義務を負う」という部分です。技である乱取りの練習後、生徒が水分補給の際に水筒とは反対方向に歩く異常行動があり、指導者は意識障害の可能性に気づくことができたとされている。練習の中止や脳外科の受診等により救命の可能性があったと判決で指摘されているが、過失を認める一方で、職務上に起きた損害の賠償責任は国や地方自治体が負うとする国家賠償法の規定に基づき賠償責任は町だけにあると判断した。気合い入れの行き過ぎた行為は認めているが、日常的、継続的な体罰については否定した。今回の判決において、柔道とは非常に危険があり、それに対して生徒を守る義務というのが、指導者も含めて責任が教育委員会にあるということで真摯に受け止めていかなければならないと思うが、指導と体罰への線引き、体罰自体を法律的にどの様に考えるのか、そのことについて何かコメントがあるか。

事務局

 詳しいことが分からないのでコメントをすることが難しい。ただ、長岡京市においては、この前、京都府教育委員会(以下、府教委とする)の調査があり、小学校・中学校での体罰はゼロであると報告しました。ただし府教委では文部科学省に数十件の体罰があったことを報告したという内容が新聞報道されておりました。教育委員会としては、小・中学校の先生方に体罰は子ども達の人権を守る視点からも決して行ってはいけないと指導しています。ただ、体罰の線引きについては非常に難しいところがあり、教育委員会としては継続して指導してまいります。

委員

 この前も報告を受けた柔道部に関して、割と危険性が高いことは従来から言われているが、そのあたりのところは去年対応して、いろいろと対処してもらっているということで良いか。

事務局

 柔道については以前の質問時でもお答えしましたが、府教委の方も講習会を継続し、今年度も開催すると聞いています。教育委員会としても教育支援センターで研修を6月27日に、市独自で中学校の武道場を借り、柔道連盟から講師に来ていただき講習・研修を行います。柔道については、どうしても体と体で組む部分があり、剣道とはまた違う危険性があるので、教育委員会としても研修をさらに積んでもらうことを考えております。

委員長

 いろいろ技があり危険も伴うので、今後とも検討をしていく必要がある。

 その他に何か。

委員

 今日、学校訪問した感想も含めてのこと。長岡第四小学校へ訪問し、非常に豪華に上手な展示物を、また沢山見せていただいた。サントリーや大阪ガスなど企業の出前教育を受けておられ、授業や或いは放課後等でも、そういうものを子ども達が体験していることは素晴らしいことだと思う。長岡第四小学校に限らず、各学校に対する事業予算はどのようになっていますか。企業からの好意となっているのかお聞きしたい。

事務局

 そのあたりが、なんとかならないかと私自身、考えているところです。特に外部からの、大学の先生、あるいは企業、学生など、ボランティアのような形で講演・支援をしていただいている現状です。今年度の予算はありませんが、もっと積極的に外部の力を活用できるよう、来年度に向けてはそういった動きも考えていきます。

委員

 本当に良いことだと思いました。ぜひ、考えていただきたい。

委員長

 ほかに何か。

委員

 通学路の見直しといいますか、先日のこと。朝の登校時間帯に長岡第五小学校付近を通りました。新しい道路ができ、たくさんの子どもが歩いていた。なかなか途切れない状態を見て、車の中から危ないなぁと感じました。工事も継続中です。長岡第四小学校でもこれから校区内で工事があり、立命館の工事も始まると聞きました。年度始めで、これから各校の地区委員から危険個所についての見直しの報告が挙がってくると思われる。毎年「そんなにかわらないのだけれど」という結果報告でがっかりされた場面も何度か見てきました。各部署との連携、警察等機関との調整もあり難しいと思います。しかし、やはり親は実際に地元を見て危険個所と思う場所の報告を挙げています。通学路は安全を保ってほしいと思います。亀岡の事件もありました。ご検討ください。

事務局

 先ほどの長岡第五小学校、長岡第四小学校の校区に京都第二外環状道路(にそと)が開通し、特に長岡第五小学校の側道に信号が何箇所か付きました。教育委員会は学校教育課だけでなく他の部署と協力し、開通してから約1週間、朝と午後からの日に2回職員が見守り、また土木課へも依頼した結果、シルバー人材センターの方が見守りとして立たれました。少し気になるのは、信号が早く変わってしまう点。小学一年生が一回で渡れそうで渡りきれないかも、といった心配もあるが、現時点では、なんとかいけるのではないかと考えております。だたし、これから以降も車の動きが変わってくるので、もう一度見直しをかける必要があると考えます。ただ、長岡第五小学校についても長岡第四小学校についても、PTAと学校が連携し通学路の見直しを行っています。今後、学校教育課も含めて相談しながら、通学路の見直しをしていきたいと考えています。併せて、立命館が今年の10月頃には開校すると聞いています。先日、立命館の校長と副校長、事務の方5名来られ、教育委員会は学校教育課が立ち会ったが、通学経路をどのように考えているのかの話をしました。またそれぞれの地域にも説明会を開催するとの説明がありました。立命館では将来、中学校・高等学校の約1,700人がJR長岡京駅や阪急の新駅を利用して通学するため、できるだけ分散させて長岡京市の公立小・中学校とは重ならないような形で考えていきたいという内容の話を聞きました。今後、それについても、さらに通学路について相談をしていきます。ご承知おき願います。

委員長

 通学路の各要所での見守りは継続されるのか。

事務局

 通学路の見直しについては、現状、学校・PTAにお任せしています。ただし今後、車が多くなる予測も考えられます。もう一度その点はしっかりと見ていき、学校・PTAと十分連携をとり対応をしていきます。

協議事項

・平成25年度教育費補正予算について

 (学校教育課長から説明)

委員長

 何かご意見、ご質問等は。

委員

 研究指定校として予算を受けられることは、とても有り難い。力をつけていただきたい。

報告事項

・長岡第三小学校(北西・北東棟)耐震化等工事請負契約について

  (教育総務課担当主幹から報告)

(意見・質問等)

        なし

・長岡第二中学校(北棟)耐震化等工事請負契約について

  (教育総務課担当主幹から報告)

(意見・質問等)

           なし

・アーリントン友好訪問団滞在報告について

  (学校教育課長から報告)

(意見・質問等)

委員長

 以前はアメリカ国内で途中寄港しました。ボストンまで直通だと時間が短縮しましたね。

委員

 アーリントンたよりは、それなりに書いてもらっているが、たよりのナンバー2の紙面で個人名を解りやすくカタカナにしたほうが良かったのではないか。

事務局

 このたよりは現地で毎日データ作成したものです。データ容量が重く現地でPDFに変換のうえ送信してもらいました。何度も現地と交信し修正を行いましたが、結果として修正しきれない部分もありました。

委員

 後日、体験談などは紙面にするのか。

事務局

 子ども達に感想を書いてもらって報告し、ホームページに掲載します。

委員

 ホームステイでの文化的な、カルチャーショックのような体験記等書いてもらいたい。それから、たよりでは授業体験の内容が書いていなかった。授業体験も含めて報告書には記入してもらいたい。

事務局

 これは団長が、毎晩午前3時頃まで要して作成、送信したたよりです。写真は可能だったが、子ども達の生の声は載せられませんでした。

委員長・委員

 しかし、今回のたよりは生の感じが出ており良かった。

事務局

 報告書では生の声を掲載します。是非お読みください。

委員長

 次回の募集はどのようになりますか。

事務局

 既に来年度に向けての募集を準備しています。来年度は友好30周年、アーリントンへ訪米して10周年にあたることから、頑張って取り組みたいと考えております。

委員長

 30周年の節目、教育委員会として頑張っていきましょう。

行事予定

行事予定(5月22日~6月18日)について (教育総務課長)   

(意見・質問等)

委員

 学校公開は、これまでも行っていたのか。

事務局

 毎年行っています。学校選択制に関わり、今回と8月下旬に公開、小学校6年生が4つの中学校を見て学校を選択します。

委員

 これは、選択制を利用する児童だけが見学するのか。

事務局

 全ての児童が対象です。

委員

 今後、立命館中学校も建つので、公立と言えども競争の時代。私立だけでなく国立もオープンキャンパスがある。ぜひ取り組んでください。

その他

・本日、午前11時から長岡第四小学校を学校訪問し、授業参観、校長との懇談会を実施。

閉  会

委員長、午後4時28分挨拶並びに閉会を宣言する。

お問い合わせ

長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

電話: 075-955-9532

ファクス: 075-951-8400

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