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教育委員会平成25年12月定例会会議録

  • ID:3699

会議の概要

日時

平成25年12月17日(火) 午後3時

場所

長岡京市役所 大会議室A

出席者

浅輪委員長、竹下委員長職務代理者、北畑委員、藤原委員、山本教育長

陪席者

教育部長(中村)、文化・スポーツ振興室長(岡本)、文化・スポ-ツ振興室担当主幹(柿原)、教育部次長兼教育総務課長(谷川)、教育総務課担当主幹(舟岡)、学校教育課長(本島)、総括指導主事(大木)、生涯学習課長(中尾)、生涯学習課主幹(関)、中央公民館長(荻)、図書館長(橋本)、教育支援センター所長(岡花)、北開田児童館長(森本)

開会

浅輪委員長開会を宣言する。

前回会議録の承認

承認・署名

委員長諸報告

・   11月20日       京都府人権教育指導者研修会

・   11月30日       乙訓小学校ふれあい駅伝で長岡第四小学校が優勝

・   12月 5日       議会開会

・   ノロウィルスの流行について

 下痢・おう吐・頭痛などの症状がある。手洗いをしっかりと行なう。

・   子どもの視力低下について

 文部科学省が12月13日に発表。学校保健調査によると視力が1.0未満の児童・生徒は、高校生で65.8%と過去最多。中学生は52.8%、小学生は30.5%といずれも過去2番目の多さであった。スマートフォンやゲームなどITによる目の酷使に注意が必要。

・   小学校での食物アレルギーについて

 長岡第十小学校の学校保健会へ出席した際、養護教諭から相談を受けていた。一校だけの取り組みではなく、乙訓二市一町の養護教諭合同会で提案するとともに乙訓医師会へ申し入れた経過より平成26年度から各小学校で統一した食物アレルギー児における食品除去のための診断書、除去指示書を使用することが決定。

教育長諸報告

・   全国学力テストについて

 学校別成績の公表を文部科学省が解禁。市町村の責任において公表することになった。競争であってはならないようなところにまで、競争意識ばかりが高まる点や、目指さなければならないのは教育の質の向上であるが、点数や数値化ばかりに拘ってしまう点が課題である。現状において安易な公表は避けたいと考える。

・   小学5年生・6年生の英語教科化について

 早い時期から基礎的な英語力を身につける機会を設け、国際社会で活躍する人材育成を図るため、5・6年で英語が教科となる。段階を経て今後も低学年へ浸透していくことになる。

 英語の重要性も大事ではあるが、真の国際人とは外国語で日本の文化を紹介できる能力があると基本理念にあることから、我が国の古典、文化、歴史の学習も合わせて充実させることが真の国際人育成教育である。

・   西山天王山駅が今月21日開業

 駅周辺は戦国時代・古代に様々な歴史が渦巻いていた。この歴史や文化を土台にして明日に繋げることが大事である。繋ぐのは物ではなく、人から人へと繋げることが重要で、子どもへの義務教育、大人への社会教育、自分自身で学ぶ生涯学習と、我々の職務においてもやりがいがあり前向きに取り組んでもらいたい。

各課長諸報告

                       各課長諸報告

 

(質問・意見等)

 

委員

 11月の定例会で話した、学校の先生に対する業務量軽減について聞かせてもらいたい。

事務局

 学校の先生にも一人1台のパソコンを使える環境にして、各教員は授業準備のプリントや形式文書を入力することで時間短縮を図っている。今回の質問を受け、学校現場での教員の放課後、休日出勤の業務について聞いたところ、放課後は授業の準備に費やしている者が一番多かった。次に会議に時間を要している。また土日に出勤している教員は、小学校では授業準備、成績処理、地域への対応の順に多く、中学校では部活動、授業準備という結果が出た。また、業務量軽減のためにどのようなことを希望するか尋ねたところ、教師の増員や会議の軽減といった声が多く挙がった。市教委だけで解決できる問題ではないが、業務量軽減にむけて支援をしていきたい。

委員

 パソコン活用程度では抜本的な時間短縮にはなっていない。一例ではあるが、授業に二人の先生が配置されることがある。内容によっては一人が準備するなどの業務はできないか。

事務局

 加配教諭は学校に一人程度なので、学年ごとに対応することは正直なところ無理があります。また、生徒指導や保護者に対してしっかり対応していくために相当な時間を要しているのも現状です。

委員長

 現代の学校スタイルに応じて対応していく中で、各学校とも現状の中で省略や簡素化できる項目から取り組んでいただくようお願いしたい。

 そのほかに何かありますか。

委員

 11月に長岡第二中学校で学校支援地域本部事業の様子を参観した。各校の特徴もあると思い、他三校も見せていただきたい。

委員

 フォーラムで聞いた話。最近は学校裏サイトが減る代わりに、SNSやスマートフォンが普及する中でラインなどのいろいろなところから子どもがグループに入る、入らないで揉めることが多々ある。またトラブルに巻き込まれる。どこに居ても端末を通じて情報が得られる環境において、様々なトラブルに巻き込まれないようにするための教育が必要である。自治体等でも取り組んでいると思うが、公民館などで安全教室のような講座ももっと増やしてもらいたい。また、同様の講座でも課題はたくさんあるので是非取り組んでもらいたい。

委員長

 青少年を取り巻くサイバー犯罪については警察と連携してするなどの方法がある。年代は少し遡るが、薬物・ドラッグ撲滅に対する取り組みとして保健所を活用した広域での講演を行い学校の先生も参加されていたが、今はそのような連携した取り組みはあるのか。

事務局

 児童生徒向けには、警察にも協力してもらい防犯教室などを行っています。先日指導主事が集まる会議でも私から提案しましたが、今回の話のようなトラブルに繋がり易い例を挙げると、保護者が自分の端末を機種変更したが以前に使用していた機種はまだ使えるのでSNSを入れて子どもに使わせた。子どもは無防備に使用してしまう。このような事例は実際にあります。保護者に向けて話を持っていかないといけない為、乙訓教育局へも依頼し連携した取組みを協議している状況です。

委員

 パソコンがなくてもゲーム機や音楽機器でもできる状態のためとても危険です。

委員長

 子どもたちが様々なトラブルに巻き込まれないように、関係機関との連携や教育の場を設けていただきたい。

協議事項

委員長

         協議事項について順次説明をお願いします。

 

・財産の取得について

          (学校教育課長から説明)

 

(意見・質問等)

   なし

 

・平成26年度教育委員会各課等の主要事業や課題について

・平成26年度教育費予算要求について

     (各課(室・館・所)長から説明)

 

(意見・質問等)

委員

 長七小の学童は保育所との併設で民間委託による運営となったが、状況を知りたい。

事務局

 今年度からの運営ですが、受託法人は、手作りおやつの提供や太鼓、茶道クラブの実施、夏休みの加配の充実などに取り組んでおり、保護者からは好評です。

報告事項

・仮称、長岡京市ふるさと資料館基本構想について

(生涯学習課主幹から報告)

 

(意見・質問等)

                                             

委員

 まちなか博物館ネットワーク構想というのは、まちなか博物館という名前で造ると言う訳ではないのですね。

事務局

 この構想は一つの提案でありまして、市内に点在する各構築物や関連施設を総合的に繋ぐ中核施設、文化財・歴史古文書の保存を担う施設としての機能を併せ持つ資料館施設となる考え方です。

委員

 そのような構想の基で施設を造るということですか。

事務局

 はい、既に街中に点在する文化財や展示施設など長岡京市全体を博物館と観立てて、それらをネットワークで繋ぐ中核施設として、まちなか博物館ネットワークを構築します。

委員

 ふるさとガイドの会などと連携し、現地を回ることもできますね。

委員長

 ネットワークでまとめるにも力が要ります。とても丁寧な構想で楽しみです。

 

・長岡第三小学校における損害賠償の額について

(学校教育課長から報告)

 

(意見・質問等)

    なし

行事予定

行事予定(12月18日~1月21日)について (教育総務課長)

     

(意見・質問等)

        なし

閉会

浅輪委員長、午後4時41分挨拶並びに閉会を宣言する。

お問い合わせ

長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

電話: 075-955-9532

ファクス: 075-951-8400

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