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教育委員会平成26年12月定例会会議録

  • ID:4526

会議の概要

日時

平成26年12月17日(水曜日) 午後3時

場所

長岡京市役所 会議室2

出席者

浅輪委員長、竹下委員長職務代理者、藤原委員、安久井委員、山本教育長

陪席者

教育部長(中村)、文化・スポ-ツ振興室長(天寅)、文化・スポ-ツ振興室担当主幹(柿原)、教育部次長兼教育総務課長(谷川)、教育総務課担当主幹(舟岡)、教育部次長兼学校教育課長(本島)、総括指導主事(大木)、生涯学習課長(中尾)、中央公民館長(荻)、図書館長(橋本)、教育支援センター所長(岡花)、北開田児童館長(岡本)

開会

浅輪委員長開会を宣言する。

前回会議録の承認

承認・署名

委員長諸報告

  • 11月22日 乙訓地方小学生駅伝大会
  • 12月 4日 議会開会
  • インフルエンザの流行と対策

 唾液には抗菌作用、消化作用、自浄作用などがある。歯磨きや口腔ケアをすることで唾液の分泌量が増えるほか、よく噛むことで唾液が分泌され、唾液に含まれる消化酵素と混ざり消化する力が上昇する。また会話も効果的で、口の周りの筋肉が刺激され活発化することで唾液が出る。唾液による抗菌作用や胃液に含まれる酸によりウイルスを流してくれる。インフルエンザ流行期における対策としてマスク着用、咳エチケット、手洗いやうがいに加えて、口腔ケアは効果大である。

 学校保健安全法により発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで登校不可である。発症日は、病院に受診した日ではなく発熱が始まった日を起算日としている。

教育長諸報告

  • ノーベル賞授賞式は実に華やかであったが、授賞までには苦労と地道な努力があった。世界のいろいろな分野で貢献している方を見て、子ども達は励みにしてほしい。
  • 国政選挙での若年層の投票率について
  • 日本新聞協会の第5回「いっしょに読もう!新聞コンクール」で、中学生16,484 編の 応募の中から長岡中学校3名が奨励賞、長岡中学校が奨励学校賞を受賞。

各課長諸報告

                      各課長諸報告

(質問・意見等)

委員

報道で待機児童の問題が出てきている。全国的にみると解消していない様子であるが本市の状況は。

事務局

保育所の件については健康福祉部の対応につき詳細は解りかねますが、待機児童ゼロに向けた取り組みとして保育所定員を増やしていく、国の子育て支援に関する法令より当市の条例や運営基準の改定に取り組んでいます。また長岡第四小学校附近ほかで民間施設で待機児童解消のための取り組みを進めている状況です。待機児童ゼロになっているかどうか迄は聞いておりませんが、取組みとしては進めています。

委員

その検討の場に教育委員会は入っていないのか。待機児童問題の対応は福祉だけで行っているのか。

事務局

虐待、いじめ問題などの各分野において関わっています。

事務局

国は子ども子育て会議としてつくるという話があるが、長岡京市にはもともと児童対策審議会があり、これを子ども子育て会議として運用し一緒に考えています。

委員長

待機児童問題のほか病後児の対応についても、もう少し広がっていけばと思います。

その他何かありますか。

委員

新聞でしめ縄作りの記事が出ていた。季節だけでなく、子ども達が地域に帰っていく時期だと感じた。しめ縄を作れる方が減り、伝統を継承していくことが大事となっている。せっかく地域に帰るので、子ども達には時季にしかできない事柄を感じさせてあげたい。

次に。各中学校では三者懇談が行われ中学3年生は進路を決める時期となった。京都府立高校の受験制度が去年より変更となり二年目の受験のシーズンである。また長岡京市に私立高校ができたことで、状況の変化、以前でいう京都西通学圏から以外の学校へ受験する学生が増えるだとか、私立への流れが増えるなどということは無いのか。

事務局

11月15日現在で新聞報道されていました。この時点では特定の学校に7倍を超える形になっていましたが、集中と分散がはっきりとしてきています。特に乙訓地域の生徒たちは外に出る動きの方が以前に比べてあります。これは制度がそうなるように作ってあるので当然のことです。生徒たちは特に慌てている様子もなく、やはりこのような状況になったねというように受け止めています。あくまでもその調査自体は、とりあえず書いてみましたといった最初の思いなので、これから三者懇談を踏まえて、練られていき、安定した数字の学校へ最終的には本人達も行くのではないかと考えています。3回のチャンスがある中で、1回目はチャレンジしてみたいという思いを強くさせている制度なので、挑戦する結果として学校によっては高倍率となる分、落ちる生徒の数もある制度です。そのような状況は昨年度と変わりません。

委員

府立高校の受験制度を受けて、私立を受験する生徒が増えるといったことはないか。

事務局

直接的な関係は無いと思われます。11月の報道では私立高校の事は何も数字に表れていないので、その後の進路について具体的な志望校を決めるうえで私立を選択、あるいは私立から公立を受験する者も出てくると思われます。

委員

次世代環境教育教材開発のプレゼンテーションが乙訓環境衛生組合で行われた。長岡京市は環境に力を入れているが、今回大学と連携し教材開発に取り組みデジタル絵本などを作っていた。環境をテーマにリサイクルとはどのようなものか、分別の必要性など小さな子ども達にも解るように物語風絵本として工夫を凝らし紹介されていた。また、それを見て終わりではなくペットボトルモザイクアートやリサイクル絵合わせゲームといった親しみやすい活動を取り入れていた。その他にも長岡京市ピカピカ大作戦と称してかわいいデザインのごみ袋を作り、ごみステーションをアートに変えようとの活動紹介があった。これは学校の授業にも使え、PTAや社会教育事業にも活用しながら環境教育を進めていけると思ったので報告する。

次に指導の重点より何点か質問します。学校教育の努力点の中で、特色ある学校づくりの推進と生徒指導、情報教育の各項目に教育支援センター研究部門との連携が挙がっている。各研究部門の体制やどのような連携があるのか伺う。

事務局

教育研究部門は学校教職員を研究員として委嘱し、年5回程度会合しています。これまでの定例会での話題にもなっている情報ネットワークの中でのいろいろな負の部分についてどうするか、実践事例について授業を参観し研究をしています。また教材としてどのように活用していくか実践交流しています。

委員

先月の定例会報告でも学校の中で子ども達にもしっかりと指導していかなければならないとの報告があったが、具体的にどのように学校の中に反映させているのかと思います。本日の協議事項に出てくる教育支援センターの主要事業にも、子どもの学ぶ力を引き上げることが結果的に大きないじめ対策に繋がっていくと書かれていて、そのとおりだと思う。また現場の先生達が知りたい、学びたいと教育の在るべき姿が主要事業に組み込まれている教育支援センターの支援連携は学校現場にとって力強いものがあるので、研究された内容をぜひ学校へうまく反映させて、先生方に広く行渡るように、時には大きなアピールがあっても良いのかなと思いますので、どんどん進めていただきたい。

事務局

ありがとうございます。情報教育でいえば、学校のカリキュラム上でなくネット上で起こっている課題については、外部の専門的な方を呼んで学校として子ども達に直接授業をおこなう、先生たちの研究にするなどの動きがあるので、集約しながら更に(聞き取り難く不明)。こうしましょうという話には至っていません。

委員長

教育支援センター推進協議会が今年から立ち上がったと聞いている。その中で、今の話も盛り込まれ来年度に繋げていくと理解しているが、それで良いか。

事務局

推進協議会自体は教育支援センターが昭和62年11月に事業開始しています。そういう事でいけば27年あまり時代と共に歩んでいます。当時の長岡京市レベルでセンターが立ち上がったのは先進的である。四半世紀が経過し、社会の状況を受けてセンターの機能を更に充実させるためにどのようにすれば良いのか、専門家の方も入れて今の研修、相談の部門も持っているので、そのあたりの維持、充実をしていこうと意見をいただいています。

協議事項

  • 平成27年度教育費予算要求と主要課題について

(各所属長から説明)

(意見・質問等)

委員長

西山キャンプ場にトイレはあるのか。

事務局

有ります。有りますが老朽化し傷んでいたので移動式の物を設置しています。

委員長

全体に占める教育費の割合は。

事務局

市全体の12~13パーセントです。

委員長

個々に対応するためには本当に費用のかかる内容です。来年度は教育委員会の新制度に繋がっていく時期なので非常に皆さん一人一人が心して取組む必要がある。

委員

感想ですが、学校ホームページの話が出ていた。子どもが通っている家では学校だよりが配布されるが、保護者以外はホームページでしか情報が得られないので、ぜひ力を入れてもらいたい。もうひとつ、もうすぐ一年生の保護者版についてであるが、入学説明会の時に講演だけするのはもったいない。予算が通ればという条件付きではあるが、自分の子育てを振り返るような場になってくれれば良いと思う。

報告事項

  • スポーツ推進計画策定に係るパブリックコメントの実施について

(文化・スポーツ振興室長から説明)

(意見・質問等)

なし

行事予定

行事予定(12月18日~1月21日)について (教育総務課長)

     

(意見・質問等)

なし

その他

  • 中学校給食について説明。
  • 環境教育における低炭素杯に長岡第四小学校が京都府予選を通過。平成27年2月13日から14日に東京ビッグサイトにて発表。

閉会

浅輪委員長、午後4時52分挨拶並びに閉会を宣言する。

お問い合わせ

長岡京市 教育部 教育総務課 総務係
電話: 075-955-9532 ファクス: 075-951-8400