教育委員会平成27年1月定例会会議録
- ID:4610

会議の概要

日時
平成27年1月21日(水曜日) 午後3時

場所
長岡京市役所 大会議室A

出席者
浅輪委員長、竹下委員長職務代理者、藤原委員、安久井委員、山本教育長

陪席者
教育部長(中村)、文化・スポ-ツ振興室長(天寅)、文化・スポ-ツ振興室担当主幹(柿原)、教育部次長兼教育総務課長(谷川)、教育総務課担当主幹(舟岡)、教育部次長兼学校教育課長(本島)、総括指導主事(大木)、生涯学習課長(中尾)、中央公民館長(荻)、図書館長(橋本)、教育支援センター所長(岡花)、北開田児童館長(岡本)

開会
浅輪委員長開会を宣言する。

前回会議録の承認
委員
協議事項で発言の文言より一部修正をお願いします。
(一部修正後の会議録作成)
承認・署名

委員長諸報告
・ 12月18日 12月議会最終日
・ 1月 5日 年賀交歓会
・ 1月10日 出初式
・ 1月12日 成人式(新成人746名、出席者542名)
・ 1月16日 小田市長退任式・退庁式
・ 1月18日 長岡京市民マラソン大会(参加者726名)
・ インフルエンザが流行しているので注意が必要

教育長諸報告
・ 大雪と災害について
元日より大雪による災害警戒本部が立ちあがった。今回は大雪であったが、災害は一つだけが発生するわけではない。同時に複数の災害が起こった際の対応について、市として教育班として防災計画の中で検討していく必要があると考えさせられる年の始めであった。
・ 組織における節目、市長交代や体制が動くときは、業務多忙や一瞬の気のゆるみ等から、偶然にも様々な事件事故災害等が起こる危険性が考えられる。管理職が抱える組織、職員の意識、施設の不備、そして情報についていま一度点検してもらい、第四半期を乗り切っていただきたい。
各課長諸報告
各課長諸報告
(質問・意見等)
委員
適正規模・配置の基準や考え方を示した手引案が公表され、小中学校の統廃合を検討する根拠となる内容であった。当市は該当がないと思うが長岡第五小学校区は児童数が多いこともあり、今後も考えることが必要となってくると思われる。ここでは標準学級数は12から18学級となっているが、今後12学級を下回る学校が出てくるのか状況見込みを伺いたい。
事務局
長岡第五小学校は千人を超える状況にあります。来年度見込みは減る状況にあります。ただ、いろいろな情報を聞く中で第五小学校区の泉が丘近傍で再開発による住宅が建ちそうな雰囲気があり、注意深く様子を見ていく必要があると考えています。現在のところ教育総務課で施設面の対応をしていただいているところです。他の小学校につきましては、人数規模の一番小さい長岡第六小学校で、各学年2学級で特別支援学級もありますので12学級を下回ることはなく、長岡京市においては今のところ12学級を下回る学校はありません。逆に増えつつある学校がありまして、神足小学校と長岡第七小学校です。長岡第七小学校については数年前に大型マンションが建ち、入居世帯のお子さんが成長し、入学する児童が増えていることが大きな要因と考えています。長岡京市においては直接該当しない内容と考えています。
委員
現在、長岡第五小学校はどのくらいの学級数あるのか。
事務局
現在33学級です。1学年あたり5学級と支援学級が3学級です。
委員
これだけ人数が多いと保護者から分割などの話は出ていないのか。
事務局
そういう声も聞いています。
委員長
即答のできる内容ではないということで、今後の検討課題とします。
その他、ありますか。
委員
成人式に出席し滞りない良い式でした。当日の着物姿の新成人を見て、親御さんの思いも一入だろうと思いました。18日には市民マラソン大会に参加いたしましたが、その中で心温まる光景がありました。私の近くに教頭先生と特別支援のお子さんが一緒に走っておられたのですが、子どもさんがコースアウトをしようとする度に教頭先生が、こっちやで、こっち。と伴走の方と二人で子どもを導いてゴールまで何度も何度も声をかけ、やる気を持たせて走っている姿がありました。片や数日前のニュースでは、教頭先生があまりの業務多忙を理由にダウン症の子どもへの入学通知を出さなかったという報道で、対象児の母親が教育委員会に訴え教育委員会が動いたことで入学を許可するといった内容でした。同じ教頭先生でも正反対です。市民マラソンに参加した教頭先生にとっては休日であっただろう、仕事外でもこうして子どもと関わっている姿勢に対して大変素晴らしいと感じました。これまでに、先生方の事務的な業務負担については言われていますが、少しでも軽減されて子供さんと関われる余裕を持っていただけたらと思っています。
先日、学校へ電話をかける機会がありました。電話口より○○学校の○○ですと先生方が名乗ってくださることが多く、かけた側も安心するのですが、ごくたまに名乗られない先生が居られ何となく不安になったりすることから、お忙しいとは思いますが、一呼吸おいてお名前を名乗っていただけたら気持ちの良い応対になると思います。
委員
新聞報道で、IPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された山中伸弥氏の研究所の話が出ていた。研究員の多くが非正規雇用で研究資金を募っているという内容でした。有名な研究所でも資金面では大変なのだと思いました。寄付は団体個人を問わず、寄付をされた方には山中伸弥所長名での感謝状がもらえるとのこと。子どもたちが教授の感謝状を貰ったら嬉しいだろうなと思いました。学校によっては児童がアルミ缶を回収し、その資金で自分たちが使う道具や用具を購入している所があるが、その研究所へ寄付をしたとすれば更におもしろい体験学習ができるのではないか、うまく行けば山中教授が感謝状を持って講演に来てくれるかもしれないと想像をしたりしました。子ども達には地域や社会に関心をもって内向きにならないで、外に向かって何かを働きかける力を培って欲しいと思います。長岡京市教育振興基本計画が今年見直しの時期だと聞いているが、教育改革で道徳や英語教育にしても小中一貫教育にしても制度がどんどん変わっていく時期であり、教育現場の方々をはじめ関係者の皆さんがこれから頑張ろうと思えるような見直しをお願いします。

協議事項
・ 長岡京市教育振興基本計画審議会条例制定について
(教育総務課長から説明)
(意見・質問等)
委員
平成21年度に検討会議の要綱設置をしているが、前と異なる部分はあるのか。
事務局
審議会については内部のみの会議を除き、法律または条例でなければならないと地方自治法138条の4第3項で定められています。前回は検討会議として要綱を設置しましたが、今回教育委員会の付属機関の審議会として条例を制定し、また、委員の報酬については特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の適用をするものです。
委員長
大筋、要綱の流れを汲んで委員の人数などは変わらないということでよろしいですか。
事務局
はい。その通りです。
委員
第2条(2)に、その他教育委員会が必要と認める事項に関することと書かれていますが、計画の審議会に関しての条例ですよね。その他必要と認める事項というものが具体的にあるのですか。
事務局
具体的な事項はありませんが、他の条例にならって何か議論する必要があった場合のために条項を設けています。

報告事項
・ 長岡京市立の小学校及び中学校に勤務する府費負担教職員の服務に関する規程の一部改正について
・ 道徳準教科書の選定について
(2件、学校教育課長から説明)
(意見・質問等)
委員
服務に関する規程の一部改正の件について、これまでの2人以上養育する職員から2人養育と3人以上に規程を分けた訳だが、具体的に3人だと1日増えるだけなのか。
事務局
そうです。11日となります。
教育長
特別休暇に関する規程のみなので、病気休暇などの規程は別にあります。
委員
道徳はこの準教科書と私たちの道徳で授業されているのですか。
事務局
基本は準教科書です。これは市の単独費用で購入し子ども達に配付しています。私たちの道徳という書は国から配付されているものです。さらに京都府教育委員会からも1冊配付があり3冊で授業します。
委員長
教科となる場合はどうなるのか。
事務局
平成30年から教科となるときには教科書ができます。
委員
3種類もあるので、ぜひ活用していただきたい。
委員長
道徳というものは大人の規範意識がしっかりしないと子ども達に浸透していかないと思います。学校教育だけでなく、保護者や社会教育も含めて徹底していただきたい。

行事予定
行事予定(1月22日~2月18日)について (教育総務課長)
(意見・質問等)
なし

その他
・2月12日午前8時30分 環境教育における低炭素杯出場のプレゼンテーションを長岡第四小学校体育館で行う。大会は2月13日~14日

閉会
浅輪委員長、午後4時13分挨拶並びに閉会を宣言する。
お問い合わせ
電話: 075-955-9532 ファクス: 075-951-8400