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教育委員会平成27年5月定例会会議録

  • ID:4966

会議の概要

日時

平成27年5月27日(水曜日) 午後3時

場所

長岡京市立図書館 大会議室

出席者

教育長   山本和紀

委員   浅輪信子

委員   藤原有希子

委員   安久井由紀子

欠席者

委員   竹下賢

出席説明員

教育部長  中村修

文化・スポ-ツ振興室長  天寅修平

文化・スポ-ツ振興室担当主幹  柿原晃

教育総務課長  舟岡衛

教育部次長兼学校教育課長  本島知樹

総括指導主事  大木義文

生涯学習課長  薮内豊

中央公民館長  荻潤一郎

図書館長   野村和吉

教育支援センター所長  岡花秀樹

北開田児童館長  岡本勝道

 

事務局職員

係長  五十棲恵子

傍聴者

なし

開会

山本教育長開会を宣言する。

前回会議録の承認

承認・署名

教育長諸報告

  • 台風6号

5月に本土接近は2012年依頼。今年も暑い夏。連日真夏の気温であるが体調管理に注意してもらいたい。

  • 4月23~24日 近畿都市教育長協議会開催。議題の中心は、4月にスタートした教育委員会制度について。

 

  • 総合教育会議

5月26日に総合教育会議を開催。市長と教育委員会が今後の教育行政をどのように調整していくのか話し合いました。市長が定めることとなっている教育大綱については、教育委員会として我々が持っている教育振興基本計画、これを大綱のベースとしていただいてはどうかとの提案を致しました。市長からは、そのあたりも踏まえて自身の参考にさせていただくと発言がありました。

第1回会議では、この会議のあり方、教育大綱をどのようにしていくのか、教育委員会委員の抱えておられる思いについて市長も交えての意見交換を行いました。約1時間の会議の中で、今後の本市の教育行政、市長との関係、責任の所在を明確にしながら、より一層力強い教育行政を進めていくため市長と教育委員会が協力していこうという話で締めくくりとなりました。

  • 5月12日 第1回乙訓地区教科用図書採択協議会

乙訓二市一町の中学校が平成28年度から4年間使用する中学校教科用図書について、調査、研究、助言等を行う第1回協議会がスタートしました。最終決定は各市町の教育委員会が決定することとなりますが、内容の審議にあたっては採択協議会を設けて検討する手順となっています。乙訓地区の場合は教育委員会のメンバー全員が採択協議会の構成員となっています。8月末までに決定します。

  • スポーツ少年団設立30周年式典

スポーツ少年団として日頃よりご指導いただいている方を中心とした会合に出席し、子ども達のスポーツについて、子どもの頃から親しむ、健康な体をつくる、指導に向けた気概を聞かせていただいた。

各課長諸報告

各課長諸報告

(行事・会議報告資料に基づき説明)

(質問・意見等)

委員

本日、定例会の前に長岡第八小学校へ学校訪問してきました。子ども達が大変素直で元気で活気がありました。本当に子供たちから英気をもらい嬉しく思っています。

学校訪問で、校舎建設から年数が経過し古くなったと感じる箇所があります。今年度、耐震工事も行われると思いますが、周囲やその他補修にも気をつけてもらいたい。

次に、アーリントン訪問の引率、お疲れさまでした。貴重な体験ができたのではないかと思っています。この後の報告を楽しみにしています。

少し話は反れますが、私はテレビドラマが好きでよく観ます。あるドラマで主人公が皿洗いばかりさせられ、師匠に料理を教えてほしいと不満をぶつける場面がありました。すると師匠から、料理を教えるつもりはない、教えられたものは身に付かない、覚えたかったら盗めと言われ、その後めきめきと腕を上げていくストーリーです。今の子ども達は盗むどころか、教えても、教えてもなかなか身に付かない。盗みたいと思うほどの情熱を持つというところが一番の学びだと思うが、その情熱を持たせるにはどうすれば良いのかと思い悩みます。本日の学校でも、子ども達の主体性についての話もありました。それだけにアーリントンの留学事業については、子ども達が行きたいという強い動機があったように思います。

動機、そのあたりに価値があるのではないか、何事にも情熱に結びつけるところが大事なのだと思いました。

委員

元気で素直な子ども達が多く、また給食を食べていても、ドッヂボールをしていても自分から選手ですと言える、堂々とした子ども達に感動しました。

アーリントンについては、帰国時に出迎えを致しました。疲れた様子ではありましたが、その中でも皆さん、やってきたぞという充実感のある表情をされていました。荷物いっぱいの中にも色々な思いや経験を詰めて帰国されたという空気を一緒に感じられたことは、出迎えだけでも嬉しかったです。

アーリントンも終わり、次は修学旅行、体験学習など各学校で出かけられる頃と思います。行き先については学校ごとに決定されていますが、同じ長岡京市の学校でありながら、ばらつきがあることは如何なものかと感じたりもしています。また、行くことに対して今時は、携帯電話を持っていかない、多めのお金を持っていかない等の数年前には無かった新たなルールを決めていかないといけないのではないか。子ども達には窮屈かもしれないが、携帯電話やテレビのない生活を子ども達が一緒におくることで、貴重な体験になると思うことから、ルールづくりをしっかり行い楽しい経験だけをしてもらいたい。

委員

文部科学省の学校健康調査によると、小学生の3割が視力1.0未満とのこと。テレビを近くで観る、携帯やスマホの普及の影響もあると思われる。視力低下は学力低下にも繋がるので、生活習慣を考えていかなければならないと思います。

次にデング熱について。今年も蚊の出る季節になりました。デング熱は一旦収束していますが、刺されないようにすることが大切。藪に入る時、山に行く時は長袖を着用するなどのケアが必要。発症直後は熱が出ます。4、5日経つと真っ赤な湿疹がみられ、その後回復していく。稀に重症化するので栄養と水分補給をしっかり行うこと。

事務局

委員よりお話のありましたアーリントンの報告は何時させていただきましょうか。

教育長

報告案件にありますが、今お願いします。

事務局

4月24日から5月5日までアーリントンへ行かせていただきました。出発、帰国に際してはお見送りやお出迎えを有難うございました。今年度は実施を決定してから、子ども達には選考から出発まで極めて短期間でした。結論から言うと子ども達は非常に頑張ったと思います。中にはホームシックに罹った生徒もいましたが、最終的にはよく頑張りました。天候にも恵まれ全てのメニューを遂行することができました。短期間だったので、実は不十分な準備の中で現地へ行った部分もありました。英語の歌を何曲か歌うのですが暗譜が不十分な曲がありました。そのことを子ども達に指摘したところ、バスの中や移動の合間を見つけては口ずさみ、それぞれが確認し合うという非常に質の高い子ども達でした。それ以降は良く覚えていました。

しかし帰国してから、子ども達の感想にもありましたが、多くの生徒が英語力のなさに打ちのめされて帰っています。それこそが今回のねらいともいえます。

大人の目から、行かせていただきアメリカを見せていただいた感想ですが、ひょんなことからボストン近郊に住む日本人の方々と食事をする機会がありました。ハーバード大学の医学関連で研究をされているような方々が集まっておられたのですが、その方々に長岡京市のメニューを紹介したところ、やはり中学生のような若い時に自分の力のなさを感じとることが重要と話されていました。そして、もしも来年も来られるのであればハーバード大学を案内しますとまで声をかけていただきました。その他には、虐待に対する感じ方が違いました。私のステイ先には小学生がいて、私が何度か小学校へ連れて行く場面がありました。ホストファミリーが言うには、子供だけで学校には行かせられない、大人が就いていかないと駄目だそうです。だから日本の集団登校は働く親にとって極めてありがたいシステムだと話しておられました。ちなみにアメリカでは家に子供を一人で置いておくことも検挙の対象となるそうです。

いずれにしても、子ども達は自分達の力不足を認識しました。ですが、これから続く彼らの今後に期待しています。報告は以上です。

 

議案

教育長

議案の一括審議としてよろしいか。

各委員

       (異議なし)

教育長

それでは審議に入ります。

第8号議案「長岡京市社会教育委員の委嘱について」、第9号議案「長岡京市教育振興基本計画審議会委員の委嘱について」、第10号議案「教育支援センター研究部門研究員の委嘱について」、第11号議案「長岡京市就学指導委員会規則の一部改正について」、第12号議案「長岡京市教育支援委員会委員の委嘱について」、第13号議案「長岡京市教育委員会公印規程の一部改正について」を議題とします。

各議案の説明をお願いします。

(教育部長から議案説明)

 

教育長

提案理由の説明をいただきました。審議は一括して行います。

なお、規則改正と改正後の規則に基づく委員委嘱があるため、議決は一件ごと、議案番号順に行います。

ご審議願います。

委員

就学指導と特別支援の名称は、単に名称が変更となっただけですか。

事務局

名称の変更ですが、少し話がずれるかも解りませんが、昭和62年には長岡京市適正就学指導委員会と呼んでいました。その後平成12年に就学指導委員会に変わりました。そして今回教育支援委員会という形で変更を提案しているわけですが、平成18年に特別支援教育という概念が学校教育に入ってきました。それまでよく言われていた「障がいの種別や程度の判定」という言い方がありましたが障がいの重複、多様化といった様々な障がいの形が出てきている中で、固定的なものの見方ではなく一人ひとりの子供の教育的ニーズを捉えて支援を考えていく形へと変わってきました。社会的にもノーマライゼーション等の流れがあり、いわゆる平成18、19年からは特殊教育の考え方から特別支援教育の転換になりました。その流れを受けながら、保護者等の意見を最大限に尊重しようというのが、平成25年9月の法改正の主旨となっています。その中で強調されたのが単に判定するだけでなく、教育相談、就学相談として、その先まで支援していこうという教育支援の考え方、組織であれば教育支援委員会にしましょうといった流れがあり、名称変更の方向が示されました。長岡京市の場合は、これまでから保護者等の意見を十分に伺いながら取り組んできていますので今回の法改正の趣旨を先取りして行ってきたことでもあり、この際名称についても変更させていただくものです。

教育長

審議も尽きたようですので第8号議案から順に賛成の方の挙手を求めます。

第8号議案「長岡京市社会教育委員の委嘱について」賛成の方の挙手を求めます。

各委員

(全員、挙手)

教育長

全員賛成により第8号議案は議決しました。

次に第9号議案「長岡京市教育振興基本計画審議会委員の委嘱について」賛成の方の挙手を求めます。

各委員

(全員、挙手)

教育長

全員賛成により第9号議案は議決しました。

次に第10号議案「教育支援センター研究部門研究員の委嘱について」賛成の方の挙手を求めます。

各委員

(全員、挙手)

教育長

全員賛成により第10号議案は議決しました。

次に第11号議案「長岡京市就学指導委員会規則の一部改正について」賛成の方の挙手を求めます。

各委員

(全員、挙手)

教育長

全員賛成により第11号議案は議決しました。

次に第12号議案「長岡京市教育支援委員会委員の委嘱について」賛成の方の挙手を求めます。

各委員

(全員、挙手)

教育長

全員賛成により第12号議案は議決しました。

次に第13号議案「長岡京市教育委員会公印規程の一部改正について」賛成の方の挙手を求めます。

各委員

(全員、挙手)

教育長

全員賛成により第13号議案は議決しました。

次に協議事項に進みます。

協議事項

  • 平成27年度教育費6月補正予算について
    (教育総務課長、学校教育課長、生涯学習課長から説明)
  • 長岡第六小学校(北・南西棟)耐震化等工事請負契約について
  • 長岡第八小学校(北・南棟)耐震化等工事請負契約について
  • 長岡第十小学校(東棟)耐震化等工事請負契約について
    (3件、教育総務課長から説明)

 

(意見・質問等)

委員

学校教育課へ質問です。いじめ対策等生徒指導推進事業の取組実績にSOS発見シートを作成されたとありますが、どのようなものですか。

事務局

虐待に関わらず不登校や子ども達が学校不適応を起こす状況については、できるだけ未然に学校なり関係者が危険な状況を把握し、未然防止に努めねばなりません。そのためのツールとして作成しました。担任がその子を見ながらパソコン上で各項目のチェックをしていきます。直接どうなるのかは解りませんが危険因子と考えられる状態、例えば食生活の乱れや家族構成といった社会的な側面と、学力で苦戦していたり、攻撃的であるといった個に関わることや環境に関わることの質問項目を作成し、それらの項目に幾つ当てはまるかによって危険度合いを事前に察知し、支援していくことを目的に作成したシートです。昨年本市で作成、長三小と長六小の一部のクラスで試行してみました。もう少し練り上げて提案していけたらと考えています。

委員

学力向上システム開発校に今年度からの二年間長岡第五小学校が指定されている。これから研究されていくことと思われるが、長岡第四中学校がでは昨年度と今年度指定されていることから、小中一貫的な要素が強いのかとも解釈できるが、そのあたりはどうなのか。

事務局

現段階では小中一貫的な要素は含めていません。それぞれの学校が、学校の子ども達の実態に合わせて、特色ある学力向上システムを開発することが目標ですので、この事業において、小中連携を市教委が意識していることはありません。

なお、市内全体、別の事業として小中連携については取り組んでいます。

教育長

長岡第十小学校の耐震化等工事で請負業者については一般競争入札で株式会社三煌産業と決定した。あまり見ない業者であるが実績はあるのか。

事務局

長岡京市への入札参加自体が初めての業者です。ただし、京都府立高校では何校か耐震工事をされており、実績はある業者です。

報告事項

  • 長岡京市教育委員会事務決裁規程の一部改正について
  • 長岡京市教育委員会文書取扱規程の一部改正について
    (2件、教育総務課長から説明)

 

(意見・質問等)

 なし

行事予定

行事予定(5月28日~6月17日)について (教育総務課長)

     

(意見・質問等)

なし

閉会

山本教育長、午後4時14分挨拶並びに閉会を宣言する。

お問い合わせ

長岡京市 教育部 教育総務課 総務係
電話: 075-955-9532 ファクス: 075-951-8400