教育委員会平成28年8月定例会会議録
- ID:6229
教育委員会会議録
1 日時
平成28年8月17日(水) 午後3時00分~午後4時16分
2 場所
市役所 会議室7
3 出席者
教育長 山本和紀
委 員 浅輪信子
委 員 竹下賢
委 員 安久井由紀子
委 員 藤原有希子
4 事務局職員
教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹
教育総務課長、教育部参事兼学校教育課長、総括指導主事
生涯学習課長、中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長
北開田児童館長、教育総務課総括主査、同課主査、同課再任用職員
5 傍聴者
なし
6 開会
教育長
開会を宣言する
7 前回の会議録の承認
承認・署名
8 教育長諸報告
(教育長諸報告)
・7月23日 西代里山公園完成式
第二外環状道路建設に伴い、トンネルの近くに本市の思いがかなった公園が竣工した。新たな大きな公園ということで、市民に親しまれるよい施設になればと願う。
・7月26日 総合教育会議
教育大綱の市長の指定と、中学校給食の進捗状況について議論が交わされた。
・29日~若葉カップ全国小学生バドミントン大会開催
本市のスポーツ少年団男子が2位の快挙を遂げたことにより、すごく盛り上がった大会となった。
・4日 小中一貫の講演会。
学校関係者が出席され、専門の研究者を招いて勉強していただいた。
・9日 乙訓教職員セミナー
先生方にトラブルに関する知識を高めていただいた。次の教育現場で生かしていただきたい。
7月末から3週間ほど35度超えの暑い日が続いている。幸いにも本市の子どもが熱中症という連絡はないが、引き続き注意をしてほしい。
この間、オリンピックの開催と併せて高校野球も開催され社会はスポーツ一色の状況。ブラジルという地球の反対側の国で熱い戦いをしている。メダルの獲得数が多いようだ。男子柔道は全階級でメダル獲得した。2020年東京オリンピックも楽しみな状況である。平和を前提とした世の中でのスポーツの祭典であるが、ブラジルの地元では犯罪も多発しているようだ。オリンピック開催という華やかな一方で、生活をしていく中でスポーツどころではない人がおられるという国情もうかがわれる。
我が国では高校野球の真最中であり、甲子園に毎日何万という観客が押し寄せていて、よい試合を見せてくれている。高校野球は教育の一環であるが、中にはプロにひけをとらないような選手もいる。本日、全国中学校体育大会に出場する新体操と陸上高跳びの2名の中学生が、先ほど市長報告に来てくれた。自分の夢に向かって精いっぱい頑張ってきてほしい。
26日は2学期の始業式。夏休みに蓄えたエネルギーを生かし、次の新しい学期に向けて頑張ってほしい。子どもたちには勉学にスポーツに十分に励んでいただき、将来に向かって羽ばたいてほしい。
9月議会も間もなく始まる。毎年、上半期も終わろうとしてるこの時期に決算議会が開会される。ここで前半の総括をして次のステップに向かっての今も考えてほしい。反省ばかりでなく、それを踏まえて前に向かって進んでほしい。
9 行事・会議結果報告
各課長諸報告
(行事・会議報告資料に基づき説明)
(質問・意見等)
(委員)
命の大切さについて。文科省によると、2016年度学校基本調査で小学生の数が過去最低を更新したとあった。小学生の数は今年5月1日現在で638万6千人であり、前年より5万9千人減って、過去最低を更新したとあった。
障がいがあったり学習障がいがあったりする子どものための特別支援学校や教室に通う子どもは、13万8千人で前年度より2千人増えていて、過去最高であるとあった。
これを踏まえて、神奈川県相模原市の障がい者施設で起こった障がい者が殺害された事件について思う。容疑者は施設の元職員であった。2月に緊急措置入院をしていた。措置入院とは、精神保健福祉法に基づき、自分や他人に傷つける危険がある場合に都道府県知事などが本人の同意を得なくても入院させることができる仕組みである。今回も事件前に措置入院させたにも拘らず、医師が他人に危害を加える恐れがなくなったと判断し、そして3月に退院した。しかし、こんな事件が起こってしまった。医師としては本当に判断が難しい。今後、措置入院させ退院させた患者のその後のフォローをどのようにしなければならないか、ということは厚生労働省の課題でもある。
そこで思うが、やはり、若い職員の人権意識が鈍っているように思う。介護職員と利用者が寄り添う人権意識が育っていないように思う。あらためて、小中学校時代からこれまで以上に人権教育の必要性があるのではないか。命の大切さ、人権教育をしっかりやってほしいと思う。
(事務局)
その通りだと思う。
(委員)
前回、子どもの貧困との関係で子ども食堂について質問した。その後、新聞報道で長岡京市社会福祉協議会がそのことについて取り組みを検討しているという記事があった。そういう対応をとるべき人々が長岡京市にもおられるということで大変良いことだと思う。この子ども食堂だけではなく、社会福祉協議会が地域コミュニケーションプロジェクトを考えている。高齢者の支援を含めての計画を市民と交流する中で考えていき、いろんな事業計画をつくられているという。制度的に、教育委員会とはどう関係しているか聞きたい。学校教育というのは福祉と強いつながりがあるので、できる限り連携していく必要もあると考える。こういった事業をする中で教育委員会から委員として出ていることはあるのか
(事務局)
現在のところ、社協と集まる会議の中で地域コミュニケーションプロジェクトには委員は出ていない。
しかし、地域の中で子どもを取り巻いている環境について注視するとともに、連携していく必要はあると考えている。
(委員)
社会福祉協議会の何らかの委員会に教育から出ることはあるのか。
(事務局)
委員として入っているものもあるが、このプロジェクトには入っていない。
(委員)
長岡京市の4中学の吹奏楽部が府大会ですべて金賞をとったということで誇れると思う。
見ていて感じたことに、中学生が使っている楽器がかなり古いと感じた。近くで見ると傷だらけで昭和時代のものや、ガムテープで補修しているものもある。楽器は高価で買い替えるのが難しいのはわかっているが、予算がそちらにも回ればと思う。
一方で、若葉カップの開会式やガラシャ祭りの行進などで活躍している長岡京市マーチングバンドは人が集まらないと聞いている。中学生がこんなに頑張っている中、そちらの活動も考えてもらえると、長岡京市全体として合演など活躍できる場が増えれば、音楽も広がっていくのではないかと感じた。
質問だが、7月22日の学校給食研究の夏季研修会において、中学校給食が展開される中で現場の人である調理員さんや栄養士さんの意見は出たのか?
(事務局)
この研修会については、それぞれの学校の民間委託をしている調理員及び各小学校に配置している栄養教諭、栄養士ら60名ほどが参加している。中身としては保健所から講師に来てもらい、衛生管理について研修と意見交換をする半日の研修を年1回実施している。特に中学校給食についてというテーマでは行っていない。
(委員)
新聞に、全国の小中学校で退職教員が2年後にピークを迎え、新採の経験の浅い教員が増加するというものであった。長岡京市の教員の年齢構成、今後の動向はどうなのか。
文科省が全国の校長に新任の教員の課題は何か、とアンケートをしたところ、集団指導の力と学級づくりが課題であるということが多かったようだ。
本市の「指導の重点」に学級活動の項目が新設されている。具体的にどのような取り組みをしているか教えてほしい。集団指導が難しい新採の教員にどのような支援を行っているのか。
(事務局)
年齢構成については、資料を持ち合わせてないので詳しい数字は言えないが、今後2、3年で管理職がおそらく全部変わることになるのではないかと思う。小中学校では若い教員が大半をしめる状況になってくる。学級指導等が教育を進めていく上で大きなポイントになると思う。本市では、早くから退職された校長を若手フォローアップということで新たに指導主事として配置し、小学校を中心に学校からの要望に従い、授業をみてアドバイスを行うということをしながら、若い教員の力量アップに努めている。中学校教員については専門性もあるので、市教委だけでは手が回らないところもあるので、乙訓教育局と分担もしながら若手の先生の力量アップを図っている。特に、学力ステップアップ促進事業については大学の先生の力も借りながら教員の指導力アップに努めているところである。
(委員)
小学校と中学校で年齢構成の違いは? 小学校は前から若い先生が採用されてきているが、中学校も同じようなものか?
(事務局)
小学校ほどではないが、少し遅れて中学校でも同じ流れになってくる。
(委員)
小学校ではすぐに担任を持って学級経営をしていくが、中学校ではすぐに担任を持つのか? 担任を持つ場合、学級経営の力という面から難しい課題はあるのか?
(事務局)
小学校ほど毎時間同じ学級に入らないので、教科での指導はもちろん、ホームルーム等の週の数時間の中で子どもたちの状況をつかんで指導していかなければならないという意味では力量が必要である。ただし、中学校の場合、各教科の教員が入れ替わり指導に入るため、いろんな目で子ども達をチームで見ていくということが今まで行われてきた。今後もそれを大事にしながら指導していくことが大切と考えている。
(委員)
学級経営で特別に力を入れていることはあるか?以前にQUテストがあったが今も続いているのか?
(事務局)
学級経営、集団指導について、併せてQUテストについて
子どもたちの力を付けるためには教師の指導力・授業力を高めることが必要であるが、子どもたちが自ら考え、発表しあい高めあい、しっかりした学力を身に付ける基盤としての学級経営や集団作りが大事と考えている。
QUテストは、学級集団の満足度と意欲度をアンケートで状況把握するもので8年間実施してきたが、それに代わって、学級担任が予防的な指導を行うことで、子ども達の主体的・自立的な学びを促進するよう、学級経営に関する研修を強化した。研修していただく先生を絞って年3~4回シリーズで受けてもらっている。それが指導の重点にも反映されている。
(委員)
若い教員の経験不足が故に壁にあたることも多いと思う。学習指導要領も変わり新たな教育課題にも対応していかねばならない難しい時期であると思う。教員の皆様にはしっかり対応力を身に着けてほしい。
(委員)
施設見学で、村田製作所に行かれたとあったが、目的は何か?
(事務局)
初めて教員となって長岡京市に赴任する人もいる。そこで長岡の歴史、産業について理解を深めてもらうため、夏の1日を使った初任者研修を行っている。その研修先の一つとして村田製作所が受け入れていただいた。日本を代表する先端企業であることや環境教育にも配慮されており、企業における人材育成等も含めて研修できると考えている。
10 議案
(教育長)
第17号議案 「平成29年度小・中学校において使用する教科用図書(学校教育法附則第9条に規定する教科用図書)の採択について」提案説明を求める。
(事務局)
特別支援学級在籍児童・生徒の使用教科書については検定本以外の図書の使用は学校教育法附則第9条に規定されている。使用の前年度に市教委において採択する必要がある。ついては、特別支援学級在籍児童・生徒の平成29年度使用予定の一般図書について、お手元資料の一覧表のとおり提案するもの。
(教育長)
質問意見等はないか。
(質問等なし)
特に無いようなので第17号議案に賛成の方は挙手を願う。
(全員挙手)
全員賛成。第17号議案について可決した。
11 協議事項
長岡京市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提に関する条例の一部改正について
(事務局)
9月議会に上程予定。平成28年度から私立幼稚園等就園奨励費補助金の改正に伴い、ひとり親世帯等に関する保護者負担軽減が創設されたため、補助金の交付に関する事務で取り扱う、特定個人情報を新たに追加する必要があるので条例の一部を改正するもの。
(特に意見なし)
平成28年度教育費9月補正予算について
(事務局)
放課後児童クラブの民営化するため、事業者の選定と契約のための債務負担を設定をするもの。
長五小放課後児童クラブ設置工事において、面積増加など変更が生じたため工事費全体を増額し、28年度と29年度の継続費の割合を変更するもの。
西山公園体育館施設改修工事に向けた工事実施設計費を計上するもの。
(事務局)
長四中体育館の男女トイレを洋式に改修するとともに多機能トイレを設置し、災害時の避難者トイレとしても利便性を図るための工事費を計上するもの。
(事務局)
中学校給食の施設計画の検討を進めたところ 親子方式の組み合わせに変更が生じたため、4校分の中学校給食の工事実施計業務委託を計上するもの。
また、小学校給食室の拡張工事実施設計委託の債務負担行為を計上するもの。
(事務局)
当初予算で、国庫補助金が30%カットされていたため、その見込みにおいて予算が減額されていたが、実際には6%カットということで通知があったので、見送った乙訓寺の発掘調査の実施を増額補正するもの。
(委員)
長四中のトイレ改修はされるとのことだが、他の学校のトイレ改修は終わったのか?
(事務局)
耐震化に合わせてやっているが、全部ではない。
(委員)
洋式トイレなのか?本来は和式トイレの方が立ったり座ったりして、健康上、骨を作るという意味ではよいのだが。家庭では洋式が多いので、和式だとクレームがでるのかと思う。
洋式は衛生上、便座を拭くなどはないのか?
(事務局)
特に設置していない。
(事務局)
子どもたちが特に困っているという話は聞いていない。
12 報告事項
(事務局)
教育委員会における障がいを理由とする差別の解消の推進に対する対応要領について
法律に基づき、市教委事務局、教職員が適切に対応するため必要な事項を定め、不当な差別的取り扱いを禁止するもの。
(教育長)
この要領は、法律の規定により、国が基本方針を作り、それに合わせて京都府が条例を作っている。京都府教委は要領を作っているのか?
(事務局)
府教委も要領を作っている。内容的には府のものとほぼ同じ内容。本市でも福祉サイドで条例化を進めている。
(教育長)
懲戒処分の基準が、解釈のやり方によって変わるのでは。国?府?市?その点、扱いをきっちりしておいてほしい。
(委員)
市の条例ができたときに、対応要領第1条との関係はどうなるのか?
(事務局)
市の条例ができたときには、同条例を踏まえるよう、第1条を改正することになる。
(事務局)
福祉部局とも調整はしているが、教育委員会の方が先行しているのが現状である。すでに法律は平成28年4月1日にスタートしているので、市は対応要領を早く作らねばならないとして動いているところ。
(事務局)
図書館サービス計画(案)の意見募集について
昨年、図書館協議会から答申を得た。今年度からの第4次総計の内容も踏まえ、いかに図書館サービスの充実をはかっていくか、取り組みの方向性を明らかにするため、サービス計画を策定する。この計画案は7月の図書館協議会に示して意見をいただいたものであり現在8月31日までパブリックコメント実施中。
(委員)
パブコメ期間が短いように感じるが?意見の数はどれくらいを想定しているのか? 意見募集の広報はどのようにしているのか?
(事務局)
期間は最低3週間必要だったかと思う。意見募集については、市やバンビオ等に掲示、ホームページ、広報ながおかきょうに載せている。
(事務局)
パブコメに関して定めた市の要綱があり、概ね1か月がルール。スケジュールや内容により3週間程度としても問題はない。
パブコメを行うのは、市の基本的な制度を定める条例や計画を制定、改廃しようとするときであり、図書館サービス計画は、市民に幅広く利用していただく施設でもあるので実施することとした。
13 行事予定
(事務局)
行事・会議予定について(8月18日~9月20日)
14 その他
(事務局)
9月10日午後1時から乙訓古墳群の史跡指定記念シンポジウム開催。市民ホール200名、入場無料。
15 閉会
(教育長)
16時16分に閉会を宣言する。