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教育委員会平成28年12月会議録

  • ID:6473

教育委員会会議録

 

1 日時

 平成28年12月21日(水)  午後3時00分~午後4時12分

 

2 場所

 市役所 大会議室A

 

3 出席者

教育長         山本和紀

委 員         藤原有希子

委 員         安久井由紀子

委 員    福澤秀夫        欠席 竹下委員

 

4 事務局職員

教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹

教育総務課長、教育部参事兼学校教育課長、総括指導主事 

生涯学習課長、中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長

北開田児童館長、教育総務課総括主査、同課再任用職員

 

5 傍聴者

              なし

6 開会

教育長 

開会を宣言する

7 前回の会議録の承認

      承認・署名

 

8 教育長諸報告

 

(教育長)

 11月20日 防災訓練が長岡第五小学校をメイン会場に実施された。長三小、長七小、長十小でも避難訓練があった。

 本市では今年は大きな災害はなかったが、大雨を心配する状況は続いている。今回の訓練は直下型地震を想定して行われた。地震は忘れたころにやってくるというが、最近ではいつ起こってもおかしくない状況であり、全国各地では震度3、4の地震が頻繁に起こっている。地中にエネルギーが溜まってきているようなので、常に起こるかもしれないということを心にとどめて対応したい。

 11月26日 乙訓小学生ふるさと駅伝。

 本市が5連覇した。長八小が優勝、2位は向日市第5向陽小学校だったが、3~6位の入賞までは長岡京市が独占した。本市としては大変に喜ばしい。引き続き来年に向けて頑張ってほしい。しかし、京都市の大文字駅伝では叱咤激励して練習している中、子どもが身体を痛めることが多いと報道されていた。それでは元も子もないので、無理をせず体調管理をしながら進めてほしい。

 12月議会開会

 今週月曜日に議案すべて可決して閉会した。一般質問では、英検受験料の助成、グラウンドの新規建設、バドミントン・ファミリーバドミントンを授業に取り入れること、リンクブックの普及状況、学校の樹木管理、キッズベンチャー教室の実施、だれでも使えるトイレの設置促進、制服(LGBT)の配慮、就学援助の周知徹底と適用拡大についての質問が出た。担当課と調整しながら答弁した。取り組めるものは速やかに、調査研究必要なものは内容を協議しながらやっていきたい。

 本日、女性フェスティバルがあった。いつもは年明けだが今年は公民館の空調工事のため年内実施となった。挨拶の中では「気」の話をした。今日は冬至であり、二十四節気の一つである。1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたのが二十四節気である。大自然の中には季節という季(気)があり、この自然に体を置く人間の中には「気」がある。心身共に元気でいるには「気」をバランスよく保つ必要がある。もともと人間の「気」の調整は呼吸法にあると言われるが、大自然の「気」をいかに自分自身の「気」に取り込むかということである。最近では大自然の二十四節気も乱れている。今日は冬至なのに18度と温かい。寒いときは寒く、温かいときは温かく、が摂理のはずが、近年は自然の「気」も乱れ、人の「気」も乱れていることも多い。

 自分の身をいかに大自然の中に置くのか。自分の思いをしっかり持ち、大地に足をつけて進むべきものが、気を病むと旨くいかない。やまいの「気」、病気にならないよう、元気という「気」を遣って、皆が心身共に健康でありたい。12月は繁忙期なので、管理職は心と体をうまくコントロールして健康の自己管理を。自分自身に気を遣うのと同様、部下にも気遣ってほしい。1月は予算査定や第4四半期の行事が始まる。しっかり「気」を溜めて頑張っていきたい。

 

 

9 行事・会議結果報告

      各課長諸報告

       (行事・会議報告資料に基づき説明)

      中央公民館、1月~3月空調工事があるため事業を前倒しして実施した。

 

(質問・意見等)

 

(委員)

 明日は終業式。子どもたちが地域に戻る。北開田で餅つき大会をしたと聞き、大変良いと思う。家で餅つきをやることはほとんどない。お正月らしさが年々欠けてきている中で、子どもたちにはできるだけ地域に帰ってお正月の遊びや昔遊びなどに慣れ親しんでもらえればと思う。

 12月16日の新聞でスポーツ庁の2016年度全国体力テストの結果公表があった。全国的には体力が上がっているとなっているが、京都府は男女とも平均を下回っている。同じ16日の新聞の中で部活動についての記事があった。部活動が子どもの負担になると同時に教職員の負担にもなっており、休養日を設けてはどうかとあった。以前、本市教職員のアンケートでは部活動よりは会議や事務等が負担を占めている、という結果だったと思うが、部活動の負担もあると思う。本市は今後、部活動について週1回休養日を設けていくのか、吹奏楽など文科系も合わせてどう考えているのか聞かせてほしい。 向日市は休養日を設けていると聞く。

 

(事務局)

 この体力テスト調査については学校から直接文科省へ送っているので、長岡京市の状況は遅れて文科省から来ることになるため現時点で比較できない。ただ、昨年度と比較すると全国を上回っている。今年度の情報がわかり次第報告したい。

 部活動の休養日については、現在のところ検討中である。

 

(委員)

       練習のし過ぎで怪我につながる、という報告はないのか?

      

(事務局)

        怪我の報告はあるが、理由が練習のし過ぎかどうかは把握してない。

 

(委員)

        子どもにも教職員にも負担のないように休養日について検討を願いたい。

 

(委員)

  学校教育の重点・社会教育の重点について。来年度版の準備がされているところだと思う。ほとんどの内容を変えずにその年度に必要な項目が追加されたり文章表現が修正されたりしている。全体的に毎年同じような印象を受けるので、現場の先生方も興味が持てないのではと心配している。一般的にその年度の目標とか課題が書かれているのが本来だと思うがどうか。

 

(事務局)

 重点については、恒久普遍的な部分と変えていく必要がある部分がある。学校によって課題が違うので、市としてこれだけとポイントを絞るのはなかなか難しい。現在のところ全対象的なものを出している。目標とか課題だとかの表現を検討していくべきと思うがまだその段階まで行っていない。

 先生方にわかりやすくということで今のリーフレット形式にするなど変えてきたが、今の良さを取り入れつつ見やすくすることも取り入れるべきかと考えているところ。

 

(委員)

       難しい部分があるのは推察できるが、今年度はこれで、というちょっとしたメッセージがあれば、先生にしても学校にしても社会教育関係団体にとっても今年度の課題を考えるいい機会になると思う。検討してほしい。

 

(事務局)

 教育委員会としては、「明日も学びに行きたくなる学校づくり推進構想」を持っており、その中のテーマに「学力向上」「不登校・いじめ・虐待」の2点を重点的に取り組んでいこうとしている。指導の重点以外に別冊を作って校長会に提起している。

 

(委員)

 中学校の部活動の記事、私もみて興味を持った。部活の休養は現在は1日もないのか?

 

(事務局)

  特定の曜日を休みにしているところはない。学校によって対応が違う。補習等があるときは部活を休みにしていたりする。土曜、日曜に大会や試合があるときは続ける場合もある。保護者によっても意見が違う。各校長からクラブ顧問に子どもの疲労に配慮するようにと指導を入れていただいている。

 

(委員)

       先生方の負担はあるが、子どもの目標もある。大会が近付くと休めないということもある。そのバランスが大事で必ず休むというだけでなく、バランスを考えながら運営してほしい。 

        中央公民館で映画をやっていたようだが、12月に良いものがあった。来客状況はどうだったか?映画の選定はどのようにされているのか?

 

(事務局)

       かつては市が実施しているものもあったが、今は各団体が実施されている映画である。有料の場合と無料の場合があり映画によってばらつきがある。客数は市民ホールは最大400人入ることができるが、大体100人くらいまでのところが多い。

 

(委員)

 私自身中学生の頃からよく映画をみて、学ぶことができたと思う。PRなど工夫して参加者が増えるようにしてほしい。

 新聞でいじめについての記事があった。3割が相談していないという。相談するのは難しいし、またその場を設けるのも難しいとは思う。そこで、先生方のアンテナは非常に大事だと思う。先生方のいじめに対する研修や教育などは実際どのようにしているのか教えてほしい。

 

(事務局)

 いじめについては子どもが相談しにくい一面があるというのは理解している。府のアンケート形式のものを年2回行い、子どもの変化を見ようとしている。中学校では、それを使って個別面談、教育相談週間として子どもたちが話しやすい環境を作る取り組みを行っている。そこで言える子はいいが、言えない子もいるので日常的にアンテナを張る必要があるということで、担任クラスだけでなく、学年を通じて変化を見つけるようにしている。小学校では朝登校時に迎えて表情に変化がないかを見ている。中学校では教科ごとなので、関わる教師が多くなる。従ってお互い共有するようにしている。

 研修としては、市全体として夏に教育支援センターの研修で教育相談についての講義を入れてもらっている。校内での研修会も対応策も含めやっている。認知件数だけみると京都は一位となるが、それだけ気になることを件数にあげていることであり、これを一つ一つ丁寧に対応しているところである。

 

(委員)

        早期発見して対応していくことは重要だと思う。先生方の持っている感度もあると思うが、経験からくることも多いと思う。その経験のある方が若い方に伝えていくことが大切だと思う。OJTも含めた研修をよろしくお願いしたい。

 

(委員)

  いじめの取り組みは進んできていると感じるが、全国的にはいじめに関する事件が起こっている。福島から避難してきた子どもがいじめにあったと報道があった。先日の新聞でスウェーデンと日本のいじめの違いが載っていた。スウェーデンでは暴力が多く、日本は仲間外れや陰口など暴力を伴わない傾向が強いという内容であった。ここで注意を引いたのはスウェーデンでは人権問題ととらえて大人を巻き込んでやめさせることを長年取り組んできたという。日本ではいじめは学校だけに焦点が当たりがちだが、学校だけでは限界があるのかと思う。大人も子どもも人権問題ととらえ、一緒に取り組めたらと思う。

 

10 議案

 第19号議案 長岡京市スポーツ推進委員の委嘱について

 

提案理由

(事務局)

  スポーツ推進委員は市民のスポーツの普及、推進のためスポーツ基本法に基づき教育委員会が条例に定めている。24名定員のところ、現在15名であり、定員に達していないスポーツ推進委員を今回1名補充するので提案する。

     (別紙名簿参照)

 

(教育長)

 質問意見等はないか。

  (質問等なし)

 特に無いようなので賛成の方は挙手を求める。

  (全員挙手)

 全員賛成。第19号議案は可決された。

 

 

11 協議事項

・平成29年度教育費予算について

(教育長)

 本市情報公開条例第6条第5号の規定する意思形成過程にある情報で、市と協議中であり、公開することにより公正かつ適正な意思形成に著しい支障があると思慮される。よって、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項及び本市教育委員会規則第15条の規定により議決を願う。規定によりこの議決に関する討論はなしとする。

 非公開とすることに同意いただける方の挙手を求める。

(全員賛成)

 この案件については非公開とする

 

  (非公開協議)

 

(教育長)

        それでは、平成29年度教育費予算についての協議を終了する。従って、非公開の協議については終了とする。

       

12 行事予定

(事務局)

       行事会議予定について(12月22日~1月18日)資料に基づき説明。

              明日終業式

              4日、年賀交歓会

              9日、成人式、委員の出席を願う。

 

13 その他

    なし

 

15 閉会

(教育長)

 16時12分に閉会を宣言する。

 

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長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

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ファクス: 075-951-8400

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