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教育委員会平成29年1月定例会会議録

  • ID:6546

教育委員会会議録

 

1 日時

 平成29年1月18日(水)  午後3時00分~午後4時02分

 

2 場所

 市役所 大会議室A

 

3 出席者

教育長         山本和紀

委 員    竹下 賢(教育長職務代理者)

委 員          藤原有希子

委 員          安久井由紀子

委 員      福澤秀夫        

 

4 事務局職員

教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹

教育総務課長、参事兼学校教育課長、総括指導主事 

生涯学習課長、中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長

北開田児童館長、教育総務課総括主査、同課再任用職員

 

5 傍聴者

              なし

6 開会

(教育長) 

開会を宣言する

7 前回の会議録の承認

承認・署名

 

8 教育長諸報告

 

(教育長)

 温かい年末年始であった。市内では平穏無事に健やかな年末年始を迎えられたことと思う。こういった日が続くよう祈りたい。

 8日、出初式。あいにくの雨となり、消防団、企業の消防隊、消防署の皆さんは、寒く冷たい雨の中での式典となった。出初式を見るたびに、災害の度に出動され、ご苦労いただいている皆さんに頭が下る思いだ。

 9日、成人式。委員の皆さんにも出席いただいた。対象者は784人。毎年70%前後の出席率で、500人台の出席者であった。開催挨拶をしたが、近年にない静かさで驚き感動した。マナーを守るということは、注意されるとか、どこかに注意書きがあるからということではなく、一社会人として当然の行動をとることが本当の大人の社会人である。今年もいい雰囲気での式典であった。

 15日、大雪。ガラシャロードレースは中止となった。準備にあたる関係者は大変だったと思うが安全確保のため中止はやむを得ない。

 雪にかかる歌を一句。古今和歌集に「冬ながら 空より花の散りくるは 雲のあなたは 春にやあらむ」とある。冬来たりなば春遠からじの心境である。現代は冬も暖かくして社会活動ができるが、平安の御世はそうではなかった。雪が積もれば家の中にいるしかなかったため、春が待ち遠しい思いはとても強かった。一方、何もかも白一色になる雪景色は美しい。こんな自然美を子どもたちも十分感じてほしい。時ならぬ積雪は日曜でもあり、早朝から雪だるまを作る子供の声が楽しそうだった。季節感あふれる心温まる光景であった。

 16日、文化財保護審議会。寂照院山門の仁王像2体を市指定文化財とするための諮問を行い、即日、答申をいただいた。14世紀の作品であり、指定文化財としてさらなる保存を図り、歴史を守り未来に繋げていきたい。

17日、阪神大震災から22年経過。その当時、倒れた家屋に下敷きになりながら生きていても、当時は救助体制が不十分で、助けられずにみすみす命を落とされたケースも多かった。震災時の対応は阪神大震災を契機に飛躍的に前進した。その後、東北での大きな震災があった。災害は我々の生活の中に重い位置を占めている。豪雨災害は最近では各地で頻発しており、常に災害への意識、対策は怠らないようにしたい。

 その他、社会情勢では、年末に新潟県糸魚川市で大火災があった。焼失は7万平米に及び、多くの人が年末の寒空に焼け出された。住宅密集地であり風も強く、消防力の限界があった。改めて火災に対しても無力さを思い知らされた。

 将棋の対局では、最年少・中学生の藤井四段が、最年長76歳の加藤九段を破った。加藤九段は、藤井四段がプロデビュー最年少記録を破るまでその記録を持っていた人。負ける方は悔しくもあるが、若い力が出てくることは頼もしい。

 ㈱電通の過労自殺。勤務実態が表に出た。社長が辞意を表明している。事業所として刑事罰を与えるべきと送検された。今後、労働事情に大きく影響するだろう。ブラック企業は確かに存在し、自分の命を削って働いて会社を支えることはいかがなものか。しかしこのエネルギーで日本社会が成長してきたのも現実。これらの反省を踏まえて、社会を更に進展させることが求められる。

 

9 行事・会議結果報告

      各課長諸報告

       (行事・会議報告資料に基づき説明)

 

 (事務局)  

 教職員用USBメモリースティックの紛失について。中学校の講師の先生が机に入れていた教職員用のUSBメモリースティックがなくなっていることに気づき管理職に報告があった。校外には持ち出しておらず、校内で清掃作業時に誤廃棄したものとみられる。中身は教材資料、学級通信、1、2学期の所見の下書きが入っている。このメモリースティックは市教委が暗号化処理をして配付しているものである。市教委として、再発防止の指導徹底を図った。当該学校では1月11日に中学校保護者説明会を実施した。

 

(質問・意見等)

(委員)

 USBメモリースティックの紛失事件について。意識の問題であり、重要性の意識が徹底していなかったということで、その改善が必要と考える。そのデータ内容の所見の下書きというのは通知表とほぼ同じようなものだと思われる。これはUSBに保存すべきでないのではと思う。検討をしてほしい。11日に保護者説明会を開催したとのことだが、どういう状況であったか。

 

(事務局)

 個人情報という観点からいっても、十分指導徹底をしていかねばならない。校長会議でも、再度意識改革をするよう指示徹底をしているところである。

 1月11日の保護者説明会は、参加者5名であった。特に大きな問題はなかったと聞いている。

 

(委員)

 避難訓練について。火災は校庭に出ると思うが、地震のときはどのようにしているか。火災と地震ではドアの開け閉め等、対応が違う。子ども達にはそんな知識等も必要である。

 職員室の動きはどうしているのか?ほかの施設ではどうか?

 大雪警報について、学校は休みにならない。しかし危険を伴う。雪道通学にあたり、通学路の安全確保について指導してほしい。

 

(事務局)

 避難訓練については、事前指導で子どもたちに対応を担任教師から伝えることを行っている。地震は突然起こるので、訓練をその日にするということは伝えるが、いつするかは抜き打ちでするということも近年やっている。

 職員室の教員の動きは、年度当初にどういう体制をとるか共通理解を図っている。出入口チェック、警察・消防への連絡(実際にはしない)など行っている。

また、振り返って改善すべきところは改善している。

 

(事務局)

 中央公民館、図書館、生涯学習課、記念文化会館で年2回防災訓練をしている。消防にも参加してもらい、市民の方にも呼びかけている。火災を前提として実施し、後、反省会もしている。

 

(事務局)

 教育支援センター単独ではしていないが、バンビオで1.2番館管理組合者主催合同で年2回実施している。センターと同じ階にキッズスクエアという認可外保育所があるので、そこの子どもと一緒に避難するということもしている。

 

(事務局)

       年度当初に職員だけでの避難経路の確認、消火器の確認等はやっている。

 

(事務局) 

 大雪警報については、今回はちょうど日曜日であった。2年ほど前に元旦、15、6年前にも一度あったと思う。子ども達にはその機会をとらえて、転倒、車との接触等考えられるので、雪が降った時に指導していかねばならないと考えている。

 

(委員)

       雪道だと自転車や車が普段とは違うように走ったりする。雪が降るとわかったら事前に子ども達に話してほしい。

 

(委員)

 成人式について。人生の節目であり、自分で祝える、多くの人から祝ってもらえるのは喜ばしいことで価値のあることと思う。大人の自覚、社会人としての自覚を促す大きな役割を果たしていると思う。約70%の出席とのこと、事情はあると思うが多くの人に出席してもらえればいいと思う。

 図書館のことだが、読みたいと思う本は予約されていることが多く、なかなか手元に来ない。時が経つと予約していることも忘れてしまう。年代によって要望は違うと思うが、市の拠点として魅力ある図書館を目指してほしい。図書館サービス計画ができたということで、次年度具体化していこうとしているものがあれば教えてほしい。図書館協議会が開かれているが、事業計画についてどのような意見があるのか聞きたい。

 

(事務局)

 サービス計画の具体化について、現在予算の時期で検討しているが、現状としてはより細かく検討した方がよいと言われている。ブックポストの設置について、西山天王山駅にポストを置くにしても、いろんな機関と調整が必要なのでもう少し時間が必要だ。学校と公立図書館との連携をどう深めていくのか。学校図書館司書教諭を通じて各学校の意見を聞いたりして進めている。

 図書館協議会は年3回開催している。それぞれの意見を聞いて今回のサービス計画としている。2月に今年度をまとめ、来年度の意見をいただく予定としている。

 

(委員)

 予算が伴うので難しいと思うが、お金をかけずに図書館の魅力を感じる第一歩が踏み出せればよいと考えている。検討お願いしたい。

 

(委員)

 福岡県でハンドボールのゴールが倒れて亡くなられた。設置がきちんとされていなかったと聞く。本市の対応はどうか。

 13日、研究協議会に参加した。その中で2つ関心があった。教諭の経験年数の推移をみた。小中とも、初任者の割合が高くなってきている。ベテランの割合が減っている。本市の状況はどうか。初任者への対応の工夫が必要では。

 AET(ALT)の課題は生活面でのサポートと学校内でのコミュニケーションがうまくいかず、必ずしも能力が十分に発揮されていない状況があるとの話があった。本市の状況はどうか。

 

(事務局)

 ハンドボールゴールの事故の件については、翌日に各学校に管理の状況を確認した。現在土嚢を積んで緊急対応した。

 

(事務局) 

 教員の年齢層について。本市でも全国と同じ状況。50代の管理職が多く、40代の教師は少なく、30代、20代が大半を占めている。若い教師が多いので、市教委としては退職校長やベテラン教諭に自分たちのノウハウを伝授するようお願いしている。退職校長が指導主事として市教委にいるので、若手フォローアップとして、2、3年目の教師や講師の授業をみてもらって個別に指導してもらうようにしている。

 AETについて。本市では姉妹都市のアーリントンから直接雇用している。以前は2名だったが、1名帰国してその補充がないので、現在1名は派遣業者から来てもらっている。

 アーリントンから来ている方についてはコミュニケーション能力も高く、子どもたちとも非常にいい雰囲気の中で学習できており、心配は全くないと思う。派遣業者からの1名も順調にやってもらっている。

 市教委に英語担当の指導主事がいて、対応してもらっているので、日本語もだいぶんわかるようになってきている。

 

(委員)

       姉妹都市からの派遣は補助を受けているのか?

 

(事務局)

 市の単費で全部対応している。生活面のフォローは学校教育課職員がしている。

 

(委員)

 退職が多いということで、学校に顧問のようなポジションを置くのは難しいのか?

 

(事務局)

 基本的には校長が最終責任をとるものであるので、市教委としては指導主事(退職された校長先生)での対応を行っているのが現状である。

 

 

10 議案

第1号議案 長岡京市教育委員会公印規程の一部改正について

 

提案理由

(事務局)

       現状に合わせて改正するもの。

 

(教育長)

 質問意見等はないか。

  (質問等なし)

 特に無いようなので賛成の方は挙手を求める。

  (全員挙手)

 全員賛成。第1号議案は可決された。

 

       

11 行事予定

(事務局)

       行事会議予定について(1月19日~2月15日)資料に基づき説明。

       27日 研究発表会。

    28日 子ども議会。各中学校から2名が議員となる。

    30日、乙訓教育委員会連合会の研修。

 

12 その他

    なし

 

13 閉会

(教育長)

 16時02分に閉会を宣言する。

 

               

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