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教育委員会平成30年5月定例会会議録

  • ID:7790

教育委員会会議録

1 日時

平成30年5月16日(水曜日)午後3時から午後4時08分まで

2 場所

市役所会議室7

3 出席者

山本教育長、藤原委員、安久井委員、福澤委員、京樂委員

4 出席説明員

教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹、

教育総務課長、教育部次長兼学校教育課長、学校教育課主幹、

総括指導主事、生涯学習課長、同課主幹、中央公民館長、

図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長、

教育総務課課長補佐、同課担当主事    

5 傍聴者

なし

6 開会

(教育長) 

開会を宣言する。

7 前回の会議録の承認

承認・署名

8 教育長諸報告

(教育長)

4月20日、府内市町(組合)教育委員会教育長会議。府教委の幹部全員・府内全教育長出席のもと、教職員の働き方改革等、今年の課題や新学習指導要領の一部実施に関する説明。

4月23日、乙訓教育委員会連合会幹事会及び乙訓管内教育長会議。4月20日の内容を受け、乙訓管内の本年度事業の内容や計画の説明、確認。

4月26日、近畿都市教育長協議会定期総会。26日から27日の2日間のうち、26日総会のみ参加した。各市教委からの状況報告には、教職員の働き方改革等の共通課題が挙がり、各市の意見を聞くことができた。

5月5日、アーリントンへの留学生徒が無事に本市へ帰ってきた。言葉が通じなくて打ちひしがれたと思うが、その悔しさで次へのチャレンジ精神を芽生えさせてほしい。勉強は、限界が見えたように感じて挫折し、そこから立ち上がるときに成長のエネルギーが生まれる。仕事も然り。前年の手法を繰り返すのではなく、少しでも改善しようと行動するときには摩擦熱が生じる。それをプラスに転じることは大事なこと。管理職は、各課の課題解決にあたり、マイナス面ばかりを捉えて変化の芽を摘んでしまうことがないか。職員に前向きの姿勢があれば積極的に評価し、先頭に立って前へ進めてほしい。

5月7日、次年度の中学校「特別の教科・道徳」の教科書採択に係る第1回採択協議会。何回かの審議を経て8月中に採択協で決定予定。その決定教科書について各市の教育委員会で議論し、最終採択手続きに向けて進んでいくことになる。

5月7日同日、乙訓教育委員会連合会総会。大山崎教育長が本年度の会長当番。本市の藤原教育長職務代理者が乙訓教育委員会連合会の副会長と併せて、京都府市町村教育委員会連合会の幹事に就任。そして京都府市町村教育委員会連合会の幹事会が昨日5月15日に開催され、その副会長に就任された。

5月11日、平成30年度第1回京都府都市教育長協議会。各市の課題について情報交換。

9 行事・会議結果報告

各課長諸報告

(行事・会議報告資料に基づき説明)

(質問・意見等)

(委員)

アーリントン訪問団の報告書の写真を見ると、初日から笑顔いっぱいで、いい旅だったのだろうと思う。少しでも通じ合った喜びを忘れず、もっと勉強を、という気持ちが芽生えてほしい。

修学旅行について。中学校は九州、沖縄、小学校は名古屋が多いと思うが、市内で統一されていないので、各学校の行先はどのように決めているのか聞きたい。

不登校児童生徒支援モデル事業について。本市の不登校の現状はどうか。修学旅行など、課外授業では一人でいる生徒を見つけやすくなると思うので、特に注意して生徒をみてほしい。

(事務局)

修学旅行については、各学校で決定している。校内で検討委員会をつくり、業者からプロポーザルを受けた内容を踏まえ、予算を勘案し校長権限で決定。かつては信州方面が多かったが、時代とともに変わってきている。関東、北海道の時期もあり、最近は南九州と沖縄が多い。小学校は1泊2日で行ける範囲で検討し、コースが決まる。

不登校については、29年度は28年度より若干減少しているが、なかなか減らすことが難しい。課外授業では普段と違う姿が見える。修学旅行をきっかけに学校に戻れる生徒もいるので、学校では貴重な機会ととらえている。

(委員)

増えてはいないということでひとまず安心した。修学旅行については、学校によって大きな差が出ないように、例えば距離の制限など、何か規定はあるのか。

(事務局)

特に規定は設けていないが、大きな差は出ていないと思う。

(委員)

新潟県で、下校途中の小学生女子児童の痛ましい事件があった。日頃から登下校時は気をつけて見守り活動をしてもらっているのでとてもショックだが、どこの地域でも起こりうることだと思う。不審者情報の届け出があった場合、連絡体制等の対応はどのようになっているのか。

(事務局)

学校に報告されたり、警察に通報されたりするが、いずれも教育委員会に情報が集約され、ケースによって危険度をランク付けし、ファクス等で学校への共有化を図っている。また、学校に連絡が入った場合は、タイムラグを少なくするため近隣の小中学校にも直接連絡してもらうように依頼している。

(委員)

安心、安全にはこれで十分ということはない。教育委員会から学校への情報提供のほか、地域への情報提供はあるのか。

(事務局)

学校から保護者へメール配信されるケースはあるが、地域への連絡は特にない。

(委員)

「こども110番のいえ」や地域の見守り隊など、地域で活動してくださっている方はあるが、地域に伝えるのはなかなか難しい。子どもや地域への注意喚起、通学路の点検、見守り、定期的な情報交換が必要。いろいろと考えていかなければいけない。

乙訓教育委員会連合会総会で、道徳の話が出た。小学校は今年度から教科指導開始、中学校は次年度に向け教科書採択をはじめ、準備が進んでいる。小学校に比べて中学校の方が難しいという話もあったが、本市の状況はどうか。

(事務局)

教務主任会で研修をしたり、担当者を集めて研究会的なものを実施したりして、各学校へ広げてもらう取り組みをしている。中学校では小学校に比べて発問に答える生徒が少なくなるので、発問の仕方をはじめ、授業の工夫が必要である。評価もするので、市教委でも継続的に研修をしていかなければならない。

(委員)

「考え、議論する道徳」と言われているが、中学生という年代が自己の内面を見せられるだろうか。また、教員も若くなっており、指導の難しさがある。ともに学ぶ姿勢が必要だと思う。

(委員)

学校だよりに、修学旅行が載っていた。事前学習も行われているようで、事前準備をすることによって行った先でさらに学べると思うので、引き続き取り組んでほしい。

5月13日のニュースによると、「こども110番のいえ」が2013年末と2016年末を比較すると、3年間で約15万か所減っているという。一度も利用されていないため形骸化も指摘されているようだが、本市には何か所くらいあるのか。また、やはり減少傾向にあるのか。

商店も協力されているが、実際には人目が多い商店街よりも、人通りの少ない住宅街でこそ機能してほしい。しかし最近は共働き世帯が多く、若い世代が日中在宅している家庭は少ないため、実際には対応が難しいと思うが、現状を知りたい。

(事務局)

「こども110番のいえ」は警察が中心となっているため、市内の数は把握していないが、警察も減少に危機感を感じていて、チラシの配布の依頼はある。

修学旅行は特別活動に位置付けられるが、合唱コンクールや運動会と同じように、その日だけでなく、前後の取り組みを通して子どもたちの成長を促そうとするものなので、その活動だけでなく、それ以前と以後の子どもたちの成長を見守っていきたい。

(委員)

記事には「こども110番のいえ」の運用は自治体や学校が中心になっているとあるが、学校単位では学区内の状況を把握しているのか。

(事務局)

10年以上前に、全国的に子どもが対象となる事件が発生したことをきっかけに、警察が各小学校やPTAに依頼して始まった。例えば、PTAの地区委員が校区をまわり、昼間に在宅している商店や家などに依頼して「こども110番のいえ」のプレートを玄関先に貼っていただいた。また、自転車の前に「パトロール中」と表示したりして、地域の目が光っていることを不審者に知らせていくことが一番の目的。

危険個所の安全マップを作る際に、110番の家を掲載している場合もある。「こども110番のいえ」は、廃業や高齢化などにより減少傾向にあると思う。

(委員)

効果があるか判断は難しいが、学校としても検討課題に挙げてほしい。

(事務局)

毎月20日が防犯推進の日にあたり、校区単位で下校時刻に合わせ、防犯委員がミニパトロールカーで回っている校区もある。熱心な校区は週1回行っているところもある。集団下校ではないので、その時刻に回っているので犯罪の抑止力になる。

(委員)

アーリントン訪問について。経験者を2人知っているが、学び全体に対する姿勢が変わった、取り組むということがどういうことが分かった、この取り組みを続けてほしいと話していた。今後もこの有意義な取り組みを続けてほしい。

2020年の大河ドラマの主人公が明智光秀に決定。恵解山古墳は、山崎の合戦において光秀側の陣になったと考えられている。古墳だけではない文化財活用のアピールができるのではないか。

昨年発見された細川藤孝の文書には、明智光秀、織田信長、里村紹巴と大河ドラマにキャスティングされるであろう4人の名前が出てくる。里村紹巴は、これまでにキャスティングされたことはないと思うが、光秀の最後の連歌会に同席していたことが確実な人物なので、その人物が登場する文書をぜひ活用してほしい。

弟国宮遷都1500年の記念シンポジウムにパネリストとして出られる梅林氏が、「戦国の長岡は大名が育たなかったことが大きな特徴」と言われているが、「戦国の長岡は大名を必要としなかった」ことも面白いと思う。乙訓地域、勝竜寺城等ができるだけ多く大河ドラマに取り上げられることを目標にがんばってほしい。

また、これを契機に、長岡京の観光客を増やす意味でも学術的価値のあるパンフレットを作ってほしいと思う。1、2年で配り終えるようなものでなく、長く使えるようなものを、腰を据えて作ってほしい。文化財の活用につながると思う。大河ドラマだけでなく、弟国宮遷都年1500年事業も合わせてしっかり進めてほしい。

(事務局)

書状は重要な素材になると思う。大河ドラマは、すでに商工観光課を始めとする庁内のプロジェクトチームが立ち上がっており、歴史的事実を押さえながら積極的な観光誘致に、と取り組んでいる。素材を整理し、大河ドラマが終わった後も盛り上がれるような展開にしたいと考えている。

10 議案

・第5号議案 長岡京市スポーツ推進審議会委員の任命について

(事務局)

長岡京市スポーツ推進審議会委員の推薦団体内での異動に伴い、その後任を任命する必要があるため提案する。任期は平成31年6月30日まで。

(教育長)

賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

(教育長)

全員賛成。第5号議案は可決された。

・第6号議案 長岡京市社会教育委員の委嘱について

(事務局)

長岡京市社会教育委員の人事異動に伴い、その後任を委嘱する必要があるため提案する。任期は平成31年3月31日まで。

(教育長)

賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

(教育長)

全員賛成。第6号議案は可決された。

・第7号議案 長岡京市教育支援委員会委員の委嘱について

(事務局)

長岡京市教育支援委員会委員の任期満了に伴い、後任を委嘱する必要があるため提案する。任期は平成31年3月31日まで。

(教育長)

賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

(教育長)

全員賛成。第7号議案は可決された。

・第8号議案 教育支援センター研究部門研究委員の委嘱について

(事務局)

教育支援センター研究部門研究委員の任期満了に伴い、後任を委嘱する必要があるため提案する。任期は平成31年3月31日まで。

(教育長)

賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

(教育長)

全員賛成。第8号議案は可決された。

11 協議事項

・平成30年度教育費補正(6月)について

(非公開協議)

12 報告事項

・専決処分の報告について

(事務局)

(資料に基づき説明)

・長岡京市立の小学校及び中学校に勤務する府費負担教職員の服務に関する規程の一部改正について

(事務局)

(資料に基づき説明)

・アーリントン訪問団報告について

(事務局)

(資料に基づき説明)

13 次回定例会までの行事・会議予定

(事務局)

行事会議予定について(5月17日~6月20日)資料に基づき説明。

14 その他

なし

15 閉会

(教育長)

午後4時08分に閉会を宣言する。

 

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長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

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